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  2010年08月07日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの定期診断(尿膜管癌の経過観察)情報

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 2010年第2回自宅療養の11日目です。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族の幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさんgomadachiさん(奥様(故人))及びヒデさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年7月13日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんから寄せられた闘病経験を書きました。
 ヒデさんは、2010年7月30日に同月28日の月1回の定期診断(尿膜管癌経過観察)の大学医学部付属病院/泌尿器科報告コメントをお寄せくださいました。このコメントを次のとおり引用します。

 7月28日に月1回の定期診断(尿膜管癌の経過観察)で大学医学部付属病院/泌尿器科へ行って来ました。

 前回(6月30日)診察時の細胞診の結果はⅡでした。

 2010年07月13日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの闘病経験にも書きましたが、腎臓結石の治療で通院中に偶然にも尿膜管癌の転移・再発が確認されました。
  http://melit.jp/voices/fight/2010/07/post_1010.html

 私から「尿管結石の発作が7月26日から起こりまして、今も外用薬・ボルタレンサポ(疼痛時の座薬)により痛みを抑えています。」と担当医に報告すると急遽腰部レントゲン撮影をした結果、以前右の腎臓にあった8ミリ程の結石が尿管に降りて来ていました。

 そこでの担当医の診察結果は以下のとおりです。

 「前回(2006年8月)に体外衝撃波による結石破砕術(ESWL)をやった時は結石は腎臓の位置にあり、破砕出来なかった。今は尿管に降りて来たのでこの位置でESWLをやれば破砕出来るかも知れない。
 8月26日にやりましょう。手術の説明をするから8月7日に来て下さい。」

 私は、衝撃波3,000発の痛みを思い出し前回と同様に硬膜下麻酔をお願いしたところ、担当医は「この前、ESWLで硬膜下麻酔をやったらえらい目に遭った。血圧が60(上)に下がり、動脈XXが30になり合併症を引き起こした。
 それから私は硬膜下麻酔は絶対にやらないと決めた!。今物凄く混んでいるのでそんなことやっている暇はない!。もし、衝撃波3,000発の痛みに絶えられなかったら途中で止めましょう。」とその時の状況を思い出したのか険しい形相で話されました。

 また、「尿道から尿管鏡を挿入して治療出来るが、あまりいじりたくないんだよね。尿道にある癌細胞(転移・再発した尿膜管癌)が上に上がってしまう。」とのことでした。

 「癌細胞が未だ尿道に存在することを意味しているのですか?」と担当医に質問したところ「言うとXXさんはまた心配するから・・・・・まぁ、いいやぁ、とにかくESWLをやりましょう。」と締め括られてしまいました。
 「痛みに絶えられるよう気分を変える技を身に付けておきますよ。」と言って私は診察室を去りました。

 担当医の所見で以下のことが解りました。

 1.細胞診でⅢaが数ヶ月間確認されると癌組織を切除摘出しても癌細胞は体内に存在すると想定する。

 2.癌細胞を切除摘出した部位をいじる(刺激を与える)と体内に存在すると想定した癌細胞が他の部位に散乱する。

 投稿者 ヒデさん : 2010年07月30日 07:04

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2010/07/post_1027.html#c368655

(注)引用記事は、個人の率直な体験・感想であり、効果や効能を保証するものではありません。主治医に御相談・御確認のうえ、自己責任で決定されますようお願いします。
 当ブログは、情報提供だけを行うものです。当ブログに含まれる情報は医学的助言で構成されているものではなく、完全性又は正確性を保証するものではありません。当ブログは医学の専門ではなく、情報の内容について精度又は完全性への判断及び責任はありません。すべての医学的情報については、主治医と話し合うべきものです。当ブログの利用者は、当ブログの利用により生ずるいかなる損害及び費用について当ブログが何の責任もないということに同意するものとします。

☆★ヒデさんへ☆★
 定期診断(尿膜管癌の経過観察)のコメントありがとうございます。
 がん細胞が散らばるような治療はしないということは、私が治療を受けている病院の医師たちもおっしゃっていることです。
 痛みに耐えるということが、患者(PATIENT)の実態かもしれません。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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投稿者 fight : 05:13 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年07月13日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のヒデさんの闘病経験

バトン

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさん及びgomadachiさん(奥様(故人))から貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 先日、50代前半男性のヒデさんとおっしゃる方から、腫瘍マーカーのCA19-9CEAに反応しない尿膜管がんの闘病経験情報を電子メールで提供していただきました。
 ヒデさんから御了承を得て、いただいたメールを次のとおり紹介します。

 尿膜管癌の闘病経験の情報について

ガンファイターさんへ>

 始めまして、50代前半男性のヒデと申します。毎日ガンファイターさんのブログを拝見させて頂いております。

 尿膜管癌自身が特殊で稀な病気と言われていますが、私もこの病気との付き合いが大変長くまた非常に珍しい経過を辿っていますので、ここにご報告させて頂きます。

 幼少時(3歳位まで)に尿膜管残遺で、しばしば臍炎をおこしていました。そのため臍の形が出臍気味で格好が悪く小学校体育の水泳の時は臍の形が皆に見られ恥ずかしく感じていました。

 1975年の高校2年(17歳)の冬に膀胱炎になり自宅近くの総合病院泌尿器科へ1年間程通院しました。尿検査の結果、尿に雑菌が混ざっているという診断結果でした。

 膀胱炎がなかなか治らず何回も膀胱鏡で検査されましたが、膀胱内は綺麗で何も問題ないという診断でした。原因不明のまま膀胱炎特有の臍と膀胱の間の辺りの沁みるような違和感は1年間程続きました。このため高校2年生の修学旅行に参加できなかった思い出があります。

 1976年の大学1年(19歳)の時は頻尿になり、大学の授業(90分間)が終了するやいなや廊下へ飛び出しトイレへ駆け込むことが多かったです。また、水分はそれほど採っていないのに不思議と尿の量は多かった記憶があります。

 1979年の社会人(22歳)になってからはこれらの症状は無くなりました。

 1984年(27歳)から排尿する時に透明なドロッとしたゲル状の分泌物が排泄されるようになりました。その分泌物に稀に1mm程の細長い血液のような赤い筋が入っていることもありましたが、痛みは全くありませんでした。

 その症状が毎日排尿の度に起こるようになったので大学医学部付属病院泌尿器科外来で診察して貰ったのですが、尿検査と直腸診の結果、前立腺が少し腫れているというだけで心配無くしばらく様子を見ることになりました。

 この症状は2000年(43歳)まで続きましたが、痛みも例の分泌物に赤い筋が混ざることの無く排尿の最後に排泄される分泌物も習慣的なものとなりそれほど気にはしませんでした。

 しかし、2000年の12月に会社が加入している健康保険組合健診センターの総合判定担当医からの人間ドックの超音波検査で膀胱の上部に腫瘍の疑いがあると知らされました。紹介状を書くから検査設備の整っている大きな病院で精密検査を受けるようにとのことでした。

 2000年の10月から診察履歴のある大学医学部付属病院泌尿器科に左尿管結石(直径:9mm)の診察のため通院中でした。

 早速その紹介状を外来の担当医に提出、CTスキャン、膀胱鏡の検査を実施しました。その時の担当医は左尿管結石を診察して貰った医師とは別の方でした。膀胱鏡で膀胱の内部を診たところ上部に膨らんでいる部分があり、その先端から分泌物が膀胱の内部に垂れ下がっているのが確認されました。

 膀胱鏡の先端のカメラから映し出されるディスプレーはベッドで両足を広げベルトで固定されて横になっている私にも見える角度で設置されていたので、それを確認出来ました。

 その医師が言うには臍の尾と膀胱を繋ぐ尿膜管は成人になると普通は退化して無くなるが、ごく稀に成人になっても残っている人が居る。もしかしたらそれかもしれない。その尿膜管は癌になる可能性があり、とんでもない速さで全身に転移するので一番怖いとのことでした。

 2001年1月に検査入院しMRIと経尿道的尿道腫瘍切除術(TUR)で膨らんでいる細胞を採取、生体検査した結果、尿膜管癌という診断されました。また、膀胱内に放出され垂れ下がっていた分泌物も同じ癌細胞と診断されました。

 そして、入院中のある晩のこと。私の病室に泌尿器科長(泌尿器科病棟責任者)の教授・助教授が訪れ、教授から次の様な説明と判断を求められました。「生体検査の結果、その細胞は大腸の細胞に良く似ている。尿膜管癌は抗癌剤療法も放射線療法も効かない。また、物凄い速さで全身に転移して短期間に死亡する。切除した方が良いと思っているが、どうする?」

 私は教授に向かって「そこまで脅されたらどうぞやって下さいと言うしかないでしょう。。。」と手術を 承諾しました。

 そして、開腹手術で臍と膀胱を繋ぐ尿膜管及び膀胱の1/3を摘出しました。排尿の際に最後に放出されていた分泌物は術後から全く出なくなりました。

●幼少の時の尿膜管遺残から中高年まで続いた泌尿器における色々な症状のひとつひとつの点が『尿膜管癌』という病名で一本の線になって繋がりました。

 その後、経過観察で検査(細胞診、CTスキャン等)を3年程実施しましたが、担当医が他の病院に移ることになったのをきっかけにその泌尿器科外来とはご無沙汰になりました。

 さて、7年経過した2007年の12月(50歳)の時に同大学医学部付属病院泌尿器科で30歳を過ぎた頃からの持病である尿管結石の診察中、私を引き継いだ次の担当医が私のカルテに尿膜管癌の病歴があったことを気の留め、念のためCT検査をすることになりました。

 CTの画像を診た担当医が膀胱の前の部分が膨らんでいる様に見えるので、膀胱鏡で膀胱と診たところ膀胱ではなく尿道に腫瘍が確認されました。

 翌2008年2月検査入院しTURで広範囲に腫瘍のサンプルを採り生体検査しました。今回、広範囲に腫瘍を切除した細胞を生体検査した結果、膀胱の出口活均筋の部分にあった腫瘍は癌ではなかった。
 尿道手前から中心部に架けて粒々状に広がっていた腫瘍は2007年前と同じ種類の癌細胞(腺癌)であったとのことでした。

●尿膜管癌が尿道に転移・再発していました。
 担当医の所見では、筋層に達していない表在性腫瘍(尿路上皮腫瘍)であり、腫瘍深達度は他に例の無い尿道癌なので強いて言えばT1の分類にあたる。

 骨シンチグラフィーでは骨盤等の骨の転移は無く、肺・腹膜・リンパ節にも転移も無い。たちが悪い尿膜管癌と言われている中では幸にも高分化癌である。
 しかし、残念なことに尿膜管癌が尿道に転移・再発した症例は日本、世界?で男性の1例だけ。
 TURを実施したその男性がその後どうなったかは当院から検索出来る医療関係のデータベースに記録は無かったとのことでした。

 泌尿器科内での審議会でも確実な処置としては、尿膜管癌の切除しか無いとのこと。担当医は私に膀胱と前立腺及び尿道を全部摘出するか、TURで尿道部分にある癌だけを切除するかどちらかの選択を問われました。

 そこで、私は2008年4月上旬に国立がんセンター泌尿器科へセカンドオピニオンを求めました。そして、その担当医の所見は以下の通りでした。

 尿道の癌細胞(サンプル)は、2001年(約7年前)の尿膜管癌の細胞(サンプル)に良く似ている。

 この場合は、尿膜管癌が尿道に転移・再発したという診方が普通。尿膜管癌自身の症例が非常に少ない中、尿道に転移・再発したデータはここにも無い。普通は遠隔転移の肺や腹膜、リンパ節に転移するのが普通ある。

 この症例をどう対処したらこうなるということを言える医師は誰も居ない。大学医学部付属病院泌尿器科で判断した尿道に広がっている粒状の癌細胞をTURで切除するのが消去法でいくと正しい。

 TURは電気メスで切除する範囲が狭く、どの病院で実施してもリスクは低い。従って特別に国立がんセンターでTURを実施する必要はなく、治療方針についてはこれを診断したところでTURを実施し,その後の様子を診ても良いのではないかとの見解でした。

 私から他の治療法(放射線療法や化学療法)もどうかと尋ねてみました。放射線は患部に照射した後、患部の癌細胞と健康な細胞まで焼いてしまう(ケロイド状態にする)のでその後予後が悪く、その後外科的手術を必要となった場合切り口が塞がらない(接合しない)。よって、放射線は最終的な治療手段とした方が良い。

 化学療法(抗癌剤、BCG(牛型結核菌)を含む投薬)は、”腺癌”という癌種の尿膜管癌に適用した例は無く、単なる人体実験になってしまうのでどの様な結果になるか全く解らないためリスクは高い。
 国立がんセンターでも何度も悔しい思いをしている。
 現代の西洋医学界では、言い方は悪いがほんの200年の歴史の中で何万、何千万の症例を基に何百万体という患者の屍の症例の上に成り立っている。それらのデータで、良い結果・悪い結果を類推、判断して治療方針を立てるしか無い。従って日本でたった1人の症例では何とも言えない。

 まぁ、7年もの間を”のらりくらり”していた癌細胞は、緊急度からすると低いかもしれないが、7年後に”むっくり”出て来たことを考えると生命力が強いのかも知れない。いずれにしても良い結果をお祈りします(合掌のポーズ)とのことでした。

 さて、2008年4月下旬に大学医学部付属病院へ入院。TURで尿道の腫瘍は表層を全て切除しました。腫瘍の筋層への浸潤の有無を確認するため無作為に尿道の先まで幾つかのサンプルを採ったが、そこには癌はありませんでした。尿道壁にある粒々状の癌細胞と膀胱の出口と尿道との境にあった腫瘍も切除しました。

 尿道に留置カテーテルを挿入し、そのカテーテルのもう一方をドレーンバックに続し、その中へ尿を自然排泄(垂れ流し)しました。

 尚、担当医の説明では当病院泌尿器科でも初めての症例とその対処なので、いつ自分の尿道で排尿出来るようになるか解らないとのことでした。

 また、腫瘍を電気メスで切除した(焼いた)ので、入院中は留置カテーテルを直ぐ抜いてしまうと尿道の傷が癒えてないので狭窄する恐れと尿道が狭くなっているためかなり圧力をかけないと排尿が出来なくなる可能性がありました。

 5月中旬に再入院して留置カテーテルを抜き、順調に排尿出来るのを4~5日確認したら退院、尿道が狭窄して排尿出来なくなったら再び留置テーテルを尿道に挿入し電気メスの切傷を養生する。また、経過観察として3ヶ月に1度膀胱鏡で尿道内及び膀胱内を診ることになりました。

 退院の前に療養指導室の看護師から以下の膀胱内洗浄指導を受けました。
 尿道カテーテルのドレーンプラグを外し排尿後膀胱内を空にした後、生理食塩水のボトル(500ml)からハルンカップ(滅菌済メモリ付紙コップ)へ適量を注ぎシリンジカテーテルチップ型(50ml)で生理食塩水(約30ml)を吸い込み、それを尿道留置カテーテルの先から注入し膀胱内に溜まっている血栓等不純物を生理食塩水と共に吸い出す。

 また、尿道口も同様にポピヨドン(殺菌消毒剤)で消毒し、8折ガーゼを巻く。これらの処置を1回/毎朝行うことになりました。それらの物品を同大学付属病院の売店で購入しましたが、健康保険適用外なので次の入院までの20日分で費用は合計約\13,000程になりました。

 退院する度に自宅療養で使用する医療・衛生材料が\10,000以上になるのは大変な金額ので、3回目の自宅療養以降はインターネットで検索し格安で購入しました。

 日常の生活では、カテーテルから尿を排泄した後は消毒用エタノール含浸綿でカテーテルの出口とドレーンプラグを拭く消毒作業をしなければなりませんでした。

 尚、便秘で力むと傷口の毛細血管が切れ出血するのが一番良くないのでラキソベロン(下剤)を就寝前に服用することになりました。

 尿道留置カテーテルを挿入したままそのもう一方の出口にカテーテルプラグを接続し、退院しました。自宅では尿意があればカテーテルプラグを外し留置カテーテルから尿を排泄させました。
 また、就寝前には留置カテーテルの出口をドレーンバッグに接続し尿を自然排泄させ、起床後はドレーンバックから留置カテーテルを外してカテーテルプラグを出口に挿し込みました。

 そして、5月中旬 に再入院し朝8:20に留置カテーテルを抜きました。3~4回程順調に自分の尿道で排尿していましたが、その日の15:00に尿道が狭窄して排尿できなくなり急遽新しい留置カテーテルを尿道に挿入しました。

 また、尿道に挿入している留置カテーテルが血栓等の原因で詰まり排尿が出来なくなるのを考慮し、緊急時のバイパス用として下腹部に膀胱瘻留置カテーテルも刺しました。

 麻酔は下腹部に注射器で1回注入。7年前に開腹手術をしているため膀胱が硬直しているので、なかなか刺さらずその痛みに絶えた後は背中が汗でびっしょりになりました。その膀胱瘻留置カテーテルの出口も普段はカテーテルプラグ挿し込み塞ぎました。

 退院の前に療養指導室の看護師から以下の指導を受けました。下腹部の膀胱瘻留置カテーテルが挿入されている周辺をポピヨドン(殺菌消毒剤の外用薬)を浸した大きな綿棒で消毒し、ドレーンスワブ(切込み不織布ガーゼ)で膀胱瘻留置カテーテル周辺の吸収・保護した後に8折ガーゼをその上をあてがい、シルキーポア(粘着性伸縮ガーゼ包帯)でそれらを留める。最後に膀胱瘻留置カテーテルを固定用サージカルテープ(エラストポア)でウエストに固定する。

 担当医の話では日常は尿道留置カテーテル、膀胱瘻留置カテーテルのどちらから排尿しても構わないとのことでした。この状態のまま5月下旬に退院しました。

 1週間程の自宅療養後、会社へ出社して仕事をしました。膀胱瘻留置カテーテルの先端が膀胱の内側壁に当たり歩く度に擦れて痛かったです。また、カテーテルは体が異物と見做し、しばしば化膿し尿道と留置カテーテル間から膿が脇漏れし、尿採りパットを交換しなければなりませんでした。

 歩き方はカテーテルの先端が動かないようにするため膝を上げない摺り足になっていました。また、歩道・横断歩道・駅の構内では他の歩行者が私に向かって来る度に腹部への衝突を心配しながらゆっくり進みました。この時、意外にも前方(こちらの方)を見ないで歩いている人々が沢山居ることが解りました。

 痛みに耐えられない時は担当医に抗生剤の服用を申し入れましたが、抗生剤を使うと細菌の抵抗力が増しその内抗生剤が効かなくなるので使用出来ないと言われました。

 その代わりに我慢出来ない時のためにオキシコンチン(中~高程度の疼痛緩和剤)を処方して貰い時はそれを服用しました。この薬は常習性があるのでなるべく服用しないようにしました。

 6月中旬に再入院し感染症を防ぐために抗生剤を点滴し、膀胱瘻留置カテーテルは膀胱に留置していると汚れるため毎月新しいものに交換しました。その後、尿道留置カテーテルを抜去し自分の尿道で排尿をしていましたが、10時間後に尿道が狭窄して排尿出来なくなり急遽新しい留置カテーテルを尿道に挿入しました。その後4日間発熱が無いことを確認し退院しました。

 2008年5月から2008年9月までの間(1回/月:1週間~10日間入院期間/回)でこれを5回繰り返しました。

 ある日、入院病棟の私のベッドに来た看護婦長が、何回も入退院を繰り返しても容態が改善されないのを心配し、膀胱瘻留置カテーテルの刺さっている下腹部の傷口が化膿していないか粘着性伸縮ガーゼ包帯を外して傷口を診ながら私に言いました。

 「今ね。ナースステーションに先生が居たから、いつ頃自分自身の尿道で排尿出来るか聞いて見たの。そしたら一生留置カテーテルを挿したままになるかも知れないと言っていた。」全く見通しが立たないということが解り、その時はかなり落ち込みました。

 後日、入院病棟の各室回診時に泌尿器科長(責任者)の教授が私の担当医から尿道が閉塞した担当医の説明を笑顔で「そんなぁ、慌てることは無い。まぁ、ゆっくりやろう。」と励ましてくれ、少し元気が出ました。

 9月下旬にいつものように入院し10月になったある日、いつもの通り尿道留置カテーテルを抜去しました。いつも1日程で尿道が閉塞しか排尿出来なかったのですが、その日の尿道は一度も狭窄せず自分の尿道で継続的に順調に排尿することが出来ました。

 そして2008年10月4日の退院以来、入院することはありませんでした。担当医の提案で緊急時に備え膀胱瘻留置カテーテルは1ヶ月間はそのまま残し、1ヶ月後に抜去しました。

 それから2010年の現在に至るまで、月に1回大学医学部付属病院泌尿器科の外来へ通院し診察と採尿による細胞診を行っています。定期的に、瘍マーカー検査、膀胱鏡、CTスキャンも実施していますが、今のところ転移再発は確認されていません。

 尚、TURによりデコボコで通りが悪くなった尿道をダイレーターで拡張(ブジー)してから膀胱鏡を尿道に挿入しています。また、ブジーしてから1ヶ月程経過すると尿道が狭くなってくるため3ヶ月程経過すると普段の排尿に掛かる時間は健康の時と比べるとその約2.0倍になりました。

 最後に、2001年の開腹手術でまず臍・尿膜管及び膀胱は1/3を切除その2/3を残し、2008年には膀胱、前立腺、尿道の全摘出はせず、TURで本来の機能を残しながら治癒を試みる温存療法を自ら選択しました。病院側は私に転移再発というリスクを避ける全摘出にするか温存療法にするか私に委ねました。

 未来が見えないので少しでも状況が解るのではないかと国立がんセンターへセカンドオピニオンを求め、その担当医の所見を参考に自分で温存療法を選択しました。

 尿膜管癌自身が非常に稀な癌の中、担当医から私に日本泌尿器科学会で大変効果のあった治療方法を公開・発表したいので了承して欲しいとの申し入れがありました。
 その担当医が膀胱鏡で撮影した尿道内の画像(術前・術後)をプロジェクターで投影した結果、発表会に出席していた会場の医師たちから「おおぉーっ!」という歓声が上がったとのこと。
 他の医者の方から膀胱・前立腺・尿道を摘出した方が将来的なリスク(転移・再発)から考えると良かったのではないかという意見もあったようです。
 担当医は私に「皆医者だから、何だかんだ言いたがるんですよっ。」と言っていました。

 先日、2010年6月30日の膀胱鏡検査結果の説明で担当医から「転移・再発もなく強運の持ち主だね。」と言われたので、何故ですかと尋ねると今まで私以外に3人の尿膜管癌患者の手術に立ち会っているが皆死亡している。この病気の生存率は50%と言われているとのことでした。
 術後一番長く生存していた人は何年でしたか?と尋ねたところ3年という返事が返ってきました。
 私は「先祖のお墓にお礼のお参りに行かなくてはいけませんね。」と言ったところ、「良い。何もしなくて良い。」という如何にも医学に携わっている医師らしい回答でした。

【症状】
 私のように血尿がなく、腫瘍マーカー(CEA・CA19-9)の値が正常であるにも係わらず以下の症状がある場合は、尿膜管癌を疑うべきだと思います。
 ・尿膜管残遺と診断され長い期間経過している。
 ・膀胱炎がなかなか治らない。
 ・臍と膀胱の間に染みるような痛みあるいは違和感がある。
 ・頻尿が長い期間に亘って続く。
 ・排尿の際に尿に混ざってゲル状の分泌物が排出される。
 ・健康診断(人間ドック含む)の超音波(エコー)検査で膀胱の上部に膨らみが確認される。

【腫瘍マーカー *1】
 採血日
 2008年03月29日 ・・・・・ CEA:3.9 CA19-9:11.8
 2008年10月22日 ・・・・・ CEA:2.0 CA19-9: 9.6
 2009年02月18日 ・・・・・ CEA:1.7 CA19-9:12.1
 2009年10月28日 ・・・・・ CEA:2.0 CA19-9: 9.7
 2010年04月21日 ・・・・・ CEA:1.9 CA19-9:10.6

 *1:私の場合は腫瘍マーカーの値は上がらないタイプです。

【細胞診】
 採尿日
 2009年6月24日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年7月22日 ・・・・・ Ⅱ
 2009年8月19日 ・・・・・ Ⅱ
 2009年9月30日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年10月28日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年11月25日 ・・・・・ Ⅲa
 2009年12月16日 ・・・・・ Ⅲa
 2010年1月20日 ・・・・・ Ⅲa
 2010年2月24日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年3月24日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年4月21日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年5月26日 ・・・・・ Ⅱ
 2010年6月30日 ・・・・・ *2

 *2:前回診察時の結果が次の診察時(7月28日)に医師から報告されます。

【入院期間に使用した薬】
 内服薬・抗生剤(感染症予防の抗生剤(錠剤))
 クラビット(細菌による感染症の治療)
 ロキソニン(熱や痛みの緩和)
 オキシコンチン(中~高程度の疼痛緩和)
 ハイペン(痛み炎症抑止剤)
 グレースビット(細菌を殺し感染症を治す)
 フロモックス(細菌を殺し感染症を治す)
 PL顆粒(熱を下げ、頭、間接、筋肉の痛みを和らげる)
 フロモックス(感染症の原因となる細菌の増殖を抑える)
 マグラックス(胃酸の中和)
 ラキソベロン、アローゼン粒錠(下剤:力きまないで容易に排便できる出血防止用)傷口の出血防止用)

 外用薬・ボルタレンサポ(疼痛時の座薬)
 ポピヨドン(イソジン:殺菌消毒剤)
 生理食塩水(膀胱内洗浄)

 点滴・抗生剤(感染症予防の抗生剤(液体))

【最後に】
 私もガンファイターさんの2010年3月24日の記事で掲載されました植島啓司著書の≪偶然のチカラ≫を読ませて頂きました。本に記載されてた『「未来が見えないとき、いったいどうしたらいいのか」と問題提起したときの解答は「自分で選択するべからず」ということ。困難にぶちあたったとき、必要以上に自分の力に頼るのがもっとも具合の悪いことで、見えてきた状況に従って動けばいいのである。すぐに物事の是非を判断せず、「世の中にはどうにもならないこともある」と一歩引いて考えたい。世の中には思うよういくことのほうが少ないのだから。』という文章が今でも印象に残っています。

 これから見えてくる状況がどのようなものか全く解りませんが、何かが見えてきたときはサードオピニオンを求めるつもりです。また、『自分の身に起こったことを全て必然と考える』習慣をつけ、少しずつですがすべてありのままに受けとめるようにしようと思っています。

 行けるところには出来るだけ行き、逢える人は出きるだけ逢い、欲しいものは出きるだけ手に入れるように今、動けるうちに”あれもこれも”という気持ちになって来ました。

 私もジャズが好きで日本のジャズピアニストでは本田竹広が好きです。渡辺貞夫のマイ・ディア・ライフ(35年前のFM東京の番組)の頃からの大ファンです。URL: http://www.jazz-honda.com/
 聞きたい楽曲も出来るだけ沢山聞いていきたいと思います。

☆★ヒデさんへ☆★
 腫瘍マーカーのCA19-9とCEAに反応しない尿膜管がんの長期間にわたる闘病経験情報をメールでお寄せいただきましてありがとうございました。
 私の闘病生活は、4年目に突入しました。すべては必然として受け止めるには大変悔しいのですが、病勢は腹膜播種という状況を迎え、治る見込みはないでしょう。これからの厳しい局面への対処は自分で主体的に決めず、主治医の提案を持って自分で決めることになります。

 尿膜管がん患者を取り巻く状況は、病気そのものに関する知見及び同病患者がどのような診断を受け、腫瘍マーカーなどの検査結果や治療に関する情報が大幅に不足しており、ほかのがん患者よりも圧倒的に不利です。じっとしているだけでは、こうした状況を改善できないと思い、3年前にガンファイター(膀胱がん)のブログを開始しました。
 ヒデさんの闘病経験は希望として、多くの同病患者に勇気を与えるでしょう。

 最後になりましたが、無病をお祈りします。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その2)
 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響された状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
 局所(骨盤)リンパ節が外科手術の前又は手術中に影響されていることが発見される場合、多くの専門家が、リンパ節郭清により実際に治療可能であり得ると感じています。ウェブカフェのリンパ節切除による生存の利点を御覧ください。
 外科手術がされた後のリンパ節転移の場合、疾患が現在、全身的なものと考えられるので、化学療法又は放射線療法は外科手術に付加された療法として優先されます。場合によっては、化学療法は疾患なしの生存の重要な期間を得ることができます。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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投稿者 fight : 05:08 | コメント (8) | トラックバック (0)
  2010年07月12日 尿膜管がん患者の御遺族のガンパートナーさんからの励まし及び腫瘍マーカーセオリー(仮説)のメール

電子メール

 当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年7月9日のブログエントリー(記事)の「腫瘍マーカー激減(2010年7月)」に対して励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンパートナーです。

 CA19-9値が投与前の2/3に、CEA値が1/2に下がったというご報告、よかったですね!!
 思わず「よかったぁ」と声に出てしまいました。

 「とんぼー」のデータを解析していても、前にも申したかも知れませんが、マーカーの絶対値は必ずしも、あまり問題でないなと思っていました。

 私のセオリーでは、少なくとも、過去3回のデータの推移から、1/2減衰時間(半減期)、あるいは2倍増時間(ダブリングタイム)を読み取り、その間の単位時間・容積あたりのマーカ産出量を計算式(今までは微分式ですが)より産出して、その後のマーカ値が予測されます。

 今回のガンファイターさんの場合はまだ計算途中でしたが、私のセオリーから予測できたのかもしれません(??)。でも、現在の処は、まだあまりご期待に沿える時期に至っていません。

 今、学会発表に向けてのデータ整理をしているところです。仕事の合間に準備していますが、まだ時間を要しそうです。また、計算式自体の検討を並行して行っていますのでさらに時間がかかっています。

 今回の件は、ガンファイターさん自らのチョイスで投与を受けられた、その結果であり、改めて患者側の判断となる指標の必要性を痛感しました。今纏めているものが少しでも尿膜管癌患者の診断指標となれれば、と思います。慎重に検討を進めてみます。

 マーカ値が減少しても、まだ予断は許されず、今までの私のセオリーでもまださらに最低3回の測定値が判断には必要ですが、長い間、ご不安だったろうことを思うとき、この鬱陶しい梅雨の晴れ間のような明るいニュースでした。

 さらにくれぐれもご自愛ください。

 2010年7月9日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 励ましのメールありがとうございます。
 「マーカーの絶対値は必ずしも、あまり問題でない」ということですが、腫瘍マーカーが提言したにもかかわらず、腹痛と食道の通りはむしろ悪化しているようであり、自分の体調を信じた方がよいのかもしれません。
 腫瘍マーカーセオリー(仮説)のためであるならば、当ブログのデータを御自由にお使いください。この仮説が、多くの医療関係者の耳目を集めることをお祈りします

 なお、ガンパートナーさんのメールの中に出てくる「学会発表に向けてのデータ整理をしているところです。」は、2009年12月4日のブログエントリー(記事)に書いた、ガンパートナーさんが会員に就任された次のロゴマークの日本癌学会での発表のことです。

日本癌学会
 出典:http://www.jca.gr.jp/newlogo.html

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 転移性膀胱がん(その1)
 尿路移行上皮がん
 共通する転移性がんの診断、症状及び治療
 すべての形態の転移性がんは手ごわい敵です。転移性がん('mets')は、がん細胞が、同じ生物学構造の続発性腫瘍を形成させるために血流又はリンパ系を通ったことを意味しています。患者の膀胱がんが発見されるときに5%の患者だけが転移しています。
 膀胱又は上部尿路がんの移行上皮がんの転移はほとんどどこにでもすることができるけれども、一般的にリンパ節、肺、骨、肝臓及び脳に遠隔転移します。転移性膀胱がんの治療は、広がりの位置、事前の療法及び個々の患者の必要性にしたがって変わります。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage83.htm

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  2010年06月05日 尿膜管がん患者の御遺族のガンパートナーさんからの死に対する考察のメール

 2010年第3回入院の五日目です。

 本日(2010年6月5日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下及びおう吐防止のため、大量の水として生理的食塩水を2本と制吐剤1本を6時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

ミヤマキリシマ
 出典:ガンパートナーさん撮影のミヤマキリシマ

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年5月31日のブログエントリー(記事)の「死ぬのが怖いから生きてるの?」に対して死の考察のメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。
 「死」を覚悟するということはどういうことなのか私には分かりません。然し観念的になら分かるようにも思います。人は「死」を体感出来ないので、想像、観念の対象でしかないように思います。私は妻が尿膜管癌で逝ったとき、妻の手をしっかりと握っていました。

 そして手首や、胸からどくどくと伝わってくる心臓の鼓動、血液の脈動、体温をこの手で感じていました。そしてやがて妻の呼吸が止まり、脈動が停止し、生命が途絶えるのをこの手で体感しました。最も近く「死」に接したのはこの時が初めてです。祖父母が逝き、父母が逝ったときには、これほど私は近くにはいませんでした。妻の「死」は私が生まれて初めて手の感触で確認した、「何かが離れていく」「遠のいていく」「消えていく」感じ、観念的に云うと「喪失感」でした。私たちは「生」に対して、或いは生き物の「死」に対して、感覚が麻痺しているのかも知れません。観念的、言葉の世界にとどまっているに過ぎないように思います。そんな我々に果たして「死」が理解できるのでしょうか?

 従って、「死」はやはり観念でしかありません。観念の「死」を想像し、「死」を覚悟するのですが、いまいち、やはり実感としては、さっぱり分かりません。あたかも「明日という時」を実感できないように、です。人は観念的に「死」を云々するのですが、その世界では、人は「死」を覚悟しなければ「今の生」を清冽に生き切ることは出来ないと云います。また「自分一人のために」生きるほど、人は強くないとも云いますし、己のためにのみ生きるのは「何か卑しいもの」を感じ、「死」を前提にして初めて「生」の意義が深まると云うこともあります。

 ガンファイターさんが仰るように「死」を前にして初めて「何かが始まる」のではなく、人は「何かを始める」というのが、本当なのかも知れません。

 2010年6月1日記 

☆★ガンパートーさんへ☆★
 真摯な御経験に基づく、死の考察のメールを送っていただきまして、ありがとうございます。

 患者にとって死を覚悟するとき、残された時間は短いことを感じます。苦痛がある患者にとって死は、苦痛からの解放かも知れません。病に伏せ、残り少ない人生かもしれないけれども、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がん患者とその家族及び恋人・友人の皆様ために役立てるよう、情報発信していきます。

 なお、とんぼーさんの約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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ガンファイターのTwitter(ツイッター)プロフィールアイコン

 入院期間中は、抗がん剤の副作用のため、ブログの更新ができない、又は更新時間が不規則になる日があるかもしれません。

 なお、ブログの更新は滞るかもしれませんが、「つぶやき」を投稿し合うことでつながるマイクロ・ブログサービスのTwitter(ツイッター)(http://twitter.com/)のガンファイター (ganfighter) on Twitterでは、適宜、つぶやいています。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 第一選択療法としての放射線療法・膀胱温存プロトコル(訳注:患者の摂生治療遂行の詳細なプログラム)(その4)
 放射線療法における新しい進歩は、膀胱がん治療を改善するかもしれません。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage155.htm

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  2010年05月24日 埴輪(はにわ)と石文

 2010年5月20日のブログエントリー(記事)に書いた、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がん患者(故人)の御遺族のガンパートナーさんから、次の写真の埴輪(はにわ)と石文のお土産をいただきました。

埴輪(はにわ)と石文

 ガンパートナーさんによると、埴輪(はにわ)の「武人」はファイター、石文の三個の石は「知・情・意」を意味し、その「石文」は現代の「ブログ」を意味するということです(注)。
 注:埴輪(はにわ)と石文のリンクは、ガンファイターが付けたものです。

 死を前にして、ファイティングポーズ、知情意の調和、ブログの更新をいつまで続けることができるのか分かりませんが、いただいたお土産のメッセージはしっかり受け止めました。

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 ≪尿膜管がん患者情報のブログエントリー(記事)

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう(1)。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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投稿者 fight : 05:01 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年05月20日 ガンパートナーさんとのオフ会

 昨日(2010年5月19日)、当ブログに多くのコメントを書かれたガンパートナーさんに私が住んでいる場所近くのホテルで1時間ほどお会いしました。

ガンパートナーさんとのオフ会

 ガンパートナーさんから亡くなられた奥様のとんぼーさん闘病経験2009年12月4日のブログエントリー(記事)に書いた、日本癌学会での発表原稿案などのお話をうかがいました。私は、自分の闘病経験をお話ししました。

 当ブログをきっかけに、尿膜管がんで亡くなった患者の御遺族にお会いできたことは、望外の喜びです。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 調査・研究(その3)
 調査・研究
 SPORE(訳注:スポア(重点研究特別助成金))
 膀胱がんを新世紀にもたらすために何がなされる必要がありますか?
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage236.htm

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投稿者 fight : 04:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年04月25日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんの尿膜管がん治療歴

手術
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさんayato gongさん及びgomadachiさん(奥様(故人))から貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年4月10日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 ayato gongさんは、尿膜管がんの治療歴の電子メールをお寄せくださいました。ayato gongさんの御了承を得て、これらを次のとおり転載します。

 ガンファイターさん

 いつもブログ拝見させて頂いております。
 ayatogongです。
 病気の経緯を御知らせしようと思いメールをお送り致しました。

 2008年11月 頻尿が始まり次第に尿に血や膿の様な物が混じる。
 2008年12月 地元病院で膀胱炎と診断、抗生物質クラビットを処方される。
 2009年3月 症状は治まらずT病院の泌尿器科を受診。その日にエコー、膀胱癌の疑いがあるとの事で膀胱内視鏡。
 MRI、CTにより直腸に浸潤している可能性があるとの事。
 4月1日 大腸内視鏡、膀胱検査手術で同じ癌細胞が見つかる。
 尿膜管癌と診断。癌を取り切る為、膀胱全摘、直腸切除を必要とされる。
 4月10日頃 G研A病院でセカンドオピニオン、T病院と全く同じ診断。
 5月21日 膀胱全摘、直腸切除の手術。12時間の予定が14時間かかる。
 癌はすべて取り切り、人工膀胱となる。
 6月25日 退院
 7月7日40度の高熱、腎盂腎炎と診断。再入院。
 7月14日 抗生物質投与で腎臓の腫れもひき退院
 8月14日 仕事復帰

※腫瘍マーカーについては一度もこちらから主治医に伺うこともなく、抗がん剤の投与もございませんでした。血液検査は何度もおこなっておりますので今から思うと腫瘍マーカー等の数値も訊いておくべきだったとくやまれます。
 また、今後も経過検診も有りますので、御報告いたします。

 ayatogong

☆★ayato gongさんへ☆★
 「2008年12月に地元病院で膀胱炎と診断、抗生物質クラビットを処方される。」は、膀胱がん(尿膜管がん)を見落とす誤診の典型例のように思います。
 その後の膀胱がん(尿膜管がん)の確定、セカンドオピニオンの取得は、信じられない日々だったと思います。
 救うべきものは生命であり、膀胱ではないけれども、膀胱全摘と直腸切除の大手術は、身体像の変化及び性的機能損失の病的状態という大きな犠牲をもたらしたと思います。
 貴重な情報提供に重ねてお礼を申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 抗がん剤感受性試験/化学療法感受性試験(その2)
 すべての利用可能な抗がん剤感受性効力検定は、薬剤の「耐性」情報を報告することができます。耐性は患者のがん細胞が研究室の特定の化学療法の薬剤にさらされるとき、がん細胞は生き残り、成長し続けるであろうということを暗示しています。いくつかの抗がん剤感受性効力検定はまた、薬剤の「感受性」情報を報告することができます。感受性は、患者のがん細胞が研究室の特定の化学療法の薬剤によって治療されるとき、その薬剤ががん細胞を殺すか、又はそれらの増殖を抑制するであろうということを暗示しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage89.htm

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  2010年04月12日 尿膜管がん患者の御家族のgomadachiさんからの訃報

仲間

 今日から約1週間ぶりに出勤です。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさんりょんママさん及びayato gongさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2010年4月2日にgomadachiさんとおっしゃる方から、奥様が同月2日に尿膜管がんにより永眠されたという次のコメントをいただきました。

はじめまして“ガンファイター”さん

いつもブログを読ませていただきました。現在は抗がん剤の治療で大変でしょうが後世に残る良い薬効が出ればと思っています。

私の妻(Y子)が平成22年4月2日に永眠しました。(行年48歳) 死亡届名は“尿膜管がん”です。

以下経緯を簡単に記述いたします。なお、ガンファイターさんが気になる腫瘍マーカーについてはトレンドお知らせできませんが、私の知る限りではCA19-9が2000程度、CEAが100程度(ジェムザール3クール後の数字)の数値でした。積極的に主治医には聞いていませんでした。
再発後主治医はシスプラチン+ジェムザールを勧めましたが、入院をせず外来希望でしたのでジェムザールのみの投薬になりました。また3クールのみで終わりました。(腸閉塞で体力が落ちたため)
            ―記-

● 2007年2月 血尿がある
● 4月 K診療所婦人科にて検診 膀胱が異常に腫れているのでTセンター泌尿器科を紹介される。
● 4月 膀胱癌の診断 膀胱内視鏡手術
● 5月 尿膜管由来の膀胱癌であると判明 
● 6月 膀胱部分摘出・尿膜管・子宮全摘出、リンパ節郭清、小腸での代用膀胱(膀胱の半分以上を摘出)造成、リンパ節に1箇所転移あり。

           -経過観察-

● 2008年 3月 手術後初めて高熱を出す。尿毒症の疑い。
●          右尿管が狭窄のため尿管カテーテルを挿入する。
● 9月 尿管カテーテル交換
●        腹膜播種、お腹に突起物ができる。
● 10月 腹部の突起物を手術にて採取するが完全に取り切れず・・・浸潤している。
● 2009年 1月 右尿管付近のリンパが大きくなっているため再発と診断
          外来で化学療法を始める。
          ジェムザールを週に一回投与 4月まで3クール。
● 2月 右足にリンパ浮腫が起きた。
● 4月 食欲無く便秘がひどい。
● 5月 腸閉塞になり入院 尿管カテーテルの取替え手術
● 6月 イレウス管にて鼻から排出 ⇒ ストマー手術(空腸)人工肛門に
● 8月 栄養を摂取出来ず、高カロリー輸液ポート手術を行う。
● 退院し在宅訪問診療・訪問看護に切り替える。身障者4級受給
● 9月 利尿剤にて下腹部の腹水と思われるふくらみを対応、しかしCT検査で下腹部の膨らみは腹水ではなくガスが滞留しているとの事。
● 左腎臓の尿管カテーテルの入れ替え、その後高熱を出す(約39度)
● 副腎皮質ホルモンステロイド剤リンデロンを服用するが肝機能が急激に低下、約1ヵ月高熱が続いたが自力で治す。(リンデロン⇒ロキソニン服用に換える)
● 人工肛門が腫れてストマーを2ピース型に変更
●     10月 ロキソニンを定期的に服用する
●     11月 急に顔が浮腫み始める。高カリウム症と診断 CT検査の結果、両方の腎が腫れて水腎症の診断、左腎臓に腎ろうの緊急手術を行う。
●     12月 黄疸が出たため腹部エコーで胆管狭窄がないか検査する。(狭窄なし)
右足麻痺のためオキシコンチンを服用する。
● 2010年1月 経口から食べ物はほとんど受け付けなくなる。口からはオレンジジュース・水のみ。介護認定5を受ける。肝臓値悪くロキソニンからカロナールへ変更
● 2010年2月 右足のリンパ浮腫がひどく自歩行がほぼ不能に
● 2010年3月 高熱が続く、吐き気があり胃液・胆汁を吐く。鼻からチューブを入れる。黄疸ひどく入院、自分で立つことは不可能、解熱剤の効果かなくなる。高カロリー輸液ストップ
● 2010年4月2日 01時30分ごろ 永眠 
同日午前病理解剖、腹膜播種・癌性腹膜炎・肝臓転移・胆管圧迫・十二指腸・小腸狭窄・横隔膜圧迫 但し、温存した膀胱・また肺への転移は無し。

以上

今後の同病の方々の少しでもお役に立てばという事で複雑な気持ちでしたが病理解剖に了解を致しました。彼女の死を無駄にせず今後の治療の参考になればと思っております。
本人は最後まで意識もあり復活するつもりでいました。
尚、生前も女房は貴ブログの存在は知りませんでした。

投稿者 gomadachiさん : 2010年04月07日 13:38

出典:http://melit.jp/voices/fight/2010/03/post_895.html

☆★gomadachiさんへ☆★
 最初に、gomadachiさんの奥様(Y子様)の御遺徳を偲び、哀悼の意を表します。
 御家族の御心痛いかばかりかとお察し申し上げます。

 さて、gomadachiさんの奥様(Y子様)の尿膜管がんの貴重な闘病記録をコメントにお書きくださりありがとうございます。

 尿膜管がん患者のインターネット上の闘病記録は極めて少ないことから、現在、腹膜播種の症状がある私にとって、今後、たどるかもしれない道が良く分かりました。
 CA19-9(正常値上限:37U/ml)が18,836、CEA(正常値上限:5.0ng/ml)が115.3という二つの腫瘍マーカーが2010年4月1日に計測された私にとって、亡くなられた奥様の腫瘍マーカーはCA19-9が2000程度、CEAが100程度であったことは、腫瘍マーカーが必ずしも病状の深刻さを示すものではないことが分かりました。

 直視することがつらい闘病記録と病理解剖記録に対して重ねてお礼を申し上げます。おそらく原発部分の尿膜管と膀胱に病巣はなかったのでしょう。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2010年04月10日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんのブログ

 2010年第1回在宅治療の六日目です。

 昨日(2010年4月9日)は、夕方から吐き気が増し、トイレでおう吐物ではなく、空気を4回吐きました。夜の食欲は、ほとんどありませんでした。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントや電子メールを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん(奥様(故人))匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 先日、「つぶやき」を投稿し合うことでつながるマイクロ・ブログサービスのTwitter(ツイッター)(http://twitter.com/)で、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の40代前半男性のayato gongさんのことを知りました。ayato gongさんにTwitter(ツイッター)で連絡を取ったところ、2010年3月に次の画像のayato gongのブログを開設したという返信をいただきました。

 ayato gongのブログ
 出典: ayato gongのブログ

 このブログには、数少ない尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のayato gongさんの根治的膀胱切除術とストーマの経験が整理されています。

☆★ayato gongさんへ☆★
 がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の情報は、生きる希望が湧きます。
 ayato gongさんのブログは、働き盛りのがんサバイバーとして御自分の経験を同病患者と共有されようとする意欲ある取り組みだと思います。

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 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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  2010年02月17日 がん登録

 私が2007年4月に診断を受けた尿膜管がんは、同年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私が推計する膀胱がんの大変珍しい種類です。

 尿膜管がんの患者人口統計、病理学の特徴、治療及び生存に関する情報は、ほとんどありません。この原因をインターネットで調べていたとき、次の画像の「【アメリカのがん登録】(2)異なる資金の担保 - MSN産経ニュース」(2010.2.12)という記事を見つけました。

【アメリカのがん登録】(2)異なる資金の担保 - MSN産経ニュース
 出典: http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100212/wlf1002120800002-n1.htm

 この記事には、次のとおり「日本では、がん患者さんの人数さえ正確には分からないのが現状です。」と書いてありました。

 日本で地域がん登録を行っているのは、36道府県1市にすぎません。しかも、網羅性に差があるので、実際には10府県程度のデータしか使えず、そこから全体の罹患率などを推定します。日本では、がん患者さんの人数さえ正確には分からないのが現状です。(談 祖父江友孝・国立がんセンターがん情報・統計部長)

 出典: http://sankei.jp.msn.com/life/welfare/100212/wlf1002120800002-n1.htm

 日本国内のがん登録制度が整備されていない上に、尿膜管がんのような珍しい病気となると、患者人口統計、病理学の特徴、治療及び生存に関する情報がないのは致し方ないと納得しました。

 これまで、当ブログに尿膜管がんの情報をお寄せくださった、同病患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんに改めて感謝します。

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 膀胱がんの化学発がん予防
 概要
 社会の広範囲に及ぶ支持に直面して、食事及び生活様式の変化は、ビタミン及びサプリメント(訳注:栄養補助食品)とともに、過去10年間に医学界により綿密で真剣に考察がなされてきました。
 ↓(詳しくは)
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  2010年02月08日 尿膜管がん患者の御遺族のガンパートナーさんからのメール

電子メール

 当ブログに多くの情報を提供してくださった故とんぼーさんの御遺族のガンパートナーさんが、2010年2月5日のブログエントリー(記事)の「悔いなき最期」に対して励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター 様

 ガンパートナーです。ご無沙汰しております。ただ、ブログは毎日拝見しています。

 標記記事読ませて頂きました。以下に所見を述べさせていただきます。

 「人生の最期は右肩下がりに緩やかな曲線を描かない」という「終末医療の専門医」の指摘があることを紹介されていました。
 妻、とんぼーは終末医療を受けました。その私共の経験から、ここにある「終末医療の専門医」の発言には素直には首肯出来ません。
 ここで、「終末医療」を私は、ほぼ「緩和ケア」と考えるからです。つまり「終末医療」は積極的な治療を行うものではないと思います。「終末医療」の定義は「病態をコントロールする」或いは「体調を安定する」ものと考えられ、少なくとも私共の場合「病態を好転させる」「治療をする」というものではなかったからです。
 「積極的な治療を行わない」という前提で「緩和ケア」にほぼ終始するものでした。当初は「体調を安定」して、さらに次の「治療」を受けられるものと考えて「終末治療」に臨みましたが、現実とは大きくかけ離れていました。
 もし、このような「ターミナルケア」を「終末治療」というのであれば、一切の病気の急峻な進行を止めることをしないのが現状ですから「右肩下がりに緩やかに描かない」のは当然です。

 それとも、ここでの「終末治療」とは別の治療を意味しているのでしょうか? 知りたいところです。

 「悔いの無い最期を迎えるために求められる“死の予習”」については、ファイターさんも仰っているように、今、健康である人間も闘病中の人間も同じく必要で大切なことと思います。
 年代を問わず「人生観」「死生観」の希薄な人々が多いと思います。この辺のことは誰も教えてくれるものではありません。「武士道の死生観」や「大義に生きる」といった考えは既に化石化しています。またそれらを示す一定の宗教もありません。哲学という言葉も今や「死語」になっています。

 私たちは妻の「尿膜管癌」罹患後から、人間の「生き死に」に関しては特に時間を割き、語り合いました。特別な宗教観に頼ることもなく、私たち二人で自然に納得できる考え方に辿りついたのは、唯一救いだったかも知れません。

 そして、「医療の不確実性と限界」ですが、私が特に感じたことは現行の治療は「症状の結果診断とその対応」であり、医師には「症状を予知する方法」の持ち合わせが、過去の経験の積み重ねによる他には、皆無のように思えたことです。種々の検査をし、データが採取されても、そのデータを読み取り、将来を予見する論理的手法が全く確立されていないように思います。その意味では、医学は「自然科学」ではなく、医師と患者との対話を主とした「人文科学」のようだとさえ思いました。
 このような医療の現状では「不確実性と限界」があるのは当然だと思ってしまいます。

 以上、感じたままで文意の統一しない内容になってしまいました。すみません。
 ただ、ガンファイターさんの今のご心情は痛いほど理解できます。健康な人間も闘病中の人間も「今という時」の大切さと儚さは同じ意味を持ちます。
 お互い「今」を大切に生きましょう。  Fight and good luck! 

 2010年2月5日記  ガンパートナー

☆★ガンパートーさんへ☆★
 真摯な御経験及び考察に基づく励ましのメールを送っていただきまして、ありがとうございます。

 ガンパートナーさんと奥様の御経験に基づく終末医療、緩和医療、ターミナル医療の問題提起を興味深く読ませていただきました。

 終末医療緩和医療ターミナル医療という言葉の意味の定義が不明なまま、インターネット上の記事を読むと混乱しますね。

 医療の不確実性と限界を知る医師の対応は、患者の症状を予知した対応というよりも患者の容体との出たとこ勝負という感じがします。
 現状では何の治療も検査もないので、今を大切に生きていきたいと思っています。

 なお、とんぼーさんの尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は、2009年10月23日のブログエントリー(記事)を御覧ください。また、約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 看護師に聞こう
 低い血球数測定
 親愛なるシャロン 様
 私の父は、8月17日に根治的膀胱切除術(膀胱、前立腺及び尿道)と尿路変更手術を行うことになっていました。
 医師たちは、父の膀胱がんの腫瘍が骨盤に達し、リンパ節へ転移していることを発見したので、膀胱又はほかの臓器を摘出しませんでした。
 私たちは、父は血球数測定の結果が低かったため、外科手術の前又は手術中に輸血を持っていたことをちょうど二日前に知りました。
 私は、低い血球数測定が化学療法をするときに非常に重要であることを知っていますが、私はその理由について確信はありません。
 ヘレン
 ↓(詳しくは)
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  2009年12月25日 膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ

仲間

 2009年も残りわずかになりました。
 膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様の2009年の闘病がうまくいき、良い年を迎えられますようお祈りいたします。

 さて、膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側の治療、闘病経験、費用などの情報は少ないものです。

 こうしたことから、当ブログの目的は、「勇気をもらえる。」、「元気が出る。」ことではなく、「合理的な医療選択のためのデータを得る。」、「膀胱がん(尿膜管がん)患者病患者の治療法、薬の体験、費用などの情報を共有する。」及び「膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人同士の交流の場を提供する。」ために役立てることです。

 当ブログ開設後に貴重な情報をお寄せくださった尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん(故人)ガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんには、大変感謝しています。
 この中で、さくらさん、ごまちゃんまま、とんぼーさんは、残念なことに2009年に亡くなられました。倒れた戦士に祈りを捧げます。
 また、励ましのコメントをお寄せくださった方に対して厚くお礼を申し上げます。

 ところで、私の場合、治療を受けながら仕事を続けており、闘病が日常生活のすべてではありません。仕事のほか、旅行をしたり、音楽を聞いたり、米国のテレビドラマシリーズを見たり、アイフォーン3GSパソコンデジタルカメラを買ったりしており、闘病生活は日常生活の一部です。

 もし、よろしければ、膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へのお願いですが、闘病経験以外の日常生活のことなども当ブログのコメントに情報をお寄せください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 尋ねるべき良い質問(その2)
 新しく浸潤性膀胱がんと診断され、膀胱切除術を検討している方への尋ねるべき良い質問
 手術前の質問
 1.理想的な条件の下で、主治医はどのような手術を推薦し、何回それを行いましたか。
 2.女性ならば、主治医は、この治療を行うに当たり何人の女性に手術を行いましたか。
 ↓(詳しくは)
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投稿者 fight : 06:04 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2009年12月04日 尿膜管がん患者の御家族だったガンパートナーさんの日本癌学会会員就任

 2009年第7回入院の十日日目です。

日本癌学会
 出典:http://www.jca.gr.jp/newlogo.html

 さて、当ブログに多くの情報を提供してくださった尿膜管がん患者のとんぼーさん(64歳)は、2009年11月18日のブログエントリー(記事)に書いたように、薬石効なく同年11月10日に都内S病院で亡くなられました。
 その後、故とんぼーさんの御主人のガンパートナーさんが、新たに入会された日本癌学会でとんぼーさんの闘病と腫瘍マーカーとの関連性をまとめた数理モデルをいずれは発表予定であることをメールでお知らせくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 妻とんぼーが逝って21日が経ちました。深い喪失感と寂寥感の中に毎日を過ごしています。また生命・生物の不思議、謎を感じる日々でもあります。

 その中で先日T大医学部の教授の推薦を得て、日本癌学会に正式に入会しました。

 とんぼーが化学療法を受けていた間、考案した腫瘍マーカのデータ解析法を使って、私なりにマーカ値を読み、マーカの産生量の推移から、腫瘍の活、不活を予測しておりましたが、とんぼーの病態の変化の兆しは3ヶ月ほど前から予測できていました。

 この間、論文様にして担当医師に提出し、一考を求めていましたが、取り合って貰えませんでした。

 結果は残念な形で的中してしまいました。
 この事実が頭から離れず、今回の学会入会に繋がりました。

 来年の2月にハワイである日米癌学会には、間に合わないかも知れませんが、近い将来、学会に発表し、医学会の関係者の意見をできるだけ広く、聞きたいと考えております。

 専門分野が異なるものの、データを読んでその推移、傾向を解析して、ある予測をするという点では共通点があります。
 数理腫瘍学という分野がアメリカでは開拓されていますが、私の考案した数理モデルもこの分野に入るものです。

 とんぼーの5年間に亘る闘病に一矢を報いる積もりで頑張っていきます。
 勿論、とんぼーと同じ病に闘っていらっしゃる皆様のお役にいささかでも立てればと考えています。

 ガンファイターさんが毎日大変な副作用と闘いながら、治療に立ち向かっていらっしゃることを、毎日ブログで知らされるたびにも、一層ファイトをかきたてられます。

 お辛い毎日でしょうが、頑張ってください。私もやれるだけやってみます。

   12月2日記

☆★ガンパートーさんへ☆★
 ガンファイターです。

 御主人と御遺族を残して、奥様が亡くなられたことは大変残念です。
 同病患者とその家族・恋人にとって共有される悲しみが増えました。

 奥様の闘病と腫瘍マーカーとの関連性を解析された手法は先駆的なものだと思います。
 残念に思うことは、腫瘍マーカーのデータ解析方法の精度を上げるデータが少ないことです。
 しかし、腫瘍マーカーのデータ解析方法を医療従事者に突きつけることは、エビデンス医療の新境地への「のろし」になるでしょう。

 患者や家族が動かないことには、変わらないこともあると思います。
 私の治療成績はどうなるのか予測もつきませんが、腫瘍マーカーデータはブログエントリー(記事)に公表していきたいと考えています。

 以上です。

 亡くなられたとんぼーさんの尿膜管がんに関するブログエントリー(記事)のうち、尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は2009年10月23日、約5年間の闘病記録は2009年8月17日を御覧ください。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その1)
 リンパ節
 リンパ節転移は、外科手術後の病理学検査の作業の間若しくは患者又は医師による身体検査の間に検出されるかもしれません。腺疾患症又は肥大したリンパ節は、生体組織検査されるかもしれません(十分な吸引生体組織検査が必要です。)。
 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響された状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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  2009年11月04日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんからのメール

 2009年第6回入院の九日目です。

 当ブログに多くの情報を提供してくださったガンパートナーさんが奥様のとんぼーさんの病状をお知らせくださるとともに励ましのメールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから転載承諾を得たメールは、次のとおりです。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 妻、とんぼーは現在鎮痛剤(モルヒネ)の量が少しづつ増えています。現在、症状緩和の治療のみ受けておりますがガンファイターさんのブログは毎日気がかりで、二人で拝見しています。

 ガンファイターさんがエムバック療法を受けておられること、論理的に考えますと、GC療法が果たして尿膜管がんに効いていたのかを確かめるための実験的投与とも思えます。

 私どもは、癌研有明病院ではエムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないと云われたことがありますが、どうなのでしょう。

 その他には、I-フェップ療法というのがあることも聞いております。

 それぞれ医療機関によって異なるプロトコルなのでしょうが・・・

 いづれにせよ、医師が、真に科学的な治療を、誠意をもって、且つ患者に対して、その人間としての尊厳を見失うことなく、対峙することを切に望むものです。

 ガンファイターさん、苦しい副作用、無慈悲なようですが、何とか耐えてください。
 貴方に続く尿膜管がん患者は、貴方の必死な、闘いを、正に祈って、見守っています。

 ガンファイターさんが必死に闘っていらっしゃることは、貴方のことを毎日病床から応援している、妻とんぼーにも詳細を伝えております。

 無事に新しい化学療法が功を奏することを、祈っております。

 10月30日

☆★ガンパートーさん、とんぼーさんへ☆★
 ガンファイターです。
 励ましのメールありがとうございます。

 尿膜管がんの診断時に、尿膜管がんのみならず、扁平上皮がん、尿路移行上皮がんも何パーセントか見つかることはよくあるようです。
 米国のMDアンダーソンがんセンターは尿膜管がん患者に対するGC療法の臨床試験をしていると膀胱がんウェブカフェに次のとおり書いてあったので、望みを託して2年前にこの投与を受けたところ著功しました。

 ヒューストンのMDアンダーソンがんセンターは腺がん・尿膜管がんの次の臨床試験を実施しています。尿路上皮がん及び尿膜管がんのための5―フルオロウラシル、ロイコボリン、ゲムシタビン及びシスプラチンの第2相試験。研究責任者:アーリン・シーフカー=ラドトケ プロトコル番号ID03-011
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

 エムバック療法は膀胱以外の組織には効かない、また腺がんには効かないことは主治医も承知しています。尿路移行上皮がんのGC療法が良く効いた患者は、エムバック療法も効くかもしれません。恐れるのは、今回の治療が何の効果もなく、進行が早まることです。けれどもやってみないと分からないのです。

 奥様のとんぼー様の苦しみが減じられることを祈ります。

 とんぼーさんの尿膜管がんの進行による緩和病棟入院経緯は、2009年10月23日のブログエントリー(記事)を御覧ください。また、約5年間の闘病記録は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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 リンパ節は、鼠径部の鼠蹊部リンパ節が最も一般的に移行上皮がんによって影響されたものである状態で鼠径部と先頭の間で見つかります。
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  2009年10月23日 最悪の事態――ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がんの進行による緩和病棟入院

ゴム手袋

 当ブログに多くの情報を提供してくださったガンパートナーさんが、尿膜管がん患者である奥様のとんぼーさんの病状が非常に重く、生命に危険が及ぶ症状であるにもかかわらず、なす術(すべ)もないことから緩和病棟に入院されたという電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇のことを書いた2009年9月13日のブログエントリー(記事)から約1か月後に緩和病棟入院になるとは、全く信じられません。

 私も、この1か月間に腫瘍マーカーCA19-9 が正常値上限の36倍の1,345U/mlとなり、CT走査結果が腹膜播種を示し、原因不明の胃痛が続いていることから、ガンパートナーさんの奥様であるとんぼーさんの病状悪化を自分の運命に重ね合わせました。とんぼーさんの病状を知るにつれて、私が想定する最悪の事態はもっと深刻にとらえるべきだと考え直しました。

 最悪の事態とは何かをガンファイターのブログ閲覧者に知ってもらおうと思い、ガンパートナーさんの御了承を得て、いただいた電子メールの内容を次のとおり転載します。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。しばらくご無沙汰していましたが、ブログは毎日拝見しておりました。

 さて、妻の病態については、その後の経過の詳細は、後日データを添えて報告したいと思っていますが、過日メールで少し触れておりましたとおり、私どもの受けた「がん休眠療法」は、アメリカの数理腫瘍学に準じようとしたものでありながら、現状では有力な治療の手掛かりである腫瘍マーカ値や腫瘍サイズから将来の予測をする有力な数理モデルが無いことから、適切な療法を探しだすことが出来ず、マーカ値は8月15日の検査値から急増し続け、医師も狼狽するほどの展開となりました。
 その後9月8日、10月5日の検査値の増加と、腹腔内播種の増加とがほぼ同じスピードで進み、9月15日に受けた国立癌センターでのセカンドオピニオンでも、早急に腹水コントロールを主とする、緩和ケアの必要性を説かれ、10月8日に主治病院である、都内のS病院に緊急入院しました。S病院では緩和病棟に入る前2週間、泌尿器科に一時再入院し、同病院内に新しくできた、オンコロジーセンターにも一縷の望みを持って受診しましたが、腫瘍の増殖が急峻過ぎて、化学療法は極めて危険で、仮に行っても、余時間を短くするだけであろうとの診断で、8月のマーカ値の急増時に覚悟していた、緩和病棟入棟を決意しました。
 この1か月半の病変は、傍で診ていた私にも全く信じられない位すさまじい変化でした。特に9月の下旬からの腹囲の増加は著しく、日に日に増加がはっきりと判るものでした。

 残念な報告となりましたが、現在妻は腹部の張り感を弱める薬の投与を受け、呼吸も困難な状態となり、5日前からは酸素の吸入を受けております。呼吸時の肋骨部分の痛みと、呼吸自体を緩和するため、昨日からは、一部モルヒネ様の薬の投与も受けるようになっております。

 2004年に尿膜管がんに罹患して以来、スピリチュアルな話は二人で長く深くしてきており、一昨日の緩和ケアの主治医には、まだはっきりした意識と口調で、自分の死生観について話をしておりました。

 特にこの一か月間は二人で、その事についてはさらに時間をかけて話しておりました。

 今、妻(とんぼー)は大自然に還ろうとしています。

 私は妻を静かに見送ろうと思っています。

 妻はここまでガンファイターさんとともに懸命に病と闘ってきましたが、本当に残された時間はわずかとなり、永久の眠りにつこうとしています。

 妻に代わりまして、ここまでブログやメールを通じて、お励ましを戴いたことに深くお礼を申し上げます。

 くれぐれもご自愛ください。

 2009年10月22日 ガンパートナー

☆★ガンパートーさん、とんぼーさんへ☆★
 とんぼーさんが尿膜管がんとの闘いの道を下り、行路の変更を余儀なくされたことは、大変残念です。
 私の場合、14コースのGC療法(ジェムザールとシスプラチン)が効かなくなっていることから、病院の特別な計らいにより2009年10月27日からフォルフォックス4の実験的投与を受ける予定です。
 これも薬効の保証はなく、最悪を想定した準備をしようと考えていました。しかし、とんぼーさんの急激な病状悪化についての電子メールを読むと、自分が想定した最悪の事態は決して最悪ではなく、自分の運命にかかわる最悪を想定することがどれだけ厳しく、直視しがたいことか分かりました。

 ガンパートナーさんが奥様との残された時間を大切に静かに過ごすことができますようお祈りします。

 なお、ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療歴は、2009年8月17日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

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 フォーリーカテーテルの経験と私が学んだもの:男性の見方(その3)
 3)あなたのカテーテルを(自宅で)扱うことについて知っておくこと。
 私がより以前述べたように、適切な小さな輪穴の足の帯状ひも(レッグバンド)の調整は、取り扱いの最も重要な部分です。次に最も重要な項目は、カテーテルを可能な限り清潔にしておくことです。動き回るか又は歩くときに、どのような乾燥したリドカインゼリー又は消毒石けんでも不快にさせることができます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage181.htm

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  2009年10月22日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんのゲルソン療法とCEAの変化

助ける

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さんsenaさん及びりょんママさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2008年7月27日及び2009年8月31日のブログエントリー(記事)には、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 まこったさんは、2009年10月16日に腫瘍マーカー検査結果と積極的に取り組まれているゲルソン療法の関係をお知らせくださるコメントと電子メールをお寄せくださいました。まこったさんの御了承を得て、これらを次のとおり転載します。

 ガンファイターさん

 こんにちは まこったです。
 きょう健診に行って来ました。
 マーカが0.8ng/ml一気に下がりました。
 『ガンと闘う医師のゲルソン療法』(星野仁彦著マキノ出版)を読んで
 以下の1~6を今年の4月頃から段階的に試していました。
 1生のにんじんジュースを一日1200CC飲む。
 2玄米菜食一口30回噛む。
 3肉を食べない。
 4酒タバコはやめる
 5塩分を極限まで制限する。
 6自分の尿をコップ一杯飲む。(これは最近始めたばかり)

 効果がありました。
 半信半疑でしたが、CEAの値が反応してると思います。
 何よりからだが楽になり「お腹がすくんです。」
 調子がいいんです。
 もっと早くお知らせすればとも思いましたが
 自分でも疑っていたのでこれまで黙っていました。
 試してみませんか?
 もちろん無理強いはしません。
 同じ尿膜管癌患者として一緒に生きて欲しいんです。

 CEAの変化と対処内容を書き込んだグラフを次のとおりお知らせします。

まこったさんのCEAの変化と対処内容091016
 まこったさんのCEAの変化と対処内容のグラフの拡大

 以下は次に試そうとして調べて置いたサイトです。

 【がん回復プログラム(ゲルソン療法・免疫療法の指導)】
  http://www.lomalinda-jp.com/cancer.html

 まだ自分も試していませんが福島県郡山のクリニックで試せます。
 【超高濃度ビタミンC点滴療法】
 http://www.lomalinda-jp.com/cancer4.html

 投稿者 まこったさん : 2009年10月16日 22:21

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/10/post_724.html#c356948

(注)
 転載記事は、個人の率直な体験・感想であり、効果や効能を保証するものではありません。主治医に御相談・御確認のうえ、自己責任で決定されますようお願いします。
 当ブログは、情報提供だけを行うものです。当ブログに含まれる情報は医学的助言で構成されているものではなく、完全性又は正確性を保証するものではありません。当ブログは医学の専門ではなく、情報の内容について精度又は完全性への判断及び責任はありません。すべての医学的情報については、主治医と話し合うべきものです。当ブログの利用者は、当ブログの利用により生ずるいかなる損害及び費用について当ブログが何の責任もないということに同意するものとします。

☆★まこったさんへ☆★
 まこったさんの定期検査で腫瘍マーカーが低下したことは、治療と日ごろの節制の成果ですね。

 私の退院後の食生活は何の制約もありません。また、抗がん剤以外に服用している薬はありません。こうなると、尿膜管がん患者が防衛できる健康の源は、食事だけです。
 国立がんセンターがん対策情報センターのがんを防ぐための12ヵ条:[がん情報サービス] に「WHO(世界保健機関)の調査では、過度の飲酒と、口腔がん、喉頭がん、食道がんは関係があるという報告がなされています。」と書いてあり、診断後は禁酒しました。

 さて、次の画像の「ガンと闘う医師のゲルソン療法」の御紹介ありがとうございます。

ゲルソン療法
 星野仁彦(福島県立医科大学神経精神科臨床副部長) 著 発売日:1998年06月06日 定価: 1680円(本体1600円) マキノ出版

 まこったさんのゲルソン療法の体験コメントを興味深く読みました。
 野菜ジュースを飲む、酒タバコはやめる、塩分を極限まで制限する、玄米菜食一口30回噛むことまでは心がけています。しかし、肉を食べない、自分の尿をコップ一杯飲むは、生活の質(QOL)の観点から、挑戦する勇気はありません。

 まこったさんのように効果があれば、継続できるでしょう。しかし、診断時の病巣の範囲とその後の腫瘍マーカーの高値安定からすると、残り少ないかもしれない人生で、ゲルソン療法という修業僧のような食生活を選んだにもかかわらず、再発という可能性も否定できません。
 この場合であっても、自己責任となると、おいしいもの、高いものを食べるという自己責任をとったほうが後悔しないで済むと思います。

 ちなみに、米国国立がん研究所のサイトで、ゲルソン療法を調べると次のとおり書いてありました。

 Gerson Therapy - National Cancer Institute

 The US Food and Drug Administration has not approved the Gerson therapy for the treatment of cancer or other diseases (see Question 8).

 出典: http://www.cancer.gov/cancertopics/pdq/cam/gerson/Patient

 前記を次のように仮訳しました。

 米国食品医薬品局は、がん又はほかの病気の治療のためにゲルソン療法を承認しませんでした(質問8を御覧ください。)。

 ゲルソン療法については、主治医と相談のうえ、治る見込みと短いかもしれない残りの人生の時間を天秤にかけて決めます。
 それと、現代医療をやりつくした場合は、御推薦いただいた療法を含めてできる限りの治療を試します。
 貴重な御助言に重ねてお礼を申し上げます。

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2)カテーテル挿入について知っておくこと(外科手術中に挿入されないとき)。
 私は、いつも看護師たちが、どのような気恥ずかしさ及び私の明らかな不安を含むどのような不快感についてでも心配していると気付きました。
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投稿者 fight : 05:55 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2009年10月06日 ガンパートナーさんによる尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)洋平さんの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同月28日のブログエントリー(記事)に書いた尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の洋平さんの治療経過に基づく腫瘍マーカーのCEAの値を整理され、グラフにコメントを付して電子メールで送ってくださいました。

 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 「洋平さん」の投稿記事を読ませて頂きました。

 2005年12月の手術(尿膜管および膀胱の部分切除)以降、2007年7月11日の肺転移が見つかるまでのCEA値については記載されておりませんでした。次のグラフは2008年8月以降、現在(2009年8月)までのCEA値を時系列で表してみたものです。

洋平さんのCEA値の時系列
 洋平さんのCEA値の時系列のグラフ拡大

 差し出がましいことですが、大変厳しい闘病の跡が分かります。
 (「洋平さん」には余計なことかも知れませんが、このグラフが何かの参考になれば幸いです。ガンパートナー)

仲間

●腫瘍マーカーのCEAを尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CEA高値を伴った尿膜管癌の1例(Vol.27, No.3(19880522) pp. 419-422 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会 ISSN:03871193

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましてありがとうございます。ブログでの公開が遅れてすみません。

 同病患者の御家族のこうした御支援は、励みになります。引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 一般的な鎮痛剤は膀胱がん再発を予防することに役立ちます。(その2)
 更新:リスク
 米国国立衛生研究所から:NIH(米国国立衛生研究所)の大規模がん予防試験におけるCOX-2抑制剤使用中断記事抜粋
 国立予防衛生研究所(NIH)は、同研究所によって実施された大規模大腸がん臨床試験における全参加者のCOX-2抑制剤セレコキシブ(ファイザー社のセレブレックス)の使用を中断したことを2004年12月に発表しました。その研究は、プラセボ(訳注:偽薬)を服用した参加者と比較すると重大な致命的及び致命的でない心臓血管事象が2.5倍増加したリスクを示したことが発見されたとき、中止されました。
 ↓(詳しくは)
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  2009年10月04日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)で2児の母親のりょんママさんからのコメント

助け合う手

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさん(故人)まこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さん及びsenaさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 先日、2児の母親のりょんママ(39歳)さんとおっしゃる尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の方から次の治療情報のコメントをいただきました。

 ガンファイターさんへ

 はじめまして。小学生の2男を持つ39歳、りょんママです。
 私も今年(2009年)8月に尿膜管癌の診断が確定し、尿膜管摘出、膀胱部分切除、リンパ節郭清手術を行いました。
 情報が少ないため、いつもガンファイターさんのブログを拝見させて頂いています。

 私は今年7月中旬に血尿が出たため、その翌日に近くの泌尿器科で診察を受けました。父が血尿があったのにもかかわらず放って置いた為、手の施しようがない癌になった経緯から、「私の体にも何か起こっているのでは?」と嫌な予感がわきました。

 泌尿器科で尿膜管癌の疑いがあると言われ、都内の大学病院を紹介されました。その後、MRIとCTの検査をしました。

 膀胱上部に突出している約3センチくらいの腫瘍がありました。

 8月上旬に検査入院をし、尿膜管癌と診断された為、8月下旬に手術を行いました。
 腫瘍マーカーについては申し訳ありませんが分かりません。

 セカンドオピニオンはしていません。執刀医の先生がこの尿膜管癌について何人かの執刀経験があり、よくご存知だったので全てを任せようという気持ちになったので。。。。

 先日、退院後初めての外来で病理検査の結果が分かり、リンパ節等に転移がありませんでした。
 今後は3ヶ月毎に検診をして春にCTを行う予定です。

 子供の成長を楽しみに前向きに過ごしていこうと思っています。

 投稿者 りょんママさん : 2009年09月26日 21:41

 出典:http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_667.html#c355528

☆★りょんママさんへ☆★
 診断の経緯、外科手術及び今後の見通しについての情報を提供してくださりありがとうございます。
 お子様のためにも少なくともあと10年以上はりょんママさんが無病であることをお祈りし、患者にとって明るい症例となることを期待します。
 よろしければ、今後も検査結果などのコメントをお寄せくださいますようお願い申し上げます。

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 膀胱がんの化学発がん予防
 概要
 社会の広範囲に及ぶ支持に直面して、食事及び生活様式の変化は、ビタミン及びサプリメント(訳注:栄養補助食品)とともに、過去10年間に医学界により綿密で真剣に考察がなされてきました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage28.htm

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  2009年09月29日 がん休眠療法体験談

 当ブログに多くの情報を提供してくださった尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんが、2009年9月23日のがん休眠療法のブログエントリー(記事)を御覧になり、御家族のがん休眠療法体験談の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 ガンファイター様(’09-09-23)

 ガンパートナーです。
 2009年9月23日のブログ拝見しました。「がん休眠療法」の本をお読みになってのご感想、興味深く読みました。妻はブログに記述されている通り、この化学療法を受けておりますが、ガンフアイターさんがご指摘の箇所には、私も早くから疑問を抱いていました。
 この本の筆者が述べているこの箇所には次のような矛盾点があります。

(1)腫瘍が化学療法で瞬時に壊滅しないであろうこと。つまり時間を要すること。
(2)腫瘍が1/2に減少するまでの時間を半減期τhとし、逆に2倍に増加する時間をダブリングタイム(Doubling Time)τdとするとき、
 a.τd≧τh のときは、筆者の説は論理的に正しいと云えます。
 ただし、b.τd<τhのときは、この考え方は全く成り立ちません。
 つまり、例え3/4の腫瘍が死滅したとしても、τdが短いと、必ずしも、ダブリング腫瘍は1/2にはなりません。
 つまり、半減期τhは抗がん剤の投与量、投与インターバルによって長短が全く異なり、また、癌の腫瘍によってまちまちのダブリングタイムτdは、特定が極めて困難と思われることから、この考え方には無理があるのです。
 下図に説明を記します。

投与インターバルと増減
投与インターバルと増減の拡大

 <感想>
 1年間本療法を受けてみましたが、上に記したτhとτdとの見極めを誤ると、腫瘍の増殖は急激に起こる可能性があることを体験しています。それは本療法では、副作用を少なくすることを目的とするあまり、「耐性」による「不応がん細胞」を、産みやすい抗がん剤の投与法になっているからです。マーカ値の微小な増減傾向から、腫瘍の活・不活を予測して、抗がん剤の投与法を早め早めに工夫する手法が一刻も早く確立される必要があります。その時初めて本療法は見直されると思います。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 腫瘍の半減期及びダブリングタイムの関係の考察、がん休眠療法の課題の指摘などのコメントありがとうございます。
 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇又は腫瘍の急増殖の御経験は、主治医に治療を丸投げすることの危険性を感じさせます。
 引き続き、少ない尿膜管がんでお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月22日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんからの寸報

 2009年9月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年9月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上

 2009年9月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 バイオマーカー ――前兆的、予言的な指標(その4)
 膀胱がんの腫瘍マーカー
 CA125は、卵巣がんの十分に確立したマーカーです。さらに、腹膜刺激や伝染、単純穿刺、炎症又はあらゆる種類の腫瘍かどうかにかかわらず、これらは血清CA125のレベルの増加を起こすことができます。そのようなものとして、疾患のマーカーとしてCA125の日常的な臨床使用は承認されておりませんけれども、それは潜在的な臨床研究の領域であり続けます。
 膀胱移行上皮がんの手術前の前兆マーカーとしてのCA125の有用性
 増加したCA125は、手術前に高い進行度(グレード)又は浸潤性移行上皮がんの患者の約11%に見受けられました。それはより一般的に、局所進行及びリンパ節転移陽性疾患患者に発見され、それは総体的な生存と関連しました。しかしながら、再発がない生存はCA125と関連しませんでした。更なる研究が、膀胱がんにおけるCA125の正確な役割を明確化するために必要とされています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage118.htm

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  2009年09月22日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんからの寸報

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月12日のブログエントリー(記事)をお読みになって、ガンパートナーさんの奥様の治療変更情報及びCEAの上昇・下降傾向に基づく考察の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 寸報です。(2009年9月12日21:04)

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 9月12日のブログ拝見しました。苦しい闘病に耐えられていらっしゃることに、したり顔の励ましの言葉は出ません。闘病は、我々患者の側に立つ者はただただ、Patientなんですね。

 先のメールで妻のマーカ値が異常急増したことを述べました。その後、9/8に主治医のいるS国際病院でCT写真を撮り、9/15に同病院内のOncology centerで受診しますが、診察が後手後手になるのを怖れて、今日9/12日、2回目のトポテシン40mg(イリノテカン)点滴(休眠療法)を受けに行きました。休眠療法の医師は、これまで通りのインターバルで点滴を続ける積もりだったようですが、急遽、自らそのインターバルを1週間に変更されました。

 今回のマーカ異常増加 の兆しは、私の工夫した予測式での計算値によれば、7月時点での値から、読み取れていたように思います。

 ガンファイターさんの値も計算して次のように、グラフ化してみています。まだまだサンプル数が少ないので、全くの「参考値」でしかないことを前提に、眺めてみてください。

ガンファイターCEA090912
ガンファイターCEAの拡大

 このグラフは以前にお伝えした計算式から求めた、「マーカ値が増加、あるいは減衰する期間の、単位体積・時間あたりのマーカ産生値」を棒グラフで表したものです。

 このグラフを眺めてみますと、今回のガンフアイターさんの値は2009年の1月から2月にかけての値に比べると、2009年7月から8月の値は約1/10位になっています。

 「だからどうなるのか?」と訊かれても、まだ何とも申し上げられませんし、素人の無責任なデータ解釈の域を出ないとしか申し上げられません。

 ただ、この値が高くなってくると、腫瘍が活性化するか、増加してくる兆しを示すのかなぁと、勝手に考えています。
(その閾値が判ればいいのですが・・・)

 貴重なお時間を割く必要は全くありませんので、軽く眺めてやり過ごしてください。

 闘病の最中でのガンファイターさんのブログ、妻としっかり読ませて頂いています。

 お大事に。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 2009年9月18日に退院しました。入院期間中の励ましありがとうございます。
 奥様の腫瘍マーカーの検査結果から、先を読んだ治療情報収集や対応は、素早いと思います。また、わざわざ私のために作成してくださったCEAのグラフは及び考察は、参考になりました。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年9月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上

 2009年9月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 診断方法(その1)
 尿検査・細胞診
 尿培養はしばしば、悪性腫瘍を検出することに失敗し、細胞学的な研究は診断方法としてより多くの助けをもっているかもしれません。しかしながら、これらの検査は正確であるとは言えず、偽陰性の少し高い割合に起因していることから、悪性腫瘍の可能性を除くことができません。陽性の結果はたいてい悪性腫瘍を示すでしょうが、使用されている検査は検出する低い進行度(グレード)の移行上皮がんにおいてはより正確でありません。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage77.htm

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  2009年09月15日 尿膜管がん患者御家族のガンパートナーさんの小さな考察

 2009年第5回入院の七日目です。

 本日(2009年9月15日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下防止のため、大量の水としてビタミン剤入り生理的食塩水2本を4時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

 昨日は、1回吐きました。その後、ノバミンという吐き気止めを服用し、少しは落ち着きました。また、点滴の針を左足から右足に取り替えました。

分析

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月9日のブログエントリー(記事)をお読みになって、私とガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向に基づく考察の電子メールを送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送っていただいた電子メールの内容を次のとおり公開します。

 小さな考察(2009年9月9日17:18)

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 2009年9月9日のブログ拝見しました、告知されて以来、入院日数が41.78%、外来治療日も含めると、43。35%というのは、この病気の執拗さを物語っているのかも知れません。

 今日(2009年9月9日)は、入院初日でいろんな検査があったのではないでしょうか。無事に治療が進むことを祈っています。

 ところで、妻のマーカ値と、ガンファイターさんのマーカ値のグラフを眺めていて少し気づいたことがありますので、下記ご報告します。

(1)マーカはCEAの方がCA19-9より、敏感に反応していることが、マーカ値の時系列変化から読み取れます。

(2)マーカは私が読んだ文献によれば、一種の高分子の糖タンパクということで、マーカ値の単位は「mg/mL」と血中濃度の単位で通常表されています。

 従って、マーカ値はその時々の濃度を示し、マーカの産生量を示していません。大切なのはマーカの産生量だと考えられ、それは「CT値」、つまりマーカ(濃度)と時間の「積」で表されることを意味します。

 だから、マーカ値が急峻に上下しても、時間のファクター(長短)が無いと、腫瘍が活・不活の状態にあるとか、癌細胞が増減したとか、一概には云えません。

 ガンファイターさんが、マーカ値の増減に「一喜一憂しても仕様がない」と仰っていたのは、文学的表現ですが、科学的にも根拠があるように思われます。

 上の考察はさらに、医師にも尋ねてみようと思っていますが、さほど間違った見解ではないと思います。

 朝夕は肌寒い位になってきました。病院内は、外界とは隔絶された場所ですから、肌で季節の変化を感じられないかも知れませんね。

 Good Luck !

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 ガンファイターです。

 送付されたメールの公開了承をいただいてから、約1週間経過します。ようやく吐き気も治まってきました。

 告知されて以来、入院日数が41.78%、外来治療日も含めると43.35%というのは、まさしく仕事と治療の二重生活を物語ります。インターネットをいつでもどこでもするためのモバイルライフも重要になります。
 入院期間中の検査は、なぜか、体重、クレアチニンクリアランスと投薬基準を満たすかどうかを調べる血液検査だけです。

 腫瘍マーカーの上昇・下降傾向、濃度、時間に関する考察は、参考になりました。

 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 略語、医学用語及び用語(その1)
 診断方法も御覧ください。
 あなたがこのサイト、掲示板、ディスカッショングループを読んで、目にすると思われる一般的に使われる略語などは次のとおりです。
 IVP= intravenous pyelogram 静脈性腎盂造影--腎臓及び尿管の検査
 CYSTO= cystoscopy 膀胱鏡検査
 RESECTION = (surgically) cutting out.(外科的)切除術
 CIS = carcinoma in situ 上皮内がん(訳注:上皮細胞と間質細胞(組織)を隔てる膜(基底膜)を破って浸潤していないがん)
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage58.htm

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  2009年09月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇

 2009年第5回入院の五日目です。

 昨日(2009年9月12日)は、2008年6月30日のブログエントリー(記事)に書いた全身化学療法の副作用のおう吐対策としての統合失調症治療薬のオランザピン(商品名:ジプレキサ)を服用したにもかかわらず、1回おう吐しました。また、深夜に3回下痢をしました。

 本日(2009年9月13日)は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法の副作用による腎臓機能低下及びおう吐防止のため、大量の水として生理的食塩水を2本と制吐剤1本を6時間かけて点滴します。副作用による吐き気及び食欲不振のため、食事をする気にもなれず、食べ物のにおいをかぐと吐きそうになるので、絶食です。

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、尿膜管がん患者の奥様の2009年9月5日の検査結果のグラフ及びコメントを電子メールで送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、電子メールで送っていただいた奥様のグラフ及びコメントを次のとおり公開します。

 ガンファイター

 ガンパートナーです。

 本日(2009年9月5日)、妻の定期診断・治療に行きました。ガンファイターさんが、ご自分の症状を、あまり歓迎できるものではないとされながらも、公開されていましたので、私共も話し合って、今日の結果とこれまでの関連データをお知らせします。

 今日の結果ですが、(詳細は次のグラフに表しています)、結論を申しますと、私共も、ガンファイターさんと同じく、歓迎できるものではありませんでした。

ガンパートナーの妻のCA19-9とCEAの推移のグラフ
ガンパートナーの妻のCA19-9とCEAの推移のグラフ拡大

 CEA値の方が、変動が著しいです。今回マーカ値が上がる兆候は数ヶ月前からありましたが、このところ、両方の値も正常値内になんとか収まっていたので、医師も楽観視していたと思います。マーカはその絶対値より腫瘍の活・不活の兆候を見るものではないかと思います。つまりマーカ値の増減の傾向(グラフ上の直線の傾き)が重要ではないかと思われます。

ガンパートナーの妻のCRPの推移のグラフ
 ガンパートナーの妻のCRPの推移のグラフの拡大

 これまで、CRP値はずっと正常値を示しており、再発直後(2008-09頃)の異常高値は腫瘍の活発な活動があったことと無関係では無かったと思っており、その後、私は医師にCRPを観察し続けたいと申し出て、データを見ていました。昨夜(9月4日)、寒気がする(発熱には至りませんでした)と訴えていましたが、今日のCRP値を見ると、やはり何かの炎症が起こっていると云えるのではないかと思われます。CRP値も腫瘍の活・不活と無縁では無いと考えています。

 化学療法(休眠療法)を続けて、まる一年間を経ましたが、これまでの推移は、医師も理想的という程、順調にマーカ値が減少傾向で推移していましたが、今日の結果(正確には8月15日に採血したもの)は、この一年間を逆行するもので、ほぼ一年前の数値に戻ってしまいました。

 医師も驚くほどの激変で、私共も、一瞬これからどうしたものか、冷静さを失わんばかりでした。

 この一年間の投薬は、
 TS-1(80mg):2週間服用、1週間休止
 シスプラチン(40mg):2週間に一回点滴
 を続けていました。

 今日は、
 TS-1(80mg)の服用は今までどおり。
 トポテシン(イリノテカン)(40mg):点滴(今日が初回)
 となりました。次回(9月19日)には今日のマーカ値の結果が判りますので、その結果でそれ以降の治療法が決まるかと思われます。

 悲観していても仕様がなく、かといって強い前向きな気持ちにもなれませんが、「ケセラセラ」、「激流に流されてこそ浮かぶ瀬もあり」に似た心境です。

 ガンファイターさんがブログで仰っていたように、この「尿膜管がん」という病に関する限りは、医師と患者の間の情報量の差はある意味大きく、ある意味で皆無だと思います。

 ガンファイターさんがここまで、そのギャップを埋めるべく、ブログという手法で、立ち向かってこられていることに改めて敬意の念と同時に、大変な驚異を感じています。

 その存在を知って、数ヶ月間で、妻の日課は、朝、ガンファイターさんのブログを読むことから始まるようになってしまいました。

 私もほぼ同様です。

 私共二人、同じ境遇にあるものとして、本当に、心からガンファイターさんの治療が成功することを祈っています。

 私共もこれからが闘いです。

 くれぐれもご自愛ください。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 いつもブログを御覧になってくださりありがとうございます。

 約1年間安定していた腫瘍マーカーが急上昇という今回の検査結果は、がん休眠療法に挑むしぶとい尿膜管がん細胞が平穏な患者生活に宣戦布告する重苦しいものです。
 腫瘍マーカーの解釈については、2009年6月10日のブログエントリー(記事)の腫瘍マーカー値の解釈も御覧ください。
 不応又は耐性のがん細胞の増殖が想定されます。がん休眠療法とはいえ、これまでの治療の副作用により免疫力の低下も想定されます。薬剤を変えた場合の副作用として想定される肝炎などには十分にお気を付けください。

 CRPは、毎回の血液検査で測っていますが、いつも正常値であったことから、あまり注意していませんでした。血液検査のデータと腫瘍マーカーの関連性にも注意しようと思いました。

 新たな治療がうまくいくことをお祈りします。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 塹壕からの物語(ガンファイター、アル、ケリー及びドンナ)
 膀胱がんとの闘いの進行中の状況は、介護・看護を行う人々と同様に何人かの生存者に自身をウォリアー(戦士)と称する気にさせました。寛大にも彼らの経験を共有した人々へ大いに感謝します。あなたの勇気、粘り強さ及びユーモアは刺激的です。
 希少ながん/尿膜管がん
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  2009年09月11日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの分析

 2009年第5回入院の三日目です。

 昨日は、次の写真のように点滴の針を左足に刺しました。

左足への点滴

 左足に点滴針を刺した理由は、両腕への点滴を累計100回以上していることから点滴針を刺す場所がないからです。こうして、昨日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法ジェムザールの点滴投薬を受けました。投薬してから約3時間後に副作用の倦怠感がひどくなりました。食欲もなく、夕食を食べずに寝ました。

 本日は、シスプラチンを副作用防止のための生理的食塩水、吐き気止めとともに8時間かけて点滴により投与を受けます。

 さて、2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、同年9月4日のブログエントリー(記事)をお読みになって、腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向を調べるためグラフ及びコメントを電子メールで送ってくださいました。
 ガンパートナーさんから御了承を得て、送ってくださいましたグラフ及びコメントを次のとおり公開します。

 ガンパートナーです。2009年9月4日のブログ拝見しました。

 その中に、今回のデータも含めて、これまでのマーカ値が記されてありましたので、再度、グラフ化してみました。
 CA19-9、CEAを別々に、非対数表示、対数表示してみました。
 今回のグラフの中で特に、何かのご参考になるかなと思われますグラフは、両方の値を同じグラフ(対数表示)に時系列で表したグラフです。
 余計なことかも知れませんが、何かの折、眺めてみてください。
  ご入院・加療の成功を祈っています。

 ガンファイターさんのCEA(対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。

CEA(対数表示)の推移090903
CEA(対数表示)の推移090903の拡大

 2008年11月以前のデータが少ないので、過去のCEA値の変化の傾向がどうだったか分かりませんが、増加傾向(傾き)は2008年12月と2009年5月の増加傾向(傾き)は似ています。但し今回は、前回(2009年1月の平衡値)より50位、低い値でピークを迎えています。

 ガンファイターさんのCEA(非対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。
CEA(非対数表示)の推移090903
CEA(非対数表示)の推移090903の拡大

 ガンファイターさんのCA19-9(非対数表示)の推移のグラフは、次のとおりです。
CA19-9(非対数表示)の推移090903
CA19-9(非対数表示)の推移090903の拡大

 ガンファイターさんのCA19-9値とCEA値の推移(対数表示)のグラフは、次のとおりです。
CA19-9値とCEA値の推移(対数表示)090903
CA19-9値とCEA値の推移(対数表示)090903の拡大

 CA19-9とCEAとを同じ時系列で示すと、ガンファイターさんが仰るようにCEA値がやや早く、且つ、顕著に増減の兆しを示すように見えます。しかし、増減の傾向は同じように見えます。今回、CA19-9は依然増加傾向を示しているように見えますが、CEA値はピークを越しているように見えます。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 2009年9月1日のブログエントリー(記事)に掲載したガンパートナーさんによるグラフに引き続き、直近の腫瘍マーカーの推移を基に腫瘍マーカーの上昇・下降傾向を分析してくださいましてありがとうございます。
 直観的にとらえていたCA19-9及びCEAの上昇・下降傾向をグラフにより確認し、今後の予測をする上で大いに参考になりました。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年9月1日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ
 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ
 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ
 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報
 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

 ガンファイターのTwitter(ツイッター)プロフィールアイコン

 ところで、2009年9月10日にアップル社が公開したコンテンツ管理ソフト「iTunes」の最新版「iTunes 9」には、iTunes Storeの楽曲情報(リンク情報)をTwitterに投稿できる機能が追加されました。
 この機能については、ついったー(Twitter)専門のニュース、使い方&ビジネス活用法をいち早くお届けするサイトのついーたーTweeter.jp -に次の記事が出ていました。

 iTunes 9のtwitter連動機能はみんなの期待を裏切ってシンプルすぎた・・・【写真有り】 | ついーたーTweeter.jp

 御参考までにガンファイターのTwitter(ツイッター)のアカウントは、次のとおりです。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 レビュー:膀胱がんウェブカフェ
 がん患者のための多くの個人のウェブサイトがありますが、一般的に共通する一つのことは選択されたテーマへのとりつかれたような執念です。最善のウェブサイトはまた、がん患者たちの心と精神を理解し、患者の学習過程と明確につながるという点で明確な強みを持っています。「こうだった、こうした。」という経験は、がん患者のウェブサイトの迫力ある強みです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage92.htm

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  2009年09月01日 ガンパートナーさんによるガンファイターの腫瘍マーカーの推移のグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんが、尿膜管がんの診断を受けたガンファイターのブログエントリー(記事)をお読みになって、2007年7月~2009年6月の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAの値を整理され、グラフにコメントを付して送ってくださいました。

 このグラフ及びコメントは、次のとおりです。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)非対数表示の拡大

 線は外装した曲線です。概ね減少傾向にあります。非対数曲線では小さな増減の傾向が分かり難いので、下記に対数表示をしてみました。私の増減モデルから計算中ですが、これを見ると半減期は約1ヶ月位で、「休眠療法」では良い傾向だと医師は云いますが、腫瘍の「活・不活性」が繰り返されています。この活性値をモデルから計算できます。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CA19-9)対数表示の拡大


 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示

腫瘍マーカー値の変化(CEA)非対数表示の拡大

 線は外装曲線です。2009年の1月から3月頃に急峻な増減があります。薬を止められていたのでしょうか。現在やや増加傾向にありますが、上の1月頃に比べると緩やかです。
 このグラフも対数表示をしてみました。2008年1月から2009年1月までの増加傾向より2009年6月頃からの増加傾向がやや急に見えます。急激に減少(半減期が10日以内)すると、次に増加するときも急になる傾向があると「休眠療法」の医師から聞きました。

 ガンファイターさんの腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示

ガンファイターの腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示

腫瘍マーカー値の変化(CEA)対数表示の拡大

仲間

●腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAを尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CA19-9値が高値を示した尿膜管癌の1例(日本泌尿器科學會雜誌The Japanese Journal of Urology Vol.86, No.10(19951020) pp. 1587-1590社団法人日本泌尿器科学会 ISSN:00215287)

 CEA高値を伴った尿膜管癌の1例(Vol.27, No.3(19880522) pp. 419-422 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会 ISSN:03871193

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 私の腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましてありがとうございます。
 2009年1月~同年3月の腫瘍マーカーの急峻な増減は、同年1月に尿膜管がんの腹膜播種により症状が悪化し、上部消化器官狭窄をもたらし、約3週間高カロリー輸液で栄養補給をし、GC療法を投与最大量まで行った結果、症状が急改善したことを反映しています。

 2009年6月に腫瘍マーカーが急上昇したことから、同年7月にGC療法のために9日間加療入院し、同年8月18日に最後の投薬を終えたところです。
 このGC療法の薬効検査は、2009年9月3日に行う予定です。

 CEAは2008年前半が正常値以下であったので、2009年8月~同年11月の間計測していませんでした。結果的に、CEAの上昇後にCA19-9が急上昇するようなので、がん細胞の活動状況の予測ができそうだとは思いましたが、分析手法は持ち合わせていませんでした。
 こうした中、非常に示唆に富む腫瘍マーカーをグラフ化し、分析してくださいましたことに大変感謝します。今後の対応を考える上で役に立ちます。

 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ≪ガンパートナーさんに関するこれまでのブログエントリー(記事)(抜粋)≫

 2009年8月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 新たに診断された方へ
 患者の誓い
 ・私は自分の意見を聞いてもらいます。
 ・私は脅えません。
 ・私は自分の体、兆候に従います。
 ・私は十分に説明を受け、最後の決定に加わります。
 ・私は最善の看護を受けます。
 ・私は希望が与えられます。
 ・私は同情が与えられ、尊厳をもって扱われます。
 ・私は私の最善の利益を擁護します。
 ・私はすぐれた看護を称賛し、悪い看護を報告します。
 ・私は助かります。(作者不明)
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage24.htm

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  2009年08月31日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のまこったさんの治療情報

助ける

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん洋平さん及びsenaさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2008年7月27日のブログエントリー(記事)には、当時46歳のまこったさんから寄せられた尿膜管がん情報を書きました。
 まこったさんは、2009年8月22日に約1年間の病状経過をお知らせくださるコメントを次のとおりお寄せくださいました。

 こんにちは!お久しぶりです。

 士(つかさ)さんの書き込みに8/22気づきました。
 あれからの私の健診の結果をお知らせします。
 マーカーはジリジリと上昇して3.6まで上昇したときは
 さすがに医師も「生存率0%って言われてるんでしょ」って
 突き放されました。
 しかし、その翌月に3.0に下降して「これだけの変化があるのだから大丈夫!」ってホッとした様子でした。
 医師の豹変ぶりにまいっています。
 そもそも発見時は6.1と低い値だったので3.6がどんな意味を持つかが何とも言えないところです。
 せめて2.5近辺まで下降してくれると安心なのですが・・。
 内視鏡は「憩室」が出来ているだけで異常は無いそうです。
 CT読影の結果は来月聞きに行く予定です。
 09年4月頃から「玄米菜食」ゲルソン療法モドキを実践しています。タバコと酒は一切やめました。
 なんか体調が良いですよ。あるべき食生活になった気がします。こんな世の中で残業も無く規則正しい毎日を過ごすことが出来ています。ある意味「幸せです」
 時々、ネガティブにもなりますが、前ほど長引かなくなりました。

 2008年1月15日に退院
 2008年1月18日
  CEA2.6ng/ml
 2008年2月20日
  CT(異常なし3/7)内視鏡(異常なし2/20)
 2008年3月7日
  CEA2.8ng/ml
 2008年4月4日
  CEA2.6ng/ml
 2008年5月2日
  CEA2.6ng/ml
 2008年6月4日
  CEA2.8ng/ml
CT(再発の所見無し7/4)
 2008年7月4日
  CEA2.8ng/ml
 2008年8月8日
  CEA2.9ng/ml
 2008年9月8日
  CEA2.6ng/ml
 CT(再発の所見無し10/10)内視鏡(異常なし9/8)
 2008年10月10日
  CEA2.7ng/ml
 2008年11月7日
  CEA 3.0ng/ml
 2008年12月3日
  CEA 3.5ng/ml
 CT(再発の所見無し当日「読影」結果)内視鏡は1/9)

 2009年1月9日
  内視鏡(異常なし1/9)
  CEA3.3ng/ml
 2009年2月13日
  CEA3.3ng/ml
 2009年3月4日
  CEA3.4ng/ml
 CT(再発の所見無し3/4)
 2009年4月3日
  内視鏡(異常なし4/3)
  CEA3.6ng/ml
 2009年5月15日
  CEA3.0ng/ml
 2009年6月12日
  CEA3.2ng/ml
 2009年7月10日
  CEA3.3ng/ml
 2009年8月19日
  CT/内視鏡(異常なし8/19)
  CEA    ng/ml 

 投稿者 まこったさん : 2009年08月22日 22:07

出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_668.html#c352290

☆★まこったさんへ☆★
 お久しぶりです。
 まこったさんが毎月検査を受けている腫瘍マーカーは、CEA(基準値: 5.0以下(ng/mL) ) だけですね。私は、ハイリスク患者なので、CA19-9及びCEAの検査を月に2回受けることが多かったです。治療がある場合は、最終投薬をしてから2週間目に受けています。

 まこったさんの検査結果が、わずかなさざ波はあったけれども、約1年間安定しているということは、無病を裏付けるようですね。けれども、毎月1回検査を受けるとなると、検査が近づくまでの日々、そして検査結果が分かるまでの日々は、不安材料が増え、ストレスがたまりそうです。

 私は、診断後に断酒しました。しかし、特に野菜中心主義でもなく、短いかもしれない人生なので、おいしいものを食べるようにしています。

 引き続き、同病患者のために情報を御提供してくださいますようお願い申し上げます。

2009年8月10日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんから送っていただいたまこったさんのCEA値のグラフを次のとおり掲載します。

まこったさんのCEAの値のグラフ

 まこったさんのCEAの値のグラフの拡大

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ≪尿膜管がん患者情報のブログエントリー(記事)

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 2007専門分野別ベスト病院検索(USニューズ)
 USニューズは17の専門分野における192の病院をランク付けしました。病院についての詳細情報は、ここで専門分野を選ぶことによって又は私たちのすべての病院のアルファベット順の索引を拾い読みすることによって見つけることができます。子供病院は、新しく強化された方法を使ってランク付けされます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage25.htm

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  2009年08月29日 尿膜管がん患者のsenaさんの治療情報

共闘

 尿膜管がんのような珍しい病気との闘病を続けるとき、同病患者の治療情報や励ましほど役に立つものはありません。
 2009年7月23日のブログエントリー(記事)に書いた、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の士(つかさ)さんが同月2日に開設した「癌に克つ士(つかさ)のホームページ」は、病例の少ない尿膜管がんに対して患者同士がお互いの状況や思いを意見交換し、励まし会う場です。
 このホームページに設置されているBBS(電子掲示板)は、多くの尿膜管がん患者とその家族及び恋人・友人の投稿があり、貴重な情報源になっています。

 「癌に克つ士(つかさ)のホームページ」のBBSに2009年3月に尿膜管がんと診断されたsenaさんが治療経過を2009年8月24日に投稿されていました。senaさんの投稿をガンファイターのブログに転載する許可を求めたところ、2009年8月28日にsenaさんから、次のとおり御了承をいただきました。

 sena 2009/08/28 (Fri) 04:34:55

 ガンファイターさんはじめまして。ブログ閲覧させて頂きました。同病患者にとって大変励みになり少しでも自分の情報が役にたてば幸いです。

 出典:http://gankatsu.bbs.fc2.com/

 尿膜管がん患者のsenaさんの治療経過を次のとおり転載します。

 sena 2009/08/24 (Mon) 16:48:54

 友人から聞いて、士さんのホームページを知りました。
 私は今年3月に尿膜管癌と診断され、幸い4月21日に手術ができました。3週間の入院後、無事退院。その後2ヶ月事に検査です。普段パソコンには、あまり興味のない私には初めての投稿ですが、今同じ病気と戦うみなさんと、喜びも悲しみも共有できる。いや共有したいと思い、なれないパソコンの前でかれこれ2時間苦戦してます。
 私の場合診断された時すでに尿膜管から膀胱、左の骨盤内リンパ節に転移していました。主治医から他の病院で診察を希望するならと言うことで、専門の病院を紹介してもらい、診断結果は同じ。
 しかし他に転移してる可能性が高く全身のCT検査と骨シンチ検査
 他に転移はなく手術をする事ができました。51歳自営です。

 出典:http://gankatsu.bbs.fc2.com/

●senaさんへ
 治療情報の転載許可をくださいましたことにお礼を申し上げます。
 尿膜管がんの膀胱、骨盤内リンパ節への転移との闘いは、厳しいものになると予測されます。
 私の抗がん剤治療の経験が役に立つのであれば、受けられている抗がん剤治療や、腫瘍マーカーCA19-9、CEAの値を教えていただければ、的確な助言ができるかもしれません。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がん-概要(その1)
 化学療法
 浸潤性膀胱がんの治療の大きな進歩は、メトトレキセート、ビンブラスチン、ドキソルビシン及びシスプラチンで構成されるM-VAC療法の効果的な化学療法の採用によって起こりました。最近の試験は、多くの泌尿器科医・腫瘍医をほかの新しい化学療法プロトコール(訳注:投与計画)(すなわち、「GP」療法として知られているシスプラチン・プラチノール及びゲムシタビン・ジェムザール又は「GC」療法として知られているゲムシタビン・カルボプラチン;化学療法を御覧ください。)に切り換えさせました。しかしながら、アジュバント療法(訳注:術後薬物療法)又はネオアジュバント療法(訳注:進行がんなどに対し 手術に先立って施行する化学療法)のいずれかとしての体系の化学療法の役割は発展し続けていますが、延命への効果は調査中です。化学療法の継続する改良は、何人かの患者、顕微鏡的浸潤がある患者の中でより積極的な方法を認めるかもしれませんし、こうして根治的外科手術及び効果的なアジュバント化学療法の組合わせを可能にするかもしれません。
 ↓(詳しくは)
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  2009年08月28日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の洋平さんの治療情報

手を伸ばす

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 先日、洋平さんとおっしゃる尿膜管がんの患者の方から次の治療情報のコメントをいただきました。

 はじめまして、洋平といいます。

 尿膜管癌を発症し、不安な中いろんなブログから情報を得ています。私の経験も何かの役に立てばと思い、コメントしました。
 以下簡単に腫瘍マーカー(私の場合、基準となるのはCEAでした)と使用した抗がん剤を記載します。

 2005.12
 尿膜管の摘出及び膀胱部分切除

 2007.11
 肺転移確認 抗がん剤(TS1+CDDP)の説明

 2008.2
 セカンドオピニオンで、抗がん剤IFEP(IFM+5-FU+ETP+CDDP)の説明
 CEA:13.5、CA19-9:12.4
 2008.3.3
 IFEP(1)
 吐き気による食欲不振。2週間後髪が抜けだす。
 2008.3.26
 IFEP(2)
 CEA:13.5 →3/17 10.7→4/3 5.1
 2008.4.21
 IFEP(3)
 2008.5.27~6.16
 放射線照射
 2008.6.23
 IFEP(4)
 CEA5/6(2.9)→6/19(3.3) →7/3(2.4) →7/17(1.9)
 2008.9.11
 CEA:6.0
 2008.9.17
 肺新病変出現確認
 2008.10.6
 IFEP(5)
 CEA10/6(13.3)→10/22(12.9) →11/19(20.8)→12/24(41.5)
 2008.12
 担当医から標準的な治療はなく、予後は厳しいとの説明

 2009.2
 セカンドオピニオンで他の病院の呼吸器外科を受診
 病変がはっきりしていて、PET検査で他への転移がない場合、切除手術が可能との説明
 CEA:50.4
 2009.4.8
 左右両肺の一部切除
 2009.6.1
 CEA(2.1)→7/6(1.3)→8/3(1.2)

 以上、簡単に記載しました。
 何かのお役に立てればと考えます。

 洋平

 投稿者 洋平さん : 2009年08月21日 10:15

出典:http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_667.html#c352158

☆★洋平さんへ☆★
 尿膜管がんの貴重な治療情報及び御体験をコメントしてくださいまして、ありがとうございます。
 IFEP(IFOSFAMIDE, 5-FULUOROURACIL,ETOPOSIDE AND CISPLATIN(イホスファミド、5FU、エトポシド及びシスプラチン))化学療法については、初めて知りました。インターネットでIFEP化学療法を検索すると、次のような進行性尿路上皮癌に対するIFEP化学療法の症例報告がいくつかヒットしました。

 CiNii 進行性尿路上皮癌に対するIFEP化学療法 その治療成績ならびに効果判定における腫瘍マーカー測定の有用性の検討

 IFEP化学療法を中心とした,遠隔転移を有するぼうこう腺癌4例の治療成績

 IFEP化学療法についてインターネットを私なりに調べて導いた推測は、GA研の独自の治療法ではなないでしょうか。
 尿膜管がんに標準的治療がない以上、同病患者の治療情報及び御経験は治療を患者が決める上で大変貴重なものです。命をかけて受けられた治療に関するこの度のコメントに対して重ねてお礼を申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
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 最後になりましたが、これまでに当ブログにコメントを寄せてくださった同病患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん及びガンパートナーさんには大変感謝しています。
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 化学療法で生き残る(その3)
 細胞保護薬
 抗がん剤は、感染しやすくなることのほかに、神経系、膀胱、腎臓、肺及び心臓の細胞にも損傷を与えることができます。投薬法は、化学療法のいくつかの副作用を管理するのに役立ちます。
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  2009年08月27日 尿膜管がん患者のとんぼーさんからのCT検査結果報告

CT報告書

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさんガンパートナーさん及び洋平さんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 次は、2009年8月19日にとんぼーさんから寄せられたコメントです。

 とんぼーです。

 今日、8月12日に撮ったCTの結果を聞きにいきました。

 結果は「5月に撮ったときの状態と余り(?)変化が無い」ということでしたが、CT検査報告書の診断を読みますと、「腹腔内播種性結節の増加」と書いてあり、さらに「尿膜管癌による左傍大動脈領域との境出した15mmの結節mesenterium右側の不整形の20を5mm位の石灰化および内腸骨動脈領域の50mm×35mmのやはり側の根部は腫瘤についてはそれぞれの大きさは変わっていない」・・(とても分かり難い説明です)・・とありました。

 泌尿器科の医師の判断とCT読影の医師との診立てが少し異なるようにも思えますが、「がんは休眠状態にある」という診断にそれ以上質問しないまま、帰りました。マーカ値はCA19-9が32、CEAが3.8で、どちらも正常値内なので、医師も上のように言ったのでしょう。

 マーカ値は主人が記録してグラフに表したものを見せました。
 この病院では、化学療法が出来ないので、CTの撮影と私の主治医のCT写真を見てのコンサルだけです。

 写真のコピーは「がん休眠療法」を受けている医師に、いつも見せています。

 私の場合、このように変則的な受診方法です。

 この病院も近く癌の拠点病院になるとは聞いていますが、整備が遅れているようです。

 帰り際に、他に「尿膜管がんの患者さんがいますか?」と聞きましたところ、答は「No」でした。
 主人とも話ましたが、恐らく担当の医師にとっては、私が初めての患者ではないかと思います。CT写真の結果も、そう思ってしまうと、「本当かしら?」と、心の中でつぶやいてしまいます。

 次回のCT撮影は11月になりました。

 病院から帰ってから、予定どおりですが、夕刻の飛行機でM市に静養にきました。インフルエンザが流行ってきたようで、白血球が少ないので、途中少し怖かったです。このコメントは今、M市で書いています。
 10日間ほど、ゆっくり楽しむつもりです。

 では。

 投稿者 とんぼーさん : 2009年08月19日 22:24

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_665.html#c352048

仲間

☆★とんぼーさんへ☆★
●重要なことは事実の解釈と行動でしょう。
 悪いお知らせのように思われるのは、「腹腔内播種性結節の増加」です。LogoVista電子辞典シリーズ研究社医学英和辞典によると、結節は「突出[突起]したもの、こぶ、結節」です。腹膜播種による突出が増えたと解釈しました。
 これ以外は、「がんは休眠状態にある」を裏付けているように思えます。

 2008年5月8日のブログエントリー(記事)のテキサス大学MDアンダーソンがんセンターの尿膜管がん及び小細胞膀胱がん臨床試験には、尿膜管がんの希少性について次のとおり書いてあります。

 米国がん学会(ACS)によると、尿膜管がん及び小細胞膀胱がんはすべての膀胱がんの1%弱を占めます。アーリーン・シーフカー=ラドトケ医学博士は、「臨床腫瘍医は、生涯でこれらの症例の一つ又は二つを見るかもしれません。」と言います。

 尿膜管がんのような希少な病気については、医療を提供する側の持っている情報と、患者が自分自身について持っている情報との間に格差があることを指す「医療情報の非対称性」は、必ずしも当てはまらないと思います。
 希少な病気に対する治療のエビデンス(治療法を選択する際の根拠)に乏しいので、治療の選択肢は患者の意思又は希望が尊重されるというのが私の経験です。

 引き続き、同病患者のために情報を御提供してくださいますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 化学療法で生き残る(その2)
 避けるべきもの
 ・大変熱い又は大変冷たい食べ物。室温が最適です。
 ・脂っこい揚げ物
 ・甘い、しょっぱい又は香辛料が効いた食べ物
 ・匂いのきつい食べ物
 ・食事をとりながらの水分摂取。食事のときの水分摂取により、膨張した感じになります。
 ・あなたの好きな食べ物。もし、吐き気を覚えたのに自分の好きな食べ物を無理やり食べると、それが永久に嫌いになるかもしれません。
 ・おう吐を制御できるようになるまでの食べること、及び飲むこと。一度、おう吐が止まったと確信したら、数時間澄んだ水を少量だけ試しに飲んでください。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage30.htm

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  2009年08月25日 33歳で亡くなったごまちゃんままの闘病記録

記録

 2009年8月4日のブログエントリー(記事)に、子育て中の女性尿膜管がん患者のごまちゃんままが33歳の若さで亡くなったことを書きました。
 改めて、ごまちゃんままのブログ(http://blog.goo.ne.jp/goo510216)を読み直し、闘病記録を次のように整理させていただきました。

 ごまちゃんままの闘病記録(約2年6か月)

 2007年2月5日
 血尿を主訴に入院
 2007年2月7日
 手術
 2007年2月22日
 尿膜管がんの診断

 2007年4月13日
 エコーにより肝臓に2cmぐらいの影発見
 2007年4月16日
 CT検査で肝臓転移発見
 2007年4月23日
 CT・MRI検査で肝臓に3cm前後の影発見

 2007年5月23日~同月31日
 入院・ラジオ波照射・治療

 2007年7月
 入院・ラジオ波照射・治療

 2007年8月
 全身化学療法(タキソール、シスプラチン)
 これ以降入退院を繰り返し、肝転移に対するリザーバーを用いた肝動注化学療法

 2007年9月11日
 CTにより肝臓以外の転移なし判明

 2007年10月25日
 8回目の全身化学療法(タキソール、シスプラチン)

 2007年11月17日
 肝動注化学療法

 2007年12月6日
 肝動注化学療法
 2007年12月27日
 肝動注化学療法

 2008年1月17日
 肝動注化学療法

 2008年2月28日
 肝動注化学療法

 2008年3月12日
 肝動注化学療法

 2008年4月14日
 CTにより肝臓転移腫瘍が増大判明

 2008年5月27日
 PET/CT

 2008年6月3日
 PET/CTにより背骨と鎖骨に細かいがんの転移判明

 2008年6月6日
 放射線療法開始
 2008年6月9日
 5回目の全身化学療法

 2008年7月12日
 MRI検査で第3腰椎の圧迫変形が判明
 2008年7月16日
 メタストロン静注放射線内用療法決定
 2008年7月28日~同年8月8日
 放射線治療

 2008年9月1日~同月11日
 6回目の全身化学療法

 2008年12月19日
 ゾメタとFOLFOX4開始、肺転移

グラフ

 2009年1月8日
 ゾメタとFOLFOX4

 2009年2月6日
 肝臓・骨の腫瘍は、変化なしで現状維持。肺の腫瘍は、以前より大きくなっているよう。新たに、膀胱に影があるよう。
 2009年2月16日
 33歳の誕生日

 2009年3月4日
 右肩転移
 2009年3月9日
 ガンファイターの薦めたオランザピン(ジプレキサ)により吐き気及びおう吐激減
 2009年3月12日
 ゾメタ投与
 2009年3月24日
 FOLFOX4開始

 2009年4月21日
 腫瘍マーカーCEA380(正常値上限:5)

 2009年5月22日
 MRIにより左のおでこ辺りに3cmぐらいの腫瘍と端っこの方にも細かい腫瘍判明

 2009年6月2日
 脳転移に対するガンマナイフ照射
 2009年6月26日
 脳転移に対するガンマナイフ照射、輸血、腎臓に管の手術

 2009年7月14日
 目がぼやける原因が脳転移と判明

 2009年8月3日
 死亡

注射と点滴

 これを整理しているうちに、ごまちゃんままが膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの遠隔臓器への転移に対して、肝動注化学療法、放射線療法、全身化学療法(タキソール及びシスプラチンの2剤併用量化学療法、FOLFOX4)、ガンマナイフなど考えられるあらゆる治療を受けられたことが分かりました。

 肝臓や脳という遠隔臓器への転移の治療を含む約2年6か月の闘病期間、つまり生存期間は、2008年5月10日のブログエントリー(記事)に書いた、メイヨー・クリニックで見られた尿膜管がん患者47名の症例による病期(ステージ)と生存期間の仮説の「病期(ステージ)4の遠隔転移は1年未満の生存期間」に照らし合わせると、苦しい治療の成果があったと思います。

 トレイル・ブレイザー(道を切り開く者)のごまちゃんままの鼓舞した勇気及び希望に感謝します。

 ≪ごまちゃんままについての関連ブログエントリー(記事)≫

 2009年8月9日 尿膜管がんの脳転移

 2009年3月11日 退院と子育て中の女性尿膜管がん患者のフォルフォックスの副作用の吐き気止め対策報告

 2009年2月11日 子育て中の女性尿膜管がん患者のCT検査報告

 2008年8月24日 子育て中の女性尿膜管がん患者情報

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんで亡くなられた方の霊に捧げる
 この項目では、ウェブカフェのコミュニティは、私たちの倒れたウォリアー(戦士)に敬意を払いたいと思います。
 トレイル・ブレイザー(道を切り開く者たち)のあなた方が鼓舞する勇気及び希望に感謝します。
 ↓(詳しくは)
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  2009年08月23日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEAのグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんは、当ブログでの公表を前提に膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの診断を受けた奥様の腫瘍マーカーであるCA19-9及びCEAの値の変化のグラフ(2004-10~2009-7)を送ってくださいました。
 2009年8月20日のブログエントリー(記事)に紹介したCA19-9のグラフに引き続き、本日はCEAのグラフを紹介します。
 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCEA値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)は、次のとおりです。

CEA値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)

 CEA値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)の拡大

 また、CEA値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)は、次のとおりです。

CEA値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)

 CEA値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)の拡大

仲間

●腫瘍マーカーのCEAを尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CEA高値を伴った尿膜管癌の1例(Vol.27, No.3(19880522) pp. 419-422 特定非営利活動法人日本臨床細胞学会 ISSN:03871193

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争(その1)-
 このページは、外科手術前のM-VAC療法が生存期間を増大させるという試験結果の報告に関する2002年、2003年手術前療法の更新を含みます。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage148.htm

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  2009年08月20日 ガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーCA19-9のグラフ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんは、当ブログでの公表を前提に膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの診断を受けた奥様の腫瘍マーカーであるCA19-9及びCEAの値の変化のグラフ(2004-10~2009-7)を送ってくださいました。
 このうちCA19-9値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)は、次のとおりです。

CA19-9値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)

 CA19-9値の変化の対数表示グラフ(2004-10~2009-7)の拡大

 また、CA19-9値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)は、次のとおりです。

CA19-9値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)

 CA19-9値の変化の非対数表示グラフ(2004-10~2009-7)の拡大

仲間

●CEAの値の変化のグラフ(2004-10~2009-7)については、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

●腫瘍マーカーのCA19-9を尿膜管がんに使う理由は、次のような論文があるからです。

 CA19-9値が高値を示した尿膜管癌の1例(日本泌尿器科學會雜誌The Japanese Journal of Urology Vol.86, No.10(19951020) pp. 1587-1590社団法人日本泌尿器科学会 ISSN:00215287)

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 まとめるのに労力を要する貴重なグラフを送ってくださり、ありがとうございます。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 浸潤性膀胱がん-概要(その1)
 米国では、2005年に膀胱がんの60,000件を超える新しい症例が診断されました。
 約25%のすべての新しい患者が診断のときに筋層浸潤性膀胱がんにり患しています。
 約75%は最初に表在性膀胱がんと診断された方ですが、そのうち10~15%は浸潤性膀胱がんに進展するでしょう。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage56.htm

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  2009年08月17日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療歴

カルテ

 2009年8月15日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんは、当ブログでの公表を前提に奥様の尿膜管がんの病歴(治療及び結果)を送ってくださいました。
 この詳細な病歴を読んでいるうちに、少ない症例の尿膜管がんは、納得のいくセカンドオピニオンの取得の難しさ、健康保険適用の可否といった切実な問題があることを改めて認識しました。
 私なりにガンパートナーさんの奥様の病歴を整理して、次のようにまとめました。

 病歴(治療及び結果) T子♀64歳(2009年10月現在)

 2004年4月
 血尿 H病院受診 膀胱炎の診断・治療(抗生物質投与)

 2004年9月
 精神疲労 SW病院 精神科受診・抗うつ剤服用

 2004年10月
 S病院 泌尿器科受診・「膀胱内腫瘍」の診断 CA19-9(10)、CEA(1.7)

 2004年11月14日
 S病院入院。膀胱内腫瘍(悪性)の切除手術。手術直前の生検で「尿膜管癌」と判明した。左尿膜管および膀胱内腫瘍の切除

 2004年12月
 Kホスピタル(精神科)入院・静養

 2004年11月~2006年11月
 経過観察。2~3か月に1回、CT、血液検査、尿検査 CA19-9(19)、CEA(4.2)

入院

 2006年11月14日
 左鼠頸部のリンパ節肥大確認される。S病院再入院、「尿膜管癌」の再発・手術。右尿膜管、臍、尿路出口を除く膀胱の全てを摘出し、小腸の一部を使って作った人工代替膀胱(作製時400cc)の挿入手術(手術時間12時間)。CA19-9(18)、CEA(4.5)

 2006年12月
 術後、心身静養のためKホスピタル(精神診療内科)に2週間入院

 2006年11月~2008年6月
 経過観察。CT、血液検査、尿検査、腫瘍マーカーは正常値

グラフ

 2008年6月9日
 CTにより左鼠頸部のリンパ節肥大および、骨盤内転移認められ、GA病院での化学療法を勧められる。S病院では不可とのこと(治療経験なし)。S.O(セカンドオピニオン)受診を希望する。突然の告知で、恐怖であった。GA病院でのS.O(セカンドオピニオン)では余命1年と云われる。
 2008年6月13日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。GA病院・泌尿器科。余命1年、I-フェップ療法を行うと云われる。5FU、イフォマイト、エトポシド、シスプラチンの併用治療を指す。副作用の恐怖が強くさらに他病院のS.O(セカンドオピニオン)を決める。
 2008年6月24日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。横浜Sクリニック、免疫療法。決断つかず。
 2008年6月25日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。都内Kクリニック、オゾン療法。数回施療を受けるが決断できず。
 2008年6月25日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。都内Sクリニック、免疫療法。1回250万円、尿膜管癌の治療例無しということから受診断念

 2008年7月1日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。J医大付属病院泌尿器科。Mパック療法、ジェスタミン&ファイタキセルがある。Mパック療法より副作用は軽い。TS-1は泌尿器系に使用すると極めて新しい治療となり、保険外治療となる。免疫療法は高価なわりに効果が疑問で勧められない。抗がん剤治療には限界があるがJ医大のプロトコルがある。実際の施療にはS医師があたる。J医大のS.O(セカンドオピニオン)は詳しい説明があり好感がもてたので、受診をほぼ決心し指定された受診日を待つことにする。
 2008年7月7日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。都内Sクリニック(高濃度ビタミンC療法)。自宅からクリニックまでの通院に疲れるのと、J医大の受診日が近くなったために中断。自覚症状には何の変化も見られなかった。この時期、CRP値が11unitと高値を示す。また不明熱(38~39℃)が数日、不連続に続く。J医大の正式受診を待つ間、V.Cの点滴療法を以降10回受ける。2万円/回
 2008年7月10日
 J医大泌尿器科受診。前回S.O(セカンドオピニオン)時紹介された担当医師と面談。S.O(セカンドオピニオン)時対応した医師の説明とは全く異なり、次の内容のS病院(手術を受けた主治病院)宛報告・説明書を渡され、「土下座」して治療を断られる。
 「患者さん拝見させていただきました。TS-1、CDDP療法(放射線併用)につきご本人、ご家族と協議させていただきました。現在、この治療を継続されている患者さまはTS-1適応のある疾患を合併してため保険適応となっていること。また治療効果については未知数であることまた、諸般の事情もありご相談の上、今回は見あわせることとなりました。折角ご紹介いただいたにもかかわらずお役に立てず大変申し訳ございませんでした。以上おわびまで」(文面通り)
 文中の「諸般の事情」とは、TS-1治療を行う場合J医大内での倫理委員会に資料提出の上、判断を仰がねばならないが、「勤務多忙でその資料を書く暇が無い」という、ものであった。J医大の対応は医療倫理上極めて大きな問題を含んでいるが、面談した医師の知的レベルが驚く程、低劣であったため、当方、唖然としてしまい、現在に至るまで、J医大には問題提起をしないでいる。

 2008年8月2日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。S.M病院。「がん休眠療法」についての説明を受ける。C大医学部大学院のT医師。T医師は自ら本化学療法を16年ほど前から提唱、学会発表している。抗がん剤治療であるものの、投与法に独自の科学的知見からの工夫を加えたものであり、当方の希望に沿うものであったので、治療を受ける決心をし、その旨申し出、承諾される。ここまで「癌難民」として数ヶ月間彷徨してきたが、終に化学療法を受けるに至り、ひとまず安堵する。戦いはこれからである。

 2008年8月16日~2008年11月
 2008年11月の二回目の手術の際、左鼠頸部のリンパ節を、動脈に一部患部がからまっていたため完全には切除できなかったことと、左大腿部の閉鎖神経を切断せざるを得なかったため、左足に痺れと痛みおよび左腰痛が続く。第1回目の抗がん剤投与。シスプラチン(20mg)+TS-1(80mg)(参)1回のみトポテシン(40mg)を投与。*以降の投与インターバル=シスプラチン;2週間に1回、TS-1:2週間服用、1週間休止。*S病院にてCT造影検査を2~3ヶ月おきに受けることを決める。(主治医のコンサルは従来とおりとする)白血球9600

 2008年9月1日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。放医研(放射線医科学研究所)CT写真での診断。腫瘍が局部的でなく骨盤内に転移があるため、重粒子放射治療は不可と診断される。

 2008年10月2日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。S病院、緩和ケア科、痛み止め(ランドセン、トリプタノール)の処方
 2008年10月4日
 S.O(セカンドオピニオン)受診。白血球5600、CA19-9(400)、CEA(14)
 2008年10月5日
 飛行機旅行(100分)後、両足の浮腫みが生じ、左足の水虫が悪化
 2008年10月14日
 左乳房にしこり。T.S病院乳腺外科。左乳房に新たに「原発腫瘍」見つかる。
 2008年10月23日
 左乳房にしこり。S病院、CT検査結果:骨盤内に多数のリンパ節肥大があり前回より増大している。左側に水腎水尿管が起こっており、左尿管がリンパ節腫にinvolveされている可能性が高い。今回、左腎静脈背側にもリンパ節転移が見られる。S病院・皮膚科。水虫治療(水虫は腫瘍に禁忌)

 2008年11月5日
 左乳房にしこり。白血球3800、CA19-9(190)、CEA(12)
 2008年11月12日~同月26日
 左乳房にしこり。S病院放射線腫瘍科。放射線治療(10回)、腰痛および浮腫み改善を目的
 2008年11月26日
 左乳房にしこり。S病院。皮膚科治療、以降定期治療

 2008年12月20日
 左乳房にしこり。白血球3300、CA19-9(75)、CEA(3.5)

グラフ

 2009年1月19日
 左乳房にしこり。S病院ブレストセンター入院。左乳房原発腫瘍摘出手術。粘液腫、転移なし。TS-1が保険適用となる。
 2009年1月24日
 白血球2700、CA19-9(45)、CEA(2.0)。軽減しつつあるが、足の浮腫み、左腰痛・左足の痛みと痺れ、左足水虫(踵の一部)が残る(以降現在に至る。)。

 2009年2月3日
 S病院、CT検査結果:骨盤内、傍大動脈にリンパ節肥大がある。前回と比べ大きさに大きな変化はないが、石灰化が強まっている。左側に水腎水尿管があるが、前と変わりない。
 2009年2月21日
 白血球2100、CA19-9(32)、CEA(3.4)

 2009年3月21日
 白血球2500、CA19-9(20)、CEA(3.2)

 2009年5月11日
 S病院、CT検査結果:リンパ節転移の石灰化と内部densityの低下傾向
 2009年5月11日
 W鍼灸院。医療リンパマッサージ施術。方法をDVDで記録。以下ほぼ毎日家族がマッサージを行っている。
 2009年5月16日
 白血球2600、CA19-9(27)、CEA(2.0)

 2009年6月20日
 白血球1900、CA19-9(30)、CEA(3.0)

 2009年7月21日
 白血球2200、CA19-9(32)、CEA(3.3)

仲間

●最初の血尿に対する診断の膀胱炎は、私には誤診のように思われます。尿膜管がんの診断を受けてからも、治療を受ける病院がなかなか決まらない状況や患者本位とはほど遠いセカンドオピニオンを目の当たりにされたことは、がん難民としてかなり焦られたでしょう。

●2008年6月25日の都内Sクリニック免疫療法の1回250万円は、全額自己負担の金額だと思います。成果の保証も、尿膜管がんの治療実績もないとなるとためらう金額です。

●2008年10月からは左乳房に原発性がんが発見されるなど、多重がんとの闘いは相当厳しいものがあると感じました。しかし、腫瘍マーカーが正常値になったことは、治療は著効したということでしょう。

 ガンパートナーさんの奥様の病歴(治療及び結果)を読んだとき、次の3点が私の治療歴と大きく異なることに気付きました。

(1)私の主治医は、セカンドオピニオンを国立がんセンター又は公立がんセンターに取りに行くべきであると勧められました。また、私立病院、私立大学附属病院、独立行政法人国立大学附属病院のセカンドオピニオンはお金と時間の無駄とさえもおっしゃいました。
 私はこの助言に従い、公立がんセンターからセカンドオピニオンを得ました。また、主治医に相談し、近隣の県の信頼ある私立病院からもセカンドオピニオンを得ました。

(2)2007年4月~同年6月に投薬を受けたシスプラチン及びTS-1は、病院の倫理委員会に諮られることはなく、健康保険対象として処理されました。ただし、シスプラチン及びTS-1は、効果が少なかったことから、2007年7月以降はジェムザール及びシスプラチンの2剤併用化学療法(GC療法)を受けています。

(3)著効したジェムザール及びシスプラチンの2剤併用化学療法(GC療法)は、病院の倫理委員会に諮られることはなく、健康保険対象として処理されました。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。
 御送付くださいました奥様の腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAのグラフは、2回に分けて後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

 ≪尿膜管がん患者情報記事一覧

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 代替医療(その1)
 情報源
 米国国立補完代替医療センター(http://nccam.nih.gov)(英語)
 NCCAM(米国国立補完代替医療センター)は、米国国立衛生研究所(NIH)の一部門として1998年に議会の命令によって設立されました。NCCAM(米国国立補完代替医療センター)の使命は、補完代替医療の有効性を測定するために「代替医療治療のモダリティー(訳注:同種療法において薬剤作用を変える状態)の評価を促進すること」です。センターは基礎研究、応用研究及び養成を実施並びに支援し、代替医療についての情報を実践家及び一般人に提供します。このサイトは様々な補完及び代替療法の情報を持っています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage156.htm

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  2009年08月15日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療追加情報

グラフ

 2009年8月10日のブログエントリー(記事)に書いたガンパートナーさんは、私がこのブログエントリー(記事)を書く前の同月7日に奥様の尿膜管がん治療追加情報のコメントをお寄せくださいました。
 このコメントを次のとおり転載します。

 ガンパートナーです。

 昨日、妻の尿膜管がん定期検診の一つを受けに行ってきました。
 放射線腫瘍科医師による受診経過チェックです。

 昨年11月に10日間放射線治療を受けたのですが、その経過を約3か月のインターバルで診ています。勿論、化学療法も受けていますので、CT写真を見ての経過観察は両方の治療結果の経過観察ということになります。

 現在腫瘍マーカ値はCA19-9が32、CEAが3.8と、化学療法を受け始めた昨年の8月16日の値のほぼ1/10になっています。

 この間のマーカ値の推移は全て記録してグラフ化しています。EXL、WRDで記録していますが、もし紹介する術がありましたらご紹介しても構いません。

 私が独自に考えたマーカ値の増減の数理モデルもあります。このモデルは現在、大学の医師にも提出して診て貰っています。マーカ値がほぼきれいに指数関数的に増減する現象に着目して考案したものです。まだ少し時間を要しますが、纏めて、米国のMathematical Oncologyの研究者にも送ってみる積もりでいます。

 マーカ値の増減と癌腫瘍の大きさの大小とは必ずしも比例関係には無いようですが、単位体積・時間当たりのマーカ産生値、従って腫瘍の活・不活性は、計算値から推測できるかも知れません。

 勿論、マーカ値の半減期、ダブリングタイムはグラフから計測できます。

 上記資料は最終的には全てWRDでまとめるようにしています。

 因みに私は電気物理の専攻で、学位も当該分野で取得しましたので、数理生物学、医学の専門知識はありません。ただ数値データを見ると、経験から、すぐ傾向を診て、機序予測ができないものかと考えるくせがあります。

 妻のデータに関してはこの8月で一年間採取しています。

 8月7日記

 投稿者 GanPartnerさん : 2009年08月07日 22:14

 出典:http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_653.html#c351140

仲間

●ガンパートナーさんがグラフ化されているという腫瘍マーカ値の推移を電子メールで送付くださるようお願いしました。ガンパートナーさんは、快く奥様の詳細な治療記録、腫瘍マーカーのCA19-9及びCEAのグラフを送ってくださいました。これらの治療記録及びグラフは、後日のブログエントリー(記事)に書く予定です。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 腫瘍マーカ値の増減モデルの考察は、誰も試みようとしない、意欲的な取り組みだと思います。多くの尿膜管がん患者のデータを当てはめて、検証する必要があろうかと思います。しかし、患者の数が少ないこと、尿膜管がんも患者によってその態様が異なることから困難が想定されます。私もできる範囲のことは協力します。
 引き続き、少ない尿膜管がん情報でお困りの患者、家族、恋人・友人のために、情報を提供していただきますようお願い申し上げます。

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 ≪尿膜管がん患者情報記事一覧(抜粋)≫

 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

 2009年8月8日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のとんぼーさんからの情報提供

 2009年7月23日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の癌に克つ士(つかさ)さんのホームページ

 2009年6月15日 尿膜管がん患者の御家族のまろりんさんからの尿膜管一括切除術後の形成外科手術の助言

 2009年2月18日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)からのコメント

 2008年9月6日 ブログへのコメントをいただいた御家族の尿膜管がん情報

 2008年8月24日 子育て中の女性尿膜管がん患者情報

 2008年7月27日 40代後半の男性尿膜管がん情報

 2008年7月8日 20代後半の女性尿膜管がん患者からの情報提供

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんの啓発
 膀胱がんのリスク因子及び警告の合図についての自覚不足は、命にかかわります。
 診断時の症例の約80%は非浸潤又は「表在性」腫瘍です。これらは通常、命にかかわるものではありませんが、しばしば再発を起こすので治療は困難で費用がかかります。生涯にわたる治療の効果をみるための追跡調査が必要です。1999年に発表されたガイドラインは、治療の取組方法の変化はほとんどなく、ほとんど30年以上の疾患のない生存を示しました。研究者たちが直面する障害は、膀胱がんの非常に少ない臨床試験、より多くの登録を伴う大きな臨床試験への資金不足、米国内及び国際的なレベルでのより良い調整の必要性です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage132.htm

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  2009年08月12日 尿膜管がん患者の御家族の40歳さんの奥様の治療状況報告

手

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さんとんぼーさん及びガンパートナーさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 2008年9月6日のブログエントリー(記事)には、40歳さんという方の奥様の尿膜管がん情報を書きました。次は、40歳さんからの奥さまのその後の病状をお知らせくださる2009年8月4日のコメントです。

 ご無沙汰しております。昨年、コメントさせて頂きましたが、それ以降、現在に至る経過についてお話させて頂きます。参考までに。

 また、ブログを何時も拝見させて頂いております。大変、参考にさせていただいております。ありがとうございます。
 2008年3月から「カルボプラチン+タキソテール」を月1回実施してきましたが、同年9月にマーカ(19-9)が200から400位に上がり、2008年10月からジェムザール+イリノテカン(2週間に1回)を行っております。現在、(19-9)は300前後で安定しておりますが痛みが強くなってきているようです。主治医からは、この抗がん剤の効果がなくなった場合、次はない。と言われている状況です。がんファイターさんはシスプラチン+ジェムザールを実施されており、その事を主治医に伝えたところ、その組合せでは行えない旨、お話を受けました。これから色々と考えなくてはいけない状況です。

 そこでお聞きしたい事があります。がんファイターさんが受診している病院は東京でしょうか?HP上記載できないと思いますが、差し支えなければメールにてお教え頂けると幸いです。

 投稿者 40歳さん : 2009年08月04日 12:40

 出典: http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_650.html#c350876

仲間

☆★40歳さんへ☆★
2008年9月6日のブログエントリー(記事)に転載しました40歳さんのコメントに引き続き、貴重な御助言を賜りありがとうございます。ブログ運営母体の MELIT(メリット) 医療情報リテラシーは、固有名詞をブログに書いていけない決まりになっておりますので、メールで私が治療を受けている病院を教えます。
 40歳さん、できましたら、同病患者のために、奥様の治療情報を提供してくださいますようお願いします。
 40歳さんの奥様の主治医が、次の治療薬としてジェムザールとシスプラチンを実施しない理由は、
(1)ジェムザールとイリノテカンの抗がん剤治療経験がある尿膜管がん患者に対してGC療法のエビデンスがないとお考えなのか、
(2)保険適用の問題なのか、
難しそうですね。

●私の場合、ジェムザールとシスプラチンの次に効果がありそうなのは、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)によると、次の化学療法治療歴を有する転移性膀胱がん患者のために研究されている新治療(イタリア)に書いてあるフォルフォックスです。

 化学療法治療歴を有する転移性膀胱がん患者のために研究されている新治療

 「2005年5月:膀胱の進行性移行上皮がんの化学療法治療歴を有する患者におけるFOLFOX(フォルフォックス)4」--化学療法治療歴を有する進行性膀胱がん患者におけるオキサリプラチン、フルオロウラシル及びホリニン酸(ロイコボリン)

 背景
 進行性尿路上皮がん治療の最近の進歩にもかかわらず、新しい有効な薬剤及びそれらの毒性の範囲を識別する必要性が依然として存在し続けます。私たちは、化学療法治療歴を有する進行性膀胱がん患者にFOLFOX(フォルフォックス)4(オキサリプラチン、フルオロウラシル、ホリニン酸(ロイコボリン))を使った研究を行いました。

 方法
 進行性疾患の16名の適格患者は、疾患が進行するまで毎14日ごとの1日目及び2日目のフルオロウラシル及びホリニン酸(ロイコボリン)(デグラモンスケジュール(訳注:転移性胃がんによって影響された低い全身状態の患者における非常に毒性が低く効果的な療法))投与の後に続く、1日目のオキサリプラチン(85mg/m(3))によって治療されました。患者のカロリー摂取を増大させるために、すべての患者は栄養支援を受けました。目的の反応及び毒性は評価されました。生化学反応(腫瘍マーカーの縮小)及び栄養上の指標(体重及びアルブミンの増加並びにフェリチン(訳注:脾臓・腸粘液・肝臓中に存在する鉄貯蔵複合タンパク質の一つ。血清値は貯蔵鉄の指標及び腫瘍マーカー)及びC反応性タンパク(肺炎球菌のC多糖類と共に沈澱物を形成するグロブリン。血清中への表出は炎症が感染性か非感染性かの指標(CRP))は、また考慮されました。

 結果
 3名の患者が目的の反応(全体の反応率19%)を得ました。血液学毒性及び口内炎は最も一般的に注目された副作用であったけれども、私たちは低い(3-4)度合いの毒性だけを観察しました。4名の患者(25%)の中で、私たちは腫瘍のマーカー(がん胎児性抗原(訳注:(CEA)特に大腸がんなどの消化器がん及び胎児の消化器粘膜にみられる糖タンパク。消化器がんのほか、肺がん・乳がんなどで血中の量が増加します。良性疾患でも認められることがあります。 正常な成人の組織にはごく少量しか存在しません。)及び組織ポリペプチド抗原(訳注:細胞分裂期に合わせて細胞表面や血清中に出現する抗原))中の低下を観察し、栄養指標を修正しました。

 結論
 FOLFOX(フォルフォックス)4のこれらの投薬及びスケジュールを使うことは、白金化合物の化学療法治療歴を有する患者において見込みがある療法であるようです。より多くの研究は、進行性膀胱がんの治療においてこの療法の可能な役割を評価するために必要とされています。
 Di Lorenzo G, Autorino R, Giordano A, Giuliano M, D'Armiento M, Bianco AR, De Placido S.Dipartimento di Endocrinologia e Oncologia Molecolare e Clinica, Seconda Universita degli Studi, Naples, Italy. Jpn J Clin Oncol. 2004 Dec;34(12):747-50 PMID: 15640506

 出典:膀胱がんウェブカフェ(仮訳)│5治療の選択肢│浸潤性膀胱がん│浸潤性膀胱がんの化学療法(その7)
 出典(英語): http://blcwebcafe.org/chemosused.asp

 この点に対しては、主治医は膀胱がん患者に対するフォルフォックスは保険適用の問題があることからできないとおっしゃいました。
 ひょっとして、2009年8月3日のブログエントリー(記事)に書いた、亡くなった三重県のごまちゃんままがフォルフォックスの治療を受けていた病院を探さないといけないかもしれません。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 女性と膀胱がん(その2)
 早い時期の閉経による膀胱がんのリスクの増加
 年齢や喫煙の要因に続いて、データは女性の閉経の年齢が下がるにつれて膀胱がんが増えることを示しました。43歳から47歳までの間に閉経した女性は、48歳以上で閉経した女性と比べると、32パーセントほど膀胱がんになる率が高くなります。42歳以下で閉経した女性のリスクは60%高いです。この点に関連して、閉経が自然現象の場合及び手術の結果のいずれにおいても同じでした。膀胱がんの発生の機会は、生理が始まった年齢、第一子出産年齢、出産数、ホルモン療法、不妊、子宮類腺腫、卵巣嚢腫又は子宮内膜症というほかの生殖の要因とは関連がありません。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage22.htm

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  2009年08月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

カップル
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん士(つかさ)さん及びとんぼーさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

さて、2009年8月3日に亡くなった子育て中の女性尿膜管がん患者のごまちゃんままが開設されたのブログの「ごまちゃんままの部屋」は、毎月1回以上更新されており、同病患者が何人もコメントを残される貴重なものでした。

 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の御家族のガンパートナーさんが「ごまちゃんままの部屋」に寄せられたコメントガンファイターのブログエントリー(記事)に転載する許可を次のとおり得ました。

 GanFighterさん 2009-08-03 22:06:15

 ガンパートナーです。しばらくご無沙汰しておりました。

 私の「愚痴」を読まれたようで、汗顔の至りです。この記事を書いた時はかなり、医療機関に対して懐疑的でしたので、少々乱暴な表現をしている箇所がありますが、仰るように固有名詞の使い方に注意して頂ければ、全て事実ですので、ご利用頂いて結構です。

 医学はサイエンスの中心部に位置するものとばかり思っておりましたが、現実は経験科学(?)で、理工系の学問を専攻してきた私には、データに然程根ざさず、対応もあまり論理的とは申せません。最近「Nature}のエッセイに「Mathematical Oncology」について触れてありましたが、論文を取り寄せてみましたところ、極めて科学的な取り組みがされておりました。
 私も、仕事柄、データを重視する人間で、家内のマーカ値(CA19-9、CEA、CA12-5)の増減に関しても独自のモデルを考えて、実際の臨床データと照合しいろんな傾向を見ようとしています。

 医学にも数理生物や統計的な手法を取り入れ、データの解析により力を入れ、より科学的な治療を確立してもらいたいものです。現在の日本の医学は余りにも定性的な説明に終始しており、折角、種々の医療機器が進歩し、精密なデータが取れるようになっていても、十分活用されていないような気がしてなりません。私の老婆心ならいいのですが・・

 特に尿膜管がんのように治療例の少ない癌には種々の精密なデータとその解析が必要なのですが、現状は医師も患者もデータが乏しいという理由で手探りの状態に近いように思えます。

 出典:http://blog.goo.ne.jp/goo510216/e/8a694ad0daa237c8261dea998069b416#comment-list

 ガンパートナーさんから転載許可を得た「ごまちゃんままの部屋」に寄せられたコメントの固有名詞をアルファベットに置き換え、軽微な修正をしたものは次のとおりです。

 ガンパートナー(Seiji) 2008-10-20 18:10:17

 こんにちは。妻が尿膜管ガンに罹り、共に闘病中の66才の男性です。病気が判ったのは2004年10月でした。始めは貴女と同じように、軽い気持ちで都内のブランド病院であるS病院の泌尿器科を受診しました。この病院の医師を信じて、全てを任せましたが、やぶ医者で、当初、医師の説明だけでは病気の深刻さが理解出来ませんでした。云われるままに膀胱内の腫瘍を切除しましたが、今思いますと、尿膜管癌の進行を止めることは出来ず、2年後に改めて、再び尿膜管の切除手術をしました。
 膀胱はほぼ全摘で、小腸で作った人造膀胱を代替するという大掛かりのものでした。然し、それでも1年は持たず、左足鼠頸部のリンパ節の肥大は防げず、現在に至っています。手術の際、閉鎖神経を切除したため、左足は不自由で、痛み、痺れは現在も続いています。この、都内ではかなり有名なブランド病院では、再発後の治療を放棄しました。化学療法は出来ないというのです。仕方なく、G研、J医大、その他のクリニックを含めた7箇所の病院のセカンドオピニオンを受けました。中には怪しげな病院・医院もありました。然し、化学療法の副作用の恐ろしさを知らされるだけで、約2ヶ月の治療ブランクを経て、この8月にC大大学院のTDrの癌休眠療法に辿り着きました。現在治療を受けて約2ヶ月になります。(TS-1とシスプラチンの併用治療)。出来るだけQOLを下げないで治療したいというのが私たちの希望ですが、最初の病院での手術の失敗(敢えてこう云います)の後遺症に悩まされているのが現実です。
 S病院は、都内では優良病院として有名です。でも、それは有名だというばかりで、医師の能力の高さとは無関係です。今はただ現在の治療に専念していますが、時間があれば、この病院の治療の杜撰さを訴えようとも思っています。95才の名の知れた老医師が理事長を勤めている国際病院といえば、お分かりになるかも知れませんね。
 病気はこちら側の問題ですが、病気治療という名目での商売が存在するのも事実です。商売には嘘と誤魔化しがつきもの、注意が肝要です。
 以上、ガンパートナーの愚痴でした。長たらしくなってすみません。

 出典:http://blog.goo.ne.jp/goo510216/e/8a694ad0daa237c8261dea998069b416#comment-list

仲間

●ガンパートナーさんの奥様が最終的に治療を受ける病院を決めるまで、多くの病院の現実又は限界に直面し、迷われた御経験は貴重なものです。御家族の支援は、患者にどれだけ重要なものかということが分かりました。

☆★ガンパートナーさんへ☆★
 引き続き、情報をご提供くださいますようお願い申し上げます。

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 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 ビオラクチス散(BLP)及びプロバイオティクス
 1990年代に日本で実施された臨床試験は、プロバイオティクス(訳注:消化管内の細菌叢(そう)を改善し、宿主(がんなどの異常腫瘍が増殖している個体)に有益な作用をもたらし得る有用な微生物及びそれらの増殖促進物質)作用物質である乳酸菌製品のビオラクチス散(BIOLACTIS POWDER(BLP))の使用が膀胱腫瘍の再発を遅らせることができることを示しました。
 ↓(詳しくは)
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  2009年08月08日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のとんぼーさんからの情報提供

情報の共有化のイメージ

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま(故人)40歳さん匿名さんまろりんさん及び士(つかさ)さんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 さて、2009年8月3日に亡くなった子育て中の女性尿膜管がん患者のごまちゃんままが開設されたブログの「ごまちゃんままの部屋」は、同病患者が何人もコメントを残される貴重なものでした。

 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のとんぼーさんが「ごまちゃんままの部屋」に寄せられたコメントガンファイターのブログエントリー(記事)に転載する許可を次のとおり2009年8月3日に得ました。

 ガンファイター

 ゴマチャンママのブログに投稿しました、トンボーです。
 はじめまして。

 ガンファイターさんのブログ、初めて拝見いたしました。とても詳しく尿膜管がんについて述べられていることに、まず驚きました。

 私の記事はごく表面的な内容で、どのようなお役に立つのか疑問ですが、転載されても構いません。特に「がん休眠療法」をお勧めしている訳でもございません。

 ご存知のことと思いますが、癌治療には個体差(個人差)があるように思います。その意味で標準療法というものは見つかり難いのかも知れません。ただ、それだけに、戸塚洋二さんも仰っていたように、個々の症状のデータ収集・分類が必要なのだと思います。

 がんファイターさんも、闘病の最中に、こうして同病の人たちに情報を提供されようとしていること、とても勇敢で立派だと思います。

 投稿者 とんぼーさん : 2009年08月03日 23:21

 出典:http://melit.jp/voices/fight/2009/08/post_648.html#c350836

 とんぼーさんの転載許可を得たコメントの固有名詞をアルファベットに置き換え、軽微な一部修正をしたコメントは次のとおりです。

 休眠療法(とんぼー)

 尿膜管がんに罹患して5年目を迎えます。2004年に最初の腫瘍の切除をしましたが2年後には再発して、再手術で、膀胱の90%を摘出し、小腸の一部で代替膀胱をつくりなんとか機能しています。お臍も作ってもらいました。二回目の手術でも左鼠径部のリンパ節を完全には取り除けず、術後約1年で再発し(リンパ節肥大)化学療法を勧められ、癌研Aを紹介され、セカンドオピニオンを受けましたが、副作用の恐怖が強く、他の療法を求めて、8箇所の病院、クリニックを回りました。その間約2か月あまり、不安でした。あるかなり有名な都内の大学の付属病院では、実際に治療を受ける覚悟で受診したところ、信じられないかも知れませんが、治療の困難さと治療費の高さを理由に「土下座して」断られました。一時は暗然としましたが、以前から医学雑誌や本で読んでいて気になっていた、「がん休眠療法」と、丁度1年前に遭遇しました。当初この療法を提唱して学会発表をしていたDrがK大学におられたので、K大学まで行く覚悟もしていましたが、その後C大に移られており、自宅の比較的近くの病院で施療されていることを知り、すぐに駆けつけ、その場で本療法を受けることを、セカンドオピニオンを受けた後、主人と相談して決めました。

 この療法は化学療法ですが、投与を患者の副作用の状態に合わせて、径時的に適量を処方するもので、副作用レベルの5段階の中、1~2のレベルを目途として投与されるので、マーカ値の減衰曲線を記録してみていると、通常の化学療法だと3~4日の半減期が、私の場合は約30日と緩慢です。そのため通常の化学療法のような副作用が、私の場合ほとんど現れません。3か月に一度CT造影の検査を受けていますので、腫瘍の変化も合わせてチェックしています。その結果は腫瘍が石灰化しており、これまでのところは、まずまずかなと思っております。私は64才になりますので、年齢的なものもあるのかも知れませんね。ただ、正常細胞まで同時にアタックされる率の高い通常の療法を受けていたら、今頃どうなっていたか、それは何とも言えませんが、副作用についてはやってみないと分からないという他の治療よりは、理にかなっており、ScientificなOncologyに基づいた療法かも知れません。とは言うものの、「尿膜管がん」の治療データが少ないのは否めず、この先どういう変異が生じるか皆目分かりません。亡くなられた、物理学者の戸塚洋二氏が生前訴えられていたように、我々癌患者のデータベースを整備するのは必要なことで、日本でも早く、がんセンターあたりがもっと前向きに臨んでもらいたい気持ちで一杯です。

 出典:http://blog.goo.ne.jp/goo510216/e/8a694ad0daa237c8261dea998069b416 2009-08-03 19:12:21

仲間

●とんぼーさんが最終的に治療を受ける病院を決めるまで、迷われながら多くの病院を探されたことにより、最善の結果に結び付いたことを知りました。治療がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の情報は、生きる希望が湧きます。

●とんぼーさんのコメントの「物理学者の戸塚洋二氏が生前訴えられていた」ことは、2008年に亡くなられた物理学者の戸塚洋二先生の次のブログエントリー(記事)のことです。

 「大腸がん患者」にとって欲しいデータとは何か

 インターネットで「大腸がん」を検索してみると膨大なヒット数がありますし、ブログにも(私のも含めて)多くの体験談が載っています。しかし、検索に便利なように整理されていないことがネックで、上のような疑問の答えを探そうにも手に負えません。

 何とかならないでしょうか。思いつくままにちょっと提案してみたいと思います。

 まず、がん患者の知りたいことのほとんどは、上にあげた私の例のように、主治医には答えられないか答えたくない事項なのです。

 われわれにとって本当に必要なのは、しっかりと整理され検索が体系的にできる「患者さんの体験」なのです。

 当然ですが、これらの整理された体験談は例数が増えるにしたがって学術的にも貴重なデータになることは間違いありません。大学病院の先生方が細々とした科学研究費補助金をもらって個人的かつバラバラに調査を行っているようですが、全国的に体系がとれ整理されたデータでないとあまり役に立たないのです。

 そのように整理された体験談があれば、検索によってその記録を見つけ、私にとって大変参考になる情報なら「自己責任」でもってそれを利用すればよいのです。

 出典:http://fewmonths.exblog.jp/7138292(by FewMoreMonths | 2007-10-08 12:03 | 大腸ガン治療経過)

☆★とんぼーさんへ☆★
 引き続き、情報を御提供くださいますようお願い申し上げます。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

電子メール

 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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 膀胱がん組織学―希少な腫瘍(その1)
 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage51.htm

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  2009年07月23日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の癌に克つ士(つかさ)さんのホームページ

 2009年第4回入院の二日目です。

 本日は、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対するGC療法ジェムザールを吐き気止めとともに1時間かけて点滴投与により受けます。

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

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 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま40歳さん匿名さん及びまろりんさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

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 お寄せいただいたコメントをブログエントリー(記事)に引用する理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントが、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 先日、尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の士(つかさ)さんから2009年7月2日に次の画像の癌に克つ士(つかさ)のホームページを開設したという電子メールをいただきました。

癌に克つ士(つかさ)

 このホームページには、数少ない尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の士(つかさ)さんの療養経過が時系列で分かりやすく整理されています。また、ホームページ訪問者とコミュニケーションを取るためにBBS(電子掲示板)が設置されています。

☆★士(つかさ)さんへ☆★
 がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の情報は、生きる希望が湧きます。
 尿膜管がんを主題にされたホームページの開設は、御自分の経験を同病患者と共有されようとする意欲ある取り組みだと思います。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 移行上皮がん以外には、わずか5~10%だけの膀胱腫瘍がありますが、これらの腫瘍タイプは希少なため、治療に関する科学的データはほとんどありません。非移行型上皮膀胱腫瘍は、治療効果があまり良くなく、その活動はより悪性であると考えられています。診断時の腫瘍の病期(ステージ)及び進行度(グレード)は最も重要な予後(訳注:病気からの生存と回復の予測)予測の指標と考えられます。例外はありますが、ほとんどの専門家は、希少な膀胱がんの最初の治療の最良の選択肢として根治的膀胱切除術(膀胱摘出)を選ぶでしょう。例外は、リンパ上皮腫瘍がん、尿路上皮乳頭腫及び内反型尿路上皮乳頭腫などのほかの希少な腫瘍よりも悪性ではないものです。
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  2009年07月05日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)からの助言

ファイト

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

 当ブログを始めた理由の一つは、少ない尿膜管がんの情報を収集するためには、インターネット上で自分の情報を公開し、寄せられるコメントを集めることから始めるしかないと考えたことです。

 幸い、これまでに尿膜管がん患者及び御家族のさくらさんまこったさんごまちゃんまま40歳さん匿名さん及びまろりんさんから貴重な情報をお寄せいただき、大変感謝しています。

 尿膜管がん患者及び御家族・恋人・友人の皆様からお寄せいただいたコメントは、少ない尿膜管がんの情報を求めてこのブログにたどり着かれた方の役に立つよう、ブログエントリー(記事)に引用し、カテゴリーの「尿膜管がん」のサブカテゴリーの「尿膜管がん患者情報」に登録させていただいています。
 この理由は、当ブログのトップページの右側に表示される「最近のコメント」欄のコメントは、新たなコメントが増える度に下段に移動しいずれ表示されなくなってしまうこと、及びコメントをブログのカテゴリーに分類できないからです。

 次は、2009年7月4日にコメントをいただいた匿名さんの「元気を取り戻すためのエクササイズ」の助言です。

 エクササイズ

 13年前に尿膜管がん、10年前に肺がんを経験しました。以前「匿名」としてメールしたものです。
 毎日のようにブログを拝見しています。
 自分の闘病が思い出され、ガンファイターさんの心中を察して思い余るものがあります。
 自分がなぜ生き延びられたのかわかりませんが、若い頃から深層心理学に興味があり、5年間ほどカウンセリングを受けていました。カウンセリングを通じて自分より大きなものに触れることができ、心の安定を得ることができたように思います。

 エクササイズをひとつ紹介させてください。ガンファイターさんのことを思いながら作りました。

 「元気を取り戻すためのエクササイズ」(時間をとってステップごとにゆっくりと行います)

1.直腸に浸潤、ないし、転移しているかもしれないガンはどんな風ですか。大きいですか、小さいですか?どんな色ですか?どのように直腸を肥厚させていますか。想像してください。

2.よかったら、ガンの絵を描いてみてください。想像をふくらませて、それがどのようにガンファイターさんの腸壁にとりついているか、どのように悪さしているか、食いちぎっているか、など、その様子を描いてください。いろいろな色を使ってください。

3.これからが一人で行うには少し難しいのですが、今、ガンファイターさんの身体で起こっている闘いのことを想像しましょう。さきほど描いた絵のような闘いです。正常組織対、ガン細胞の闘いです。現在、どちらの方に親近感を感じていますか。

4.正常組織の方でしたら、クッションか枕をとって、思い切り、力をこめて、叫びたければ叫びながら、それを攻撃してください。時間をとって、限界まで攻撃してください。

5.今度は、枕になってみてください。正常細胞に反撃してください。浮かんでくる思いを言葉にしたり、叫んだり、(腸)壁を押してみたりしながら、限界まで行ってください。

6.できたら、正常組織とガン細胞という2つのロールを何度かスイッチしてみます。時間を充分にとりましょう。もう、終わりにしてもよいと思う瞬間がきたら、エクササイズを終えます。

7.どんな気分でしょうか。何か洞察がありましたか。エクササイズを通じて得たものをどのように闘病に生かしていくことができるでしょうか。

 もし気が向いたら試してみてください。
 では、お大事に。

 投稿者 匿名さん:2009年7月4日 11:35

仲間

☆★匿名さんへ☆★
2009年2月17日のコメントに引き続き、貴重な御助言を賜りありがとうございます。親戚や同僚に珍しい尿膜管がんのことを話しても分かってもらえないことが多いことから、がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の御経験談や御助言ほどありがたいものはありません。

●御助言のエクササイズを試してみました。がんとの闘いにくじけそうになっていた戦闘態勢から立ち上がることができました。尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のインターネット仮想共同体のパワーを感じることができました。

●がんサバイバー(がん患者・治癒者等)の情報は、生きる希望が湧きます。

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  2009年06月27日 20代後半の女性尿膜管がん患者の代替療法

 次の写真は、尿膜管がんの骨転移により車いす生活になった20代後半の女性患者のさくらさんのイメージです(実在する人物とは関係ありません。)。

車いす

 さて、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、2007年12月27日のブログエントリー(記事)に書いたように日本では毎年約50名が新たに診断されると私は推計しています。

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 2009年5月9日のブログエントリー(記事)に書いた20代後半の女性尿膜管がん患者のさくらさんから代替療法についての電子メールをいただきました。
 さくらさんから御了承を得て、受信した電子メールの内容をとおり公開します。

 さくらです。

 私は、それなりには元気にしています。
 ただ・・・足は弱り・・・外出は車椅子。
 家の中でも移動が大変です。
 病気の様子は、検査していませんので分かりませんが、あまり変わりはないようです。
 体質改善のためヘルストロン
 と
 十字式健康法
を始めました。これはなかなかいいです。
 ものすごく汗が出るようになり、便秘も治りました。
 これからも続けていきたいと思います。

●さくらさんへ
 さくらさんが歩む道は、私が歩む道かもしれません。2009年1月13日のブログエントリー(記事)には、さくらさんの股関節骨折のことを書きました。その後約半年以上の車いす生活はさぞかし大変でしょう。さらに、大学病院での治療は転移を止めることなく終了し、健康保険適応の治療がうまくいかなくなったにもかかわらず、希望を失わずに代替療法を試みられる闘病は、死闘を繰り広げる戦士です。

 この病状において、カラ元気のような励ましを送ること、かえって失礼でしょう。
 膀胱がんウェブカフェ(仮訳)│5治療の選択肢│転移性膀胱がん│人生の諸問題の最後(その6)に次のとおり書いてある文章が私の励ましです。

 マイケル・ラーナーは賢明にも「もし、深刻ながん患者が、100人に1人又は1000人に1人のがんを克服する人間になりたいと望むならば、医師はこれが誤った希望であると示すことは正しくありません。それは消えるような希望であるかもしれないけれども、その消えるような希望は依然として、新たなそして困難な状況の下で生きることを学ぶという精神的努力を経験するがん患者に光を照らすかもしれません。」と書いています。

●膀胱がん患者及びその御家族・友人の皆様へ
 さくらさんは診断、治療、転院、代替療法などの過程に何を思い、何に希望を託し、どのように生き抜くのか。さくらさんは他人に自分の経験を伝えるため、尿膜管がんと治療情報をガンファイターのブログに公表するため、電子メールを送付してくださいました。今回の電子メールは、かなりつらそうな経験です。
 さくらさんは自分の闘病情報が他人に共有されて役立つという思いを私に託されました。同病の私ができることは、特に少ない女性の膀胱がん闘病経験や尿膜管がんの情報を当ブログのコメントにお寄せくださるようお願いすることです。

☆膀胱がん患者とその家族及び恋人・友人