
2010年第5回入院の18日目です。
2010年8月27日の血液検査の結果、次のことが分かりました。
1.肝機能の指標のAST(GOT)とALT(GPT)は、3桁の異常高値を示しているものの減少傾向にあります。
2. 黄疸の判断指標となるT-BIL(総ビリルビン)は、基準値(0.3~1.2mg/dl)上限の約2倍となりました。
3.炎症や組織障害の存在と程度を推測するCRPは、0.313とほぼ基準値(0.30mg/dl以下)に下がりました。
上記の検査結果を元に、主治医は、私のために特別に30分の時間を取られ、次のような説明をされました。
黄疸の判断指標となるT-BIL(総ビリルビン)の数値からすると、肉眼では確認できませんが、黄疸です。胆道閉塞症が疑われます。この原因は、造影CT読影から判断すると、尿膜管がんが肝臓や胆のうを圧迫している可能性が高いでしょう。
このまま上昇すると、胆道感染症(胆嚢炎、胆管炎)や数日中に死亡することが多い急性閉塞性化膿性胆管炎になる可能性があります。
このため、今のうちに、内視鏡的ステント治療にするか、経皮経肝的胆道ドレナージにするか事前に決めておきましょう。本日は、当面の対応方針に関する概要説明であり、詳しい説明は内科医に後日していただくようお願いしています。結論は、その上で出してください。
これに加えて、それぞれの治療方法の概要、利点と危険の説明をされました。
いよいよ闘病生活が敗北しつつあり、治る見込みはない、来るべきときが来たと悟りました。自覚症状としては、肝機能低下に伴う全身のかゆみがあります。
病室に戻り、インターネットで調べると、内視鏡的ステント治療が第一選択療法らしいということが分かり、日本消化器学会のサイトの胆管ステントを調べました。ただし、主治医は、手術時に体内注入するガスがふさがりつつある小腸の穴を拡大しかねない、将来的に腸閉塞により逆流し、感染した場合、死に至る急性閉塞性化膿性胆管炎になりかねないなどのリスクを強調されました。
残りの闘病生活を考えると、生活の質(QOL)が重要です。大腸に穴が開くかどうかは、やってみないと分かりません。結論としては、体をチューブだらけにして徹底抗戦するのではなく、残り少ない闘病生活で身体への負担や痛み、管理が楽な方法を選ぶことになりそうです。
今後の治療は、胆嚢、膿瘍、抗がん剤という順番です。抗がん剤投与が2か月は遅れるので、寿命はかなり短くなったかもしれません。
参考データ
【AST(GOT)(基準値:13~33IU/L)】
2010年8月27日 302
2010年8月25日 439
2010年8月23日 665
2010年8月20日 230
【ALT(GPT)(基準値:8~42IU/L)】
2010年8月27日 547
2010年8月25日 646
2010年8月23日 673
2010年8月20日 210
【T-BIL(総ビリルビン)(基準値:0.3~1.2mg/dl)】
2010年8月27日 2.1
2010年8月25日 1.3
2010年8月20日 0.3
≪関連ブログエントリー(記事)≫
2010年8月24日 薬物性肝障害の否定
2010年8月22日 薬物性肝障害の疑い
2010年8月16日 主治医への合併症対策等の確認
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2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記
【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
膀胱切除術(その1)
臨床的観察に基づく浸潤性表在性膀胱がんの多くの患者は、根治的膀胱切除術を受けることに部分的に抵抗することにより、最終的にがんで亡くなります。根治的膀胱切除術を必要としているほとんどの男性及び女性に利用可能な正位の尿路変更の選択肢は、選ばれた浸潤性表在性膀胱腫瘍の患者のために続いた保存的な手段で実行可能な代案と考えられるべきです(1)。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage64.htm
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