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  2009年11月30日 病院のワイマックス受信状況

 2009年第7回入院の六日目です。

 そして、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法)の2009年第2コース五日目です。副作用の吐き気、腎機能障害防止のために、吐き気止め入りの生理的食塩水を点滴で2本投与します。食欲はなく、絶食です。
 昨日は、吐き気止め入りの生理的食塩水を4本の投与してもらいました。しかし、2時間おきに合計6回吐きました。吐くといっても何も食べていないので、胃液が出るだけです。

 ワイマックス

 さて、2009年10月27日のブログエントリー(記事)に書いた高速モバイル通信サービスのワイマックスの追加情報です。前回の入院期間中に、15日間のワイマックスの無料使用サービストライワイマックスにより電波の病院の電波受信状況がアンテナ1本程度であることを確認しました。

ワイマックス内臓のソニー製品

 その後、2009年11月22日のブログエントリー(記事)に書いた、入手したワイマックス内臓のVAIOXを病室で試すと、窓から約5メートルほど離れたベッドの端でも、受信レベル表示はアンテナ2本程度の中でした。ただし、パソコン内蔵用のワイマックス利用時の通信速度は、受信最大13Mbps、送信最大3Mbpsで、USBタイプ利用時の受信最大40Mbps、送信最大10Mbpsのものよりもかなり遅いです。
 しかし、私の結論は、ワイマックス内臓のパソコンの受信感度は、トライワイマックスで使用したUSBのアダプターよりもかなり良く、途切れることはないというものでした。
 そこで、ワイマックスの正式契約をしました。新しいサービスに思い切って踏み切って良かったと思いました。

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 膀胱がん――忘れられたがん
 諸事実
 ウェンディ・シェリダン(1999―2007)
 驚くべきことに、膀胱がんと共に暮らす米国人の数は、肺がんと共に暮らす米国人の数よりも多いです。肺がん克服者は350,679名であるのに対し、膀胱がんに苦しむ者は50万名を超えます(2002年米国国立がん研究所統計)。世界的には、毎年新たに350,000名以上が膀胱がんと診断されています。膀胱がんは、男性では4番目に、女性では7番目に一般的に診断され、がんの世界では、最も増加傾向にありますが、最も話題になりません。最も一般的な警告の兆候は、血尿、痛み及び尿意切迫です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage132.htm

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  2009年11月29日 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の尿膜管癌の修正

 2009年第7回入院の五日日目です。

 昨日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法)の副作用を軽減するために、生理的食塩水と吐き気止めの点滴を4本しました。にもかかわらず3回吐きました。吐き気に加えて全身疲労感があります。

 さて、2009年9月10日のブログエントリー(記事)に、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の尿膜管癌を追加編集したことを書きました。
 これに関連して、先日、次の画像の英語版のウィキペディアのUrachal cancer(尿膜管がん)を読んでいると、「There is a lot of information from patients and care-givers on the Cancer Compass website and due to the rarity of this cancer, a lot of dialogue across continents.」(キャンサー・コンパスのウェブサイトの患者及び介護者からの多くの情報があり、この癌の希少性のために大陸を横切る多くの対話がある。)という部分が削除されていることに気付きました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の尿膜管がんの英語

 この部分が削除された理由は、恐らく、Wikipedia:基本方針とガイドラインのWikipedia 中立的な観点からに抵触する部分があったからでしょう。
 このため、2009年11月27日に日本語版のフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の尿膜管癌を前記の策上部分を反映させて次の画像のとおり編集しました。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』尿膜管がん

 なお、尿膜管癌の削除された「キャンサー・コンパス」の部分に関して尿膜管癌の情報や対話を私が探した経験については、次のブログエントリー(記事)に書いています。

 2009年5月16日 キャンサー・コンパスの尿膜管がん情報

 2009年3月12日 キャンサー・コンパス

翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

 ≪尿膜管がんの各種文献についての過去のブログエントリー(記事)リンク集

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 尿膜管がん
 尿膜管がんは、膀胱の外に影響を与える希少な腫瘍です。尿膜管がんは、一般的により若い患者、女性に発見されます。腫瘍は腺がん、扁平上皮細胞がん(SCC)又は肉腫(訳注:上皮組織以外の母組織から発生した固形悪性腫瘍)さえも含めて分類された組織から構成されているかもしれません。尿膜管がんは尿に粘液又は血を出すかもしれませんし、また、エックス線画像では点(斑)又は「点刻」として現れます。尿膜管がんは、しばしば予期されるより広く、より深く、治療しづらく、それらは、転移し、再発する傾向があります(8)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2009年11月28日 M-VAC療法と吐き気止めとしてのデカドロン(ステロイド剤)

 2009年第7回入院の四日日目です。

 そして、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法三日目です。この日からは、投薬はありません。副作用の吐き気、腎機能障害防止のために、大量の生理的食塩水を点滴で投与します。両腕の静脈には、すでに100回以上針をさしているので、点滴の針をさせそうな場所は見つからず、足の静脈の様々な場所を探しあてるのに約30分かかりました。

 入院先の病院では、尿路上皮がんの新しい標準療法であるGC療法には副作用対策として2008年6月20日のブログエントリー(記事)に書いたデカドロン(ステロイド剤)を投与しているのに対して、M-VAC療法にはこれを投与していませんでした。このため、主治医が、今回のM-VAC療法からデカドロン(ステロイド剤)を投与するよう指示されました。

 お陰で、昨日はおう吐せずに済みましたが、全身疲労感があります。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱切除術(その6)
 回腸切除術
 切除された長さにしたがって、回腸切除術の結果は最も容易に分類されます。正常な末端回腸及び回盲弁の下に、最高60cmの回腸は深刻な吸収不全という結果を引き起こさずに切除されるかもしれません。私たちは全部で60cmを越えた回腸の切除を推薦しません。60~100cmの切除は、正常な毎日の量の胆汁酸の欠乏を結果として生じています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage69.htm

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  2009年11月27日 800エントリー(記事)達成

 2009年第7回入院の三日目です。

2009年冬

 2007年7月6日から書き始めた当ブログは、本日のこのブログエントリー(記事)により、めでたく800回目のエントリー(記事)を投稿するに至りました。
 入院期間中のブログ更新は、治療状況により難しいこともあります。とりつかれたような執念がないと、毎日のようにブログを更新することはできません。

 ブログを書き始めたきっかけは、2007年4月に膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの診断を受けたことから、少ない尿膜管がんの情報を求めてたどり着いた米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトのBladder Cancer WebCafe(http://blcwebcafe.org/)(英語)【注】の日本語仮訳携帯サイト「膀胱がんウェブカフェ(仮訳)」の紹介や入院メモを書こうと思ったことです。
 ブログをほぼ毎日更新するようになってからは、ブログエントリー(記事)を書くことは考えていることや調べたことの整理になることを実感します。

【注】
 http://blcwebcafe.org/は、インターネットエクスプローラのメニューバーの「表示」-「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択して御覧ください。

 さて、本日はまた、2009年第2コースのM-VAC二日目です。
 本日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)のうち、ビンブラスチンとアドリアマイシンを点滴の管から注射器で注入し、シスプラチンを点滴で投与します。副作用のため、食欲はなく、絶食です。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱切除術(その5)
 禁制尿路変更術の潜在的な代謝の合併症
 腸の切除によって起こされた合併症における二つの主要な重要なものは、失われた腸の種類及び長さです。
 ほとんどの合併症は尿と腸の接触又は腸の吸収性のある場所の切除のどちらかに起因しています。腸と尿の接触によって起こされた合併症は、主に使用された腸の種類と長さ及び尿との接触時間の内容に依存します。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage68.htm

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  2009年11月26日 ネオアジュバント動脈内化学療法による尿膜管がん治療:症例報告

 2009年第7回入院の二日目です。

 本日から、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)を開始します。吐き気止めの点滴とメトトレキサートの点滴など4本を7時間かけて投与します。

 さて、2009年11月23日のブログエントリー(記事)の「患者と作る医学の教科書」の原稿案の一部として「尿膜管がんは、膀胱がんの標準療法と言われるM-VAC化学療法には反応しないことが多い。」と書きました。
 しかし、現在、私が受けている治療は、2009年10月29日のブログエントリー(記事)に書いた理由によりM-VAC療法(エムバック療法)です。2009年11月20日のブログエントリー(記事)に書いた第1回目のM-VAC療法(エムバック療法)の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEA結果は、次のようにCA19-9は上昇し、CEAは下降しました。

【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
 2009年11月19日  2,233(正常値上限の60倍)
 2009年10月15日  1,349(正常値上限の36倍)

【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
 2009年11月19日 29.0(正常値上限の6倍)
 2009年10月15日 40.2(正常値上限の8倍)

 CEAが下降したことは、薬効があったと考えられます。
 M-VAC療法(エムバック療法)のメトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシン及びシスプラチンのいずれの薬剤があったのか気になります。これまで14回受けたジェムザール及びシスプラチンの(GC療法)と薬が変更されたのは、メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンです。

 尿膜管がんに対して前記の変更された薬剤が効果があった事例について海外のサイトを調べて、次の画像の米国国立医学図書館の生物医学系データベースのパブメド(MEDLINE)のPMID: 15575224 にUrachal carcinoma treated with neoadjuvant intra-arterial chemotherapy: a case report] [Article in Japanese](ネオアジュバント(訳注:術前化学療法)動脈内化学療法による尿膜管がん治療:症例報告)(1: Nat Clin Pract Oncol. 2008 Jan;5(1):55-8.)という日本語論文の英訳の抄録を見つけました。

ネオアジュバント(訳注:術前化学療法)動脈内化学療法による尿膜管がん治療:症例報告

 この抄録を次のように仮訳しました。

 〔ネオアジュバント(訳注:術前化学療法)動脈内化学療法による尿膜管がん治療:症例報告〕〔日本語論文〕

 泌尿器科紀要2004年10月;50(10):713―6

 ワタナベY、イトウS、ミツハタN
 呉共済病院泌尿器科

 43歳の男性は肉眼的血尿によって私たちのクリニックを訪問しました。超音波検査とコンピュータ断層撮影(CT)は膀胱頂部の腫瘍を示しました。経尿道的生検は高分化悪性腺腫を明らかにし、病期(ステージ)IIIAの尿膜管がんと診断されました。シスプラチン、アドリアマイシン及びアンジオテンシンIIによるネオアジュバント(訳注:術前化学療法)動脈内化学療法は実施され、腫瘍サイズの40%の縮小はこの療法の3週間後に観察されました。尿膜管がん一括切除は実施されました。拡大回腸膀胱形成は、膀胱能力を確保するために後で実施されました。アジュバント化学療法のUFT(訳注:テガフール・ウラシル(経口抗がん薬)(TS1))は、1年間与えられました。腹壁ヘルニアの膀胱結石切除と閉鎖は、術後合併症の根治的外科手術の10年後に必要とされました。患者は、局所再発又は遠隔転移の証拠なしで12年間生存しました。

 出典:PMID: 15575224 [PubMed - indexed for MEDLINE]

●尿膜管がんの病期(ステージ)IIIAについては、2008年11月18日のブログエントリー(記事)の尿膜管がんの病期(ステージ)分類(シェルドン病期(ステージ)分類)を御覧ください。

アンジオテンシンIIは、昇圧ペプチドで、がん病巣の血流を増加させ、抗がん薬が移行しにくくなる効果を狙ったものです。

●私の薬効は、前記の症例報告のアドリアマイシンがもたらしたのかもしれないと思いました。

●2007年4月から同年6月まで服用したUFT(訳注:テガフール・ウラシル(経口抗がん薬))の薬効は、私にはありませんでした。

 ≪尿膜管がんの各種文献についての過去のブログエントリー(記事)リンク集

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱切除術(その4)
 早期外科手術は多くの状況において最良
 膀胱が摘出されたときに上皮がんの再発のみがあった患者の15年後の生存率は、外科手術後2年の追跡調査を受けた患者の生存率56%に比べると92%でした。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage67.htm

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  2009年11月25日 2009年第7回入院

病院
 本日から約2週間は、2009年第7回目の入院予定です。このため、ブログの更新は、不規則になるかもしれません。

 振り返ってみると、2007年3月29日に膀胱がん(尿膜管がん)の告知を受けてから本日までの仕事を続けながらの973日間のうち治療に要した期間は次のとおりで、入院は398日間、外来化学療法は15日間、検査と検査結果を聞くための通院は37日間、合計450日間を入院や通院で費やしました。

〔入院〕
1 2007年4月4日~同年12月19日 260日間
2 2008年4月2日同月15日 14日間
3 2008年5月13日同月23日 11日間
4 2008年6月17日同月28日 12日間
5 2008年7月23日同年8月1日 10日間
6 2008年8月27日同年9月8日 13日間
7 2009年1月18日同年2月13日 27日間
8 2009年3月2日同月11日 10日間
9 2009年4月13日同月21日 9日間
10 2009年7月22日同月30日 9日間
11 2009年9月9日同月18日 10日間
12 2009年10月27日同年11月9日 14日間
 合計 398日間

〔外来化学療法〕
1 2008年4月22日
2 2008年4月23日
3 2008年4月25日
4 2008年5月28日
5 2008年6月4日
6 2008年7月4日
7 2008年8月7日
8 2008年9月11日
9 2008年9月19日
10 2009年3月26日
11 2009年4月24日
12 2009年5月13日
13 2009年8月3日
14 2009年8月18日
15 2009年10月1日
 合計 15日間

〔検査〕
1 2008年1月10日
2 2008年2月21日
3 2008年3月4日
4 2008年6月3日
5 2008年6月13日
6 2008年7月19日
7 2008年8月26日
8 2008年10月2日
9 2008年10月16日
10 2008年10月30日
11 2008年11月21日
12 2008年12月4日
13 2008年12月19日
14 2009年1月5日
15 2009年1月9日
16 2009年1月16日
17 2009年2月16日
18 2009年2月16日
19 2009年2月26日
20 2009年3月17日
21 2009年4月9日
22 2008年5月1日
23 2009年5月21日
24 2009年6月9日
25 2009年6月17日
26 2009年6月25日
27 2009年6月30日
28 2009年7月3日
29 2009年7月14日
30 2009年8月14日
31 2009年9月3日
32 2009年9月25日
33 2009年10月15日
34 2009年10月16日
35 2009年10月20日
36 2009年11月12日
37 2009年11月19日
 合計 37日間

 以上の生存期間と入院と外来化学療法の日数を2008年11月25日のブログエントリー(記事)の次の引用文に照らし合わせると、これまでの治療は成功しています。

 尿膜管癌の予後は一般に不良とされ、5年生存率は6~15%(2、9、10)、平均生存期間は17か月と報告されている(11)。その理由として癌の多くは膀胱頂部に発生するが、膀胱症状が出現するまでの期間が長く、発見時にはかなり進行していることが挙げられる(1、7、12)。

 文献
(1)Sheldon CA, Clayman RV, Gonzalez R, et al: Malignant urachal lesions. J Urol 131:1―8, 1984
(2)Whitehead ED, Tessler AN :Carcinoma of the urachus. Br J Urol 43:468―476, 1971
(7)Kakizoe T, Matumoto K, Andou M, et al: Adenocarcinoma of urachus:Report of 7 cases and review of the literature. Urology 21:360―366, 1983
(9)Nadjimi B,Whitehead ED,Mckiel CF Jr,et al:Carcinoma of the urachus:Report of two cases and review of the literature. J Urol 100:738―743, 1968
(10)村山哲郎,近藤猪一郎,塩崎洋他:尿膜管癌の1剖検例.臨泌27:387―392,1973
(11)徳原正洋,那須誉人,青木明彦:尿膜管癌治療後長期生存(11年)の1例.西日泌50:963―966,1988
(12)奥村哲,西村泰司,長谷川潤他:尿膜管癌の3例.泌紀30:1255―1261,1984

 尿膜管がんの「平均生存期間は17か月と報告されている」の引用文献は21年前のものなので、2000年以降の抗がん剤の進歩に照らし合わせると、平均生存期間はもう少し長いと思います。
 がんの旅の先行きは不透明ですが、生き残りをかけている今年最後の加療入院が無事に終わることを祈ります。
 なお、退院後は、入院前と同様に仕事を継続する予定です。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱切除術(その3)
 追跡調査治療
 根治的膀胱切除術後に再発の重要なリスクが存在しているので、頻繁かつ適切な監視は不可欠です。
 MDアンダーソンがんセンターは、根治的膀胱切除術を受けた382名の患者の手術後の追跡定期観察調書を遡及して調査し、診断時のT病期(グレード)がより高いほど2年以内の再発リスクがより大きいことから、病期(グレード)固有の対応がかなり適切であったと結論を出しました断定しました。38か月の中間の定期観察によって、382名の患者のうち97名(25%)は、再発が12か月という中間の時期に再発していました。再発の4つの最も一般的な場所は肺、骨盤、骨及び肝臓(左の臓器は発生状況の高い順番)でした。再発の74パーセントは無症状で、72名のうち43名の無症状の再発は、胸部エックス線又は肝機能血清試験によって検出されました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage66.htm

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  2009年11月24日 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む

 2009年11月23日(月) 午後10時00分~11時13分にNHK総合テレビで放送された次の画像の「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」を見ました。

立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む

 ジャーナリストの立花隆氏は、一昨年に膀胱がんの手術を受けました。病巣範囲からすると、再発は必至と思われます。
 立花隆氏は、2008年7月30のブログエントリー(記事)に書いた次の画像のノーベル賞有力候補の故戸塚洋二東大特別栄誉教授に抗がん剤の副作用についての取材をしていました。

故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

 番組では、人類ががんを克服できるようになるのは50~100年後であること、抗がん剤で治癒できるがんは精巣がんなどごく少数に限られていること、及び現時点では抗がん剤の目的は延命又は症状緩和であることを説明していました。
 故戸塚洋二東大特別栄誉教授の抗がん剤の悲惨な副作用を見聞きされた69歳の立花隆氏が、膀胱がんが再発したとしても、抗がん剤治療によりQOL(生活の質)を下げてまで生きているメリットはないと思うとおっしゃっていたことは忘れられません。

 抗がん剤治療を受けないことも患者の選択肢であることを再認識しました。
 しかし、立花氏よりも約20歳年下の私にとっては、生活の質(QOL)を下げたとしても、抗がん剤がもたらす生存期間は、仕事を続けて生きていくためには必要不可欠なものです。

 御参考までに、立花隆氏が2008年の文藝春秋に連載された膀胱がんの闘病記についてのブログエントリー(記事)は、次のとおりです。

 2008年3月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事

 2008年4月12日 文藝春秋2008年5月号の膀胱がん記事

 2008年5月11日 文藝春秋2008年6月号の膀胱がん記事

 2008年6月11日 文藝春秋2008年7月号の膀胱がん記事

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 膀胱切除術(その2)
 リンパ節切除の生存の利点
 骨盤のリンパ節は、膀がんが広がる最初の場所の1つです。しかし、現在の検出方法では、少量のリンパ節転移は検出されないことが多いです。したがって、多くの医師は膀胱切除のときにリンパ節を取り除かないかもしれません。これらの残っているがん細胞は外科手術後にがん再発を引き起こし、身体中に遠隔転移をし得ます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage65.htm

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  2009年11月24日 最初に膀胱がんと診断されたとき

 2008年7月4日のブログエントリー(記事)に、2005年5月に全米で初めての膀胱がん患者団体である下の画像がロゴマークのBCAN(全米膀胱がん患者権利擁護ネットワーク)(以下「BCAN」といいます。)(http://www.bcan.org/)が設立されたことを書きました。

全米膀胱がん患者権利擁護ネットワークロゴマーク

 ダイアン・ジプルスカイ・クェールBCAN会長は、次の写真の方です。

ダイアン・ジプルスカイ・クェールBCAN会長

 さて、2009年10月12日のブログエントリー(記事)に書いた多くの項目の中からBCANのウェブサイトで最も多く閲覧されたページのうちの「新たに診断された方へ」を次の六つの項目に分けて、当ブログに紹介します。

 ・あなたは、たった今、あなた又は愛する人が膀胱がんにかかっていることを知りました。
 ・最初に膀胱がんと診断されたとき
 ・闘いを開始するために
 ・あなたが医師のところに行くとき
 ・あなたがこの道をたどる旅をするとき
 ・そして最後に、闘病中の人々のいくつかの言葉を紹介します。

 本日のブログエントリー(記事)には、「最初に膀胱がんと診断されたとき」(When you are first diagnosed)を次のように仮訳しました。

新たに診断された方へ BCAN

 最初に膀胱がんと診断されたとき
1.うろたえないでください。私たちが最初にキャンサーのCの言葉を聞くときに、私たちはみな、私たちが死のうとしていると思います。多くの場合、がんの診断は最悪の事態のシナリオを持って来ません。

2.存分に泣き、何かを蹴り、叫んでください、それから、あなたの病気と闘うことを続けてください。あなたが憂うつになるならば、療法士に会うか、あなたの医療介護提供者と話してください。彼らが、あなたを助けるためにすることができることがたくさんあります。

3.あなたを愛している人に辛抱強く接してください。これはまたあなたを愛している人に対して厳しいということをまた覚えていてください。がんは家族全員に影響します。

4.あなたに手助けをしているあなたの家族と友人からの助けを受け入れてください。彼らに支援、助け及び理解を求めてください。

 出典: http://www.bcan.org/facing-bladder-cancer/newly-diagnosed/

●「がんは家族全員に影響します。」という米国の状況に関連した記事に「癌(がん)は結婚生活への大きな重圧となり、特に妻が癌患者である場合、夫婦が離婚または離別に至る確率が、夫が患者である場合よりも6倍高いことが医学誌「Cancer」11月15日号に掲載の研究で示された。」と、次の画像のいきいき健康 NIKKEI NET(2009年11月11日/HealthDay News)に書いてありました。

癌(がん)が結婚生活を破綻へ追いやる<br />
 出典: http://health.nikkei.co.jp/hsn/hl.cfm?i=20091119hk001hk

 こうして数字で示されると、がんは家族全員に影響することの深刻さが分かります。

●新たに診断された方への残りの項目は、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

BCAN(全米膀胱がん患者権利擁護ネットワーク)についてのブログエントリー(記事)のリンク集

 翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

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 膀胱切除術(その1)
 生存統計
 長期生存は、膀胱切除における腫瘍の病期(ステージ)と直接関連しています。
 南カリフォルニア大学ノリスがんセンターからの2001年の研究は、1,054名の膀胱切除をした患者の生存率を再検討しました。以下の表は様々な病期+平均生存率を示しています。何人かの人々はまた化学療法又は放射線療法を受けていますが、これは以下の統計において考慮されません。
 膀胱切除試料の病期(ステージ)
 P0(5年生存率92%、10年生存率85%)
 Tis(5年生存率91%、10年生存率89%)
 Pa(5年生存率79%、10年生存率74%)
 P1(5年生存率83%、10年生存率78%)
 P2(5年生存率89%、10年生存率87%)
 P3(5年生存率78%、10年生存率76%)
 P3b(5年生存率62%、10年生存率61%)
 P4(5年生存率50%、10年生存率45%)
 リンパ節転移陽性(5年生存率35%、10年生存率34%)
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage64.htm

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  2009年11月23日 治療の内容――尿膜管がん治療の大まかな流れ(患者と作る医学の教科書の尿膜管がんの原稿案)

 2009年10月13日のブログエントリー(記事)には、次の画像の「患者と作る医学の教科書」プロジェクトチームの一員であり、当ブログの運営母体のMELIT(メリット)(医療情報リテラシー)主宰者である加藤眞三慶應義塾大学教授からの御提案を受けて、尿膜管がんの原稿案を作成すると書きました。

患者と作る医学の教科書
 出版社: 日総研出版(2009/08) B5判280頁 定価2,800円(税込)

 本日のブログエントリー(記事)には、
 1.病気の概念
 2.医療につながるきっかけとなった症状、初診時の様子
 3.検査の内容
 4.誤診されやすい病気など(注)
 5.診断などの注意事項
のブログエントリー(記事)に引き続き「6.治療の内容――尿膜管がん治療の大まかな流れ」の原稿案を次のとおり書きます。ただし、4.誤診されやすい病気など(注)のブログエントリー(記事)は、後日、書きます。

6.治療の内容――尿膜管がん治療の大まかな流れ
 尿膜管がんは非常に希なので、標準療法はない。
 尿膜管がんの治療は、がんの広がりと顕微鏡による進行度及び病期検査によって、適切な治療法を組み合わせて行う。大きく分けて、局所治療である手術療法、全身療法である化学療法がある。
(1)手術療法
 経尿道的膀胱腫瘍切除術、尿膜管及び隣接リンパ腺の完全切除並びに膀胱部分切除若しくは根治的膀胱切除術である。へそを取り除く臍(帯)切除術が行われることがある。
 最小限の侵襲性外科手術の選択肢として、尿膜管及び両側骨盤リンパ節一括切除の腹腔鏡下膀胱部分切除が実施されることがある1)。
 なお、尿膜管がん根治のための膀胱全摘除術は必須ではない2)。

 引用・参考文献
 1)Laparoscopic Partial Cystectomy with En Bloc Resection of the Urachus for Urachal Adenocarcinoma - Abstract PMID:17880303 http://melit.jp/voices/fight/2008/11/post_398.html

 2)CiNii - 尿膜管癌15例の臨床的検討 根治のために膀胱全摘除術は必須か The Japanese Journal of Urology 94(4) pp.487-494 20030520

(2)化学療法
 尿膜管がんは、膀胱がんの標準療法のM-VAC療法には反応しないことが多い。尿膜管がんは一般に腸の種類の悪性腺腫組織構造を示し、胎生発達期の腸残部又は尿膜管靭帯の変質形成のいずれかに由来すると信じられている3)ことから、大腸がんに使われる次の化学療法が実験的に行われている。

 イリノテカン4)
 FOLFOX4(オキサリプラチン、5-FU及びロイコボリン)5)

 また、次の化学療法も実験的に行われている。

 テガフール・ギメラシル・オテラシル配合剤(TS-1)6)
 ジェムザール及びシスプラチン7)
 TS-1及びシスプラチン8)
 イホスファミド、5FU、エトポシド及びシスプラチン9)
 シスプラチン、アドリアマイシン及びアンギオテンシンII、UFT10)

 引用・参考文献
 3)Multimodality Management of Urachal Carcinoma: The M. D. Anderson Cancer Center Experience The Journal of Urology
Volume 169, Issue 4, April 2003, Pages 1295-1298
http://melit.jp/voices/fight/2008/06/post_255.html

 4)Irinotecan as a New Agent for Urachal Cancer Urol Int 2006;76:281-282 (DOI: 10.1159/000091635) http://melit.jp/voices/fight/2008/10/post_380.html

 5)FOLFOX4(オキサリプラチン, ロイコボリン, 5-FU)を術前抗癌化学療法に用いた尿膜管癌の1例 発行日:Aug-2008 出版者:泌尿器科紀要刊行会 誌名:泌尿器科紀要 巻:54 号:8 開始ページ:557 終了ページ:559 http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_670.html [ Case of urachal cancer treated by neoadjuvant chemotherapy with FOLFOX4(oxaliplatin, 5-FU and leukovolin)] PMID: 18788447 http://melit.jp/voices/fight/2009/02/post_478.html

 6)尿膜管遺残膿瘍を契機に発見された尿膜管癌の1例 日本臨床外科学会雑誌 Vol. 69 (2008) , No. 1 p.175-178
http://melit.jp/voices/fight/2008/11/post_404.html

 7)Urachal carcinoma: surgical and chemotherapeutic options Expert Review of Anticancer Therapy, Volume 6, Number 12, December 2006 , pp. 1715-1721(7) http://melit.jp/voices/fight/2008/06/post_250.html、MD Anderson Cancer Center in Houston is conducting a clinical trial for adenocarcinoma/urachal bladder cancer: Phase II Trial of 5-Fluorouracil, Leucovorin, Gemcitabine, and Cisplatin for Adenocarcinomas of the Urothelial Tract and Urachal Remnant: Principal Investigator: Arlene Siefker-Radtke Protocol Number ID03-011

 8)テガフール/ギメラシル/オテラシルカリウム(S‐1)+シスプラチン(CDDP)が奏功した転移性尿膜管癌の2例 発表資料:泌尿器科紀要 JST資料番号:F0649A 発行年:20070430 巻:53号:4頁:256

 9)IFEP化学療法を中心とした,遠隔転移を有するぼうこう腺癌4例の治療成績 発表資料:日本泌尿器科学会雑誌 JST資料番号:Z0766A 発行年:20040315 巻:95 号:2頁:373 http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_675.html

 10)Hinyokika Kiyo. 2004 Oct;50(10):713-6. [Urachal carcinoma treated with neoadjuvant intra-arterial chemotherapy: a case report] PMID: 15575224 [PubMed - indexed for MEDLINE]http://melit.jp/voices/fight/2009/11/post_770.html

(3)放射線療法
 放射線療法は、外科手術後又は外科手術が可能でない場合に行われる。しかし、放射線療法は、膀胱がんの一般的な種類のものよりも尿膜管がんに対しては効果的でないようである。

(4)進行、再発転移した尿膜管がんの治療
 進行した尿膜管がんとは、すでに肺、骨、肝臓、脳などに転移が明らかな状態を言う。外科手術では治療や延命が期待できないので、化学療法と放射線療法を組み合わせて治療する。ただし、肺転移の場合、転移部位を部分的に切除することがある。
 尿膜管がんの手術では、切除したときに断端やリンパ節にがん細胞があるか病理学的に詳細に検査をする。しかし、完全に切除できたとしても、後に再発したり、転移として発見されたりすることがある。

(5)健康保険適用の問題
 尿膜管がんは症例が少ないことから、エビデンス(科学的根拠)に基づいた治療法はない。また、抗がん剤の健康保険適用の有無は、化学療法治療歴のある患者にとっては、治療薬に対する耐性のために第2選択薬による治療に切り替える必要がある場合、文字どおり死活問題である。

 以上です。

 患者と作る医学の教科書の尿膜管がんのほかの項目の原稿案は、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 もし、よろしければ、差し出がましいのですが、「患者と作る医学の教科書」の尿膜管がんの原稿案に対する皆様の闘病経験の情報や御意見を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 尿膜管がん
 尿膜管がんは、膀胱の外に影響を与える希少な腫瘍です。尿膜管がんは、一般的により若い患者、女性に発見されます。腫瘍は腺がん、扁平上皮細胞がん(SCC)又は肉腫(訳注:上皮組織以外の母組織から発生した固形悪性腫瘍)さえも含めて分類された組織から構成されているかもしれません。尿膜管がんは尿に粘液又は血を出すかもしれませんし、また、エックス線画像では点(斑)又は「点刻」として現れます。尿膜管がんは、しばしば予期されるより広く、より深く、治療しづらく、それらは、転移し、再発する傾向があります(8)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2009年11月22日 ウィンドウズ7と思い出の記録

ウィンドウズ7

 2007年3月29日に膀胱がんらしいと告知され、同年4月に珍しい尿膜管がん診断を受けてから、日常生活の優先順位は、次の項目の下線部分が高くなっています。

 1 やるべきことよりもやり残したこと
 2 食べるべき物よりも食べたことがない物
 3 買うべき物よりも買ったことがない物
 4 聴くべき音楽よりも聴いたことがない音楽

 今の私にとって、やるべきことのうち優先順位の高いものは、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いた「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい膀胱がんや尿膜管がんのことをブログに書くことです。

 さて、告知を受けた2007年3月29日から本日までの969日のうち398日は入院しています。こうなると自宅や職場と病院の二重生活です。病院でも自由にインターネットを閲覧できるよう、無線でブロードバンド通信が可能となる国際規格のインターネットサービスのWIMAX(ワイマックス)搭載の軽量パソコンを探していました。
 2009年10月22日にMicrosoft Windows 7(マイクロソフト ウィンドウズ セブン)が発売されたことから、次の画像の薄さ13.9mm、最軽量構成で655gのソニーのVAIOX(バイオエックス)を購入しました。

バイオX

 購入に当たっては、所有する悦びを表す“オーナーシップ”と、注文生産を意味する“オーダーメード”を組み合わせた、VAIO独自の用語の「VAIOオーナーメード」というシステムによりインターネットで最上位機種を注文しました。

 注文してから今の私にとって大変長く感じられる約3週間後にVAIOXが宅配で送られてきました。さらに、約18時間かけてVAIOXへのデータの移行、アプリケーションのインストール、リカバリーディスクの作成などを行いました。
 今後は、尿膜管がん告知後のガンファイターのことが分かるよう、VAIOXを使ってブログを書き、思い出の記録であるデジタルカメラの画像、聴いていた音楽を保存しようと思います。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その8)
2006年11月:進行性尿路上皮がんの第一選択療法としてのドセタキセルの後に続く連続したゲムシタビン(ジェムザール)及びシスプラチン:ギリシアの腫瘍学研究グループの複数の医療機関にまたがった第2相研究
 研究治療は、21日間を1周期とし全部で4周期のドセタキセル(D;100mg/m(2))投与の後に、21日間を1周期とし全部で4周期のGMB(第1日及び第8日に1000mg/m(2))及びCDDP(第1日に70mg/m(2))投与(GP療法)で構成しました。目的の反応率は55.2%でした。5名の患者の完全な反応(13.15%)及び16名の患者の部分的な反応(42.1%)を得た一方、9名の患者は疾患安定(23.7%)がありました。13か月(範囲は1.5-40.5か月)の中央値の追跡調査期間後、進行の中央値の期間は6.8か月(範囲は1-40.5か月)、中央値の全体生存は13か月(範囲は1.5-40.5か月)及び1年の生存率は55.3%でした。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage144.htm

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投稿者 fight : 06:09 | コメント (0)
  2009年11月21日 診断などの注意事項(患者と作る医学の教科書の尿膜管がんの原稿案)

 2009年10月13日のブログエントリー(記事)には、次の画像の「患者と作る医学の教科書」プロジェクトチームの一員であり、当ブログの運営母体のMELIT(メリット)(医療情報リテラシー)主宰者である加藤眞三慶應義塾大学教授からの御提案を受けて、尿膜管がんの原稿案を作成すると書きました。

患者と作る医学の教科書
 出版社: 日総研出版(2009/08) B5判280頁 定価2,800円(税込)

 本日のブログエントリー(記事)には、
 「1.病気の概念」
 「2.医療につながるきっかけとなった症状、初診時の様子」
 「3.検査の内容」
 「4.誤診されやすい病気など」(注)
のブログエントリー(記事)に引き続き「5.診断などの注意事項」の原稿案を次のとおり書きます。ただし、4.誤診されやすい病気など(注)のブログエントリー(記事)は、後日、書きます。

5.診断などの注意事項
(1)診断時の問題点
・膀胱鏡検査で腫瘍があることが分かったときに、「明日入院しなさい」と言われた。家庭の都合や仕事の段取りがあり、すぐに入院できない。また、すぐに入院しないといけないほど重病なのかと不安になった。

(2)診断後の患者の気持ち
「不安」
・インターネットで尿膜管がんを調べても、役に立つ情報はほとんどないので不安になった。
・尿膜管がんは予後不良という説明のホームページが多く、死んでしまうのではないかという不安が付きまとった。
・男女ともに根治的膀胱切除術をした場合は、性的機能を損失することを知り、心理的脅威となった。

 以上です。

 患者と作る医学の教科書の尿膜管がんのほかの項目の原稿案は、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その7)
 化学療法治療歴を有する転移性膀胱がん患者のために研究されている新治療
 「2005年5月:膀胱の進行性移行上皮がんの化学療法治療歴を有する患者におけるFOLFOX(フォルフォックス)4」--化学療法治療歴を有する進行性膀胱がん患者におけるオキサリプラチン、フルオロウラシル及びホリニン酸(ロイコボリン)
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage143.htm

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  2009年11月20日 M-VAC療法の薬効検査報告

診察室

 2009年11月19日に通院して受けた尿膜管がんに対するM-VAC療法(エムバック療法)の薬効を調べる腫瘍マーカーの検査結果報告です。
 CA19-9及びCEAは、次のとおりでした。

【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
 2009年11月19日  2,233(正常値上限の60倍)
 〔参考〕
 2009年10月15日  1,349(正常値上限の36倍)
 2009年9月3日    351.7(正常値上限の9倍)

【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
 2009年11月19日 29.0(正常値上限の6倍)
 〔参考〕
 2009年10月15日 40.2(正常値上限の8倍)
 2009年9月3日   21.9(正常値上限の4倍)

 CA19-9は上昇し、CEAは下降するということをどう解釈すれば良いのでしょうか。CA19-9の上昇の程度は、すでに危険領域に入っていると思いました。
 しかし、主治医は、私に胃痛以外の症状がないことを確認した上で、CEAが低下していることから、次回のM-VAC(エムバック療法)でCA19-9が低下するかもしれないと所見をおっしゃいました。

 私は、主治医に胃潰瘍の原因はステロイド剤が考えられませんかと尋ねました。主治医は、ステロイドの錠剤を服用し続けた場合は副作用として胃潰瘍があり得るけれども、抗がん剤の吐き気止めとしてのみステロイド剤を使った場合は副作用として胃潰瘍は起こらないでしょうとおっしゃいました。そして、タケプロンODを処方していただきました。

 当面の治療戦略として、M-VAC(エムバック療法)を継続することになり、2009年11月25日(水)~同年12月8日(火)の入院予約を入れてもらいました。これは、2009年の7回目にして最後の入院となるでしょう。退院後は、仕事を続ける予定です。
 なお、2009年11月19日のブログエントリー(記事)に書いた、前回の通院日から外来受診当日までの症状などについてまとめたA4サイズの報告書は、電子カルテにスキャンされました。

 その後、会計に行き、支払窓口で支払った額の内訳は、次のとおりです。

 診察料70点
 医学管理等400点
 投薬359点
 検査170点
 合計点数999点
 負担金額(保険適用分)
 3,000円・・・A
 文書料1,300円・・・B
 合計A+B=4,300円

グラフ

 御参考までにこれまでの腫瘍マーカー検査結果は、次のとおりです。

【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
 2007年3月29日   1,825.0(診断時)
 2007年5月7日    1,511.0
 2007年6月4日    1,449.0
 2007年7月4日    3,321.0
 2007年7月10日   3,380.0
 2007年8月17日     418.7
 2007年9月28日      57
 2008年1月7日        8.6
 2008年2月7日       11.2
 2008年2月21日      13.7
 2008年3月6日      121.3
 2008年3月25日     670.3
 2008年4月2日    1,001.0
 2008年5月8日    1,001
 2008年6月12日     822.4
 2008年7月19日     380.2
 2008年10月2日     489
 2008年10月26日    452.3
 2008年10月30日    503.9
 2008年11月21日    559.2
 2008年12月19日    358.9
 2009年1月16日     579.9
 2009年1月26日     817
 2009年2月26日     271
 2009年4月9日       51.5
 2009年5月21日      28.3
 2009年6月25日     134.5
 2009年7月14日     205.4
 2009年9月3日      351.7
 2009年10月15日  1,349
 2009年11月19日  2,233

【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
 2007年3月29日   21.8(診断時)
 2007年5月7日    13.4
 2007年6月4日    11.6
 2007年7月4日    22.1
 2007年7月10日   21.4
 2007年8月17日    3.5
 2007年9月28日    1.7
 2008年1月7日     1.2
 2008年1月10日    1.2
 2008年2月7日     1.3
 2008年3月6日     1.6
 2008年3月25日    2.6
 2008年4月2日     3.0
 2008年5月8日     2.3
 2008年6月12日    2.1
 2008年7月19日    2.5
 2008年12月19日  20.4
 2009年1月16日   76.7
 2009年1月26日   76.7
 2009年2月26日   10.1
 2009年4月9日     2.6
 2009年5月21日    3.3
 2009年6月25日   16.2
 2009年7月14日   24.4
 2009年9月3日    21.9
 2009年10月15日  40.2
 2009年11月19日  29.0

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 浸潤性膀胱がんの化学療法(その6)
 進行性膀胱がんに対する化学療法治療歴がない高齢患者の単独療法薬剤のゲムシタビン(ジェムザール):治療反応と包括的な老人病のアセスメントの相互関係への反応。2004年11月

 任意抽出された一連の進行性膀胱がん高齢患者におけるゲムシタビン(ジェムザール)単独化学療法の有効性及び毒性を評価することを目的とした研究は、反応評価について、完全反応(CRs)3名(13.5%)、部分反応(PRs)7名(32%)、45.5%の全体的反応率、全体生存の中位数が8か月、進行の中位期間が5か月であったことを示しました。治療は一般に十分に副作用に耐えられるもので、進行度(グレード)3の患者1名は胃腸への毒性があり、進行度(グレード)4の患者3名は好中球減少がありました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage142.htm

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  2009年11月20日 新型インフルエンザワクチン予防接種報告

新型インフルエンザワクチン予防接種

 2009年11月19日M-VAC療法(エムバック療法)の薬効検査のついでに受けた新型インフルエンザワクチン予防接種の報告です。

 今回の新型インフルエンザワクチン予防接種対象者は、治療を受けている病院で出産を予定している妊婦とかかりつけの患者で疾患や治療に伴う免疫抑制状態等を有する人です。予約したときに、1時間に80人しか新型インフルエンザワクチン予防接種を受けられないと教えてもらいました。

 予約時間の15分前に臨時受付前に到着し、整理券を受け取りました。待合室にはかなりの人数の妊婦や患者がいました。待っている間に、新型インフルエンザワクチン予防接種を受ける流れの説明を受けました。
 接種会場への呼び出しは、10人単位でした。会場には、6人の事務員、6人の看護師、3人の医師がいました。問診表と承諾書に記載した内容の確認を済ませてから新型インフルエンザワクチン予防接種を受けるまでの時間は約3分でした。会場を出るときに、頼んでもいなかった「新型インフルエンザ予防接種済証」をもらいました。
 支払った費用は、全額自己負担の3,600円です。

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 浸潤性膀胱がんの化学療法(その5)

 より新しい組合わせ

 転移した膀胱がんの第一選択療法(手術前又は膀胱切除の代わり)として、スローンケタリング記念がんセンターの医師たちはイホスファミド(Ifex)、タキソール及びシスプラチンの新しい併用化学療法を使います。この組合わせは、より効果的で、標準療法のM-VAC療法よりも少ない副作用があるようです。スローンケタリング記念がんセンターの医師たちはまた膀胱がんのために連続した化学療法を評価していますが、これは最も効果的な薬剤のいっそうより多量投与を患者が受けることを可能にすることによって、未発達ですが将来十分に発達の可能性を有する療法の有効性を最大化します(11)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage141.htm

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  2009年11月20日 とうとう丸坊主に

ショック

 脱毛対策の報告です。

 2009年11月14日のブログエントリー(記事)に書いたように、脱毛についての病院内の理容院に相談に行ったときは、脱毛が目立たないようにオバマ大統領のように髪を短く切ってもらいました。その翌日から、脱毛が加速し、髪を洗い、髪をタオルで拭き、ドライヤーで乾かす都度かなり抜けるようになりました。

 腫瘍マーカーという抽象的な数字の急上昇よりも、自分の体の物理的な変化の方が心身への影響は大きく、かなり落胆しました。ちなみに、頭が寒いので、自宅でもニット帽をかぶっています。

 2009年11月19日M-VAC療法(エムバック療法)の薬効検査のために通院したついでに、病院内の理容院でとうとう丸坊主にしてもらいました。こんなことになるのであれば、最初から丸坊主にしてもらえば良かったと後悔しています。
 電動バリカンによる丸坊主の費用は、通常のカット料金の3,600円よりも安い2,900円でした。

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 浸潤性膀胱がんの化学療法(その4)
 ゲムシタビン(ジェムザール)及びカルボプラチン(GC)対ゲムシタビン(ジェムザール)及びシスプラチン(CP)2007年
 無作為化第2相臨床試験結果は、副作用により容易に耐えられるゲムシタビン(ジェムザール)及びカルボプラチン(GC)は、ゲムシタビン(ジェムザール)及びシスプラチン(CP)と同じ効果があったけれども、生存者は若干少ないことを立証しました(15)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage140.htm

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  2009年11月19日 1コースのM-VAC療法の薬効検査と新型インフルエンザワクチン予防接種

病院
 本日(2009年11月19日)は、2007年4月に診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して2009年11月9日に終了した1コースのM-VAC療法(エムバック療法)の薬効を調べる腫瘍マーカー検査を受けるため、午前中に2時間ほど仕事をしてから通院します。
 御参考までに、最近の腫瘍マーカーの検査結果は次のとおりです。

CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
 2009年9月3日    351.7(正常値上限の9倍)
 ↓
 2009年10月15日  1,349(正常値上限の36倍)

CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
 2009年9月3日   21.9(正常値上限の4倍)
 ↓
 2009年10月15日 40.2(正常値上限の8倍)

 もし、今回の腫瘍マーカー検査が前記以上のデータを示したならば、次の治療戦略や最悪を想定した準備を考えないといけません。
 もし、データが下がれば、M-VAC療法を続けることになります。この場合、副作用による脱毛がずっと続くでしょう。
 いずれにしても、生き残るための選択肢は厳しく、犠牲にするものも大きいでしょう。

新型インフルエンザワクチン予防接種
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 また、通院のついでに事前に予約した新型インフルエンザワクチン予防接種を受けます。通院先の病院は、かかりつけの患者のうち次の対象疾患を有している人と通院先病院で出産を予定している妊婦を対象に2009年11月17日から予防接種を実施していました。

 「対象疾患を有する方」(最優先)の対象範囲
 1 慢性呼吸器疾患
 2 慢性心疾患
 3 慢性腎疾患
 4 慢性肝疾患
 5 神経疾患・神経筋疾患
 6 血液疾患
 7 糖尿病
 8 疾患や治療に伴う免疫抑制状態
 9 小児科領域の慢性疾患

 がん患者は、2009年9月19日のブログエントリー(記事)に書いたように、前記の対象範囲の下線を付けた「8 疾患や治療に伴う免疫抑制状態」に含まれていました。
 なお、通院先病院の第1回新型インフルエンザワクチン予防接種の予約は終了しました。

報告書

 さて、主治医の診察を受けるときには、3分間という短い診察時間に効率よく患者の情報を主治医に提供できるよう、病状や体調のA4サイズの報告書を事前に作成します。
 前回の退院日である2009年11月9日から本日までの症状などについて、2008年7月18日のブログエントリー(記事)のがん治療後の経過観察(フォローアップケア)の診察で患者が医師に伝えるべきこと、及び同年8月26日のブログエントリー(記事)の薬効検査と自己管理のための患者手帳を参考に、次のようにまとめました。

 2009年11月9日~同月19日の症状等について(報告)

【症状】
 1 2009年10月5日から食後の胃及び周辺部の不快感及び膨満感が続きます。オメプラールを服用すると、症状は改善されました。
 2 普通食を食べても、おう吐等はしていません。
 3 再発した徴候ではないかと思われる症状(血尿、便秘)は、ありません。
 4 平熱です。日常生活に支障を来す、又は気になる身体的な問題はありません。
 5 不安、気分の落ち込みなど、経験している精神的な問題はありません。

【副作用】
 2009年11月13日ごろから脱毛が始まりました。
 なお、化学療法の次の副作用はありません。

 色素沈着、運動性神経障害、感覚性神経障害(しびれ)、関節痛、筋肉痛、浮腫・むくみ(頭頸部)、浮腫・むくみ(四肢)、爪の変化、なみだ目、静脈炎、悪心(はき気)、嘔吐、食欲不振、味覚変化(味覚障害)、粘膜炎/口内炎(上気道/上部消化管)、粘膜炎(下部消化管)、下痢、便秘、疲労(倦怠感)、手足の皮膚反応、不眠

【質問】
 もし、胃痛が胃潰瘍であるならば、原因はステロイド剤による副作用は考えられないでしょうか。

 以上です。

 胃潰瘍の原因は抗がん剤の吐き気止めとして使っているステロイド剤の副作用ではないかと指摘してくださったのは、2009年11月11日のブログエントリー(記事)に書いた、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の管理者である次の写真のウェンディ・シェリダンさんです。

膀胱がんウェブカフェのサイト管理者のウェンディ・シェリダンさん

 先日、私の治療がGC療法から当初予定していたFOLFOX療法ではなくM-VAC療法になったこと、胃潰瘍の症状があるということを英語の電子メールでウェンディ・シェリダンさんに報告しました。
 すると、ウェンディ・シェリダンさんの返事の一部に「I know steroids cause stomach ulcers and they are often given before chemo.」(私はステロイド剤が胃潰瘍を引き起こし、それらが化学療法の前に投与されることを知っています。)と書いてありました。
 胃痛の原因がステロイド剤にあるかもしれないということは考えたことがなかったので、主治医に尋ねてみようと思います。
 なお、ステロイド薬の種類、副作用と対策|大阪大学免疫アレルギー内科が参考になりました。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その3)
 ゲムシタビン(ジェムザール)+シスプラチン - 化学療法の新しい黄金の標準?
 ゲムシタビン=ジェムザール、シスプラチン=プラチノール(GP)
 2006年2月更新
 GC療法対M-VAC療法の大規模無作為抽出第3相臨床研究からのデータは更新されました。「GC療法又はM-VAC療法による治療後の長期間の全体的な疾患のない生存は、類似しています。これらの結果は、局所進行又は転移性移行上皮がん患者の治療の標準としての役割を強固にします。内臓転移がある患者及び内臓転移がない患者の5年全体生存率は、それぞれ6.8%及び20.9%でした。」
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage139.htm

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  2009年11月18日 尿膜管がん患者のとんぼーさんの霊に捧げる

 当ブログに多くの情報を提供してくださった尿膜管がん患者のとんぼーさん(64歳)が、2009年11月10日に都内S病院で亡くなられたことを御主人のガンパートナーさんがメールでお知らせくださいました。

 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 今日は残念なお便りをすることになります。

 11月10日午後5時30分、都内S国際病院の緩和ケア病室で、妻とんぼーは私と二人の娘に見守られ、静かに彼の地へ旅立ち、大自然に還りました。安らかな最期でした。

 2004年9月に尿膜管癌に罹患したことを告げられて以来、1850日の闘病生活でした。

 また緩和ケア病棟に入棟して33日目でした。

 最期まで苦悶の表情は示しませんでした。病室には常に本人の好きな音楽が流れていました。

 11月14日に、生前の本人の強い希望で、家族だけで静かに見送りました。

 ガンファイターさんのブログはモルヒネで意識が朦朧とした中でも、ほぼ毎日、その内容を知りたいと云い、伝えておりました。

 これまで頂いた励ましとお見舞いに対して篤く御礼申し上げます。ありがとうございました。

 ガンファイター様、尿膜管がんでご闘病の皆様、妻とんぼーの分も頑張って頂きたく思います。心から応援しております。

 落ち着きましたら、妻の闘病の記録を纏めるつもりでおります。また、これを機に、私、ガンパートナーは日本癌学会に入会し、妻の闘病中に考えた腫瘍マーカの増減モデルを整理して数理腫瘍学の分野で発表するつもりでおります。

 これからも妻と同じ病に苦しまれている方達のために、微力ですが、努力していこうと心に決めた次第です。

 2009年11月17日記

 御家族の御心痛いかばかりかとお察し申し上げます。
 御遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

 とんぼーさんの約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんで亡くなられた方の霊に捧げる。
 この項目では、ウェブカフェのコミュニティは、私たちの倒れたウォリアー(戦士)に敬意を払いたいと思います。
 トレイル・ブレイザー(道を切り開く者たち)のあなた方が鼓舞する勇気及び希望に感謝します。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage246.htm

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  2009年11月17日 脱毛とウォームビズスタイル

髪
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 2009年11月14日のブログエントリー(記事)に書いたM-VAC療法(エムバック療法)の副作用による脱毛が本格化してきました。
 数日前までの髪を引っ張ると抜ける状態は、洗髪や髪をタオルで拭くときにごっそり抜ける状態に加速しました。バスタオルで髪を拭くときは、飛び散った髪が体の広い範囲に付くので、もう一度シャワーで洗い流すような状況です。

 これまで14コースの投与を受けたGC療法の副作用により少し抜けることはありました。たった1コースのM-VAC療法(エムバック療法)の投与後14日目から数日でほぼ完全脱毛したことには、大変驚いています。

 職場では、40代後半男性の白い頭皮にわずかに残る髪のまだらのヘアースタイルを気にする人又は気の毒に思う人はあまりいないかもしれません。
 けれども、髪が抜けつつある中で、室温20℃実践の徹底を推進するウォームビズ2009の職場で仕事をすると、頭が大変寒い上、抜け落ちた髪が気になります。チーム・マイナス6%運営事務局(環境省地球環境局地球温暖化対策課国民生活対策室)のWARMBIZなスタイルというサイトに、次の画像のようなウォームビズに効果大なアイテムがいくつか掲載されています。

ウォームビズに効果大なアイテム
(出典:http://www.team-6.jp/try/warmbiz/about/pdf/WarmBiz_point.pdf

 残念ながら、この中にニット帽はありません。頭は冷やした方が良いということでしょうか。
 しかし、ニット帽をかぶるとかなりの保温効果があります。そこで、先日購入した黒いニット帽をかぶることの了解を得て仕事をしています。頭に密着し耳を覆わないものと大きめで耳を覆うものの2種類のニット帽のどちらがスーツに似合うのか試してみようと思います。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その2)
 M-VAC(メトトレキセート、ビンブラスチン、ドキソルビシン(アドリアマイシン)及びシスプラチン)は、1980年代後半・1990年代前半以来ずっと進行性膀胱がんの標準療法です。腫瘍の負荷量(訳注:がん細胞の総量)を軽減するために積極的な外科的介入と併用されるときに、M-VAC療法は、患者の3分の1より多くにおいて完全な反応を結果として生じていました。残念ながら良い反応を得た患者の3分の2は、2年以内に再発します。CMV(シスプラチン、メトトレキセート及びビンクリスチン)療法及びCICSA(シスプラチン、シクロホスファミド及びドキソルビシン)療法はまた、疾患がない生存とがん固有の生存が強化されるかもしれないという可能性によってネオアジュバント及びアジュバント(手術前及び手術後)療法の両方として使われていて、疾患がない生存の延長した期間を示しました。しかし、毒性は高く、10年以上経過して入るデータは、これらの療法はがんによる死を減らしている究極のものであるかどうかについて疑いをもたらしています。生存の予兆は、全身状態、組織学(細胞の種類及び進行度(グレード)・分化)及び肝臓又は骨転移の存在を含みます。一つの研究において、M-VAC療法の無作為抽出された患者の3.7%だけが6年間生存し、継続的疾患はありませんでした。試験治療効果をみるための長期間にわたる追跡調査評価は、M-VAC療法及びCMV療法の後の永続的ながんの進行がない生存はまれであることを裏付けます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage138.htm

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  2009年11月16日 検査の内容(患者と作る医学の教科書の尿膜管がんの原稿案)

 2009年10月13日のブログエントリー(記事)には、次の画像の「患者と作る医学の教科書」プロジェクトチームの一員であり、当ブログの運営母体のMELIT(メリット)(医療情報リテラシー)主宰者である加藤眞三慶應義塾大学教授からの御提案を受けて、尿膜管がんの原稿案を作成すると書きました。

患者と作る医学の教科書
 出版社: 日総研出版(2009/08) B5判280頁 定価2,800円(税込)

 本日のブログエントリー(記事)には、2009年10月19日の「1.病気の概念」、 2009年10月24日の「2.医療につながるきっかけとなった症状、初診時の様子」のブログエントリー(記事)に引き続き、「3.検査の内容」の原稿案を次のとおり書きます。

3.検査の内容
1)検査内容と患者の声
・直腸内触診(肛門に医師が指を挿入し、直腸下部の病変を探る検査)「戴石位という体位をとり肛門に指を入れられるので嫌」
・エコー検査「腹部に塗るジェルが冷たい」
・膀胱鏡検査「我慢できない痛みではないが、大変気持ち悪い」
・血液検査(CEA、CA19-9)「血管が見つかりにくいと痛い、内出血する」
・CT検査「造影剤の注射を受けたときに1・2分ほど体が熱く感じる」
・MRI検査「尿をためる必要がある」「暗い、狭い、音がうるさい、検査時間が長い」

2)注意事項
・膀胱鏡検査はかなり緊張するので、やさしい言葉をかけてほしい。
・膀胱鏡検査のモニターで腫瘍を発見した場合、いきなり「がん」と言われるとびっくりするので告知のやり方を工夫してほしい。
・生検で病名が確定するまでの間、患者は極度の不安と緊張で敏感になっている。検査終了後は、早目に状況を教えてほしい。

 以上です。

 患者と作る医学の教科書の尿膜管がんのほかの項目の原稿案は、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 もし、よろしければ、差し出がましいのですが、「患者と作る医学の教科書」の尿膜管がんの原稿案に対する皆様の闘病経験の情報や御意見を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

電子メール

 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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ヤフーカテゴリ登録 2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その1)
 何人かの泌尿器科医・腫瘍学者は化学療法を行う前に、明確な疾患の科学的根拠(エビデンス)(例:リンパ節転移、局所若しくは遠隔転移又は再発)が存在することが分かるまで待つことを好みますが、ほかの泌尿器科医・腫瘍学者はわずかな可能性の進行を遅らせるか、停止させることを希望して、より積極的に行動することを好みます。どちらにしても、膀胱の外への転移の科学的根拠(エビデンス)がなくては、難しい決定です。化学療法への反応は患者一人一人によって非常に異なり、予測不可能で、保証は全然ありません。反応は患者個々人によって異なります。何人かの患者は副作用が全然ないか、又は、非常に小さなものですが、一方、ほかの患者は同じ薬剤を受け入れるのにとても苦労をしています。診断のときの身体的な健康は、化学療法プロトコル(訳注:化学療法で使われる抗がん剤の使用量、使用法及び投与間隔等の取り決め)を選ぶ前に考慮する重要な要素です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage137.htm

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  2009年11月15日 高齢女性の転移性尿膜管がん治療

 2009年10月21日のブログエントリー(記事)に、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんへの薬功がなくなったGC療法を中止し、新たに再発大腸がんに対する3剤併用化学療法の第1選択療法であるフォルフォックス4(オキサリプラチン、ロイコボリン、5-FU)を実験的に受ける予定となったことを書きました。
 ところが、結果的には、2009年10月29日のブログエントリー(記事)に書いたように、病院内の臨床腫瘍専門医の意見によりフォルフォックス4は 尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)に変更になりました。

 抗がん剤については、医師の専門的意見に基づき、最終的には患者が決めるのですから、ある程度は、薬の特徴、副作用、症例報告についてできるだけ調べるようにしています。
 残念ながら、尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。尿膜管がん患者数が大変少ないことから、尿膜管がんとフォルフォックス4の臨床事例は、次のブログエントリー(記事)に書いた症例報告くらいしか見つかりません。

 2009年8月24日 FOLFOX4を術前抗癌化学療法に用いた尿膜管癌の1例
 2009年2月12日 FOLFOX4ネオアジュバント化学療法によって治療された尿膜管がんの症例
(注)前記の二つのブログエントリー(記事)は、同一の症例報告です。

 このような状況の中、本日のブログエントリー(記事)には、2009年10月27日同年11月9日の入院前に海外のサイトを調べた尿膜管がんに対するフォルフォックス以外の薬剤について書きます。
 いくつかの海外のサイトを調べると、次の画像の米国ニューヨーク州ロチェスターのジェームスPウィルモットがんセンターのTreatment of metastatic urachal carcinoma in an elderly woman.(高齢女性の転移性尿膜管がん治療)(1: Nat Clin Pract Oncol. 2008 Jan;5(1):55-8.)という抄録を見つけました。

高齢女性の転移性尿膜管がん治療

 この抄録を次のように仮訳しました。

 高齢女性の転移性尿膜管がん治療
 Mohile SG, Schleicher L, Petrylak DP.
 James P Wilmot Cancer Center, 601 Elmwood Avenue, Box 704, Rochester, NY 14642, USA. supriya_mohile@urmc.rochester.edu

 背景
 腹痛及び血尿を示した喫煙歴のある67歳の女性
 身体検査の結果、彼女は明白な骨盤の塊体がありました。画像診断は、転移のほかの部位の証拠はなく、尿膜管から拡張した膀胱頂部に位置した大きな骨盤の塊体を明らかにしました。切除後に、尿膜管悪性腺腫は組織学的に確認されました。どのアジュバント療法(訳注:術後療法)も適用されませんでした。切除後3か月目に行った再画像診断は、再発と一致する大きな左の骨盤の塊体を明らかにしました。

 調査
 身体検査、骨盤及び完全なリンパ節検査、臨床検査、尿検査、腹部と骨盤のCTスキャン、胸部エックス線、骨シンチグラム、膀胱鏡検査、腫瘍組織検査、腹部及び骨盤のMRI

 診断
 転移性尿膜管悪性腺腫

 治療
 膀胱切除及び骨盤リンパ節郭清を伴う外科切除、5―フルオロウラシル、ロイコボリン及びイリノテカンの化学療法

 出典:Treatment of metastatic urachal carcinoma in an elderly woman. PMID: 18097457 [PubMed - indexed for MEDLINE]

 ●膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対してイリノテカンを使う治療に関するブログエントリー(記事)は、次のとおりです。

 2009年8月12日 尿膜管がん患者の御家族の40歳さんの奥様の治療状況報告
 2008年10月27日 尿膜管がんのための新しい抗がん剤としてのイリノテカン
 2008年7月8日 20代後半の女性尿膜管がん患者からの情報提供
 2008年3月31日 米国医師のセカンドオピニオン

 尿膜管がんに対するイリノテカンを使った症例報告がこれだけあるとは思いませんでした。患者の選択肢の広がりを予感させます。

 ≪尿膜管がんの各種文献についての過去のブログエントリー(記事)リンク集

翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

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 ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争 (その2)-
 ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン - SWOG8710試験、2003年9月更新
 ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン9月号は、膀胱切除術の後に続くM-VAC療法を伴うネオアジュバント化学療法の使用を調べて、進行中の無作為抽出された第3相臨床試験のSWOG8710の進歩に関する最新情報を出版しました
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage149.htm

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  2009年11月14日 脱毛についての病院内の理容院相談結果報告

散髪

 本日のブログエントリー(記事)には、2009年11月13日のブログエントリー(記事)に書いた、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けるための診察終了後に、病院内の理容院で散髪をしながらM-VAC療法(エムバック療法)の副作用による脱毛対策の相談結果を書きます。

 この理容院の主な客は入院患者なので、予約をして散髪することが原則です。ただし、美容院が混んでいなければ、通院したついでに来る客も引き受けてくれます。

 利用室に入ると先客が一人いました。散髪用の椅子が空いていたので、すぐに散髪をしてもらうことができました。
 抗がん剤の副作用により髪を軽く引っ張ると直に抜けるので、脱毛しても目立たないように散髪してほしいと依頼しました.。その上で、販売している医療用のかつらの料金を尋ねました。女性用のかつらは約16万円からの商品があること、男性は脱毛した場合、すべて切ってしまうことが多く、かつらを取り扱ったことはないと言われました。

 年配の理容師は私の頭皮の状況を見て、抗がん剤の副作用で抜けるときは、髪を引っ張らなくてもかなり抜けると言いました。洗髪すると髪が抜けることから洗髪しないようになると逆効果なので、なるべく洗髪した方が良いという助言もいただきました。抜ける場所としては、おでこから頭頂部が多いということです。
 私の場合は、髪を引っ張ると抜ける状態なので、ひょっとすると、数日のうちに何もしなくても抜けてしまうのかもしれません。そこで、脱毛が目立たぬようオバマ大統領のように髪を短くしました。

 病院から出て、スポーツ用品店で、竹を原料として再加工したレーヨン性の柔らかい手触りと吸湿速乾性そして天然の抗菌性に優れている黒いニットキャップ(4095円)と売れ残っていた夏物のニットキャップ(2310円)を買って帰りました。

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 ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争 (その1)-
 このページは、外科手術前のM-VAC療法が生存期間を増大させるという試験結果の報告に関する2002年、2003年手術前療法の更新を含みます。
 賛成意見:外科手術前のM-VAC療法が生存期間を延ばすという臨床試験結果報告
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage148.htm

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  2009年11月13日 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)結果報告

胃

 昨日受けた上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の報告の要旨は、「検査があると思って、朝食を取らずに行きました。しかし、問診と触診だけでした。2009年12月8日(火)に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の予約を入れていただきました。」です。

 この検査を受ける理由は、1か月半ほど前から、2007年4月に診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの腫瘍マーカーであるCA19-9及びCEA増加に連動したように始まった胃痛に苦しんでいるからです。

 さて、昨日は、病院の自動再来受付機の作動する午前7時30分に病院に到着しました。お陰で、午前8時30分の診察を受けることができました。
 内科の医師には、2009年1月24日のブログエントリー(記事)に書いているように、同月23日に上部消化管内視鏡検査を行ってもらっていました。このため、内科医から再度の検査の必要はないでしょうと言われました。また、触診の結果は、かたまりやしこりもなく良好ということでした。

 内科医の電子カルテシステムのディスプレイを見ると、主治医からの紹介状の欄に「患者の強い希望です。」と書いてありました。ひょっとして、主治医はこの検査の必要性をあまり感じていないのかもしれません。私は、今年1月の症状は軽快したこと、その後別の痛みの種類の症状があり、痛みも増すので、是非とも検査をお願いしますと申し上げました。
 結局、2009年12月8日(火)に上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の予約を入れてもらいました。また、オメプラールを処方してもらいました。診察時間は約10分です。

 支払窓口で支払った額の内訳は、次のとおりです。

 外来診察料70点
 医学管理等10点
 投薬184点
 診療費一部負担金790円

 M-VAC療法(エムバック療法)の副作用による脱毛についての病院内の理容院相談結果については、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

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 臨床試験(その2)
 参加すると決める前のいくつかの重要な質問は次のとおりです。
――研究者たちは彼らの研究の答のために何を望んでいますか。
 ――リスク(危険)対ベネフィット(利益)
 ――コスト(費用)(いくつかの臨床試験は無料です。)
 ――何人の参加者が求められていますか。すでにかかわっていますか。
 ――どのようにほかの参加者はこれまでに反応しましたか。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage254.htm

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  2009年11月12日 上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)のための通院

病院
 本日は、2007年4月に診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの腫瘍マーカーであるCA19-9及びCEA増加に連動したかのように始まった胃痛の原因を調べるため、仕事を休んで通院します。

 この1か月半、食後すぐに十二指腸又は横行結腸あたりに痛みがひどく、横たわることもあるくらいです。2009年11月10日のブログエントリー(記事)に書いた、高校の同級生で今はある大学病院の内科医が上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けたほうが良いという助言を得たので、同月9日の退院時に主治医へ無理を言って本日の予約を確保していただきました。

 退院翌日から始まった仕事の調子もようやく上がってきたころに、こうして検査のために通院するとなると、仕事というか生活のリズムが狂い、がんと共に暮らすことを実感します。

ショック

 ところで、昨日は、2009年10月29日M-VAC療法(エムバック療法)を開始してから14日目です。2009年11月5日のブログエントリー(記事)に、「薬剤部長は、M-VAC療法を受けた95%の患者は、毛髪が生え変わる周期の約2週間に脱毛するとおっしゃいました。」と書いたことから、脱毛を心配していました。

 昨晩、洗髪した髪をドライヤーで乾かしていると、抜け毛が普段の10倍以上ありました。それだけではなく髪の毛を軽く引っ張っると、すぐに抜けたことに驚きました。いよいよ脱毛が始まったようです。
 本日は、病院に行ったついでに、院内の理容院に行き、散髪をして、脱毛の対応策である医療用かつらなどについて相談しようと思います。

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 臨床試験(その1)
 人の臨床試験は新しく希望的に改良された治療の選択肢の検査のために必要です。治療指針を開発した研究者のチームは治療効果、副作用、有効性及び標準療法との比較を調査します。これらの試験は、遺伝子治療などの非常に新しい闘争の場であるのと同様に薬品、外科手術、放射線及び併用療法を検査するために行われます。臨床試験は医学の最先端と考えられ、すべての試験が改良を導いているわけではないけれども、多くのことをします。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage253.htm

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  2009年11月11日 膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のアクセス数が34万突破

 米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/(英語【注】)の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のアクセス数が、次の画像のとおり2009年11月11日に延べ34万アクセスを突破しました。
【注】 http://blcwebcafe.org/は、インターネットエクスプローラのメニューバーの「表示」-「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択して同サイトを御覧ください。

膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のアクセス数が34万突破

 このサイトの2007年5月12日の公開開始から1万アクセスに至るまでの1日平均アクセス数は、約80でした。その後、アクセス数は徐々に上がり、33万アクセスから34万アクセスに至るまでの期間の1日平均アクセス数は約560です。

 ある1日の当ブログにアクセスされる方が過去に何回当ブログにアクセスしたかを調べる(リピーター調査)と、初めてアクセスされる方が約半数でした。その後1回もアクセスされない方もいらっしゃいますし、リピーターになられる方もいらっしゃいます。

 初めてアクセスされる方のために、膀胱がんウェブカフェ(仮訳)サイト作成の経緯を少し書きます。このブログに2回以上アクセスされている方には、分かり切ったことで、繰り返しになるかもしれませんがお許しください。

 私が2007年4月に診断を受けた尿膜管がんは、同年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私が推計する膀胱がんの大変珍しい種類です。

 2007年4月にインターネットで尿膜管がんについて国内サイトを検索してもほとんど情報はありません。また、膀胱がん患者の闘病記やブログも思ったよりも少ないものでした。そこで、尿膜管がんの英語「Urachal carcinoma」を海外サイトで検索し、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/(英語)を見つけました。

 2007年5月に下の写真の膀胱がんウェブカフェのサイト管理者であるウェンディ・シェリダンさんから翻訳公開許諾を得て、日本語仮訳携帯サイト「膀胱がんウェブカフェ(仮訳)」を作成しました(このサイトは、docomo、au、softbankに対応しており、PCからの閲覧もできます。)。

膀胱がんウェブカフェのサイト管理者のウェンディ・シェリダンさん

 以上が、膀胱がんウェブカフェ(仮訳)サイト作成の経緯です。

 なお、膀胱がんウェブカフェ(仮訳)サイトへのアクセス数は、たとえば、同じ人が同じページを何度も表示した場合もアクセス数を加算して数えており、重複を除いた純粋な訪問者数であるユニークユーザー数は数えていません。

これまでの達成記録に関するブログエントリー(記事)

翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 サイトの使命
 ウェブカフェの目的は、偏見のない方法で膀胱がんの現在の治療の選択肢に関する情報を提供し、患者が関心を持つ問題についてインターネットを通じて更なる情報を得ようとする方を助けることです。私たちはいかなる組織の傘下にあるものではなく、当サイトがリンクを張っているものはあくまで参考としているものです。特定のプロバイダーのサイト又はほかの資料は、ウェブカフェ又は当サイトの著者のいずれかがその内容を支持することを反映しているものではないということを御承知ください。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage3.htm

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  2009年11月11日 ミュージシャンとファンの間の距離

 昨晩は、毎月1回の頻度で自宅近くにあるホテルのスカイラウンジで行われるピアノトリオの演奏を聴きに行きました。このピアノトリオは、新譜の販売促進のため全国ツアーの最中です。昨晩の演奏は新曲中心でした。

 スカイラウンジはミュージックフィーやテーブルチャージは不要ですが、料理又は飲料の注文をしないといけません。私は、2007年4月に膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの診断を受けてから禁酒しているので、マンゴージュースを注文しました。

 2009年10月7日のブログエントリー(記事)に書いたこのピアノトリオの新譜を持参し、ファーストステージの演奏終了後に次の写真のようにサインをしてもらった上で、ツーショットの写真撮影をしました。

ピアニスト

 この写真を改めて見て、ピアノトリオのミュージシャンとファンの間の距離は、物理的にも心理的にも近いことを実感しました。この写真を撮った後、ピアノトリオのベーシストとドラマーにもサインを書いてもらいました。

 残念ながら、ファーストステージ演奏後に新譜のCDを購入しようとするお客はいませんでした。私は、サインしてもらったCDを受け取ったときに、ピアノトリオのメンバー全員に演奏を頑張ってくださいと励ました。
 いつもは病人ということで励まされることが多いです。しかし、立場を変えて、ミュージシャンを励まし、応援することにより高揚感が増すことに気付きました。

 夜空を彩るクリスマスのイルミネーションを眺め、真冬が近いことを感じながら雨の中を帰宅しました。

 ≪音楽のカテゴリーのブログエントリー(記事)抜粋≫

 2009年10月7日 発売予定日前のCD購入

 2009年9月2日 9月の風のジャズ

 2009年8月5日 七真夏のジャズナイトによる抗がん剤ダメージの癒し

 2009年7月8日 七夕ジャズ

 2009年6月3日 癒しにおける出迎えと見送り

 2009年5月14日 癒しの音楽による外来化学療法の副作用の軽減

 2009年4月8日 癒しの音楽、言葉及び態度

 2009年2月25日 不安、恐れ、孤独及び挫折と普通の生活

 2008年11月26日 予定表の空白

 2008年5月28日 入院、退院、仕事、通院の合間の音楽鑑賞

 2008年3月13日 魂の薬

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 がん及び再発に対する恐怖と共に生きる
 もし、あなたが制御不能な状態で、憂鬱(ゆううつ)に陥っていると感じているならば、主治医に話し、サポートグループを捜し、カウンセリングを求め、一人で過ごす時間を減らし、古い趣味を続行し、活動し続け、忙しい状態を維持してください。とりわけ、他人のための時間を見つけてください、それは最良の薬です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage133.htm

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  2009年11月10日 高校の同級生で医師の助言

標識

 本日(2009年11月10日)は、2週間ぶりに出勤です。

 さて、ある医大附属病院の内科医になった高校の同級生が、2009年11月8日(日)の午前中に新幹線を使って見舞いに来てくれました。私は、この同級生の助言を2007年9月24日2009年2月1日及び同年4月6日のブログエントリー(記事)に書いたようにセカンドオピニオンとして受け止めています。

 私は、最新のCT結果、病院の事情により投薬変更になったM-VAC療法(エムバック療法、気になる症状の十二指腸又は横行結腸の食後の痛みを、ある医大附属病院の内科医になった高校の同級生に報告しました。
 この同級生は30分ほど次のような助言をしてくれました。

1 腫瘍マーカーの急上昇にもかかわらずCT検査結果を読む限りは、遠隔転移、副膜播種及び原発の尿膜管又は膀胱の病変はないことから、深刻になる必要はないでしょう。

2 化学療法の結果は、腫瘍マーカー検査を待たないと分かりません。

3 十二指腸又は横行結腸の痛みが続くようであれば、上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)を受けてください。

 専門分野が違うとはいえ、大学病院医師から30分も意見が聞けて、助かりました。助言には同級生という間柄を維持するために必要な社交辞令もあったかもしれませんが、現状の解釈についての希望と勇気がわいてきました。
 患者の不安を解消する一つの方法は、医療従事者の意見を多く、しかも率直に聞くことが重要だと思います。現実としては、意見を聞こうとするとセカンドオピニオンになってしまい、率直な意見を聞くことは難しいものです。

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 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その3)
 2005年更新:日本の研究者の報告
 ゲノム全体の遺伝子発現プロファイリングによる膀胱がんのメトトレキセート、ビンブラスチン、ドキソルビシン及びシスプラチンのネオアジュバント化学療法(訳注:進行がんなどに対し手術に先立って施行する化学療法)への予測反応
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage90.htm

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  2009年11月09日 2009年第6回退院

 退院を左右する血液検査の結果が本日の正午前に分かり、午後に退院しました。

 重要な白血球検査結果は、3.6×10^3/μLでした。ちなみに、健康な人の白血球の基準値は、3.6~9.6×10^3/μLです。
 なお、入院期間中の白血球検査結果は次のとおりです。

 2009年11月6日 3.5×10^3/μL
 2009年11月5日 2.7×10^3/μL

 入院手続をしたときに提示した健康保険限度額適用認定証に基づく2枚の診療費納入通知兼領収証書の内訳は、次のとおりです。

 2009年10月
 医学管理等 325点
 入院料等 235点
 DPC 19,459点
 合計点数 20,019点
 負担金額(保険適用分)
 診療費一部負担金 44,400円
 食事療養負担金 1,820円
 保険診療分計(a) 46,620円
 請求額(a)+(b) 47,780円
 納付額 47,780円(A)

 2009年11月
 医学管理等 380点
 入院料等 423点
 DPC 31,549点
 合計点数 32,352点
 負担金額(保険適用分)
 診療費一部負担金 44,400円
 食事療養負担金 3,990円
 保険診療分計(a) 48,300円
 納付額 48,300円(B)

 (A)+(B)=47,780円+48,300円=96,080円

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 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その2)
 すべての利用可能な抗がん剤感受性効力検定は、薬剤の「耐性」情報を報告することができます。耐性は患者のがん細胞が研究室の特定の化学療法の薬剤にさらされるとき、がん細胞は生き残り、成長し続けるであろうということを暗示しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage89.htm

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投稿者 fight : 14:47 | コメント (3) | トラックバック (0)
  2009年11月09日 2009年第6回退院予定

 2009年第6回入院の14日目です。

 本日の午前中の血液検査結果を待って、退院する予定です。検査結果を待つ前に、次回の副作用管理及び薬効検査のための通院予約を2009年11月19日(木)に入れていただきました。2007年4月以来の入退院の回数は、合計12回になりました。

 主治医に、「内臓の異常収縮を改善する薬のコスパノンのお陰で、胃痛はほとんどありませんでした。」と昨日のブログエントリー(記事)に書いたことを報告しました。主治医は、コスパノンで解消できたとは考えにくく、むしろ抗がん剤が効いていると解釈したほうが良いですと言われました。主治医の説明からすると、どうも胃薬などで改善できるような病状ではなさそうなので、胃カメラの検査の予約を入れていただくよう依頼しました。

 今回の当初予定していた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するフォルフォックス4療法からM-VAC(エムバック)療法への変更という現実に直面したことは、誰も歩いたことがないがんの旅という自分の人生で自分が責任を持つことの難しさを味わいました。主治医は限られた選択肢の助言者でしかなく、私の体に起こる結果の責任はとれません。患者が最後の選択をしないといけないのです。

 なお、私が受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)は、次の投与コースのうち15日目及び22日目を省略したものです。

 1日目:メトトレキサート
 2日目:ビンブラスチン、アドリアマイシン、シスプラチン
 15日目:メトトレキサート、ビンブラスチン
 22日目:メトトレキサート、ビンブラスチン

 主治医は、多くの尿路上皮がん患者は、M-VAC療法(エムバック療法の1日目と2日目の投与による副作用で白血球が低減し、予定のとおり15日目と22日目に投与することは少ないことから、あらかじめ、15日目と22日目の投与を省略した短縮M-VAC療法を実施することが多いとおっしゃっていました。

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 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その1)
 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験は、どの化学療法があなたのがん細胞に影響をより及ぼさないであろうということを評価することを促進するものです。膀胱がん患者の大多数にとって、抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験は問題になりません。なぜなら、膀胱腫瘍の80%は表在性膀胱がんであり、これらの症例では体系的に膀胱内化学療法が選択されるからです。しかしながら、筋層浸潤疾患の診断を受けた患者の約半数は、積極的処置にもかかわらず5年の生存はできないでしょう。これらの症例のために、CCDRT(抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験)は、有益な道具であることを立証するかもしれません。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage88.htm

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  2009年11月08日 悪性尿膜管病変

 2009年第6回入院の13日目です。

 昨日(2009年11月7日)は、内臓の異常収縮を改善する薬のコスパノンのお陰で、胃痛はほとんどありませんでした。

 さて、本日のブログエントリー(記事)には、2009年10月26日のブログエントリー(記事)に書いた、次の画像のシンシナティ大学医学部子ども病院メディカルセンター医師・泌尿器科教授のカーティスA.シェルドン医学博士が1984年に発表された膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの論文の「悪性尿膜管病変 シェルドンCA、クレイマンRV、ゴンザレスRほか/Urol 1984;131:1-8.」の抄録の仮訳を書きます。

カーティスA.シェルドン医学博士

 「悪性尿膜管病変 シェルドンCA、クレイマンRV、ゴンザレスRほか/Urol 1984;131:1-8.」抄録は、次の画像のとおり米国国立医学図書館の生物医学系データベースのパブメド(MEDLINE)のD: 6361280 J Urol 131:1―8, 1984に掲載されています。

シェルドンCA、クレイマンRV、ゴンザレスRほか 悪性尿膜管病変/Urol 1984;131:1-7

 これを次のように仮訳しました。

 悪性尿膜管病変

 シェルドンCA、クレイマンRV、ゴンザレスR、フラレイEE

 尿膜管がんは、発見される前にしばしばかなりの局所拡大を可能にする場所にある珍しい悪性腫瘍です。最も一般的な組織学の種類は、診断において役に立つ教材である粘液を産するかもしれない悪性腺腫です。中線腹壁塊体の中の斑点状の石灰の存在は、大抵の尿膜管がんの特徴です。しかし、より一般的に、徴候は血尿と腹部腫瘤などより具体的でありません。多くの病変は内視鏡により見え、したがって、診断は生体組織検査から術前に行われ得ます。腫瘍が最初の手術によって局所的に管理されないことからほとんどの手術の失敗は起こり、したがって、私たちは、腫瘍が肉腫又は初期の病期(ステージ)1のがんであると知られていない限り、臍(帯)切除術を伴う一括膀胱切除術及び骨盤内リンパ節郭清を推奨します。これらの患者が不十分な治療をされて、局所再発があるならば、患者は、通常、救済可能でありません。膀胱悪性腺腫の起源を識別することが困難なため、膀胱頂部又は前壁のいかなる腫瘍でも、あたかもそれが尿膜管がんであるかのように、最初に接近すべきです。

 出典:D: 6361280 [PubMed - indexed for MEDLINE] J Urol 131:1―8, 1984  http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/entrez

●膀胱頂部又は前壁の腫瘍は、最初に尿膜管がんを疑うべきであることが分かります。推奨される外科手術は、臍(帯)切除術を伴う一括膀胱切除術及び骨盤内リンパ節郭清です。

●この抄録に書かれていることを自分に当てはめた場合、「救済可能でありません。」(not salvageable)という厳しい言葉が突き刺さります。

≪シェルドン病期(ステージ)分類関連ブログエントリー(記事)≫

 2009年10月26日 尿膜管がんのシェルドン病期(ステージ)分類考案者は誰か

 2009年5月30日 膀胱の尿膜管腺がん患者と非尿膜管腺がん患者の生存の差異

 2009年5月26日 尿膜管がん:結果相関関係がある24症例の臨床病理分析

 2009年5月18日 尿膜管がんの母集団を基礎とする生存データ

 2009年3月15日 生存曲線

 2008年11月18日 尿膜管がんの病期(ステージ)分類(シェルドン病期(ステージ)分類)

 2008年5月10日 予後告知とメイヨー・クリニックの尿膜管がん患者47名の症例による病期(ステージ)と生存期間の仮説

 ≪尿膜管がんの各種文献についての過去のブログエントリー(記事)リンク集

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 免疫促進剤(その3)
 深い喪失感は、実際にがんを促進するかもしれない心理学的な特徴があるとブローディ博士は述べます。彼は、診断に優先して10年間、強烈な感情の喪失に苦しんでいたがん患者の数百の症例を観察しました。しかしながら、多くの場合に、個人は決して効果的に悲嘆、自責、苦悶及び喪失と関連したほかの激しい感情に対応しませんでした。彼は、がんに罹患しやすい精神の別の特徴は、これらの個人が通常、不満又は認めることさえせずに重荷を耐え忍び、「沈黙して苦しむこと。」を好むことであると観察しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage97.htm

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  2009年11月07日 あなたは、たった今、あなた又は愛する人が膀胱がんにかかっていることを知りました。

 2009年第6回入院の12日目です。

 食後すぐに十二指腸あたりが痛むため、内臓の異常収縮を改善する薬のコスパノンを処方してもらいました。コスパノンは食後に服用するものですが、食後2分くらいしてから胃が痛むので例外的に1日だけ食前に飲むことにしました。

 気になる週末の一時帰宅を左右する昨日の血液検査結果は、3.5×10^3/μLでした。ちなみに、健康な人の白血球の基準値は、3.6~9.6×10^3/μLです。血液検査の数値であれば月曜日に退院ができそうです。こうなると、週末の一時帰宅をするくらいなら退院したほうがよいのかもしれません。迷いましたが、病院で安静にすることにし、週末の一時帰宅はやめました。

 さて、2008年7月4日のブログエントリー(記事)に、2005年5月に全米で初めての膀胱がん患者団体である下の画像がロゴマークのBCAN(全米膀胱がん患者権利擁護ネットワーク)(以下「BCAN」といいます。)(http://www.bcan.org/)が設立されたことを書きました。

全米膀胱がん患者権利擁護ネットワークロゴマーク

 ダイアン・ジプルスカイ・クェールBCAN会長は、次の写真の方です。

ダイアン・ジプルスカイ・クェールBCAN会長

 さて、2009年10月12日のブログエントリー(記事)に書いた多くの項目の中からBCANのウェブサイトで最も多く閲覧されたページのうちの「新たに診断された方へ」を次の六つの項目に分けて、当ブログに紹介します。

 ・あなたは、たった今、あなた又は愛する人が膀胱がんにかかっていることを知りました。
 ・最初に膀胱がんと診断されたとき
 ・闘いを開始するために
 ・あなたが医師のところに行くとき
 ・あなたがこの道をたどる旅をするとき
 ・そして最後に、闘病中の人々のいくつかの言葉を紹介します。

 BCANのウェブサイトで最も多く閲覧されたページである「Newly Diagnosed Bladder Cancer Advocacy Network – BCAN」(新たに診断された方へーーBCAN)の「あなたは、たった今、あなた又は愛する人が膀胱がんにかかっていることを知りました。」を次のように仮訳しました。

新たに診断された方へ BCAN

 あなたは、たった今、あなた又は愛する人が膀胱がんにかかっていることを知りました。

 最初は、あなたが動転し、憂うつになり、うろたえ、圧倒されていることは当然です。あなたが一人でなく、あなたを助ける世の中の人々がいることを知ってください。あなたがあなたのがんの旅を開始するときに、あなたに利用可能ないくつかの情報源があります。

*膀胱がんをもっとよく知ってください。よくある質問
*ここをクリックすることによって、私たちの新しい患者向けハンドブック「新たに診断された方のための膀胱がんの基本」のコピーをダウンロードするか、注文してください。
*膀胱がんの追加情報と支援サービスを見付けてください。

 あなたがあなた自身の健康のための最善の権利擁護者になることを手助けするために、私たちは、膀胱がんとともに生きている個人によって編集し、このリストをまとめました。私たちは、あなたが最初に診断されるとき、あなたはそれが有益であることが分かることを望みます。

 出典: http://www.bcan.org/facing-bladder-cancer/newly-diagnosed/

●前記の中に出てくる次の画像の新しい患者向けハンドブック「新たに診断された方のための膀胱がんの基本」は、2008年12月6日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

新たに診断された方のための膀胱がんの基本

●後日のブログエントリー(記事)に、「最初に膀胱がんと診断されたとき」「闘いを開始するために」「あなたが医師のところに行くとき」「あなたがこの道をたどる旅をするとき」「そして最後に、闘病中の人々のいくつかの言葉を紹介します。」の仮訳を5回に分けて紹介します。
 BCANのウェブサイトで最も多く閲覧されたページは、初めて膀胱がんの診断を受けた患者及び家族に対して、診断時、闘病時、診察時そして闘病という道から降りて旅するという過程での最良の助言だと思います。

BCAN(全米膀胱がん患者権利擁護ネットワーク)についてのブログエントリー(記事)のリンク集

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 免疫促進剤(その2)
 代替医療の接近方法によって数千人のがん患者を治療したビクター・マルシアル-ベガス博士は、免疫系についてこのように言わなければなりません。「私のがん患者の少なくとも95%が身体的、科学的、精神的又は環境の原因による免疫抑制です。」とマルシアル-ベガス博士は言います。「このことは、あなたが免疫系に対処しないならば、がんの原因を本当は扱わずにがんを治療していることを意味しています。」
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage96.htm

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  2009年11月06日 米国ベイラー医科大学の非浸潤性膀胱がん患者調査(膀胱がんウェブカフェのお知らせ)

 2009年第6回入院の11日目です。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法の副作用からほぼ回復しました。約1週間ぶりに朝食を食べると、胃が空だったせいか、食後すぐにかなりの胃痛があり、ベッドで約30分横になりました。胃けいれんでした。この経験後は、ゆっくり飲み、食べるように心がけています。

 さて、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ) http://blcwebcafe.org/(英語【注】)のニュースの欄に、非浸潤性膀胱がん患者調査のことが次の画像のとおり掲載されました。

膀胱がんウェブカフェニュース091105
【注】 http://blcwebcafe.org/は、インターネットエクスプローラのメニューバーの「表示」-「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択して同サイトを御覧ください。

 このニュースを次のように仮訳しました。

 お知らせ

 あなたは非浸潤性膀胱がんと診断されたことがありますか?
 この種類のがんとのあなたの経験の調査について御協力していただけますか。
 ベイラー医科大学及びマイケルE.デベキーVAメディカル・センターからの専門家は研究計画を実施しています。詳細についてはここをクリックしてください。

 出典: http://blcwebcafe.org/

 前記のお知らせの「ここをクリック」すると、次の画像に飛びます。

ベイラー医科大学のサイト

 この内容を次のように仮訳しました。

 あなたは非浸潤性膀胱がんと診断されたことがありますか?

 この種類のがんとのあなたの経験の調査について御協力していただけますか。
 ベイラー医科大学及びマイケルE.デベキーVAメディカル・センターは、どのようにがんは男性と女性の生活に影響するかを理解するため研究計画を実施しています。目的は、膀胱がん患者のために新しい患者指導とカウンセリングプログラムを作成することであるので、私たちは、あなた方の心配事を理解する必要があります。研究プロジェクトへの参加に当たって費用はかかりませんし、あなたの医療に影響しません。

 プロジェクト
 プロジェクトに加わる人々は次のことを御理解ください。
 ・あなたが電話による調査を受けることに適格であることを確かめる短い電話
 ・45~60分間の電話による質問
 ・調査は、いつあなたが診断されたか、がんにかかっていることについてどのようにあなたが感じるか、そしてがんはどれほどあなたの生活に影響したかについての問題を含むでしょう。
 ・すべての調査に御協力いただいた参加者は、25ドルの謝礼金が支払われるでしょう。

 調査対象者資格
 研究のための調査対象者は、次の項目を満たす必要があります。
 ・最近の4年の以内に膀胱がんの診断を受けました。
 ・英語を話すことができます。
 ・メールを通してプロジェクト情報を受け取り、電話によって調査を完了することができます。

 すべての情報は秘密厳守します。

 この研究は医学のベイラー医科大学泌尿器のスコット学部によって出資されており、いかなる営利又は商業団体とも関係ありません。

 BCPEP
 膀胱がん患者指導プログラム
 電話:1-877-794-7852
 電子メール:CancerOutcomes@bcm.edu

 出典: Have you had been diagnosed with bladder cancer? Would you help us with a survey about your experiences with this type of cancer? (pdf)

●ベイラー医科大学をインターネットで調べると、2007年全米トップテンの医科大学の第10位でした(出典:http://education.yahoo.com/college/essentials/school_rankings/med/)。

●ベイラー医科大学に関連するブログエントリー(記事)には、2008年12月3日のBCAN(全米膀胱がん患者権利擁護ネットワーク)科学顧問委員会新委員デイビッドM.ラティーニ博士があります。デイビッドM.ラティーニ博士は、ベイラー医科大学泌尿器科助教授です。この度のBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ) http://blcwebcafe.org/のお知らせ記事は、デイビッドM.ラティーニ博士が企画されているのかもしれません。

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 転移性膀胱がん(その4)
 症状の緩和
 痛み止めの薬の働き者は、依然として、モルヒネ(200年の歴史がある効果的な薬)で――物議をかもしています。それは、非常に多くの量が、呼吸を弱めて、誰かに、患者によっては呼吸するのをやめさせさえすることができるためです。しかし、多くのより高度な苦痛治療は近年開発されています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage86.htm

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  2009年11月05日 退院の見込み(2009年第6回加療入院関連)

 2009年第6回入院の十日目です。

2009年秋

 当初予定した1週間の入院期間を3日間超えました。
 2009年10月30日に、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)を始めてからは、副作用によるおう吐と吐き気から食欲もなく絶食でした。昨日からおう吐が治まったので、食事を再開しました。しかし、食欲はなく果物しか食べられませんでした。

 こんな状態ですが、週末も近く、仕事の段取りもあることから主治医に週末の一時帰宅と退院の目安を尋ねました。
 主治医は、M-VAC療法の副作用による白血球低減の程度次第なので、血液検査の指示を出しましょうとおっしゃいました。
 昨日の血液検査結果は、白血球が2.7×10^3/μLでした。ちなみに、健康な人の白血球の基準値は、3.6~9.6×10^3/μLです。主治医は、白血球がさらに低下していくので、週末に一時帰宅するのであれば、2009年11月6日にもう一度血液検査をしましょうとおっしゃいました。

 ところで、薬剤部長にM-VAC療法の副作用である脱毛はどれくらいの頻度で、いつごろから始まるのか尋ねました。薬剤部長は、M-VAC療法を受けた95%の患者は、毛髪が生え変わる周期の約2週間に脱毛するとおっしゃいました。

 週末の一時帰宅は、かなり期待しています。しかし、白血球の低減状態、食欲不振に加えて全身疲労感やインフルエンザの万延状況を考えると、病院にいるほうが正解かもしれません。
 ちなみに、病室内には、咳をずっとしている患者もおり、必ずしも病院が安全とは言い切れません。

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 転移性膀胱がん(その3)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その2)
 骨転移
 骨転移は病気に苦しんだ患者の最高70%において苦痛を起こすことは別として、骨転移の最も重大な意味は「病的骨折」の可能性を増大させることであるので、外的因子以上に骨そのものに内在する問題に起因することから、このように名付けられました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage85.htm

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  2009年11月04日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんからのメール

 2009年第6回入院の九日目です。

 当ブログに多くの情報を提供してくださったガンパートナーさんが奥様のとんぼーさんの病状をお知らせくださるとともに励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 妻、とんぼーは現在鎮痛剤(モルヒネ)の量が少しづつ増えています。現在、症状緩和の治療のみ受けておりますがガンファイターさんのブログは毎日気がかりで、二人で拝見しています。

 ガンファイターさんがエムバック療法を受けておられること、論理的に考えますと、GC療法が果たして尿膜管がんに効いていたのかを確かめるための実験的投与とも思えます。

 私どもは、癌研有明病院ではエムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないと云われたことがありますが、どうなのでしょう。

 その他には、I-フェップ療法というのがあることも聞いております。

 それぞれ医療機関によって異なるプロトコルなのでしょうが・・・

 いづれにせよ、医師が、真に科学的な治療を、誠意をもって、且つ患者に対して、その人間としての尊厳を見失うことなく、対峙することを切に望むものです。

 ガンファイターさん、苦しい副作用、無慈悲なようですが、何とか耐えてください。
 貴方に続く尿膜管がん患者は、貴方の必死な、闘いを、正に祈って、見守っています。

 ガンファイターさんが必死に闘っていらっしゃることは、貴方のことを毎日病床から応援している、妻とんぼーにも詳細を伝えております。

 無事に新しい化学療法が功を奏することを、祈っております。

 10月30日

☆★ガンパートーさん、とんぼーさんへ☆★
 ガンファイターです。
 励ましのメールありがとうございます。

 尿膜管がんの診断時に、尿膜管がんのみならず、扁平上皮がん、尿路移行上皮がんも何パーセントか見つかることはよくあるようです。
 米国のMDアンダーソンがんセンターは尿膜管がん患者に対するGC療法の臨床試験をしていると膀胱がんウェブカフェに次のとおり書いてあったので、望みを託して2年前にこの投与を受けたところ著功しました。

 ヒューストンのMDアンダーソンがんセンターは腺がん・尿膜管がんの次の臨床試験を実施しています。尿路上皮がん及び尿膜管がんのための5―フルオロウラシル、ロイコボリン、ゲムシタビン及びシスプラチンの第2相試験。研究責任者:アーリン・シーフカー=ラドトケ プロトコル番号ID03-011
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

 エムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないことは主治医も承知しています。尿路移行上皮がんのGC療法が良く効いた患者は、エムバック療法も効くかもしれません。恐れるのは、今回の治療が何の効果もなく、進行が早まることです。けれどもやってみないと分からないのです。

 奥様のとんぼー様の苦しみが減じられることを祈ります。

 とんぼーさんの尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は、2009年10月23日のブログエントリー(記事)を御覧ください。また、約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その2)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その1)
 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響されたものである状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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  2009年11月03日 痛みのスケール

 2009年第6回入院の八日目です。

 昨日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)の副作用を軽減するために、生理的食塩水と吐き気止めの点滴と4本しました。
 食欲はなく、絶食です。吐き気止めにもかかわらず、2時間おきに累計で激しく5回おう吐しました。喉が胃液でやられて痛いです。

 吐き気に加えて全身疲労感と胃痛があります。特に、この1か月ほど続く腹部の痛みは、食後の胃痛から下腹部へと面積が広がり、また、痛む時間も長くなってきました。
 病院のベッドのサイドボードには、次の痛みのスケールが掲示されています。

 0:痛みが全くない
 1:わずかに痛みがある
 2:軽度の痛みがあり、少しつらい
 3:中等度の痛みがあり、つらい
 4:かなり痛みがあり、とてもつらい
 5:強い痛みがあり、とても耐えられない

 この1週間の痛みは、「3:中等度の痛みがあり、つらい」です。

 胃痛が胃酸過多による場合は、胃薬を服用します。私の場合は、胃酸過多というよりも何かに胃が圧迫されているような感じがします。主治医が指示した痛み止めのロキソニン、胃薬のガスターD、吐き気止めのノバミンを服用した結果は、「1:わずかに痛みがある」に軽減しました。今回の加療入院により痛みが解消することを祈ります。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その1)
 尿路移行上皮がん
 共通する転移性がんの診断、症状及び治療
 すべての形態の転移性がんは手ごわい敵です。転移性がん('mets')は、がん細胞が、同じ生物学構造の続発性腫瘍を形成させるために血流又はリンパ系を通ったことを意味しています。患者の膀胱がんが発見されるときに5%の患者だけが転移しています
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage83.htm

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  2009年11月02日 2009年10月のガンファイターのブログ月間アクセスページランキング

 2009年第6回入院の七日目です。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)の副作用を軽減するために、生理的食塩水と吐き気止めの点滴と4本しました。
 食欲はなく、絶食です。吐き気止めにもかかわらず、2時間おきに累計で激しく5回おう吐しました。喉が胃液でやられて痛いです。これまで受けたGC療法よりも、激しい吐き気とおう吐がありました。

グラフ

 さて、MELIT医療情報リテラシーのガンファイター(膀胱がん(尿膜管がん))のブログの2009年10月にアクセス数が多かったブログエントリー(記事)を紹介します。

 まず、2009年10月の当ブログのトップページ(http://melit.jp/voices/fight/index.html)のページビューは、4,457でした。
 これ以外のブログエントリー(記事)のうち2009年10月のページビューの多い順に並べ替えた上位5位の結果は、次のとおりです。

 2009年10月アクセスランキング

1 2009年1月3日 膀胱がんの新しい世界標準化学療法(GC療法)が日本でも適用可能に

2 2008年9月10日  リボン運動の色と意味

3 2009年2月3日 菅原文太の膀胱がん告白

4 2009年9月19日 新型インフルエンザワクチン(A/H1N1)優先接種対象者(素案)に悪性腫瘍が明記

5 2009年6月14日 腫瘍マーカーCEAが2か月ぶりに正常値を突破

 2009年10月も多くの方に閲覧していただき、ありがとうございました。

〈過去の月間アクセスページランキングに関するブログエントリー(記事)〉

 2009年10月3日 2009年9月のガンファイターのブログ月間アクセスページランキング

 2009年9月5日 2009年8月のガンファイターのブログ月間アクセスページランキング

 2009年8月2日 2009年7月のガンファイターのブログ月間アクセスページランキング

 2009年7月25日 ガンファイター(膀胱がん)のブログの月間アクセスページランキング

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 腎盂及び上部尿路移行上皮がん(その2)
 結論
 開腹根治的腎尿管切除術はいまだに上部尿路移行上皮がんの管理のために有望な標準を代表していますが、根治的腹腔鏡腎尿管切除術は腫瘍学的な結果を悪化させずに、最小限の侵襲的な外科手術という利点を示します。進行した腫瘍(pT3、N+)の場合、開腹外科手術が依然として勧められます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage82.htm

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  2009年11月01日 極北クレイマー

 2009年第6回入院の六日目です。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:(メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)の副作用を軽減するために、生理的食塩水と吐き気止めの点滴と4本しました。食欲はなく、絶食です。吐き気止めにもかかわらず、激しく4回おう吐しました。喉が胃液でやられて痛いです。

 ベッドで次の画像の朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:極北クレイマーを読みました。

極北クレイマー
(海堂尊/著 朝日新聞出版 2009年4月 税込価格1,680円 頁数・縦 436P 20cm)

 海堂尊先生の本は、ほとんど読んでいます。極北クレイマーでは、死者は一人出ました。しかし、ミステリーとしての死者ではなく、全体的に地方公共団体の医療の問題点に焦点を当てたものでした。

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 腎盂及び上部尿路移行上皮がん(その1)
 腎盂は、膀胱に尿を直接につなぐ管である尿管を通じて尿が流れ込む腎臓の中心部です。
 原発となる腎盂及び尿管の上部尿路腫瘍は比較的まれです。腎盂の腫瘍はすべての腎腫瘍の約10%を占め、すべての尿路上皮腫瘍の約5%を占めています。尿管腫瘍はよりいっそう珍しく、腎盂腫瘍発生の4分の1に起こります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage81.htm

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