
2010年1月28日に通院して受けた尿膜管がんに対するM-VAC療法(エムバック療法)の薬効を調べる腫瘍マーカーの検査結果と同月25日の人間ドック指摘事項の要精密検査として別の病院で受けたCT検査結果の報告です。
最初に、腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAについて報告します。
診察予定時間の4時間前に病院に到着し、腫瘍マーカーを計るための血液検査を受けました。思ったよりも患者が少なく、1時間待ちと予測した検査の待ち時間は約30分でした。診察予定時間まで、検査結果を気にしながら、病院の外に出ていました。
診察予定時間に診察室に入ると、主治医は真剣な顔で私の体調を尋ねられました。あいかわらず胃痛があるとお答えました。主治医は、2010年1月25日に治療を受けている病院から約1kmのところに所在する別の病院で受けたCT検査結果は、胃壁肥厚が軽減しているという診断なので、胃痛も多少は軽減していませんかと尋ねられました。そして、ほかの症状はありませんか、腫瘍マーカーがかなり増大していますとおっしゃいました。
腫瘍マーカーは次のとおりで、CA19-9が過去最高に激増していました。
【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
2009年12月17日 1,997(正常値上限の54倍)
↓
2010年1月28日 4,059(正常値上限の110倍)
〔参考〕
2009年11月19日 2,233(正常値上限の60倍)
2009年10月15日 1,349(正常値上限の36倍)
2009年9月3日 351.7(正常値上限の9倍)
2009年5月21日 28.3(正常値の範囲内)
【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
2009年12月17日 22.0(正常値上限の4倍)
↓
2010年1月28日 29.2(正常値上限の6倍)
〔参考〕
2009年11月19日 29.0(正常値上限の6倍)
2009年10月15日 40.2(正常値上限の8倍)
2009年9月3日 21.9(正常値上限の4倍)
2009年5月21日 3.3(正常値の範囲内)
主治医は、CA19-9の激増によりM-VAC療法(エムバック療法)の薬効はなくなった、さて、次はどうしましょうかと私に投げかけられました。
薬効がないだけではなく、腫瘍マーカーが増大するとは、抗がん剤による副作用に苦しんだだけであっただけではなく、いよいよ治療の選択肢がなくなってきたという恐怖が湧き上がってきました。私は、2009年10月20日の通院日にお願いした大腸がんの化学療法を尿膜管がんに使った臨床事例の薬剤(関連ブログエントリー(記事):2008年10月27日 尿膜管がんのための新しい抗がん剤としてのイリノテカン、2009年8月24日 FOLFOX4を術前抗癌化学療法に用いた尿膜管癌の1例)はどうなるのでしょうかと申し上げました。
主治医は、健康保険適用の問題があることから簡単に決められないとおっしゃいました。
1分間ほどの沈黙がありました。私は、主治医の顔をすがるように見つめました。診察室の空気が重苦しく感じられました。
主治医は大腸がんの抗がん剤の投与は自分の一存では決められないので、2010年2月予定の病院の倫理委員会に諮ってみますが、倫理委員会が承認するかどうかは何とも言えないし、仮に承認されたとしても、大腸がんの抗がん剤の薬効があるかどうかは投与してみないと分かりませんとおっしゃいました。
また、主治医は、白血球が3.1×10^3/μLと低いので、すぐに抗がん剤治療はできませんと付け加えられました。
2010年1月22日のブログエントリー(記事)に書いた同月21日の白血球の1.6×10^3/μLと比較すると約2倍に増加した理由は、同月21日~同月23日の三日連続顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤グラン注射液75投与のお陰です。思ったよりも上昇率が低いと主治医に申し上げると、20回も抗がん剤治療をすると、なかなか回復しませんとおっしゃいました。
ちなみに、健康な人の白血球の基準値は、3.6~9.6×10^3/μLです。
〔参考〕
2010年1月21日 1.6×10^3/μL
2010年1月18日 2.2×10^3/μL
2010年1月15日 3.6×10^3/μL
2009年12月7日 3.5×10^3/μL
2009年11月9日 3.6×10^3/μL
2009年11月6日 3.5×10^3/μL
2009年11月5日 2.7×10^3/μL
忘れないうちに、吐き気及びおう吐の治療新薬アロキシ(一般名:パロノセトロン塩酸塩)注射剤とアプレピタント(商品名:イメンドカプセル)の使用の件を主治医に確認した結果は、使用可能でした。

次に、2010年1月25日に治療を受けている病院とは別の病院で受けたCT検査結果について報告します。所見は、「横行結腸壁肥厚(播種?)が消失。明らかな播種憎悪を疑う所見は指摘できません。胃壁肥厚:前回より軽減。胃炎?」でした。
次の画像は、CT検査を受けた病院が作成した患者用CD画像の一部です。

詳しい所見欄には、次のように書いてありました。
前回2009.10.16と比較しました。
膀胱前壁には今回も少し壁肥厚と突出部がありますが変化ありません。腫瘍としての形状は今回もはっきりしません。
直腸浸潤所見は今回CT上も明らかには認めません。
腹水貯留認めません。
腸間膜の小リンパ節に増大ありません。明確な播種結節状のものは指摘できません。
肝SOL認めません。
胆、膵、脾、副腎、腎;特記所見認めません。
骨盤内回腸にやや液体貯留が目立ちますが以前と同様です。
大網や腸間膜脂肪織濃度の軽度上昇、横行結腸の一部の壁肥厚が以前のレポート上に指摘されていたようですが、少なくとも横行結腸壁肥厚は今回消失しています。
胃壁が全体に軽度肥厚してみえていますが、前回CT時よりも軽減しています。胃炎でしょうか。
CT検査では胃壁肥厚は軽減し、明らかな播種憎悪を疑う所見は指摘できないという所見であるにもかかわらず、腫瘍マーカーCA19-9が激増することは、CTでは探知できない尿膜管がんが増大しているのでしょうかと主治医に尋ねました。主治医は、おそらくそうでしょうとおっしゃいました。
最後に、倫理委員会が大腸がんの抗がん剤使用を承認しない場合は、抗がん剤治療は打ち切りですかと主治医に確認しました。主治医は、黙ってうなずかれました。
いよいよ、がん難民となるのか、それとも死かと覚悟しました。
その後、会計に行き、支払窓口で支払った額の内訳は、次のとおりです。
診察料70点
医学管理等400点
検査170点
合計点数640点
負担金額(保険適用分)
1,920円

御参考までにこれまでの腫瘍マーカー検査結果は、次のとおりです。
【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
2007年3月29日 1,825.0(診断時)
2007年5月7日 1,511.0
2007年6月4日 1,449.0
2007年7月4日 3,321.0
2007年7月10日 3,380.0
2007年8月17日 418.7
2007年9月28日 57
2008年1月7日 8.6
2008年2月7日 11.2
2008年2月21日 13.7
2008年3月6日 121.3
2008年3月25日 670.3
2008年4月2日 1,001.0
2008年5月8日 1,001
2008年6月12日 822.4
2008年7月19日 380.2
2008年10月2日 489
2008年10月26日 452.3
2008年10月30日 503.9
2008年11月21日 559.2
2008年12月19日 358.9
2009年1月16日 579.9
2009年1月26日 817
2009年2月26日 271
2009年4月9日 51.5
2009年5月21日 28.3
2009年6月25日 134.5
2009年7月14日 205.4
2009年9月3日 351.7
2009年10月15日 1,349
2009年11月19日 2,233
2009年12月17日 1,997
2010年1月28日 4,059
【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
2007年3月29日 21.8(診断時)
2007年5月7日 13.4
2007年6月4日 11.6
2007年7月4日 22.1
2007年7月10日 21.4
2007年8月17日 3.5
2007年9月28日 1.7
2008年1月7日 1.2
2008年1月10日 1.2
2008年2月7日 1.3
2008年3月6日 1.6
2008年3月25日 2.6
2008年4月2日 3.0
2008年5月8日 2.3
2008年6月12日 2.1
2008年7月19日 2.5
2008年12月19日 20.4
2009年1月16日 76.7
2009年1月26日 76.7
2009年2月26日 10.1
2009年4月9日 2.6
2009年5月21日 3.3
2009年6月25日 16.2
2009年7月14日 24.4
2009年9月3日 21.9
2009年10月15日 40.2
2009年11月19日 29.0
2009年12月17日 22.0
2010年1月28日 29.2
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
看護師に聞こう
経鼻経管栄養チューブ(NGチューブ)(2000/2/4)
親愛なるシャロン 様
いまいましい経鼻経管栄養チューブ(NGチューブ)について、御説明いただけませんか。経鼻経管栄養チューブ(NGチューブ)が何であれ、私はこれを鼻のチューブと呼んでいますが、なぜこれが必要なのでしょうか。私は、このいまいましいチューブをしていますが、咽喉と鼻が大変乾燥するので、看護師に温かいタオルをつけてもらい、ミスター顔のように息をしています。これは素晴らしいもので、また、実際に咽頭と鼻の乾燥を本当に緩和します。これは、ほとんど鼻のスプレーと同じくらいよいものです。
キャシー
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage46.htm
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