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2008年01月12日 B型肝炎ウイルスコア関連抗原(HBcrAg)定量

 抗ウイルス剤による治療中の方の休薬時期を見極めるときに参考になる検査法が保険適用になっていました。
 昨年12月14日の薬事日報で紹介されています。 「B型肝炎ウイルスコア関連抗原(HBcrAg)定量」
 腕からの採血で、肝細胞内のウイルスの動向を推定することができる検査のようです。
 ラミブジンやエンテカビルなど抗ウイルス剤で治療していると、B型肝炎ウイルスの増殖を強力に抑制するために、末梢血によるHBV DNAが測定感度以下になってしまいます。
 このようなときに、本検査で末梢血の採血で、HBVコア抗原の有無を定量的に検査する方法です。

 検査キットは富士レビオ製、「SAX01T_143_SCL HBcrAg.indd」  

 肝細胞内のウイルス量を直接測定する方法ではありません。
 B型肝炎ウイルスコア抗原関連(HBVcrAg)定量 保険点数290点
 免疫学的検査判断料 140点(月1回限り)
で保険適用です。

 検査キット添付文書 解説から-------------
操作が簡便で且つ広い測定範囲を有する高感度なHBV定量系として開発されました。測定対象となるHBVコア関連抗原は、① HBe抗原( HBeAg )、② HBc抗原( HBcAg ) およ
び③ 分子量22kDのp22crと呼ばれるHBVプレコア蛋白の3種類であり、ラミブジン等の逆転写酵素阻害作用を有する抗ウイルス剤治療時においても血中に放出されていると推測されるため、肝組織中のウイルス量を反映し、B型肝炎患者の診断補助および経過観察、抗ウイルス剤治療時の効果判定、薬剤投与中止の可能性判断および病態把握に有用な情報を提供すると期待されます。それに加え、検体が血清および血漿であることから生検に比較して採取および取扱いが容易であり、且つ全自動化学発光酵素免疫測定システムを用いる為、測定操作も簡便であります。

----------------- 以上

投稿者 sin : 2008年01月12日 06:39
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