2011年第4回入院の七日目です。

出典:復興支援ポスター
2011年5月6日の血液検査の腫瘍マーカーは、同年4月26日のブログエントリー(記事)に書いた同月25日の結果と比較すると次のようにCA19-9とCEAが1.3倍に増加していることが分かりました。
【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
2011年5月6日 17,486
2011年4月25日 13,948
2011年4月4日 3,713
2011年3月7日 1,043
2011年2月9日 1,697
2011年1月17日 8,354
2010年12月20日 45,264
2010年12月17日 62,920
2010年11月22日 69,687
2010年10月15日 32,190
2010年9月21日 32,242
2010年8月9日 11,721
2010年7月8日 19,029
2010年5月25日 29,620
2010年4月20日 24,438
2010年4月1日 18,836
2010年3月9日 16,543
2010年1月28日 4,059
【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
2011年5月6日 437.1
2011年4月25日 326.5
2011年4月4日 206.6
2011年3月7日 66.4
2011年2月9日 44.1
2011年1月17日 77.9
2010年12月20日 169.4
2010年12月17日 207.1
2010年11月22日 165.7
2010年10月15日 108.7
2010年9月21日 156.9
2010年8月9日 51.9
2010年7月8日 80.1
2010年5月25日 178.2
2010年4月20日 121.4
2010年4月1日 115.3
2010年3月9日 124.7
2010年1月28日 29.2
2011年4月26日のブログエントリー(記事)には、「主治医は、腫瘍マーカー数値が病勢を反映しているわけではなく、いつもは投薬後1か月間隔を空けて検査するところを2週間前倒して検査しているので、2週間後の再検査で下がる可能性もあると説明されました。」と書きましたが、腫瘍マーカーの伸び率は前半の2週間が約1.6~3.8倍に対し後半が約1.3倍と低くはなったものの、上昇は続きます。
腫瘍マーカーCA19-9は正常値上限の473倍、腫瘍マーカーCEAは正常値上限の87倍(過去最高)と激増し、途方にくれます。けれども、しばらく続く、大量の空気及び胆汁のおう吐、腹部の約2か月間ふさがっていない傷口からの胆汁の漏れ及び腹痛から、腫瘍マーカー上昇を予測していたので、あまり落胆しませんでした。
ちなみに、発熱の炎症反応を示すCRPは、次のとおりです。
【CRP(基準値:0.30mg/dl以下)】
2011年5月6日 1.710
2011年4月15日 4.368
2011年4月7日 3.779
2011年4月4日 5.160
2011年3月25日 3.291
2011年3月5日 0.150
2011年2月28日 0.784
2011年2月15日 0.221
2011年2月9日 0.175
主治医は、炎症の原因を2010年8月25日のブログエントリー(記事)に書いた回盲部膿瘍(のうよう)部分が炎症している可能性が高いと分析されました。
また、白血球及び赤血球は、次のとおりです。
【白血球(基準値:3.6~9.6×10^3/μL)】
2011年5月6日 11.2
2011年4月15日 8.1
2011年4月7日 5.0
2011年3月22日 2.5
2011年3月7日 4.5
2011年2月28日 2.5
2011年2月21日 3.8
2011年2月15日 4.8
2011年2月9日 6.8
2011年2月1日 2.7
2011年1月28日 1.9
2011年1月8日 3.8
2011年1月6日 1.7
2010年12月31日 5.2
【赤血球(基準値:400~552×10^4/μL)】
2011年5月6日 318
2011年4月15日 289
2011年4月7日 293
2011年3月22日 274
2011年3月7日 280
2011年2月28日 267
2011年2月21日 242
2011年2月15日 268
2011年2月9日 268
2011年2月1日 247
2011年1月28日 241
2011年1月8日 246
2011年1月6日 220
2010年12月31日 246
念のために腹部のレントゲン検査を受けた結果は、「消化管の詰まりが悪いところがあるけれども、閉塞にはなっていません。」でした。
主治医は、腫瘍マーカー数値と、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して過去4年間に投与した5種類33コース全身化学療法(抗がん剤療法)の副作用による腎臓機能低下とがん性腹膜炎の症状悪化に照らし合わせ、次の治療の選択肢を泌尿器科のほかの医師と検討されました。
1 積極的治療を中止し、痛みを取ることに重点を置いた緩和ケアに移行する。
2 2010年12月2日のブログエントリー(記事)に書いたGCP療法(ジェムザール・シスプラチン・パクリタキセル療法)を実施する。
ちなみに、過去4年間に投与を受けた全身化学療法(抗がん剤療法)は、次の5種類33コースです。
2007年4月~同年6月 3コースのTS1・シスプラチン療法
2007年7月~同年11月 4コースのジェムザール・シスプラチン療法(GC療法)
2008年4月~2009年10月 10コースのジェムザール・シスプラチン療法(GC療法)
2009年10月~2010年1月 3コースのM-VAC療法
2010年3月~同年5月 3コースのFOLFOX(フォルフォックス)6療法
2010年6月~同年11月 4コースのジェムザール・シスプラチン療法(GC療法)
2010年12月~2011年4月 6コースのカルボプラチン・ドセタキセル療法(CD療法)
(注)当ブログは、抗がん剤投与に関する「コース」「クール」「回」を同じ単位として記載しています。
この結果、主治医は、GCP療法(ジェムザール・シスプラチン・パクリタキセル療法)の治療を決定され、投薬前に炎症反応を抑えるため感染症治療薬のスルペラゾン静注用1gを受けるよう指示されました。また、がん性腹膜炎による腹部の痛みは、腸が癒着しかかっている中での蠕動(ぜんどう)運動が原因と思われるので、医療用モルヒネを再開しましょうとおっしゃいました。
尿膜管がんに対する抗がん剤には、2008年10月27日のブログエントリー(記事)に書いたイリノテカンがあります。しかし、副作用によるひどい下痢が、かえって回盲部膿瘍を悪化させかねないことから見送りになりました。
もう、治療の選択肢は、緩和ケアか、最後のGCP療法(ジェムザール・シスプラチン・パクリタキセル療法)しかないという厳しい現実に直面しました。漠然とした遠くない死への予感は、年内死亡かもしれないという恐怖感に変わりました。GCP療法は、2回程度が予想されます。恐らくこれが最後の抗がん剤治療になる可能性が高いので、受け入れることを即決しました。残念ですが、抗がん剤による積極的治療は、これが最後になりそうなので、負けられない戦になるでしょう。

御参考までにこれまでの腫瘍マーカー検査結果は、次のとおりです。
【CA19-9(正常値上限:37U/ml)】
2007年3月29日 1,825.0(診断時)
2007年5月7日 1,511.0
2007年6月4日 1,449.0
2007年7月4日 3,321.0
2007年7月10日 3,380.0
2007年8月17日 418.7
2007年9月28日 57
2007年10月30日 22.2
2007年12月12日 7.9
2007年12月26日 6.4
2008年1月7日 8.6
2008年2月7日 11.2
2008年2月21日 13.7
2008年3月6日 121.3
2008年3月25日 670.3
2008年4月2日 1,001.0
2008年5月8日 1,001
2008年6月12日 822.4
2008年7月19日 380.2
2008年10月2日 489
2008年10月26日 452.3
2008年10月30日 503.9
2008年11月21日 559.2
2008年12月19日 358.9
2009年1月16日 579.9
2009年1月26日 817
2009年2月26日 271
2009年4月9日 51.5
2009年5月21日 28.3
2009年6月25日 134.5
2009年7月14日 205.4
2009年9月3日 351.7
2009年10月15日 1,349
2009年11月19日 2,233
2009年12月17日 1,997
2010年1月28日 4,059
2010年2月10日 3,581.5
2010年3月9日 16,543
2010年4月1日 18,836
2010年4月20日 24,438
2010年5月25日 29,620
2010年7月8日 19,029
2010年8月9日 11,721
2010年9月21日 32,242
2010年10月15日 32,190
2010年11月22日 69,687
2010年12月17日 62,920
2010年12月20日 45,264
2011年1月17日 8,354
2011年2月9日 1,697
2011年3月7日 1,043
2011年4月4日 3,713
2011年4月25日 13,948
2011年5月6日 17,486
注:下線は正常値上限以下を表します。
【CEA(正常値上限:5.0ng/ml)】
2007年3月29日 21.8(診断時)
2007年5月7日 13.4
2007年6月4日 11.6
2007年7月4日 22.1
2007年7月10日 21.4
2007年12月12日 1.1
2008年1月10日 1.2
2008年2月7日 1.3
2008年3月6日 1.6
2008年3月25日 2.6
2008年4月2日 3.0
2008年5月8日 2.3
2008年6月12日 2.1
2008年7月19日 2.5
2007年8月17日 3.5
2007年9月28日 1.7
2008年1月7日 1.2
2008年1月10日 1.2
2008年2月7日 1.3
2008年3月6日 1.6
2008年3月25日 2.6
2008年4月2日 3.0
2008年5月8日 2.3
2008年6月12日 2.1
2008年7月19日 2.5
2008年12月19日 20.4
2009年1月16日 76.7
2009年1月26日 76.7
2009年2月26日 10.1
2009年4月9日 2.6
2009年5月21日 3.3
2009年6月25日 16.2
2009年7月14日 24.4
2009年9月3日 21.9
2009年10月15日 40.2
2009年11月19日 29.0
2009年12月17日 22.0
2010年1月28日 29.2
2010年2月10日 97.3
2010年3月9日 124.7
2010年4月1日 115.3
2010年4月20日 121.4
2010年5月25日 178.2
2010年7月8日 80.1
2010年8月9日 51.9
2010年9月21日 156.9
2010年10月15日 108.7
2010年11月22日 165.7
2010年12月17日 207.1
2010年12月20日 169.4
2011年1月17日 77.9
2011年2月9日 44.1
2011年3月7日 66.4
2011年4月4日 206.6
2011年4月25日 326.5
2011年5月6日 437.1
注:下線は正常値上限以下を表します。
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2008/06/24 Yahoo!カテゴリ登録 癌 >闘病記
【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
女性と膀胱がん(その2)
ヘアダイ(ヘアカラー)の使用による膀胱がんのリスクの増加
少なくとも月に1回以上ヘアダイ(ヘアカラー)をする女性は、これをしない女性と比較すると膀胱がんになるリスクは2.1倍増加することが経験上分かっています。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage22.htm
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