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  2011年04月23日 がん参考図書の病院への寄附準備

 2011年第3回入院の33日目です。

復興支援ポスター
 出典:復興支援ポスター

 残された短いかもしれない時間を考えたとき、したいことをすることと同時並行で身辺整理もしようと思うようになりました。これまで4年間の闘病生活で読んだ、がん、医療及び健康関連の図書を病院に寄贈しようと思い、看護師長に寄附手続を尋ねました。看護師長は、寄附する物の名称と価格を書いた一覧とともに寄附申出書を提出してくださいと説明してくれました。

 寄附一覧を作った上で寄附申出書を提出する手続は、患者又は家族にとってかなり負担です。いっそのこと、泌尿器科病棟のデイルームの移動式書架に御自由に御覧くださいという張り紙をして本を置いておいた方が、手間が省けて楽です。
 そうはいうものの、生きていた証を病院に残そうと気を取り直して、寄附しようとする図書一覧(順不同)を次のように作成しました。

 生きる力がわく「がん緩和医療」(講談社プラスアルファ新書) 向山 雄人(著) 講談社(2009/7/22) 880円
 生きる者の記録 佐藤健 佐藤 健(著)、取材班(著) 毎日新聞社(2003/03) 1,000円
 医療倫理 トニー・ホープ(著) 岩波書店(2007/3/27) 1,575円
 絵門ゆう子のがんとゆっくり日記 絵門 ゆう子(著) 朝日新聞社(2006/06) 1,470円
 寡黙なる巨人(集英社文庫) 多田 富雄(著)、養老 孟司(著) 集英社(2010/7/16) 600円
 がん治療の常識・非常識 田中 秀一(著) 講談社(2008/4/22) 903円
 がん治療を受ける前に知っておきたい55のこと 土屋 了介(著)、奥仲 哲弥(著) エクスナレッジ(2010/3/17) 1,575円
 がんで死ぬのはもったいない(講談社文庫)  平岩 正樹(著) 講談社(2008/12/12) 630円
 がん哲学外来の話~殺到した患者と家族が笑顔を取り戻す 樋野 興夫(著) 小学館(2008/8/30) 1,260円
 がんとどう向き合うか(岩波新書)  額田 勲(著)岩波書店(2007/5/22) 777円
 がんと向き合って(朝日文庫 う 13-1) 上野 創(著) 朝日新聞社(2007/4/6) 525円
 がんのウソと真実―医者が言いたくて、言えなかったこと(中公新書ラクレ)  小野寺 時夫(著) 中央公論新社(2007/04) 798円
 偽善の医療(新潮新書) 里見 清一(著) 新潮社(2009/03) 735円
 決定版 がん休眠療法(講談社プラスアルファ新書)  高橋 豊(著) 講談社(2006/3/21) 840円
 抗癌剤―知らずに亡くなる年間30万人(祥伝社新書(001))  平岩 正樹(著) 祥伝社(2005/02) 777円
 「死ぬ瞬間」をめぐる質疑応答(中公文庫) エリザベス・キューブラー・ロス(著) 中央公論新社(2005/10) 800円
 死ぬまでにしたい101のアラ技 リチャード・ホーン(著) 早川書房(2005/3/17) 1,365円
 数字でみるニッポンの医療(講談社現代新書) 読売新聞医療情報部(著) 講談社(2008/11/19) 756円
 生物と無生物のあいだ(講談社現代新書) 福岡 伸一(著) 講談社(2007/5/18) 777円
 体温力 石原 結實 (著) PHP研究所(2008/10/16) 735円
 チャクラで生きる―魂の新たなレベルへの第一歩(サンマーク文庫) キャロライン・メイス(著) サンマーク出版(2009/3/16) 750円
 妻と最期の十日間(集英社新書)  桃井 和馬(著) 集英社(2010/12/17) 777円
 入門 医療経済学―「いのち」と効率の両立を求めて(中公新書)  真野 俊樹(著) 中央公論新社(2006/06) 861円
 フルーツ薬効学―がんからダイエットまで(中公新書ラクレ)  川鍋 亮(著) 中央公論新社(2003/10) 756円
 無菌室ふたりぽっち 今田 俊(著) 朝日新聞出版(2010/10/20) 1,260円
 もしも「余命6カ月」といわれたら?―今からあなたにできる53のこと ホスピスケア研究会(監修) 河出書房新社(2008/05) 1,575円

 26冊 計24,757円

 以上です。

 こうしてみると、「がんと向き合う」をテーマにした本が多いように思います。これらは、病院のがんサロンの書棚に並ぶ予定です。また、お見舞いに頂いたものもありますが、病院への寄附についてあしからず御了承ください。

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

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 ウェイル博士のヨガ式呼吸テクニック
 全体論(訳注:複雑な体系の全体は、単に各部分の機能の総和ではなく各部分を決定する統一体であるとする研究)実践家で作家のアンドリュー・ウェイル博士は、彼のウェブサイトでヨガ式呼吸方法について特集しています(http://www.pathfinder.com/drweil/)。「自然な健康、自然な医療、オンラインリラックス」の彼の論文で、彼は「私が知る一つの最も効果的なリラックステクニックは意識的な呼吸の調整です。」と述べています。
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage32.htm

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  2011年03月05日 患者必携 がんになったら手にとるガイド(国立がん研究センター がん対策情報センター(著・編集))

 2011年第2回入院の20日目です。

患者必携 がんになったら手にとるガイド(国立がん研究センター がん対策情報センター(著・編集))

 国立がん研究センターがん対策情報センターがまとめた「患者必携 がんになったら手にとるガイド」が、2011年3月4日に学研メディカル秀潤社から次のとおり販売されました。

 書名:『患者必携 がんになったら手にとるガイド』

 編著:国立がん研究センターがん対策情報センター
 発行:株式会社 学研メディカル秀潤社
 〒141-8414 東京都品川区西五反田2-11-8
 TEL:03-6431-1234/FAX 03-6431-1790
 http://gakken-mesh.co.jp/
 A5判 528ページ 別冊『わたしの療養手帳』つき
 定価:1,260円(5%税込)

 内容
 がんと診断されたら真っ先に読む本として、患者さんとその家族に必要な情報を網羅。がんと積極的に向き合い、互いに支えあって自分らしい療養生活を送るための手引き書。別冊「患者必携 わたしの療養手帳」付き

 出典:患者必携 がんになったら手にとるガイド|学研出版サイト

 この本は、国のがん対策推進基本計画の相談支援・情報提供の取組みの一つとして国立がん研究センターがん対策情報センターがまとめたものです。さらに、次の画像の患者が理解したことや知りたいことを書きとめることができる別冊「わたしの療養手帳」も付いています。

わたしの療養手帳

 この本の構成は、次のとおりです。

 患者必携 がんになったら手にとるガイド

 第1部 “がん”と言われたとき
 1.診断の結果を上手に受け止めるには
 2.がんと診断されたらまず行うこと
 3.がんと言われたあなたの心に起こること
 4.情報を集めましょう
 5.相談支援センターにご相談ください

 第2部 がんに向き合う
 自分らしい向き合い方とあなたを支える仕組み

 第1章 自分らしい向き合い方を考える
 1.自分らしい向き合い方とは
 2.がん体験者の皆さんの手記
 3.社会とのつながりを保つ
 4.治療法を考える
 5.治療までに準備しておきたいこと
 6.がんに携わる“医療チーム”を知ろう
 7.医療者とよい関係をつくるには
 8.セカンドオピニオンを活用する
 9.患者同士の支え合いの場を利用しよう
 10.療養生活を支える仕組みを知る
 11.限られた時間を自分らしく生きる

 第2章 経済的負担と支援について
 1.治療にかかる費用について
 2.公的助成・支援の仕組みを活用する
 3.民間保険に加入しているときには

 第3部 がんを知る
 第1章 がんのことで知っておくこと
 1.がんの発生と進行の仕組みを知る
 2.がんの検査と診断のことを知る
 3.がんの病期のことを知る
 4.手術のことを知る
 5.薬物療法(抗がん剤治療)のことを知る
 6.放射線治療のことを知る
 7.臨床試験のことを知る
 8.緩和ケアについて理解する
 9.痛みを我慢しない
 10.がんの再発や転移のことを知る
 11.補完代替療法を考える

 第2章 療養生活のためのヒント
 1.体調を整えるには
 2.食事と栄養のヒント
 3.排泄とトイレのヒント
 4.休養と睡眠のヒント
 5.気分転換とストレス対処法

 第3章 用語の解説
 1.用語の解説

 患者必携ガイドマップ
 がん体験者の皆さんの手記
 1.がんと告げられたときを振り返って
 2.患者自身が知識や情報を得て活動することが大事
 3.仕事人間からバランスの取れた生活へ
 4.療養手帳(日記)をつけました
 5.病気になってもチャレンジを続ける
 6.つらさを分かち合い、ポジティブに
 7.「がん難民」になっても治療をあきらめない
 8.苦しいときは助けを求めて
 9.自分のがんのことを子どもに伝えるとき
 10.治療法の決定には、納得する過程が必要
 11.先輩患者さんの体験談からパワーをもらう
 12.先輩患者さんの一言で安心
 13.がんばらないで、調子が悪いときは休むのが一番

 索引
 協力者一覧・制作者一覧
 がんに関する冊子

 わたしの療養手帳

 記入ページ追加用
 ・ これから受ける治療の整理メモ
 ・ 治療と体調の記録
 ・ 退院後の生活で気を付けることのメモ
 ・ 受診時に伝えたいこと、質問したいことのメモ
 ・ 担当医以外から受けた説明を書き留める
 ・ 自分が大切にしたいことを考える
 ・ 年間スケジュール
 ・ 週間スケジュール
 ・ 薬の一覧表

 出典:患者必携(完成版):【がん情報サービス】

 この本のPDFファイルが、2010年6月から国立がん研究センターがん対策情報センターの次のホームページに公開されています。

 患者必携(完成版):【がん情報サービス】

 私は、上記のホームページからすべてのデータをダウンロードできるので、パソコンとアイフォーンで閲覧しています。これで十分満足しているので、アナログ媒体の本が販売されることを知り、驚きました。
 パソコン又はアイフォーンで閲覧しているときにはあまり気にならないけれども、本の場合、外観からがんの本を読んでいることが、他人に分かってしまう可能性があります。これは、プライバシー上大変気になります。
 こうしたことを配慮して、次の画像のとおり本のカバーを裏返せばチェック柄で、人目を気にせずに読める配慮もされています。

 患者必携 がんになったら手にとるガイドのカバーの裏
 出典: http://gakken-mesh.co.jp/news/pdf/20110201.pdf

 この本の作成に当たっては、日本中の多くの患者・家族が協力し、がんと診断されて間もない患者の助けになるよう内容や表現に意見を寄せられています。
 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんとの闘病生活が4年の自分にとっては、こうした本に加えて、保険対象の抗がん剤が効かなくなったがどうすれば良いのか、治療方法が確立されていない珍しいがんへの対応情報などが欲しいところです。

 取り外して個人の記録を書き込める別冊「わたしの療養手帳」は、デジタルデータを入力できるようパソコン又はアイフォーンのアプリが開発されることを期待します。ちなみに、別冊「わたしの療養手帳」の記入ページ追加用の内容は、日々のブログエントリー(記事)に書いており、アイフォーン又は2011年2月26日のブログエントリー(記事)に書いた005SHアンドロイド携帯からいつでも閲覧できます。

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年2月7日 患者と作る医学の教科書の尿膜管がんの全原稿案

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 インポテンス(性的不能)、人工ペニス及び代替ペニス(その4)
 ほとんどの場合、性交の少し前に打たれた注射は、オルガズム(訳注:性交時の性快感の極期)の後でさえ続くことができる5分から15分以内の勃起をもたらすでしょう。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage161.htm

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  2011年02月28日 病と闘う――底知れぬ生命力に驚嘆

 2011年第2回入院の15日目です。

 医療情報リテラシーを主題とする当ブログは、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんとともに生きることを余儀なくされたガンファイターが、仕事を続けながら治療を受け、情報の収集と発信を継続し、どのように耐え、闘い続けたかの記録に重点を置いたドキュメンタリーを目指しています。「涙」「家族」「愛」「努力」「根性」「感動」「明るく前向きに何事にも取り組む」「拾った命」に焦点を当てた日記ではありません。

 ブログ執筆の参考図書を探していたところ、2011年2月26日の朝日新聞の土曜版のbe on Saturday(ビーオンサタデー)という別冊に連載されている「再読 こんな時 こんな本」の次のリード文で始まる闘病記紹介を見つけました。

 しみったれた、お涙ちょうだいの闘病記なんて読む気がしない、という人もいるでしょう。でも、病を得た人が見せる精神のしなやかさに、生きる力をもらうことだってあるかもしれません。(立松真文)

 出典:朝日新聞2011年2月26日 be on Saturday b9

 この記事の有隣堂たまプラーザテラス店高樋純子さんに聞く「病と闘う」「底知れぬ生命力に驚嘆」に掲載されていた「ラッキーマン」「寡黙なる巨人」「花埋み(はなうずみ)」「仰臥漫録」は、がんの闘病記ではありませんでした(注:仰臥漫録は「再読 こんな時 こんな本」の担当記者推薦)。
 しかし、闘病やブログ執筆の参考にしようと思い、これらを通販サイト大手のアマゾンで調べた結果を次のとおりまとめました。

 ラッキーマン

ラッキーマン
 マイケル・J・フォックス(著)
 価格:¥820国内配送料無料 Amazonプライム特典
 文庫:494ページ
 出版社:ソフトバンククリエイティブ
 発売日:2005/2/19

 内容紹介
 本書は、2003年1月にわが国で刊行され、大ベストセラーとなった、マイケル・J・フォックスの自叙伝の文庫版です。マイケル・J・フォックスが、パーキンソン病との闘いを中心に、自らの人生、家族、仕事への思いを、みずみずしい文章で綴っています。少年時代の家族の思い出は深い愛情を込めて、ハリウッドでの成功は時にユーモラスに時に辛らつに語られ、読者を飽きさせません。パーキンソン病との闘いが本書の一番の読みどころです。自分の弱さを痛感しながらも、持ち前の明るさと妻、セラピストの助けによって、病気を受け入れ、パーキンソン病患者のために、新たな活動を始めようとするマイケルの姿に、読者は魂を揺さぶられるような感動を覚えるでしょう。良い本を読みたいという人、人生とは何かを考えたい人にとって、最良の1冊です。

 内容(「BOOK」データベースより)
 「ほんとうに大切なものを、ぼくは病気のおかげで手に入れた。 だから、ぼくは自分をラッキーマンだと思うのだ。」30歳の若さでパーキンソン病に侵されたマイケル・J・フォックスが自らの人生、仕事、家族、そしてパーキンソンとの闘いを綴った感動の記録。

 出典:Amazon.co.jp:ラッキーマン(SB文庫):マイケル・J・フォックス:本

 寡黙なる巨人

寡黙なる巨人
 多田富雄(著)、養老 孟司(著)
 価格:¥600国内配送料無料 Amazonプライム特典
 文庫:280ページ
 出版社:集英社(2010/7/16)
 言語 日本語
 発売日:2010/7/16

 商品の説明

 内容説明
 病を得て、真に「生きた」。
 2010年4月に惜しまれながら逝去した世界的免疫学者の多田富雄氏は、2001年に脳梗塞に倒れ半身不随、声を失いながらも懸命のリハビリで文筆活動に復帰した。その壮絶な闘病記、珠玉のエッセイ集。第7回小林秀雄賞受賞作。

 内容(「BOOK」データベースより)
 国際的な免疫学者であり、能の創作や美術への造詣の深さでも知られた著者。01年に脳梗塞で倒れ、右半身麻痺や言語障害が残った。だが、強靭な精神で、深い絶望の淵から這い上がる。リハビリを続け、真剣に意識的に生きるうち、昔の自分の回復ではなく、内なる「新しい人」の目覚めを実感。充実した人生の輝きを放つ見事な再生を、全身全霊で綴った壮絶な闘病記と日々の思索。第7回小林秀雄賞受賞作。

 出典:Amazon.co.jp:寡黙なる巨人(集英社文庫):多田富雄,養老 孟司:本

 花埋み(はなうずみ)

花埋み(はなうずみ)
 渡辺淳一(著)
 価格:¥780国内配送料無料 Amazonプライム特典
 文庫:563ページ
 出版社:新潮社;改版版(1975/05)
 発売日:1975/05

 商品の説明

 出版社/著者からの内容紹介
 明治初期、女性が学問をすることが許されなかった時代――。世間のさまざまな偏見や障害を乗り越えて医師の資格を得、日本で最初の女医となった荻野吟子の波瀾に富んだ生涯を描く。(解説・川西政明)――このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 内容(「BOOK」データベースより)
 学問好きの娘は家門の恥という風潮の根強かった明治初期、遠くけわしい医学の道を志す一人の女性がいた―日本最初の女医、荻野吟子。夫からうつされた業病を異性に診察される屈辱に耐えかねた彼女は、同じ苦しみにあえぐ女性を救うべく、さまざまの偏見と障害を乗りこえて医師の資格を得、社会運動にも参画した。血と汗にまみれ、必死に生きるその波瀾の生涯を克明に追う長編。

 出典:Amazon.co.jp:花埋み(新潮文庫):渡辺淳一:本

 仰臥漫録

仰臥漫録
 正岡子規(著)
 文庫:195ページ
 出版社:岩波書店;改版版(1983/11/16)
 発売日:1983/11/16

 商品の説明
 出版社/著者からの内容紹介
 子規が、死の前年の明治三四年九月から死の直前まで、折々に書きとめた日録。日々三度の食事の献立から病苦と死の恐怖への煩悶に至るまで、病床生活を、俳句、水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な生活記録。読みすすむにつれ、命旦夕に迫る子規の心境が何の誇張も虚飾もなくうかがわれて、深い感動に誘われる。(解説 阿部 昭)――このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

 内容(「BOOK」データベースより)
 子規が死の前年の明治34年9月から死の直前まで、俳句・水彩画等を交えて赤裸々に語った稀有な病牀日録。現世への野心と快楽の逞しい夢から失意失望の呻吟、絶叫、号泣に至る人間性情のあらゆる振幅を畳み込んだエッセイであり、命旦夕に迫る子規(1867―1902)の心境が何の誇張も虚飾もなくうかがわれて、深い感動に誘われる。

 出典:Amazon.co.jp:仰臥漫録(岩波文庫):正岡 子規:本

 上記の有名人・偉人が執筆した闘病記の商品説明の内容を読み、客観的に自己を見詰め、事実を冷静かつシンプルに書くことにより個性が光り、感動がわき起こると確信しました。ドキュメンタリー風のブログを書く上で大いに参考になりそうだと期待しています。上記のすべての本をアマゾンで発注しました。
 もし、自分が死んだならば、これらの本及びこれまで購入した闘病記は、入院先の病院に寄附してもらう予定です。

 ≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2011年2月18日 がん闘病記の系譜
 2008年7月6日 ブログ開始1周年とTOBYO(闘病)への登録
 2008年3月3日 闘病記を読むときに求めるもの
 2008年1月9日 闘病記

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 リラックス、瞑想及びイメージトレーニング(その5)
 結論
 心の込もったリラックス及び瞑想はストレスを低下させ、健康及びあなたの内面の精神の結び付きを増進します。ここに書かれていることを実行してください。もし、あなたがそれらを好むのであれば、次の項目に掲載されている資料を読み、聞き、考察して、深めていくことを楽しむでしょう。
 ↓(詳しくは)
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  2011年02月18日 がん闘病記の系譜

 2011年第2回入院の五日目です。

 先日、闘病生活の参考にしようと思い、末期がんにむしばまれながら自らの「生」を冷徹に見据えた故毎日新聞記者の闘病記である次の画像の「生きる者の記録 佐藤健」を購入しました。

生きる者の記録 佐藤健
 生きる者の記録 佐藤健[単行本]
 佐藤 健(著)、取材班(著)
 単行本:173ページ
 出版社:毎日新聞社
 発売日:2003/03
 価格:¥1,000国内配送料無料Amazonプライム特典

 内容(「BOOK」データベースより)

 定年を目前に末期がんを宣告された新聞記者が、最期の一カ月、病床で自らの生を刻々と記した。その日々を伝え毎日新聞で大反響を呼んだ、魂のルポルタージュ。

 この本に掲載されていたノンフィクション作家の柳田邦夫氏の寄稿の「「死を創る時代」を生きた佐藤記者」が、今後の自分の生き方とブログ執筆に影響を与えると思いました。

 人は死出の旅にひとりで出発しなければならない。しかし、出立の形を自らはやばやと心に決めて、家族や友人たちと心を通わせつつ、人生の最終章と言うべきその形を創っていくならば、旅路は絶対孤独ではなく、実は残された人々の心の中で、いつまでも温もりのある共生の歩みを続けるのだ。
 一人の人間の精神的ないのちというものは、死では終わらない。旅立つことによって純化されたその人の永続的ないのち(それは魂と呼ぶにふさわしい)は、家族や友人たちの心の中で生き続けるのだ。しかも、愛する人の生きた証しを心の中に抱擁した人々は、その永遠のいのちの止むことなき語りかけによって、逆にあたたかい生のエネルギーをもらうという不思議が生じる。

 出典:生きる者の記録 佐藤健[毎日新聞社]P.165「死を創る時代」を生きた佐藤記者(柳田邦夫寄稿)

 少ない尿膜管がんの国内外のインターネット情報を集めた結果とこれまでの病状から治る見込みはないという結論に達した自分にとって、上記の記述は今後の生き方の心の支えになりそうです。

 また、柳田邦夫氏の寄稿に掲載されていたがん闘病記の系譜を次のようにまとめてみました。ただし、画像及びアマゾンの情報は私が付け加えたものです。

 がん闘病記の系譜

 1960年代
 詩人で小説家の高見順氏の『死の淵より』に象徴される。
 作家が生々しい言葉で苦痛と苦悩のありのままを日記に書く一方で、言葉を昇華させた詩という表現方法で苦悶の内実を文学作品化するという、自らの二面性をみごとに表現して衝撃を与えた。

 shinofuchiyori.jpg
 死の淵より(愛蔵版詩集シリーズ)[単行本]
 高見 順(著)
 価格:¥2,625国内配送料無料Amazonプライム特典
 単行本:235ページ
 出版社:日本図書センター
 発売日:2004/03

 1970年代
 ルポライターの児玉隆也氏が肺がんと闘う自分をルポの対象にするという意識の下に、ナイーブな感性によって、目に入った事実、それらのディテールを記録した手記『ガン病棟の九十九日』を書いた。
 闘病記が作家だけのものではなく、ジャーナリスト、芸術家、学者、芸能人、会社員、主婦などあらゆる階層の人々のものになる時代の幕開けというべき手記だった。

ガン病棟の九十九日
ガン病棟の九十九日(1975年)[古書]
 児玉 隆也(著)
 中古品13点¥1より

 1980年代
 がんのため50歳で亡くなった精神科医・西川喜作氏が、死を前にした自らの心理の動きを精神科医ならではの眼で克明に記録した『輝け我が命の日々よ』を書き、それと並行して、私がいわば伴走者となって、作家としての眼で西川氏の闘病と生き方を見詰めてもう一冊のドキュメント『「死の医学」への序章』を書くという異例の試みをした。死への過程と生き方を多角的な観察で深く記録し考察しようという時代になったのだ。様々な病気の闘病記の出版点数は急増し、ノンフィクションの体験記のジャンルが「戦争体験記の時代」から「闘病記の時代」へと転換したのだ。

 輝やけ我が命の日々よ―ガンを宣告された精神科医の1000日 [単行本]
 西川 喜作(著)
 中古品10点¥50より

 「死の医学」への序章
 「死の医学」への序章(新潮文庫)[文庫]
 柳田 邦夫(著)
 中古品49点¥1より

 1990年代
 柳田邦夫氏の『「死の医学」への日記』の毎日新聞長期連載。「生と死」の問題が、社会的にも家庭の中でも、オープンに論じられる時代への一つの前進ととらえることができる。いくつもの雑誌が、死への準備や死の臨床などについて特集号を出すようになった。

shinoigakuhenonikki.jpg
 「死の医学」への日記(新潮文庫)[文庫]
 柳田 邦夫(著)
 価格¥660国内配送料無料Amazonプライム特典
 文庫:471ページ
 出版社:新潮社
 発売日:1999/03

 2000年代
 宗教を取材してきた佐藤記者が自分の番が回ってきたと意識して、自らの死と真剣に向き合い、最後までどう生きるかを刻々と同時進行的に記録し新聞で報道するという状況が生じたのだ。連載に読者まで参加するという、一段とオープンになった形で「生と死」の問題が、そしていかに生き抜くかが論じられるようになったのだ。

 出典:生きる者の記録 佐藤健[毎日新聞社]P.170、P.171「死を創る時代」を生きた佐藤記者(柳田邦夫寄稿)

 ICT(情報通信技術)の発達のお陰で、医師向けの情報へのアクセシビリティ(接近容易性)の水準は下がり、患者が医師向け専門雑誌にアクセスできるようになりました。検査機器や治療法の発達により、1960年代の短期闘病から2000年代の数年にわたる長期闘病に変わり、在宅重視の傾向が進みます。仕事を継続しながら治療を受けることになり、闘病生活は日常生活の一部とならざるを得ません。

 2004年から2005年にブログという新しいインターネット上の情報発信形態が注目を集め、ホームページを持っていない人でも気軽に無料で始められることから多くの人が様々な情報を発信するようになりました。
 2005年には、当ブログの運営母体のMELIT医療情報リテラシーが慶應義塾大学加藤眞三教授のイニシアティブの下に医療関係者、患者やその家族からの情報を発信するだけでなく、読者との双方向性に情報を実現し、インターネットによる情報提供の試みを始めました。MELIT医療情報リテラシーは、病気をかかえながらも生きる患者さんを支援する患者と医療者の協働作業の医療をめざし、日本の医療改革をすこしでも良い方向に向かわせることを目標としています。

ガンファイター シーズン1表紙
 出典:2011年2月4日 ブログの冊子の題名、副題、収録期間、ページ数、価格及び表紙

 自分のブログを分析すると、「生と死」の問題に加えて長期化するがん治療の記録を2011年1月22日のブログエントリー(記事)に書いた次の専門用語(リテラシーとヘルスリテラシー)の観点から考察し、国外の膀胱がん情報を発信しようとしている点が、がん闘病記の系譜に加わったように思えます。

 専門用語:リテラシーとヘルスリテラシー

 *「リテラシー」は、社会の中で正常に活動するために必要とされる水準で問題を読み、書き、話し、解決する人の能力です(9)
 *「ヘルスリテラシー」は、適切な健康決定をするために必要とされる基本的健康情報とサービスを見つけ、理解し、使う人の能力です(10)

 リテラシーとヘルスリテラシーは別個の構成物であるけれども、それらは密接に関連しています。リテラシーは、ヘルスリテラシーの徴候を示すものであることが発見されています(11)

 おおよそ3人の成人のうちの1人は、限られたリテラシー能力です。しかしながら、多くの成人(10人のうち9人)は、複雑な健康情報に苦労します(2)(11)。言い換えると、すなわち、人は非常に読み書き能力があり、健康情報の解釈及び実行に苦労するかもしれません――オンライン又は印刷物であるかを問いません。

 使いやすい健康ウェブサイトを作成する目的は、可能な限り多くのウェブユーザー、特に毎日の読み書き能力が必要な骨の折れる作業によって圧倒されている成人に影響を及ぼすことです。この理由により、このガイドは限られたリテラシー能力のウェブユーザーに言及します;これらのウェブユーザーとさらに数百万人は、おそらく限られたヘルスリテラシー能力だと仮定しました。

 出典:http://www.health.gov/healthliteracyonline/why.htm

 2010年代のどのあたりまで生きられるか分かりませんが、リテラシーを切り口にブログを書き続けたいと思います。

 ≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2008年7月6日 ブログ開始1周年とTOBYO(闘病)への登録
 2008年3月3日 闘病記を読むときに求めるもの
 2008年1月9日 闘病記

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 ネオアジュバント(手術前)化学療法プロトコルについての論争(その2)――
ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン - SWOG8710試験、2003年9月更新
 ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスン9月号は、膀胱切除術の後に続くM-VAC療法を伴うネオアジュバント化学療法の使用を調べて、進行中の無作為抽出された第3相臨床試験のSWOG8710の進歩に関する最新情報を出版しました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage149.htm

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  2011年02月07日 松田優作の死因・膀胱がんは今や取らずに治せる治療法が確立(大阪医大式膀胱温存療法)

 2011年第1回入院の26日目です。

膀胱温存療法のシェーマ(案)

 2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いた、「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい膀胱がんの情報をインターネットで収集していたとき、次の記事を見つけました。

 松田優作の死因・膀胱がんは今や取らずに治せる治療法が確立

 1989年、個性派俳優・松田優作が享年39という若さで急逝した。死因は膀胱がんだった。しかし、大阪医科大学泌尿器科の東治人准教授は「この治療法が確立し、施療できていれば、完治した確率は高いでしょう」と語る。
 (略)
 大阪医科大式膀胱温存療法のポイントは三つ

・膀胱につながる動脈の血流を遮断し、膀胱内だけに抗がん剤を循環させる
・膀胱から出る静脈に透析を行い、抗がん剤を除去する(※)
・上記と同時に膀胱に放射線を照射し、がんを徹底的に死滅させる

※ただし、患者に体力がある場合は透析を行なわず、抗がん剤を全身に循環させ、がんの転移を未然に防ぐという措置をとることも。高濃度の抗がん剤も、全身に回れば濃度が下がるため、それほど重い副作用は出ない。
 (略)

 ※週刊ポスト2011年2月11日号

 出典:松田優作の死因・膀胱がんは今や取らずに治せる治療法が確立 - 芸能 - ZAKZAK:

 この記事は、次の画像の週刊ポスト2011年2月11日号の90ページに掲載されています。

週刊ポスト2011年2月11日号

膀胱がん切らずに治せる日が来た

 大阪医科大式膀胱温存療法をインターネットで調べると、次の画像の泌尿器外科20-7(859―869)に「浸潤性膀胱癌(33例)に対する血液透析併用―balloon―occluded arterial infusion(BOAI)による動脈内シスプラチン投与、および放射線療法の治療効果」という症例報告が掲載されていました。

泌尿器外科20-7(859―869)

 記事価格…525円(税込み)
 著作者:東治人1)、 山本和宏 2)、高原健1)、瀬川直樹1)、 勝岡洋治1)
所属:1)大阪医科大学泌尿器科、2)大阪医科大学放射線科
 カテゴリ:医学/臨床医学:外科系
 特集・連載名:浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存の試み
 キーワード :BOAI法、血液透析、浸潤性膀胱癌
 掲載誌 :泌尿器外科 20- 7(859―869)
 出版社:医学図書出版
 ページ数:11ページ
 ファイル容量 :0.6MB

 出典:医学書・医療情報のデジタル記事閲覧および販売【Medical e-hon(メディカルイーホン) 】 : 浸潤性膀胱癌(33例)に対する血液透析併用―balloon-occluded arterial infusion(BOAI)による動脈内シスプラチン投与,および放射線療法の治療効果 医学/臨床医学:外科系:

 立ち読みができるこの症例報告のPDFテキストファイルをブログエントリー(記事)に引用しようと思いましたが、プロテクトがかかっておりコピーできませんでした。このため、立ち読みができる記述を次のとおりタイプアップしました。

 浸潤性膀胱癌(33例)に対する血液透析併用―balloon―occluded arterial infusion(BOAI)による動脈内シスプラチン投与、および放射線療法の治療効果

 東 治人*1 山本 和宏*2 高原 健*1 藤川 直樹*1 勝岡 洋治*1
 *1大阪医科大学泌尿器科 *2同放射線科

 要旨:局所進行膀胱癌に対し、バルーン塞栓動脈内抗癌剤投与法(balloon―occluded arterial infusion:BOAI)によるシスプラチン投与と血液透析(hemodialysis:HD)とを併用し(全身性の有害事象を起こさずにきわめて高濃度のシスプラチンを腫瘍部位に局所的に送達することが可能)、さらに放射線療法を同時に併用する、大阪医大式抗癌剤動注放射線療法の有用性について検討した。

 方法:経尿道的膀胱腫瘍切除術(transurethral resection of bladder tumor:TURBT)を受けた局所進行膀胱癌患者に対し、BOAI法を用いてシスプラチン(100、200、300mg)を投与し、開始から2時間にわたり両側総腸骨静脈経由で血液透析を施行した。さらに、BOAI法の施行日より、放射線照射を60.4Gy行った。

 結果:本試験に組み入れられ、奏効率と副作用の評価が可能であった患者は33例(男性25例、女性8例、年齢55~98歳)であった。有害事象としては、グレード1として、血液・骨髄関連、胃腸関連、または神経障害関連症状がみられたが、グレード2以上の副作用を発見した患者はみられなかった。組織学的検査でステージT2またはT3以上の尿路上皮癌(urothelial carcinoma:UC)が確認された患者(21例)ではいずれも病巣のCRを認め、治療後平均観察期間165週間(range:21~636週)を経た現在、再発や遠隔転移を認めていない。尿路上皮癌以外の腫瘍、あるいは、T4の腫瘍を有する患者またはリンパ節転移がある患者は、Stable disease(SD)あるいは、progressive disease(PD)であった。

 結論:大阪医大式抗癌剤動注放射線療法は、膀胱全摘術の適応とされる患者の根治的治療という意義のみならず、病態により根治治療は不可能であり、対症療法以外に治療選択肢がないと思われる患者にとっても、根治治療を前提として考慮し得る点で、臨床的に非常に有意義な、局所浸潤性膀胱癌に対する新たな治療法であると考えられる。

 局所浸潤性膀胱癌(T2~4、N0M0)に対する治療法のgold standardは根治的膀胱全摘術である。しかし、膀胱癌患者の5年生存率はそれぞれT2で63~83%、pT3aで50~69%、pT3bで15~29%、pT4で21~22%であり1)、T2~T4の浸潤性膀胱癌患者では全体の約50%が死亡する。

 出典:泌尿器外科2007年20(7)、859~869 特集 浸潤性膀胱癌に対する膀胱温存の試み(PDF)

 上記を分かりやすく説明したものは、次の大阪医科大学附属病院の泌尿器科学教室のPDF資料の記述です。

 大阪医大式膀胱温存療法

 ②膀胱癌においては、通常膀胱摘除を余儀なくされる浸潤性膀胱癌に対して、手術することなしに根治に導く集学的治療“大阪医大式膀胱温存療法”を積極的に施行し、これまで多くの症例に腫瘍の完全消失を認めている。抗癌剤の動脈内注入と血液透析を組み合わせる集学的治療 “大阪医大式膀胱温存療法”は、通常の化学療法の約30倍もの濃度で抗癌剤を膀胱および、その周囲組織のみに限局的に投与することが可能で、放射線照射を併用することによって多くの患者様を膀胱摘出することなく、また、通常の化学療法にみられる骨髄抑制や、消化管障害などの副作用を殆ど認めることなく、癌を完治させる画期的な治療法である。この治療法が開発されたことにより、これまで治療の対象になり得ず、やむなく姑息的な治療にとどまらざるを得なかった患者層を容易に根治を目標として治療に導くことが可能となった。

 出典:大阪医大泌尿器科(泌尿器科学教室)(PDF)

ICT(情報通信技術)の発達のお陰で、医師向けの情報へのアクセシビリティ(接近容易性)の水準は下がり、患者が病室から泌尿器外科という医師向け専門雑誌にアクセスできるようになりました。

●CR、Stable disease(SD)、progressive disease(PD)と追加調査したPR(Partial Response)の意味は、次のとおりです。

 CR(Complete Response)WHO基準

 完全寛解、著効[全ての腫瘍の消失が4週間以上持続]

 出典:『海外癌医療情報リファレンス』用語集 – CR(Complete Response)WHO基準


  Stable disease(SD)

 安定[PRとするには腫瘍の縮小が不十分で、かつPDとするには治療開始以降の最小の最長径の和に比して腫瘍の増大が不十分]

 出典:『海外癌医療情報リファレンス』用語集 - SD(Stable Disease)


  progressive disease(PD)WHO基準

 進行、増悪[最も縮小した時点から25%以上の増大、または新病巣の出現]

 出典:『海外癌医療情報リファレンス』用語集 - PD(Progressive Disease)WHO基準


  PR(Partial Response)WHO基準

 部分寛解、有効[腫瘍の50%以上の縮小が4週間以上持続]

 出典:『海外癌医療情報リファレンス』用語集 – PR(Partial Response)WHO基準

●上記の局所浸潤性膀胱癌(T2~4、N0M0)は次表のとおりで、M0は「遠隔臓器転移なし」です。

 [膀胱がんの病期分類]
膀胱がんの病期分類
 出典:膀胱がん標準治療:がんサポート情報センター

尿膜管がんの病期分類は、2008年11月18日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

●膀胱がんの5年生存率は、次のサイト又はブログエントリー(記事)を御覧ください。

 がん検診の考え方 ■なぜ「生存率」ではだめなのか(科学的根拠に基づくがん検診推進のページ)国立がんセンターがん予防・検診研究センター検診研究部

 2008年6月11日 5年生存率とは

●浸潤性膀胱がんに対する膀胱温存を目的とした動注併用放射線化学療法は、QOL(キューオーエル)/クオリティーオブライフ〔その人がこれでいいと思えるような生活の質〕を確保する上で重要な患者が待ち望む療法です。さらに有意な臨床報告事例が増え、膀胱温存の試みから膀胱がん治療の新たなゴールドスタンダード(gold standard)の上を行くプラチナスタンダード(platinum standard)になることを期待します。

●上記の33例には尿路上皮がん以外の腫瘍患者も含まれています。膀胱の外に発生する尿膜管がんへの大阪医大式抗癌剤動注放射線療法の施行の可能性が気になります。

●21年前に亡くなった松田優作は、次の画像の2010年12月22日の「ラストデイズ 松田優作×香川照之 NHK」という番組が2011年1月31日に再放送されるなど伝説的俳優です。

ラストデイズ 松田優作×香川照之 NHK
 出典: NHK 番組たまご「ラストデイズ」

 ラストデイズ「“お前は、オレになれる” 松田優作×香川照之」

 番組内容
 がんと闘いながら映画「ブラックレイン」でハリウッドを震撼させた俳優・松田優作さんの壮絶な“ラストデイズ”を、香川照之さんが辿る、ドキュメンタリー。

 詳細
 がんと闘いながら、映画「ブラックレイン」でハリウッドを震撼(しんかん)させた俳優・松田優作。その壮絶な “ラストデイズ”を香川照之がたどる。香川には、“墓を暴いてでも、優作に聞いてみたいこと”がある。1989年、あるテレビドラマで優作と共演を果たした香川は、「お前はオレになれる」という意味深長なことばをかけられた。優作の“ラストデイズ”は、香川をどこに導くのか。

 出典: NHK 番組表

●松田優作は最初の主治医が膀胱がんでなくなった有名人だと教えてくれたことから、次のブログエントリー(記事)に取り上げています。

 2008年3月16日 松田優作の膀胱がんを治療しない理由、事情及び認識
 2008年3月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事

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 BCG(結核ワクチン)療法(その2)
 治療
 最大の効果を得るためには、膀胱は完全に空のときに液剤が点滴注入され、2時間直接に膀胱に接触し続けるべきです。患者は、8~12時間水分摂取を制限し、治療が予定される前の4時間水分摂取を全然しないように勧められます。発疹と炎症を起こすかもしれないので、排尿中及び排尿後の排尿の直接的な皮膚接触を避けてください。あなたは、排尿する間は便座に座り、完全に膀胱を空にするように助言されます。性器部分及び両手の徹底した洗浄が勧められます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage171.htm

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  2011年01月10日 質問磨いて納得治療(asahi.com:患者力(19) コミュニケーション-マイタウン広島)

 2010年第1回自宅療養の初日です。

 昨日(2011年1月9日)の午後に退院しました。
 自宅で、カフェオレをカップの3分の1ほど飲み、チーズ一切れとカズノコを二切れを食べたところ、数時間後に吐きました。これで食べられる量の限界を痛い経験をして学びました。引き継続き、高カロリー点滴で栄養摂取をします。次回入院予定日は、2011年1月13日です。

質問磨いて納得治療(asahi.com:患者力(19) コミュニケーション-マイタウン広島)

 さて、私の主治医は、泌尿器科で最も忙しい主任部長です。入院中でも話をする機会は少なく、時間は短いと思います。患者として治療を決める上で、主治医との円滑なコミュニケーションは重要です。患者と主治医とのコミュニケーションを短い時間の間に効率良く図るにはどんな方法があるのか。これをテーマにインターネット検索しました。
 こうして見つけた、質問磨いて納得治療(asahi.com:患者力(19) コミュニケーション-マイタウン広島)(2011年1月6日)の次の記事は、過去の自分の経験に照らし合わせても説得力があると思いました。

 ■質問磨いて納得治療

 痛みを言葉にするだけでも大変ですが、納得して治療を受けるためには医師とのコミュニケーションが欠かせません。

 ■説明確認も大事

 (略)

 分からないからお任せ、が以前のパターン。今は、本人が病気を知らないと受けられない治療が増え、選択肢や情報は増えた。その分、今何をすればいいか、その次は、と常に指示を欲しがる。選んだリスクは患者も引き受けねばならず、つらいですが、自分以外に代わりはいません。

 自己決定のためには質問と情報収集が必要です。普段から、思いを伝えたり質問したりすることに慣れていないと、医師の前でいきなりは無理です。緊張するし、マイナス情報や専門用語も絡みます。「話をしてくれない」と不満に思う前に、自分で情報を引き出す努力も必要です。

 (略)

 出典:質問磨いて納得治療(asahi.com:患者力(19) コミュニケーション-マイタウン広島)

 私の主治医は、大変忙しい方です。このため、口頭で病状をお伝えするだけではなく、外来受診や入院時には、2008年7月18日のブログエントリー(記事)に書いた、がん治療後の経過観察(フォローアップケア)の診察で患者が医師に伝えるべきこと、及び同年8月26日のブログエントリー(記事)に書いた薬効検査と自己管理のための患者手帳を参考に作成したA4サイズの報告書を渡しています。
 質問をするのは、疑問点を解消し、自分が納得するためです。しかも、医師と話をする時間は限られています。こう考えると、コミュニケーション-マイタウン広島に紹介されていた次の画像の「医師に聞く質問の例」は、質問の視点が優れていると思います。今後は、この質問の例を参考に遠慮なく尋ねてみようと思います。

医師に聞く質問の例
画像の拡大

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように、「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

電子メール

 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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 診断方法(その2)
 磁気共鳴画像(MRI)
 磁気共鳴画像(MRI)‐あなたは、医師がこの検査の指示を出すことをためらおうとしていることに気付くかもしれません。それは膀胱がんの病期(ステージ)の判断のためには依然として実験的であると考えられており、コンピュータ画像撮影法(CT)よりも高価で、保険会社が承認しないかもしれません。この検査はコンピュータ画像撮影精密検査(CT)に類似しているけれども、詳細な横断画像を得るために、エックス線の代わりに強力な磁力及び電波を使います。膀胱を越える転移が疑われているならば、磁気共鳴画像検査(MRI)は、膀胱隣接組織、近くのリンパ節又は遠隔臓器のがんを検出するためにときどき使われます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage78.htm

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  2011年01月08日 がん 生と死の謎に挑む(立花 隆・著、NHKスペシャル取材班・著)

 2010年からの入院の40日目です。

 さて、膀胱がんサバイバーの立花隆さんが、2010年12月に次の本を出版されました。


がん 生と死の謎に挑む(立花 隆・著、NHKスペシャル取材班・著)

 定価:2520円(税込)
 発売日:2010年12月17日

 内容紹介

 自らがんの宣告を受けたのが、2007年12月。それ以降、立花さんの“がん”への興味は一層深まった。手術までの様子を「文藝春秋」に4回にわたり執筆。2009年11月には、『NHKスペシャル 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む』が放送された。このふたつのコンテンツをまとめたものが本書である。ジャーナリストであり患者の立花さんは、がん研究の最前線で何を見たのか。番組DVD付き。(MF)

 出典:『がん 生と死の謎に挑む』(立花 隆・著 , NHKスペシャル取材班・著)|単行本|書籍情報|文藝春秋

 「がん 生と死の謎に挑む」は、2009年11月23日(月) 午後10時00分~11時13分にNHK総合テレビで放送された次の画像の「立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む」と一体となった本です。

立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む

 この番組の制作意図は、次のとおりです。

 番組をすでに見た人はご存知のように、あの番組はとてつもない情報量を持っている。あの番組は、がんという病気の本質に真正面から取り組んだ、本邦初の本格的がん番組である。あの番組以前も以後も、沢山のがん番組が作られてきたが、そのすべてが、がんについての各論でしかなかった。しかし、あの番組はがんの総論である。がんとはそもそもいかなる病気なのか、ということに多面的に正攻法で取り組んだ番組である。
 NHKで制作されたがんに関する番組はこれまでに数百本に及ぶが、がんとはそもそもいかなるものかというがん本質論に真っ向から取り組んだ番組は、驚くべきことにこれまでただの一本もなかった。

 出典:がん 生と死の謎に挑む(立花 隆・著、NHKスペシャル取材班・著)P.7

 この本は、二章で構成されています。
 第一章は、『NHKスペシャル 立花隆 思索ドキュメント がん 生と死の謎に挑む』の番組の取材及び制作過程です。番組の基本姿勢に関する記述は、次のとおりです。

 これまでの番組は、患者に気をつかうあまり、客観的な現実をありのままに伝えようとするよりも、患者の耳に入りやすいように加工した甘い情報を伝えがちだったことです。客観的に希望が持てない現実を前にしても、あたかも希望がまだまだ沢山あるかのような表現をしがちでした。
 しかし僕たちが作ろうとしていた番組は、そのような番組とは対極にある番組でした。甘いオブラートにくるむようなことはすべてやめにして、がんという厳しい病の厳しい現実をありのままに伝えようというのが基本的な発想でした。

 出典:がん 生と死の謎に挑む(立花 隆・著、NHKスペシャル取材班・著)P.55、P.56

 自分の闘病生活、亡くなった同病患者のさくらさんごまちゃんまま40歳さんの奥様とんぼーさん及びgomadachiさん(奥様(故人))の闘病経験からは、珍しい病気であるがゆえに標準療法すらさえない尿膜管がん の厳しい現実を直視せざるを得ません。2010年12月28日のブログエントリー(記事)に書いたように、2011年は、恐怖に震え、自分の無力さに絶望し、希望が持てない現実を前にしても、根拠もなくあたかも希望がまだあるかのような楽観主義に立たず、不都合な真実を見詰めて冷静な判断をしようと思います。

 患者の耳に入りやすいように加工した甘い情報ではなく、患者を励ます情報である次の記述が忘れられません。

 がんに敗北しても人生では勝てる

 連載手記を通して、また、番組の取材を通してわかったことは、人間は、生きることそれ自体によってがんを育てており、がんから逃れられないということです。
 そして、近未来においてがんの画期的新治療法が生まれることはありません。
 ですから、がん患者はいずれ必ずがんに敗北します。肉体的には敗北率100パーセントです。しかし、敗北するといっても、そもそも人間は死亡率100パーセントの動物です。あなたがたは必ず死にます。がんであってもなくても死ぬのです。
 ただし、勝ち目がないわけではない。闘病という場では敗北しますが、闘病イコール人生ではありません。人生という場では勝てる可能性がある。「がん」になったが、がんに敗北しなかった人々はいくらでもいるのです。

 出典:がん 生と死の謎に挑む(立花 隆・著、NHKスペシャル取材班・著)P.165

 外科手術不能で29回にも及ぶ抗がん剤治療を受けた私にとって、薬剤耐性が生じ、健康保険対象の抗がん剤がなくなるという恐れは、がんに敗北という受け入れ難い現実になるかもしれません。休職し、療養に専念すると闘病イコール人生となりがちですが、がんに敗北しなかった人生を目指してQOL(キューオーエル)/クオリティーオブライフ〔その人がこれでいいと思えるような生活の質〕を維持し、闘病経験や調べたことをブログにより発信したいと思います。

 第二章は、月間「文藝春秋」2008年4月号~同年7月号に連載された「僕はがんを手術した」です。これに関連したブログエントリー(記事)は、次のとおりです。

 2008年3月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事
 2008年4月12日 文藝春秋2008年5月号の膀胱がん記事
 2008年5月11日 文藝春秋2008年6月号の膀胱がん記事
 2008年6月11日 文藝春秋2008年7月号の膀胱がん記事

 御参考までに、この本の目次の抜粋は次のとおりです。

 第一章 がん 生と死の謎に挑む

 「がんとどう向き合ったらよいのか」
 従来のがん番組とは一線を画す
 がんは遺伝子の病気
 検出できない微小転移
 「隠れ蓑獲得能力」
 あまりにもちがう一人一人のがん
 がんのパスウェーマップ
 発がん物質説とがんウィルス説
 厳しい現実をありのままに
 「完治」とは
 ほとんどは上皮がん
 粘膜は外敵と戦う主戦場
 僕はがんばらない
 緩和ケア概念のパラダイムシフト
 がん治療の限界と代替療法
 すべてお試し済み
 マクロファージの裏切り
 がん化のはじまり
 転移の謎
 高齢者にがんが多いもう一つの理由
 金のかかる代替療法
 築地哲也さんの死
 「黄金のワラだらけの世界」
 医者は患者にどう伝えるか
 戸塚洋二さんからのメール
 カギとカギ穴
 オーダーメイド医療
 がんは血管を生みだす
 がんのしぶとさの理由
 がんと生命進化
 がんに敗北しても人生では勝てる
 祝福としての死
 連環体

 第二章 「僕はがんを手術した」
 1 宣告
 2 主治医との対話
 3 膀胱にメスが入ったとき
 4 がんという敵の正体

 資料 NHKスペシャル「立花 隆 がん 生と死の謎に挑む」完成台本

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年6月30日 抗がん剤で、がんと闘うべきか
 2010年6月29日 死に方を選べるなら、がんがいい
 2010年4月11日  延命効果のためにがんと闘うか、生活の質の維持を選ぶか
 2008年7月30日 ノーベル賞有力候補の故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

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 病期(ステージ)及び進行度(グレード)(その2)
 核の画像を含む臨床病期(ステージ)は、しばしば、特にあまり分化していないがん及びより深達度が高い浸潤のあるがんにおいては、腫瘍の浸潤範囲を過少評価しています。130名の膀胱切除術を受けた患者の病期(ステージ)の精度を再調査した研究において、全体の臨床の病期(ステージ)の誤りは61.5%で、このうち、がんの41.5%は病期(ステージ)を低く判定していました。上皮内がん患者のうち60%は、pT1の腫瘍よりも大きな範囲であることが発見されました。作者は、分類における臨床の誤りが一般的で、ネオアジュバント治療(訳注:術前治療)の評価を損なっていると述べました。このことは、これらの患者が即座に膀胱内化学療法に反応しないときの侵襲的な接近方法を支援します(3)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage71.htm

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  2010年12月16日 抗がん剤は効かない(文藝春秋2011年1月号)

 2010年第6回入院の17日目です。

 「抗がん剤は効かない 近藤 誠」という見出しが気になり、文藝春秋2011年1月号を購入しました。新年特別号と書いてあり、年の瀬を感じました。
 この記事の主な内容を次のようにまとめました。

 抗がん剤は効かない 近藤 誠(慶応大学医学部講師)

 戦慄レポート 氾濫するがん特集では触れられないタブー

 戦慄レポート 氾濫するがん特集では触れられないタブー
 抗がん剤は効かない
 専門家たちは当然気づいている。
 気づいていなければ、専門家の資格・能力はない 近藤 誠(慶応大学医学部講師)

 (略)

 本稿では、臨床試験の最重要結果である「生存曲線」を呈示・分析しつつ、専門家たちが仕掛けたカラクリを暴いていきます。紙幅の関係上、男女ともに罹患する、しかも発生頻度の高い肺がん、胃がん、結腸がんについて分析します。なお誤解がないよう付言すると、固形がんの中でも、睾丸のがんと子宮じゅう毛がんだけは、抗がん剤に延命効果どころか治す力まである(理由は不明)。

 (略)

 つまり誰も治らない
 暴かれたインチキ
 リード・タイム・バイアス
 実証された「利益相反状況」
 示された「寿命短縮効果」
 薬剤の生む莫大な利益
 標準治療を無効に

 出典:文藝春秋2011年1月号 94~107ページ

 文藝春秋2011年1月号

 前記の記事の水準は「医者から「抗がん剤」と言われると、拒むことは難しい。医者の言いなりにならないためには、医者に対抗できるだけの理論武装が必要です。」(文藝春秋2011年1月号 102ページ)というものなので、内容はかなり難しいです。また、医者は、寿命に近い高齢患者に対しては無理に抗がん剤治療を勧めることはないかもしれませんが、私のような50歳前後の若い患者に対しては、諦めるのはまだ早い、まっとうな医者100名のうち99名は抗がん剤の効果を認めているとおっしゃり、拒むことは難しいです。
 近藤先生の説は、まっとうな医者100名のうち一名が主張される少数派です。しかし、真実は常識に反した少数派の意見であることが多いことは、歴史が証明しています。

 この点に関して、2010年12月15日のブログエントリー(記事)の次の犯しやすいミスについての5つのポイントに照らし合わせると、前記の記事は無視できません。

 1* 専門家の情報にあまりにも多く頼ること。
 2* 他人から得た情報価値を過大評価すること。
 3* 他人から得た情報価値を過小評価すること。
 4* 聞きたいことだけを聞き、見たいことだけを見ること。
 5* あなたの感情又は直感的な反応を聞かないこと。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは、治療に関する科学的データはほとんどなく、標準的治療方法はありません。これまで次の抗がん剤治療を受けてきた自分にとって、「抗がん剤は効かない」と断言できるかと考えてみました。

 2007年4月~同年6月の3コースのTS1シスプラチン療法
 2007年7月~2009年9月の14コースのGC療法
 2009年10月~2010年1月の3コースのM-VAC療法
 2010年6月~同年11月の4コースのGC療法(通算18コース)
 2010年12月の1コースのCD療法

 GC療法は最も効果があったのですが、薬剤耐性が生じ、効かなくなりました。個人的には、症状緩和のほか、2007年12月19日に完全寛解し退院したことから、効果はあったと思います。
 しかし、延命効果については、2007年12月19日に退院してから3か月後に再発し、入退院を繰り返しながら最初の診断以来45か月間を生き延びているけれども、これまで当ブログで紹介した次のブログエントリー(記事)の内容からすると、何とも言えないところです。

 2010年6月30日 抗がん剤で、がんと闘うべきか
 2010年6月15日 尿膜管癌6例の治療経験(東邦大学医学部附属大橋病院泌尿器科) 5年生存率は6.5%~15%、平均生存期間は17か月
 2010年5月21日 がん報道の「不適切な楽観的見解」助長
 2010年4月29日 日本の尿膜管がんの臨床特徴:157名の患者の再調査(1983年) 全体5年生存率は6%
 2009年3月15日 生存曲線
 2008年11月25日 尿膜管遺残膿瘍(のうよう)と尿膜管がん 5年生存率は6~15%、平均生存期間は17か月
 2008年5月10日 予後告知とメイヨー・クリニックの尿膜管がん患者47名の症例による病期(ステージ)と生存期間の仮説 平均生存期間は47.5か月

 現在受けているCD療法の薬効がないことが分かった場合、健康保険対象の抗がん剤はないことから、抗がん剤治療は諦めます。

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 第一選択療法としての放射線療法・膀胱温存プロトコル(訳注:患者の摂生治療遂行の詳細なプログラム)(その3)
 バイオマーカー
 スペインからの1998年の研究において、作者は、Ki67抗体が線療法によって治療された膀胱がん患者における局所管理のバイオマーカーとしての予測値を持っていたかどうかを評価しました。根治的放射線療法を推薦された55名の浸潤性膀胱がん患者がこの研究に含められていました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage154.htm

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  2010年11月16日 自分史の世の中の出来事(1961~2010年)

 2010年第5回入院の97日目です。

参考図書

 2010年10月4日のブログエントリー(記事)に書いた自分史の世の中の出来事(自分が生まれた1961年から2010年まで)を、同月11日のブログエントリー(記事)のエンディングノート2007とインターネットで調べた結果を基に次のとおりまとめました。

 世の中の出来事(1961~2010年)

 1961年
 ソ連有人宇宙衛星「地球は青かった」、第2室戸台風、巨人・大鵬・たまご焼き、君恋し(フランク永井)

 1962年
 堀江謙一ヨット太平洋単独横断、キューバ危機、いつでも夢を(橋幸夫 吉永小百合)

 1963年
 ケネディ米大統領暗殺、三井三池炭鉱爆発事件、初の女性宇宙飛行士「私はかもめ」、こんにちは赤ちゃん(梓みちよ)

 1964年
 ベトナム戦争始まる、名神高速道路開通、東海道新幹線開通、東京オリンピック~10/24、愛と死をみつめて(青山和子)

 1965年
 朝永振一郎 ノーベル物理学賞受賞、アイビールック流行、柔(美空ひばり)

 1966年
 全日空ボ727羽田沖墜落(死者133名)、ビートルズ来日、中国文化大革命、新3種の神器(カラーテレビ、車、クーラー)、霧氷(橋幸夫)

 1967年
 美濃部東京都知事誕生、日本の人口1億人突破、ブルー・シャトー(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)

 1968年
 川端康成ノーベル文学賞受賞、3億円事件、イタイイタイ病、水俣病、天使の誘惑(黛ジュン)

 1969年
 東大安田講堂事件、アポロ11号月面着陸(視聴率95%)、いいじゃないの幸せならば(佐良直美)

 1970年
 大阪万博、日航機よど号ハイジャック、三島由紀夫割腹自殺、今日でお別れ(菅原洋一)

 1971年
 大久保清事件、ニクソン/ドルショック、光化学スモッグ、また逢う日まで(尾崎紀世彦)

 1972年
 浅間山荘事件、札幌冬季オリンピック、グアム島から横井庄一さん、沖縄返還、日中国交正常化、日本列島改造論、喝采(ちあきなおみ)

 1973年
 オイルショック、金大中氏事件、江崎玲於奈ノーベル物理学賞受賞、巨人軍V9達成、夜空(五木ひろし)

 1974年
 ルバング島から小野田さん、佐藤栄作前首相ノーベル平和賞、米ウォーターゲート事件、長嶋茂雄引退、襟裳岬(森進一)

 1975年
 ベトナム戦争終結、エリザベス女王来日、沖縄海洋博覧会、シクラメンのかほり(布施明)

 1976年
 ロッキード事件 田中前首相逮捕、中国天安門事件、北の宿から(都はるみ)

 1977年
 日本赤軍日航機ハイジャック、王貞治ホームラン世界記録(756本)、新潟で横田めぐみさん行方不明、勝手にしやがれ(沢田研二)

 1978年
 成田空港開港、日中平和友好条約調印、UFO(ピンク・レディー)

 1979年
 東名日本坂トンネル事故、国公立大学共通一次試験、魅せられて(ジュディ・オング)

 1980年
 イエスの方舟、ソ連アフガニスタン侵攻、雨の慕情(八代亜紀)

 1981年
 神戸ポートピア81、福井謙一 ノーベル化学賞受賞、ルビーの指環(寺尾聡)

 1982年
 ホテルニュージャパン火災、東北上越新幹線開通、日航機逆噴射、北酒場(細川たかし)

 1983年
 東京ディズニーランド開園、大韓航空機爆破事件、戸塚ヨットスクール事件、矢切の渡し(細川たかし)

 1984年
 グリコ森永事件、新札発行、長良川艶歌(五木ひろし)

 1985年
 日航ジャンボ機墜落(520名死亡)、つくば科学博、阪神タイガース優勝、ミ・アモーレ(中森明菜)

 1986年
 男女雇用機会均等法、ダイアナ来日フィーバー、チェルノブイリ原発事故、三原山噴火(209年ぶり)、DESIRE(中森明菜)

 1987年
 NTT株式上場、国鉄分割民営化JRスタート、利根川進 ノーベル生理学賞受賞、ニューヨークブラックマンデー、愚か者(近藤真彦)

 1988年
 青函トンネル開通、東京ドーム完成、リクルート事件、日米牛肉・オレンジ自由化合意、パラダイス銀河(光GENJI)

 1989年
 昭和天皇崩御、一般消費税スタート、中国天安門事件、ベルリンの壁崩壊、淋しい熱帯魚(Wink)

 1990年
 大阪花の万博、イラク軍 クウエート侵攻、バブル崩壊、統一ドイツ誕生、恋唄綴り(堀内孝雄)、おどるポンポコリン(B.B.クィーンズ)

 1991年
 湾岸戦争勃発、雲仙普賢岳火砕流発生、ソ連崩壊、北の大地(北島三郎)、愛は勝つ(KAN)

 1992年
 PKO協力法成立、牛肉・オレンジ自由化、東京佐川急便事件、白い海峡(大月みやこ)、君がいるだけで(米米CLUB)

 1993年
 皇太子さま、雅子さん結婚の儀、北海道南西沖地震(M7.8死者行方不明者239名)、Jリーグ開幕、無言坂(香西かおり)

 1994年
 松本サリン事件、村山連立内閣成立、関西国際空港開港、大江健三郎ノーベル文学賞、innocent world(Mr.Children)

 1995年
 阪神大震災(M7.2死者6,432名)、地下鉄サリン事件、オウム真理教松本智津夫逮捕、Overnight Sensation(trf)

 1996年
 英・狂牛病騒動、O-157、ペルー日本大使公邸事件、Don‘t wanna cry(安室奈美恵)

 1997年
 消費税5%引き上げ、酒鬼薔薇聖斗事件、香港返還、ダイアナ元妃事故死、CAN YOU CELEBRATE(安室奈美恵)

 1998年
 明石海峡大橋開通、長野冬季オリンピック、サッカーワールドカップ(フランス)、和歌山毒入りカレー事件、wanna Be A Dreammaker(globe)

 1999年
 NTT分割、東海村国内初臨界事故、Winter, Again(GLAY)

 2000年
 介護保険スタート、そごう倒産、白川秀樹ノーベル化学賞、TSUNAMI(サザンオールスターズ)

 2001年
 NY同時多発テロ(死者3千人)、池田小学校事件、野依良治ノーベル化学賞、Dearest(浜崎あゆみ)

 2002年
 日朝首脳会談、小柴昌俊・田中耕一ノーベル賞、拉致被害者5名帰国(24年ぶり)、Voyage(浜崎あゆみ)

 2003年
 米スペースシャトル空中分解(全員死亡)、米英軍イラク攻撃開始、日本人外交官2名殺害、No Way to say(浜崎あゆみ)

 2004年
 鳥インフルエンザ感染発覚、イラクへ陸上自衛隊派遣、新潟中越地震(M6.8死者36名)、インド洋大津波(死者行方不明者28万人)、Sign(Mr.children)

 2005年
 ライブドア、ニッポン放送株35%取得、愛知万博、郵政民営化選挙与党圧勝(衆院2/3獲得)、Butterfly(倖田來未)

 2006年
 ライブドア事件、北朝鮮が地下核実験、荒川静香が冬季五輪で金メダル、一剣(氷川きよし)

 2007年
 郵政民営化、iPS細胞(万能細胞)作製発表、携帯電話1億台突破、蕾(コブクロ)

 2008年
 北京オリンピック、秋葉原無差別殺傷事件、中国製ギョーザで中毒、南部陽一郎・小林誠・益川敏英ノーベル賞、Ti Amo(EXILE)

 2009年
 新型インフルエンザ、衆院選で民主党が大勝・政権交代、第44代大統領にバラク・オバマが就任、裁判員制度施行、Someday(EXILE)

 2010年
 検察の証拠改ざん発覚、根岸英一・鈴木章ノーベル賞、APEC開催

 出典:『エンディングノート2007』書き込み式 自分史サブノート(祥伝社新書)[新書](岳 真也 (著, 監修))価格: ¥819祥伝社 (2008/07/05 出版)ザ・20世紀

 以上です。

 上記の世の中の出来事(1961~2010年)に自分の出来事を加えて、自分史を書いていきます。世の中の出来事(1961~2010年)を読むと、自分の出来事は、文化、風俗、流行、地域・組織・集団などへの帰属意識、民族性などと密接な関連があると思います。

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 ストーマ(排泄口)及び回腸導管(その2)
 ローニ・オルセン
 装具
 Q. すべての装具は、すべてのストーマ(排泄口)(尿瘻形成術(体内から尿を排出するために開口をつくる手術)のストーマ(排泄口)、 回腸造瘻術のストーマ(排泄口)、人工肛門形成術のストーマ(排泄口))に対して同じですか?
 A. いいえ、様々な装具は尿路のストーマ(排泄口)のために作られます。ある貯尿袋は内部の逆流防止のための弁はありますが、これがないものもあります。貯尿袋からストーマ(排泄口)への尿の逆流を減少させるのに役立つ貯尿袋を使うことが最善です。
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage163.htm

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  2010年11月11日 代替医療のトリック

 2010年第5回入院の92日目です。

 本日(2010年11月10日)のブログエントリー(記事)には、約10か月前に発売された次の画像の「代替医療のトリック」という本の記載内容について調べたことを少し書きます。

代替医療のトリック
 出典: http://www.shinchosha.co.jp/book/539305/
 判型:四六判変型 頁数:462ページ ISBN:978-4-10-539305-2 C-CODE:0047 ジャンル:メディカル 発売日:2010/01/29

 この本の概要は、次のとおりです。

 代替医療のトリック

 サイモン・シン/著 エツァート・エルンスト/著 青木薫/訳
 鍼からホメオパシー、ハーブまで……広がる代替医療に、いま科学の診断が下る。
 ジョージ・ワシントンは、血を抜かれすぎて死んだ。当時の医師が瀉血は最高の医療だと信じていたために。では現代は? ハーブでガンは治るのか? ホメオパシーの効果とは?
 『フェルマーの最終定理』『暗号解読』等、数々の傑作科学ノンフィクションで知られる著者が、代替医療研究の第一人者とともに医学を科学で解剖する!

 出典:代替医療のトリック

 また、朝日新聞に掲載されていた広井良典(千葉大学教授・公共政策)氏の書評の一部を次のとおり引用します。

 ■「病気の治療とは」、議論の契機に

 (略)

 著者らの結論は、代替医療の効果はきわめて微々たるものか確証されないものであり、多くのリスクをもつと同時に、一見効果があるように見えるものも、その大半はプラセボ(偽薬)効果、つまり患者が治療の効果を信じ込むために生じる見かけ上の改善にすぎないとする。そして代替医療の多くが掲げる「自然」「伝統的」「全体論的(ホーリスティック)」といった理念は「良くできたマーケティング戦略にすぎない」と論じる。

 著者らの主張に一定以上の妥当性があることを確認した上で、現代医療論として読む場合、本書の議論にはやや表層的な物足りなさが残る。第一に「根拠に基づく医療」の考え方は医療一般の領域でも比較的最近のものであり、有効性が厳密に確証されていない療法が多いという点は通常医療にも広くあてはまる。第二に、心身相関や慢性疾患等の発生メカニズムの複雑性を考えた場合、著者らのいうような検証方法は限界を有するのではないか。本書を契機に議論すべきは、そもそも「病気」とは何か、「科学」とは、「治療」とはといった、現代医療をめぐる根本的な問いの掘り下げだろう。

 [評者]広井良典(千葉大学教授・公共政策)[掲載]2010年3月21日

 出典:【レビュー・書評】代替医療のトリック [著]サイモン・シン、エツァート・エルンスト - 書評 - BOOK:asahi.com(朝日新聞社)

 私が調べたことは、この本で具体的に論じられた、鍼(はり)ホメオパシーカイロプラクティックハーブ療法の4分野以外の代替療法として付録(376~451ページ)に掲載されていたもののインターネット関連情報です。ブログエントリー(記事)には、リンク集として次のとおりまとめました。

 アーユルヴェーダ
 アレクサンダー法
 アロマセラピー
 イヤーキャンドル(耳燭療法)
 オステオパシー(整骨療法)
 キレーションセラピー
 クラニオサクラル・セラピー(頭蓋オステオパシー)
 クリスタルセラピー
 結腸洗浄
 催眠療法
 サプリメント
 酸素療法
 指圧
 神経療法
 人智学医療
 吸い玉療法(カッピング)
 スピリチュアル・ヒーリング(霊的療法)
 セルラーセラピー
 デトックス
 伝統中国医学
 ナチュロパシー(自然療法)
 バッチフラワ・レメディ
 ヒル療法
 風水
 フェルデンクライス法
 分子矯正医学
 マグネットセラピー(磁気療法)
 マッサージ療法
 瞑想(メディテーション)
 リフレクソロジー(反射療法)
 リラクセーション
 レイキ(霊気)

 せっかく調べたのに残念ですが、私には、以上の治療内容の有効性や安全性を自ら体験する時間もお金もありません。

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 人生の諸問題の最後(その6)
 希望を持つ
 診療を行っている腫瘍医の何人かは、意識的に治療の手段として希望を使います。医療技術がもっと制約された古代の時代における希望の使用による治療の医師の理解は、今日のものよりもずっと深いものでした。
↓(詳しくは)
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  2010年10月14日 自分史

 2010年第5回入院の64日目です。

 秋の本

 2010年10月11日のブログエントリー(記事)に書いた『エンディングノート2007』の入力を始めました。この中で思ったよりも入力に時間がかかる項目は、自分史ということが分かりました。

 自分史を書くことは、過去を振り返るのみならず、自分自身を見詰め直し、再発見することです。過去の出来事や思い出を振り返るとき、社会的事件、社会情勢、流行を整理しないと、自分の過去を正確に思い出せない上、世の中の出来事と自分史に書くべき内容の意義や位置付けがはっきりしません。

 自分史の入力を進めるうちに、自分のことを表現又は顕示するよりも隠し、内省することが重要だと思うようになりました。自分史を読んでもらう対象は、家族なのか家族以外の人なのか。家族以外の人に読んでいただくのであれば、身を切るような自省や告白、記録が重要であり、単なる思い出と自己顕示は陳腐でしょう。

 インターネットで自分史の参考図書を探し、次の二冊を購入しました。

書き込み式 自分史サブノート
 書き込み式 自分史サブノート(祥伝社新書)[新書](岳 真也 (著, 監修))価格: ¥819祥伝社 (2008/07/05 出版)

 詳細

 自分史を書く人が増えている。
 それは、団塊の世代の大量の定年、数年前からのブーム、自分の人生の区切りとしての整理法など、さまざまな理由が考えられる。
 ひとにはだれも「人生の岐路」というものがある。
 進学、就職、結婚、離婚、出産、邂逅と別離…そのおりおりには、偶然に思えていたものが、あとでふり返ってみると、必然にみえたりもする。
 本書では、自分史をどのように書いたらいいかを一部に、書くための資料を二部に、書いたものを作品化するためのヒントを三部にのせた。

 第1部 自分史を書くための準備(なぜ書くのか;まず備忘録をつくる)
 第2部 書き込み式備忘録
 (昭和15(1940))年~昭和20(1945)年
 昭和21(1946)年~昭和63(1988)年
 平成元(1989)年~平成23(2011)年)
 第3部 自分史を書くための文章作法(書くべきテーマを決めよう;文章の組み立てを考える;書き出しと結び方 ほか)

 出典:書き込み式 自分史サブノート(祥伝社新書)[新書](岳 真也 (著, 監修))価格: ¥819祥伝社 (2008/07/05 出版)

 これを読み、作家のような気持ちになり、創作意欲が高まり、構想を練ろうと決意しました

脳を活性化する自分史年表
 脳を活性化する自分史年表[単行本]藤田 敬治(監修)価格:¥ 1,050出窓社(2005/01)

 商品の説明

 出版社/著者からの内容紹介
 思い出を書き込むだけで脳が若返り、自然に「プライベート史料」が出来上がる心たのしい作業。
 見開き2ページが1年という構成で、1920(大正9)年から2009(平成21)年までの90年分を掲載。
 左ページは、記憶を蘇らすための基本年表です。社会的な事件や世界情勢はもちろん、その年に話題になった映画・本・流行歌・テレビ番組・ファッション・新商品・物価などが細かく記載してありますので、忘れていた事柄を鮮明にする手掛かりとなります。
 右ページは、読者自身が作るページです。生まれた年月日や入学・卒業・就職・結婚・出産・転居など、人生の節目節目の大きな出来事を記していけば、立派な「プライベート史料」が出来上がります。

 カバーの折り返し
 「推薦のことば」
 ボケ予防には、日々、自分の前頭前野を活用して、制作、回想、工夫、応用、機転などを駆使することです。なかでも日記を書く、自分史をまとめるというのは、最高の作業でしょう。記憶を鮮明にするために、左ページに時代考証の社会的出来事が並んでいるとは
 浜松早期痴呆研究所・金子クリニック医院長 金子満雄

 出典:脳を活性化する自分史年表[単行本]藤田 敬治(監修)価格:¥1,050出窓社(2005/01)

 これは、自分史作成の記録用というよりもメモや備忘録に適切でした。

 また、自分史のマルチメディア化を可能にする次のパソコン用メディアが大変気になりましたが、値段が高いように思えます。

自分史年表 Myway 2008年度
 自分史年表 Myway 2008年度プロリンク版価格:¥8,890出窓社(2008/4/25)

 自分史年表~MY WAY~(CD-ROM)

 大ヒット中の出窓社『自分史年表』のPCソフト版!

 ある年齢・時代になると、今まで積み重ねてきた記憶や思い出を整理したくなるものです。そんな人生の振り返りが「自分史」なのかもしれません。日記は続かなかった方でもこれなら楽しく入力できます。忘れいていた出来事もあふれるように蘇ってきます。このPC版自分史作成ソフトはそんな“My way”を綴る、最適なツールです。

 「自分史年表~MY WAY~」はどなたでも簡単に利用いただける自分史年表作成ソフトです。団塊世代のパソコンスキルを目安とし、画像や音楽の貼付が容易にできます。ソフトには出来事が1900年から108年、画像が300枚以上、音楽が100曲以上内蔵されており、懐かしい記憶を辿りやすいようお手伝いします。内蔵データに自己データ(記事、画像、曲)を加え、製本したり、DVDにしたり、スライドショーにしていただくことも可能です。
 発売・販売元:プロリンク ハルモニア

 出典:自分史年表~MY WAY~(CD-ROM): 映像・その他 | コロムビアミュージックショップ CD・DVDの通販サイト

 このほか、人生の思い出をつづり、公開できるブログサイト「自分史.jp」があります。

 最後に、団塊の世代の自分史を書きたいという需要を満たすために、多くの図書が販売されていると思いました。

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2010年10月11日 パソコンで作成するエンディングノート
 2010年10月4日 エンディングノート

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 浸潤性膀胱がんの化学療法(その5)
 ほかの薬は調査されていて、イホスファミド、ブロピリミン、ガリウム及びドセタキセルなどの可能性があると信じられるけれども、具体的な結論が引き出されることができる前により多くの研究は必要です。ゲムシタビン(ジェムザール)、タキサン、イホスファミド及び硝酸ガリウムは、化学療法治療歴がない患者及び化学療法治療歴がある患者の完全な反応を含めて所期の目的の反応をそれぞれもたらしていました。これらの薬剤を使っている併用療法のより最近の報告は、反応率がM-VAC療法で見られた反応と等しいけれども、かなり毒性は低いことを示唆します。これらの観察結果が無作為抽出試験において確認されるならば、転移性膀胱がん治療において重要な進歩を意味するでしょう(1)。
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage141.htm

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  2010年10月11日 パソコンで作成するエンディングノート

 2010年第5回入院の61日目です。

 2010年10月4日のブログエントリー(記事)に書いたエンディングノートをどれに決定しようかと、数日間悩みました。インターネットで調べるうちに、多くのエンディングノートは、次のような構成と項目であることが分かりました。

【構成】
 1 購入者が記入するエンディングノート部分
 2 エンディングノートに掲載されている用語の解説、遺言作成手順等の説明

【項目】
 1 経歴
 2 自分史
 3 家系図、家紋
 4 不動産、預貯金、保険、クレジットカード、会員退会・会員権手続
 5 家族・親族・親友へのメッセージ
 6 医療、介護についての希望
 7 後見についての希望
 8 葬儀についての希望
 9 墓、納骨についての希望
 10 供養、仏壇についての希望
 11 ペットについての対策
 12 遺言の有無、形見分け、寄附
 13 連絡用リスト

 エンディングノートの項目が分かっているので、パソコンでマイクロソフトワードにより作成することは、それ程難しくはないと思うようになりました。
 しかし、自分史や家系図のレイアウト作成は、面倒な感じがします。また、連絡用リストは、年賀状作成ソフト、携帯電話のアドレス帳及びマイクロソフトアウトルック2010の連絡先のデータを統合して作成しないといけません。それだけではなく、実際にパソコンで入力すると、入力データの修正、並べ替えなどを行うことが多いことが分かりました。私が保管する個人情報がデジタルデータであることから、エンディングノートを手書きで仕上げることは非効率です。
 こうしたことから、次の画像のパソコン用アプリケーションの『エンディングノート2007』を3,000円で購入しました。

『エンディングノート2007』
 出典: http://www.ycr.jp/endingnote/index.html

 ソフトウェアをはじめとするデジタルコンテンツの流通を行うサイトのベクターは、『エンディングノート2007』を次のとおり紹介しています。

 『エンディングノート2007』では以下のことが簡単にできます。

 ・経歴書(履歴書が簡単に作成できる)
 ・自分史(画像挿入可能、世の中の出来事装備)
 ・家系図(父方、母方の切替可能。『ルーツ2006』の技術を応用)
 ・親戚・知人リスト(慶弔管理、エクセル書き出し、取込可能)
 ・財産管理(不動産・動産)
 ・病歴管理(健康管理に最適、医者の報告にも使える)
 ・画像管理(家紋や遺影など)
 ・家族へのメッセージ(あなたのこと、介護のこと、葬儀、埋葬、供養、のことなど)
 ・専門用語集(エンディングノート特有の専門用語の解説をいれております)
 ・死亡から葬儀までの流れをチェックできるシートをつけております。

 出典: http://www.vector.co.jp/soft/winnt/home/se413276.html

 上記のデータを一括管理できることは、既存のデジタルデータの資産をいかすことがきるのみならず、パソコン中心の生活の価値観に合致します。実際に入力してみると、自分史への各年の世の中の出来事自動挿入、家系図作成、親戚・知人リストのエクセル書き出し・取り込みは、パソコンならではの大変便利なものです。3,000円の価格はエンディングノートの中で高額な部類ですが、費用に見合う機能や効果はあると思います。
 なお、最初にダウンロードした『エンディングノート2007』の1.1バージョンは、なぜか税金の項目の入力ができなかったので、製造元の(株)横浜クリエイション問い合わせ窓口の電子メールを使って不具合を報告しました。3連休中にもかかわらず、48時間以内に最新版の1.2バージョンのダウンロード先を連絡してくれました。この結果、最新版をインストールすると、不具合は解消しました。

 全データを入力するためには、調べないといけないことや修正があることから、エンディングノートは数時間で完成できるものではありません。元気なうちに取り組むことの重要性を感じました。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 浸潤性膀胱がんの化学療法(その4)
 シスプラチン又はカルボプラチン?
 これらの二つの関連薬は、重金属及びプラチナの両方の類似点があります。シスプラチンは腎臓に有毒で、腎臓障害があるならば、投薬されません。それは、最も耐え難い(吐き気、神経毒性及び聴力障害)化学療法薬剤の一つです。
 先在の腎臓障害がある患者は注意をしたいであろうけれども、カルボプラチンは腎臓への毒性が低いです。それは多くのプラチナ療法に引き継がれ、シスプラチンとほとんど同じくらい効果的であることが発見されており、多くの療法においてシスプラチンに取り替わり始めています。
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage140.htm

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  2010年10月07日 泌尿器がんのNCCNガイドライン日本語版が公開に

 2010年第5回入院の57日目です。

 膀胱がん治療の情報をインターネットで収集していたとき、2010年10月4日付けの日経BP社編集のがんナビに次の画像の「泌尿器がんのNCCNガイドライン日本語版が公開に」という記事を見つけました。

泌尿器がんのNCCNガイドライン日本語版が公開に
 出典:http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/nccn_8.html

 この記事に紹介されていた、(財)先端医療振興財団臨床研究情報センターのサイトの泌尿器がん(膀胱がん、前立腺がんの早期発見)のNCCNガイドライン日本語版を読んでみました。そして、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに関する次の記述を見つけました。

 尿膜管癌:

・尿膜管の完全切除が必要である。
・尿路上皮癌に対する従来の化学療法は有効でないが、化学療法またはRTを個別に考慮すべきであり、限定された症例では有益となる可能性がある。

 出典: http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/bladder.pdf 15ページ

 RTは調べてみると、radiotherapy(放射線療法)のRとTを組み合わせたものです。化学療法(GC療法)が有効であった私の場合、限定された症例であることがよく分かりました。
 しかし、短い記述は、尿膜管がんに対する標準療法がないということを浮き上がらせます。ブログにより多くの同病患者の体験を寄せてもらうことが重要だと思いました。

≪関連ブログエントリー(記事)≫
 2009年7月21日 膀胱癌診療ガイドライン2009年版
 2008年4月28日 泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約

★膀胱がん(尿膜管がん)患者とその家族及び恋人・友人の皆様へ
 膀胱がん(尿膜管がん)は、2008年12月22日のブログエントリー(記事)に書いたように「部屋の中の象(Elephant in the room)」と呼ばれる話題にしにくい病気です。このため、膀胱がん(尿膜管がん)の患者側からの情報は意外に少ないものです。膀胱がん(尿膜管がん)の闘病経験の情報を当ブログのコメントにお寄せくださいますようお願いします。

電子メール

 ガンファイターへメールを送られる場合は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)http://blcwebcafe.org/の仮訳サイトである膀胱がんウェブカフェ(仮訳)に掲載している「管理者へのメール」を御利用ください。送付された電子メールの内容は、メール送付者の御了解を得て当ブログに掲載させていただきます。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 塹壕からの物語(クリスティン)
 クリスティン
 私の名前はクリスティン、27歳の11月に私の夫と私は、私の妊娠が分かりました。何て刺激的で、喜びに満ちたときなのでしょう。しかしながら、12月に私が受けた超音波診断法の間に主治医は私の膀胱に塊(かい)があるのを見つけ、彼らは私を非常に心配していた泌尿器科医のところへ行かせました。私たちの人生で最も幸福であるはずのときは、最も恐ろしいときの一つになりました。
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage205.htm

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  2010年10月04日 エンディングノート

 2010年第5回入院の54日目です。

 長引く入院期間中の黄疸、腫瘍マーカー激増、緩和医療という現実に直面し、死という万が一の時に備えての対応を小康状態である今のうちに考え、記録に残さないといけないと思うようになりました。

 遺言、葬儀などをキーワードにインターネットを検索していたとき、次の画像の「若年層も“人生の終焉”を考える時代に? 世代を超えた「エンディングノート」ブーム|これが気になる!|ダイヤモンド・オンライン」(2010年9月29日)を見つけました。

若年層も“人生の終焉”を考える時代に? 世代を超えた「エンディングノート」ブーム
 出典: http://diamond.jp/articles/-/9534

 この記事によると、「エンディングノート」とは、自分にもしもの事が起きた際の医療、介護、葬儀などについての希望や、親族・友人などへのメッセージを書いておくものです。
 この記事で紹介されていた、もしもの時に役立つノート - ライフイベントサポートシリーズをコクヨのサイトで調べると、2010年8月19日のプレスリリースがありました。この中で印象に残ったのは、次の記事です。

 コクヨ|プレスリリース|「エンディングノート<もしもの時に役立つノート>」を発売

 (略)

 記入項目は、銀行口座や口座引落し、クレジットカード、保険、重要連絡先、WebサイトIDなど身近なことから、介護、葬儀、お墓、相続までと幅広く、漫画やイラストによる説明を加え、記入しやすさに配慮し、年齢を問わず若い人でも気軽に情報整理を始められるようにしています。

 (略)

 ○メーカー希望小売価格(税込): 1,470円
 ○年間売上目標: 7,000万円

 (略)
 出典: http://www.kokuyo.co.jp/press/2010/08/1068.html

 記入項目の「WebサイトID」はIT時代に欠かせないもので、私の場合、誰にも教えていません。
 年間売上目標が7,000万円で単価が1,470円ということは、販売目標数は70,000,000÷1,470≒47,619冊です。これは、若年層の需要の掘り起こしを見越した目標設定だと思います。

 長期保存に適したコクヨオリジナル原紙、CD/DVDや音楽CDを収納するディスクケースが付いたエンディングノートのメーカー希望小売価格(税込)の1,470円が適正な価格なのかどうかをインターネットで調べました。
 この結果、エンディングノートは、次のようなサイトで無料ダウンロード又は1冊500~1,500円で販売されていることが分かりました。

 葬儀ベストネット/エンディングノート
 NPO法人らしさ|FPが作ったエンディングノート、ラスト・プランニングノート
 エンディングノート
 エンディングノート|いい葬儀

 次のような図書もあります。

 実践エンディングノート 大切な人に遺す私の記録 共同通信社 ¥1,890(2010/3)
 幸せのエンディングノート [単行本] 主婦の友社 ¥1,680(2009/3/5)
 家族へ贈るメッセージ―いざという時の「エンディングノート」 [単行本] セカンドライフ企画¥1,680(2005/8)
 自分を記録するエンディングノート 高橋 憲一郎 CISC出版¥ 2,000(大型本 – 2004/9/18)

 次のようなウインドウズアプリケーションもあります。

 エンディングノート2007(3,000円)
 USBだから永く使えて安全・安心・簡単 パソコン用エンディングノートのルミナス USBメモリ版2GB(9,980円)

 次のようなSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)もあります。

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)と安否確認機能をプラスしたインターネットサービス人生整理ノート『いちご(一期)ノート』

 上記の中から自分のライフスタイルとIT時代の情報整理に適したエンディングノートを選ぶ予定です。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 一般的な鎮痛剤は膀胱がん再発を予防することに役立ちます。(その2)
 更新:リスク
 米国国立衛生研究所から:NIH(米国国立衛生研究所)の大規模がん予防試験におけるCOX-2抑制剤使用中断記事抜粋
 国立予防衛生研究所(NIH)は、同研究所によって実施された大規模大腸がん臨床試験における全参加者のCOX-2抑制剤セレコキシブ(ファイザー社のセレブレックス)の使用を中断したことを2004年12月に発表しました。その研究は、プラセボ(訳注:偽薬)を服用した参加者と比較すると重大な致命的及び致命的でない心臓血管事象が2.5倍増加したリスクを示したことが発見されたとき、中止されました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage223.htm

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投稿者 fight : 05:14
  2010年05月27日 ある健康雑誌の主治医へのインタビュー

ある健康雑誌の主治医へのインタビュー

 昨晩(2010年5月26日)は、同月23日同月26日のブログエントリー(記事)に書いた、ある健康雑誌編集者の主治医へのインタビューがありました。私は主治医からこのインタビューに同席するよう依頼されたため、仕事が終わった後に病院に行きました。主治医へのインタビュー予約時間の30分前に、ある健康雑誌の編集者とお会いしました。

 この日の主治医は、執刀手術が立て込んでおられました。主治医は、インタビューのために確保していただいた予約時間よりも40分ほど遅れて待ち合わせの場所に手術衣のままで来られました。
 ちなみに、主治医へのインタビュー内容は、次のとおりです。

1 尿膜管がん患者から健康保険対象外のFOLFOX6投与の申し出や倫理委員会開催について主治医としてどう感じたか。
2 患者がインターネットを使って治療情報を探し、かつては医師しか知り得なかった情報を入手するインターネット時代に病院がどう変わらなければならないと思ったか。

 主治医のインタビューの詳細は、2010年8月に発行予定の健康雑誌の記事に出ることからブログエントリー(記事)に書きません。インタビューに同席していたので、主治医の患者である私の評価が「海外の膀胱がんの医療専門サイトの参考図書まで調べる珍しく勉強熱心な患者」、「英語の尿膜管がんの参考図書の翻訳精度は高い。」ということが分かりました。主治医の患者に対する評価を聞く機会は、普通はないでしょう。信頼関係は深まりました。

 主治医は、患者に対して独立行政法人国立がんセンターがん対策情報センターのホームページの「がん情報サービス」を閲覧してくださいとお願いしているが、高齢患者はインターネットの利用が困難であったりすることが多い、患者から医者にすべてお任せしますと言われることが困るとおっしゃっていました。
 主治医は、患者の治療方法は、治療方法を説明の上、患者に選択してもらう方針のようです。

 主治医への健康雑誌編集者のインタビューは、約15分で終わりました。
 手術後に直ちにインタビューに応じてくださった主治医にお礼を申し上げて、ある健康雑誌編集者とともに病棟を出ました。

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 マトリック社のNMP22膀胱がん検出尿検査
 マトリック社のNMP22膀胱がん検出尿検査は、2005年2月に膀胱がんの診断及び監視の用途で米国食品医薬品局によって承認されました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage191.htm

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投稿者 fight : 05:09 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2010年05月23日 ある健康雑誌編集者のインタビュー依頼

手紙
 注:写真は実在の人物とは関係ありません。

 先日、当ブログがある健康雑誌の編集者の目に留まり、「闘病する患者さんにエールを送っている個人」という内容で記事に取り上げたいというメールをいただきました。お礼の返事のメールを送ると、この編集者から近いうちにガンファイターと主治医のインタビューをお願いしたいという依頼がありました。
 このため、先日、病院に行き、泌尿器科のスタッフステーションの看護師に主治医へ次の依頼文を渡していただくようお願いしました。

 健康雑誌のインタビューについて(依頼)

 薬効はなかったかもしれませんが、お忙しい中、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対する再発大腸がんの抗がん剤であるFOLFOX(フォルフォックス)6投与について倫理委員会にお諮りいただきありがとうございます。

 さて、私が希な尿膜管がんの闘病体験について病院名や人名などの固有名詞を出さずに筆名でブログに書いていることは御存じだと思いますが、このブログが○○○出版の編集者の目に留まり、予定の段階ですが、2010年8月号の記事(2ページ(1300字程度))に取り上げられることになりました。
 この連載は「闘病する患者さんにエールを送っている、個人や団体やシステム」を紹介しているもので、今回の連載記事は「私(ペンネーム・ハンドル)が身を挺して、患者数の少ない膀胱がん(尿膜管がん)患者の応援をしていることを軸にした」ものになる予定です。

 つきましては、大変恐縮ですが、この連載記事中の私のFOLFOX6投与の申し出やインターネットと医療などについて、下記により○○○出版編集員のインタビューを是非ともお受けいただけませんでしょうか。
 なお、病院名、医師名などを掲載せずに記事にすることはできるということであり、類似の記事を御参考までに添付します。
 2010年5月25日(火)の診察時に、補足説明をさせていただこうと思います。

 記

1 日時
 2010年5月○○日夜又は同月△△日診察前の約20分

2 場所
 病院

3 インタビュー者
 ○○○出版編集部 □□

4 インタビュー内容
(1)尿膜管がん患者から健康保険対象外のFOLFOX6投与の申し出や倫理委員会開催について主治医としてどう感じたか。
(2)患者がインターネットを使って治療情報を探し、かつては医師しか知り得なかった情報を入手するインターネット時代に病院がどう変わらなければならないと思ったか。

 以上です。

 患者が忙しい主治医へ上記のような依頼をすることは、大変失礼かもしれません。しかし、短いかもしれない人生なので、後悔することがないよう思い切ってお願いしました。

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 誤診及び膀胱がんとの女性の闘い
 ロジィAmbs
 ローズマリー「ロジィ」AMBS著
 私は、私の経験のこの非常に個人的な手記を--特に女性に対して--膀胱がんについて知ってもらうために書きました。もし、あなたが排尿時に血尿を見た、若しくはかかりつけ医又は婦人科医の診察室での初期診療における決まりきった尿検査において顕微鏡観察で血尿が発見されたならば、泌尿器科医に行き、あなたの膀胱の中で成長している腫瘍があるかどうかを検査するために膀胱鏡検査を受けましょう。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage249.htm

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  2010年03月24日 偶然のチカラ

 2010年第2回入院の15日目です。

 なぜ、自分が2年契約の米国勤務を目前にした2007年4月に、同年12月27日のブログエントリー(記事)に書いた日本では毎年約50名が新たに診断される膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がん患者の一人になったのか――これは、偶然なのか必然なのかと考えることがあります。

 偶然、必然や運命についてインターネットで検索していたときに、次の画像の「偶然のチカラ (集英社新書412(C)(新書)植島 啓司(著)714円(発売日: 2007/10/17)」(以下「偶然のチカラ」といいます。)という本を見つけて、購入しました。

偶然のチカラ
 出典: http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0412-c/index.html

 偶然のチカラの概要は、集英社のサイトによると次のとおりです。

 『偶然のチカラ』

 黒鉄ヒロシ氏、名越康文氏、絶賛!
 ビジネスや恋愛、家族や友人など、人生のさまざまな側面で起こる多くの事柄。それらは偶然のようにもみえ、一方では運命とも思える。私たちには、さまざまな幸・不幸が降り掛かり、未来に何が起こるのかは誰にも分からない。
 では、この不確実な現世において、幸せに生きるためにはどうすればよいのだろうか。ストレスなく、楽しく暮らすためには、何が必要なのだろう?未来が見えないとき、私たちはいったいどうしたらよいのだろうか。
 本書は、占いや確率、宗教やスピリチュアルを超え、偶然のしくみを知ることから始める、幸福への新しい方法論について、分かりやすく面白く論じていく。

 出典: http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0412-c/index.html

 私の代わりに米国勤務をすることになった職員にとっては、私の病気は運命だったのか偶然だったのかなどを考えるときがあります。自分の身に起こったことは運命か必然かについては、この本のP.213の第2段落に次のとおり書いてあります。

 さらに、われわれはつねに偶然に翻弄されているように思いがちだが、まず、「自分の身に起こったことをすべて必然と考える」習慣を付けたい。たとえよくないことが起こっても、くよくよしたりせず、すべてをありのままに受けとめる。ああすればよかった、こうすればよかった、と考えるのは、はっきり言ってムダだ。われわれの社会では、起こることは起こるし、起こらないことは決して起こらない。ただ、そうしたことに丸腰で立ち向かえばいいというわけでもない。つねに物事の大きな流れについては知っておく必要がある。「たかが確率、されど確率」である。個々の現象はランダムに起こっても、全体で見るといくつかの法則が読み取れる場合もある。それを無視してはいけない。

 出典:偶然のチカラ 213ページ3行~10行

 偶然のチカラを読み、自己責任の観点から私にこれまでに起こったことは必然だったのだと理解するようになりました。すべてをありのままに受けとめることは、死を直視しなければならないがん患者にとっては、大変厳しいものです。
 しかし、いずれすべての人間は死ぬという必然の原則を前提とすれば、極端な話、死が早いか遅いかだけです。「自分の身に起こったことをすべて必然と考える」習慣を付けることは重要でしょう。

 尿膜管がんの診断を受けた自分にとっての「つねに物事の大きな流れについては知っておく必要がある。」については、いずれすべての人間は死ぬという原則とこれまでに調べた次のブログエントリー(記事)が参考になるだろうと考えています。

 2009年5月30日 膀胱の尿膜管腺がん患者と非尿膜管腺がん患者の生存の差異
 2009年5月26日 尿膜管がん:結果相関関係がある24症例の臨床病理分析
 2009年5月18日 尿膜管がんの母集団を基礎とする生存データ
 2009年3月15日 生存曲線
 2008年11月18日 尿膜管がんの病期(ステージ)分類(シェルドン病期(ステージ)分類)
 2008年5月10日 予後告知とメイヨー・クリニックの尿膜管がん患者47名の症例による病期(ステージ)と生存期間の仮説

 偶然のチカラの「たかが確率、されど確率」について印象的だった記述は、次の二つです。

 19>確率論の始まり

 本書の冒頭で、「コインを二度投げて、一度でも表が出る確率は何%か」という問題を出したことを覚えておいでだろうか。
 (略)
 確率論では、まず起こらない確率から計算することになっている。つまり、二回とも表が出ない確率は1/2×1/2=1/4となる。そうなると、二回投げて一回でも表が出る確率は、1-1/4=3/4となる。
 つまり、解答は75%なのである。

 出典:偶然のチカラ 98ページ第1行~第3行、98ページ第6行~99ページ第1行

 24>なぜいつも間違うのだろう

 たとえば、25%の確率で二〇〇〇円もらえるよりも、20%の確率で三〇〇〇円もらえるほうを選んだ人がいるとして、果たしてそれは妥当な判断だろうか。こういう場合、期待値の計算は単純だ。2000×0.25=500、3000×0.20=600となるから、後者のほうが期待値が大きくなり、この人の判断は妥当ということになる。

 ところが、これを逆に損失の観点から見ると、逆の選択をする人が圧倒的に多くなるから不思議である。たとえば、85%の確率で一〇、〇〇〇円もらえるか(15%の確率で何ももらえない)、100%の確率で八〇〇〇円が手に入るという場合、ほとんどの人が後者を選ぶことになるのではないだろうか。実際には10,000×0.8=8,500であり、8,000×1=8,000となり、前者に賭けたほうが得になるのだが、なかなかそういう選択はできないものである。

 出典:偶然のチカラ 124ページ第1行~第8行、125ページ第1行~第2行

コイン

 生命という値段を付けられないものに対して前記の確率論を当てはめた場合、判断は大変難しいと思います。私の運命を医学的に予想しているものについて書いたブログエントリー(記事)は、2007年8月24日のセカンドオピニオン結果です。約3年前のこの記事は、現在の私の病状をある程度予想しています。
 また、2007年12月10日のブログエントリー(記事)に、患者の判断の拠り所として「尿膜管癌15例の臨床的検討 : 根治のために膀胱全摘除術は必須か」を基に根治的膀胱切除術を断念したことを書きました。これに加えて、主治医は、回数が多い抗がん剤治療により内臓はかなり損傷を受けていることから、根治的切除術を行った場合は、臓器の接合が失敗し、合併症により死亡する可能性が高いことを付け加えられていたことを思い出しました。

 しかし、暗く厳しいがんの旅は、最後までどうなるか分からないと思います。引き続き、2009年4月6日のブログエントリー(記事)に書いたように、夢を持ちながら現実を直視していこうと思います。

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 転移性膀胱がん(その2)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その1)
 コンピュータ画像撮影法(CT)、磁気共鳴画像(MRI)精密検査、音波検査、エックス線、骨精密検査(骨シンチグラフィー)は最も一般的に使われる診断検査です。PET精密検査は、コンピュータ画像撮影法(CT)が見逃す物を発見するかもしれません。PET及びコンピュータ画像撮影法(CT)両方を組み合わせるより新しい方法は、転移を発見する上でPETよりいっそう正確です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage84.htm

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  2010年03月07日 がん患者が抱える全人的な痛み・4つの苦痛

 2010年に入って胃痛と食欲不振が悪化したことから、今後の治療への不安、仕事や家庭、将来の問題について同時に考えるようになりました。
 これらの問題について2010年2月28日のブログエントリー(記事)に書いた、次の画像の「生きる力がわく「がん緩和医療」」に書いてあった内容を照らし合わせてみました。

 生きる力がわく「がん緩和医療」
 出典:http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=272592
 著者: 向山雄人 講談社+α新書 発行年月日:2009/07/20 サイズ:新書判 ページ数:188. ISBN:978-4-06-272592-7 定価(税込):880円)

 「生きる力がわく「がん緩和医療」」には、がん患者の苦痛について次のとおり書いてありました。

 がん患者が抱える全人的な痛み・4つの苦痛

【身体的な苦痛】
 痛み、倦怠感、食欲不振、吐き気、呼吸困難など

【精神的な苦痛】
 不安、いらだち、虚無感、孤独感、うつ状態など

【社会的な苦痛】
 仕事の問題、経済的な問題、家庭の問題など

【人生や自分の存在に対する悩み(スピリチュアルペイン)】
 罪の意識、死の恐怖、生きる意味の喪失

 これらの4つの苦痛は適切な治療を早く行わないと、相互にからみ合い、それぞれの苦痛がさらに強くなっていく。

 出典:「がん緩和医療」(著者: 向山雄人 講談社+α新書 発行年月日:2009/07/20 サイズ:新書判 ページ数:188. ISBN:978-4-06-272592-7 定価(税込):880円)P.18・19

 2007年4月尿膜管がんに診断を受け、同年7月6日からガンファイターのブログを書き始めました。診断を受けるまでは、定年までのキャリア形成を考え、定年後の人生の青写真を描くなど、5年、10年先のことを構想し、夢見ることが多かったように思います。

 しかし、診断を契機に働き盛りのがん患者として、5年生存率生存曲線病期(ステージ)と生存期間の仮説に向き合うようになりました。1日を生きること、数週間先のことを計画することが優先し、5年、10年かけて取り組む仕事をすることもなく、長期的な計画を立てられません。仕事の問題、経済的な問題、家庭の問題などの社会的問題、人生や自分の存在に対する悩み(スピリチュアルペイン)が増すことが良く分かります。
 さらに、身体的痛みがあると、死は近付いているかもしれないと弱気になり、がん患者の苦痛は、身体と精神の二つがあることを実感します。

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 免疫促進剤(その2)
 代替医療の接近方法によって数千人のがん患者を治療したビクター・マルシアル-ベガス博士は、免疫系についてこのように言わなければなりません。「私のがん患者の少なくとも95%が身体的、科学的、精神的又は環境の原因による免疫抑制です。」とマルシアル-ベガス博士は述べます。「このことは、あなたが免疫系に対処しないならば、がんの原因を本当は扱わずにがんを治療していることを意味します。」
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage96.htm

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  2010年02月28日 生きる力がわく「がん緩和医療」

 2010年2月8日のブログエントリー(記事)に書いた、終末医療、緩和医療、ターミナル医療に興味を持ち、地元の本屋で図書を調べました。
 数種類の図書の中から、次の画像の「生きる力がわく「がん緩和医療」」を購入しました。

 生きる力がわく「がん緩和医療」
 出典:http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=272592
 著者: 向山雄人 講談社+α新書 発行年月日:2009/07/20 サイズ:新書判 ページ数:188. ISBN:978-4-06-272592-7 定価(税込):880円)

 発行所の講談社のサイトによると、この本の内容紹介は次のとおりです。

 内容紹介

 痛み・苦しみがラクになる新世代治療法!
 治療の質、生活の質もだんぜん変わる!
 早期発見、早期治療だけではない!「我慢しないオーダーメード治療」に注目

 現在わが国では、男性は2人に1人、女性は3人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなっています。さらに、2020年には、高齢化に伴い、2人に1人が、がんで死亡すると予想されています。予防や早期発見、高いレベルのがん治療が大切なのはいうまでもありませんが、がんになってしまったときに苦しまず、生活の質が保たれるようにする「早期から、必要な時に緩和医療が受けられること」が大切であるのは当然のことでしょう。緩和医療で提供できる治療法も日々進歩しています。今後、1人でも多くの患者さんががんの苦痛から解放されること、また、全国どこでも適切な緩和医療が受けられる時代が来ることを切に願っています。

●がんは「苦しくて当たり前」?
●「モルヒネ」に対する誤解
●緩和医療には延命効果がある
●抗がん剤の副作用対策
●痛みはこうして診断する
●がんの苦痛を取り除く新技術
●緩和医療はオーダーメード医療
●がんの種類別、起きやすい痛み
●痛みの治療3ステップと5原則
●苦痛を3つ、紙に書いて渡す

 出典:http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=272592

 私は、これまで受けた次の3種類の抗がん剤治療の薬効がなくなるだけではなく、抗がん剤の身体に蓄積した毒性による副作用に苦しんでいます。

 2007年4月~同年6月の3コースのTS1シスプラチン
 2007年7月~2009年9月の14コースのGC療法
 2009年10月~2010年1月の3コースのM-VAC療法

 こうした状況をこの本では、次のとおり説明していました。

 最初に行う抗がん剤治療(first-line:ファーストライン)が効かなくなり、次の抗がん剤治療(second-line:セカンドライン)へ変更したあとに効果がなくなりかけた時期は、ファーストラインで使用した抗がん剤の身体に蓄積した毒性(例えば末梢神経毒性:手足の強いしびれ感など)とセカンドラインの抗がん剤の副作用(皮膚毒性、骨髄毒性、消化器毒性、しびれ感の増強など)に、がんが増大することによるさまざまな苦痛が加わり、心身の苦痛が急速に強くなる時期が来ます。そしてその次の抗がん剤治療(third-line:サードライン)開始後は、数種類の抗がん剤の蓄積毒性とさらなるがんの増大が見られると、外来でいとも簡単に「もう抗がん剤治療はできないので当科の受診は本日で終わりです。今後はホスピスか緩和ケア病棟を探してください」と告げられることも、いまだに少ないとはいえません。

 出典:生きる力がわく「がん緩和医療」(著者: 向山雄人 講談社+α新書 発行年月日:2009/07/20 サイズ:新書判 ページ数:188. ISBN:978-4-06-272592-7 定価(税込):880円)P.33・34

 幸いにも、主治医に「もう抗がん剤治療はできないので当科の受診は本日で終わりです。今後はホスピスか緩和ケア病棟を探してください」と言われたことはなく、治療を受けている病院から見放されてはいません。
 しかし、サードライン、フォースラインの抗がん剤が、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対してエビデンスがあるのかどうは、投与しないと分からないという経験をしています。

 治療を受けている病院には緩和ケア外来は設置されていますが、ホスピス緩和ケア病棟は設置されていません。
 人生の折り返し地点を越え、私生活と仕事でも人生の選択は終えました。自分の使命を知り、人生の終盤を見据える必要があります。生きる力がわく「がん緩和医療」を読み、そろそろ抗がん剤治療は限界に近付いているかもしれないと思いました。最悪の事態に備えて、インターネットで緩和ケア情報収集を始めました。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 ビタミン及び酸化防止剤(その1)
 2004年3月更新-ビタミンEは前立腺がん及び膀胱がんを防ぎます。
 がんとビタミン・サプリメント(訳注:日本においては、サプリメントは一般的に栄養補助食品をさします。英語のサプリメントは、ダイエタリー・サプリメント(Dietary Supplement)を略したもので、良好な健康状態を維持するのに食事では十分に摂取できない栄養素を補う食品のことです。)の題目は、論争があります。膀胱切除又は化学療法を受けた患者にとっての酸化防止剤の起こり得るマイナスの副作用についての懸念が報告されています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage100.htm

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  2009年11月01日 極北クレイマー

 2009年第6回入院の六日目です。

 膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんに対して投与された尿路上皮がんの標準療法であるM-VAC療法(エムバック療法:(メトトレキサートビンブラスチンアドリアマイシンシスプラチンの4剤併用療法)の副作用を軽減するために、生理的食塩水と吐き気止めの点滴と4本しました。食欲はなく、絶食です。吐き気止めにもかかわらず、激しく4回おう吐しました。喉が胃液でやられて痛いです。

 ベッドで次の画像の朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:極北クレイマーを読みました。

極北クレイマー
(海堂尊/著 朝日新聞出版 2009年4月 税込価格1,680円 頁数・縦 436P 20cm)

 海堂尊先生の本は、ほとんど読んでいます。極北クレイマーでは、死者は一人出ました。しかし、ミステリーとしての死者ではなく、全体的に地方公共団体の医療の問題点に焦点を当てたものでした。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 腎盂及び上部尿路移行上皮がん(その1)
 腎盂は、膀胱に尿を直接につなぐ管である尿管を通じて尿が流れ込む腎臓の中心部です。
 原発となる腎盂及び尿管の上部尿路腫瘍は比較的まれです。腎盂の腫瘍はすべての腎腫瘍の約10%を占め、すべての尿路上皮腫瘍の約5%を占めています。尿管腫瘍はよりいっそう珍しく、腎盂腫瘍発生の4分の1に起こります。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage81.htm

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  2009年09月24日 がん細胞の薬剤耐性化とゴルディ―コールドマン仮説

 本日(2009年9月24日)は、16日ぶりの出勤です。

 仕事を続けながら闘病生活を送るためには、職場の上司と同僚の理解と協力は欠かせません。
 このため、入退院に当たっては、次のように職場の数名の上司と同僚に説明又は報告します。

(1)入院する前には、検査結果の記録、入院の必要性、加療の概要を説明
(2)退院の前日には、電子メールで退院の見通しを中間報告
(3)退院後の出勤日には、入院期間中の治療経過、今後の治療及び検査の予定を報告

 もし、上司や同僚の身近な方にがん患者がいらっしゃれば、治療概要は察していただけるかもしれません。しかし、これまでの上司や同僚への説明や報告の経験からすると、がんのことはあまり御存知ないようです。そこで、説明内容をあらかじめ作成したA4サイズの報告書をお見せしながら、最初に、がん、検査、抗がん剤の基本的なことを説明し、その上で、具体の投薬日程をお知らせするようにしています。

 抗がん剤治療の基本的なことの一つに、がん細胞の薬剤耐性の獲得があります。
 私は、2007年4月尿膜管がんの診断を受けて以来、これまで次の全身化学療法を受けてきました。

 3コースのTS1シスプラチン
 14コースのジェムザール及びシスプラチンGC療法

 これだけの全身化学療法を受けると、がん細胞はジェムザールやシスプラチンの抗がん剤に対して薬剤耐性を獲得し、治療効果はなくなるのではないかと御心配される上司もいます。また、このことは、私の一大関心事です。そこで、がん細胞の薬剤耐性について、次の画像のがん診療レジデントマニュアル(医学書院、編:国立がんセンター内科レジデント、判型 B6変 頁 424 発行 2007年3月 定価 3,990円 (本体3,800円+税5%) ISBN978-4-260-00310-0)を調べました。

がん診療レジデントマニュアル

 この本のP.18・19に、腫瘍細胞の薬剤耐性について次のとおり書いてありました。

 Golodie-Coldman理論とdose-intensive chemotherapy

 Golodie-Coldman理論とは、腫瘍細胞は時間が経つとともに自然に薬剤耐性を取得し、増殖していく理論である。この仮説から非交差耐性の有効薬剤の投与をできるだけ多く短時間に行えば耐性細胞の増殖を防ぎうるという理論が推奨される。多剤併用(交代)療法、dose-intensive chemotherapyはこの理論を基に組み立てられている。

Goldie-Coldmanの仮説:細胞増殖に伴う抗がん剤感受性の変化
Goldie-Coldmanの仮説:細胞増殖に伴う抗がん剤感受性の変化の拡大

 出典:がん診療レジデントマニュアル 医学書院、編:国立がんセンター内科レジデントP.18・19)

 Goldie-Coldman(ゴルディ―コールドマン)の仮説をインターネットで調べると、次のとおりGoldie-Coldman(ゴルディ―コールドマン)ではなくGoldie-Goldman(ゴルディ―ゴールドマン)として説明しているものがありました。

 ゴルディ―ゴールドマン仮説(Goldie-Goldman hypothesis)

 腫瘍細胞が内在性の遺伝的不安定性に依存する率で抵抗性の表現型に変異するとする仮説.これによると,癌細胞が薬剤耐性のクローンを含有する確率は,変異率と腫瘍の大きさに依存することになる.

 出典:ゴルディ―ゴールドマン仮説 とは - コトバンク朝倉書店

 Coldman(コールドマン)Goldman(ゴールドマン)のどちらが正しいのか気になります。そこで、海外サイトをいくつか調べると、次の画像のようにColdman(コールドマン)が正しいことが分かりました(出典:http://www.drugs.com/dict/goldie-coldman-hypothesis.html)。

Goldie-Coldman(ゴルディ―コールドマン)

 仕事を続けながら治療を受け、普通の生活を続けるためには、先のことをある程度予測し、患者にとって不都合なことも考えていかないといけません。もし、Goldie-Coldman(ゴルディ―コールドマン)の仮説が正しいならば、合計17コースの全身化学療法にもかかわらず、腫瘍マーカーの上昇・下降が正常値の範囲を超えて続くことは、尿膜管がんは確実に薬剤耐性を得ていると考える方が自然です。

 残念なことに、症例が少ない尿膜管がんは、耐性細胞に有効な薬剤が不明です。また、海外の臨床報告で効果があったとされる薬剤は、保険適用の問題があります。治療を受けている病院の主治医に新たな抗がん剤投与の可能性を尋ねても、恐らく何も答えられないでしょう。
 先のことを考えてもしょうがないかもしれませんが、がんの旅の先行きには暗雲が立ち込めているようです。この厳しい現実又は可能性を見つめながら、次の対応案を検討します。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 診断方法(その3)
 病理検査
 しばしば、膀胱がん患者は、組織のお陰で広範な病理検査をしなかったと言われるでしょう。これは、腫瘍が明らかに表在性であり、細胞が十分に分化したためであるかもしれません。レーザー又は焼灼の技術は小さな腫瘍として病理検査を除外するかもしれず、組織は切除の間に破壊され、したがって、医師は自分の経験に頼っているかもしれません。表在性腫瘍への共通のアプローチは継続した(四半期又は半年ごと)定期観察の後に続く経尿道的切除術(TUR)です。研究は、非常に大多数のこれらの真の(生物学の)進行は観察期間の5%より少しで起こる希なものなので、これがほとんど安全な接近方法であることを示します。したがって、十分に分化した細胞がある表在性乳頭腫瘍の症例において、積極的な治療だけでなく広範な病理検査は、複数の再発又はほかのリスク要因の出現のために指定されます(表在性膀胱がんも御覧ください)。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage79.htm

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  2009年09月23日 がん休眠療法

 私は、2007年4月尿膜管がんの診断を受けて以来、これまで次の全身化学療法を受けてきました。

 3コースのTS1シスプラチン
 14コースのジェムザール及びシスプラチンGC療法

 これらは、がんの縮小を目的にそれを達成するために患者が耐えられる限界の量を投与する全身化学療法です。

 ところが、同病のがん患者から当ブログにお寄せいただいた次の情報によりますと、私が受けている治療とは異なる接近方法の「がん休眠療法」も効果があり得ることが分かりました。

 2009年8月8日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のとんぼーさんからの情報提供
 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

 がん休眠療法に興味を持ち、2009年9月9日から同月18日までの入院期間中に次の画像の「決定版 がん休眠療法 個人差重視の抗がん剤治療革命 高橋豊 講談社(発行年月日:2006/03/20)」を読みました。

 決定版 がん休眠療法

 著者の高橋豊千葉大学大学院医学研究院がん分子免疫治療学寄附講座教授(元金沢大学がん研究所腫瘍外科教授)が提唱するがん休眠療法は、「天寿の前に発見されたがんに対して、増殖を止め、発育速度を遅くして、天寿を全うしようという考え方」です。また、がん休眠療法10年の軌跡:がんサポート情報センターは、これまでの実績を知るうえで参考になりました。

 この本で抗がん剤の効果測定を考える上で参考になったのは、「第三章 抗がん剤治療革命の必要性」のP.68・69に書いてあった次の図と説明です。

 抗がん剤の殺細胞率と増殖

抗がん剤の殺細胞率と増殖(図13)

 抗がん剤の殺細胞率と増殖(図13)拡大

 何も治療せずに放っておけば、細胞が二倍になる時間で考えてみましょう(図13)。七五パーセントの細胞を殺すと、残りの二五パーセントは生きて増殖を続け、倍となり、総数は結果的に五〇パーセントになります。すべてのがん細胞を殺せないということは、残りのがん細胞は増殖していることになります。同じように五〇パーセントの細胞を殺すと、残りの五〇パーセントが倍となって、総数は百パーセントになります。二五パーセントの細胞のみを殺すと、残りの七五パーセントが倍となって総数は一五〇パーセントになります。
 つまり五〇パーセントの細胞を殺した時、不変状態を保てるということです。また、半分に縮小するためには、七五パーセントもの細胞を殺す必要があるのです。逆に、二五パーセントしか殺せなくても、本来二倍になるところを一・五倍に抑えられる、ということができます。
 著者の考えに対し、「現在の量(ヒトの限界量)でも効かないのに、量を減らして効くわけがない」という批判をしばしば聞きます。それは、がんの縮小のみを考えているためであり、時間の概念、つまり継続性をまったく無視した言い草です。がんのような指数関数の世界では、がんの大きさの変化以上に、継続という地味な存在が延命には大きく寄与するのです。

 出典:決定版 がん休眠療法 個人差重視の抗がん剤治療革命 高橋豊 講談社(発行年月日:2006/03/20) 第三章 抗がん剤治療革命の必要性(P.68・69)

 残念ですが、40代後半で膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの診断を受け、再発を繰り返す私の場合は、天寿までの約30年間をがん休眠療法で治療することはできないでしょう。

 症例が少なく確立された治療方法がない尿膜管がんに対する治療は、がん休眠療法も含めて人体実験です。ひょっとすると、尿膜管がんに対するGC療法の最大継続可能量の記録は、私が作っているのかもしれないと思いました。

 ≪関連ブログエントリー(記事)≫

 2009年9月13日 尿膜管がん患者の御家族のガンパートナーさんの奥様の腫瘍マーカーの急上昇

 2009年8月27日 尿膜管がん患者のとんぼーさんからのCT検査結果報告

 2009年8月17日 ガンパートナーさんの奥様の尿膜管がん治療歴

 2009年8月10日 ガンパートナーさんからの奥様の尿膜管がんの情報提供

 2009年8月8日 尿膜管がんサバイバー(がん患者・治癒者等)のとんぼーさんからの情報提供

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 骨精密検査(骨シンチグラフィー)
 骨精密検査(骨シンチグラフィー)はしばしば偽陽性と同様に偽陰性の結果が得られますけれども、とりわけ後ほどの治療の基本線として使われる最初の治療の段階で骨精密検査が行われたならば、骨への遠隔転移を検出するために依然として私たちが持つ最良のものです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage78.htm

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  2009年09月18日 病院職員に対する心遣い、謝礼の金額及び効果

 2009年第5回入院の十日目です。

 昨日、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの死滅を目指した2009年第5回入院期間中のGC療法の最後のジェムザールの投薬を終えました。昨晩は副作用で食欲がなくなることを見越し、あらかじめ夕食は取り消し、早めに寝ました。

 本日の午前中に退院する予定です。2007年4月以来の入退院の回数は、合計11回になりました。
 なお、今回の治療関連の最終投薬となるジェムザールの外来化学療法予約を2009年9月25日(金)に入れていただきました。

 さて、私が治療を受けている病院は、入院中及び退院時の職員に対する心遣いは一切受けないことを徹底しており、看護師や医師はキャンディの一つすら受け取りません。
 これに関連した話題ですが、入院期間中に次の画像の「入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて」(真野俊樹(株)中央公論新社(2006/06/25 出版)861円)を読んでいると、P.118~P.120にほかの病院における職員に対する心遣い、謝礼の金額及び効果のことが書かれている部分がありました。

入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて
 これを次のように引用します。

 市場機能が働かないための問題点

(略)
 経済学で考えると、価格統制のあるところには必ず「やみ市場」が発達する。かつての社会主義国のように、価格統制のあるところには必ず「やみ市場」が発達するのである。医療も例外ではない。たとえば患者のなかには、主治医や手術執刀医に特別にお金を渡す人がいる。
 この問題については、2004年に東京医科歯科大学の川渕孝一教授らが特定非営利活動法人(NPO)の実態調査をもとに、実際に医療現場で謝礼がどれだけ支払われているかを推計したところ、国民医療費の総額の約1%にあたる3322億円という結果になった。
 調査によると、有効回答159人のうち、入院経験があると答えた127人において、65人(51.2%)が謝礼を渡したと回答、9人が家族や親類らが入院した際に謝礼を渡したと答えた。渡した謝礼額の平均は約4万4680円で、3万円が最多で、10万円もの高額を渡した人も一割以上いた。対象は8割が主治医で、病院関係者から「渡すように」といわれたため渡したケースが、約6パーセントもあったという。
(略)
 実際に前述の調査でも謝礼経験者のうち41人(55%)が今後は「渡すつもりはない」と回答していた。理由として、「効果がない」「対応に差がない」といった期待外れをあげた人が4割近くいて、見返りを求めて医師に金品を渡すという患者の考えに反して、実際に効果がないといえる。結局、謝礼という「やみ市場」では対価に見合う価値は得られず、市場の機能が働くことによって、付け届けの問題は解決できるのである。

 出典:入門 医療経済学 「いのち」と効率の両立を求めて」(真野俊樹(株)中央公論新社(2006/06/25 出版)861円)入門 医療経済学(P.118~P.120)

 謝礼を渡す人と渡さない人との割合は5対5、仮に渡しても、対応に差がないとなると、そのお金を寄附したほうがましかもしれません。
 ちなみに、私は謝礼を渡したことはありません。また、入院時と退院時、経尿道的膀胱腫瘍切除術の前後において職員の対応の変化を経験したことはありません。

 なお、この本は、前記のことだけを大きく取り上げているのではなく、「情報の非対称性」「市場の失敗」等の視点から経済学的に分析し、今後の医療制度改革の方向性を提示した専門的な本です。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 略語、医学用語及び用語(その5)
 papillary tumor - Tumor with nipple-like, stalk-like or finger-like appearance. Can be low grade or high grade, indicating aggressiveness. Most common type of bladder tumor, usually low grade. 乳頭腫瘍 -乳頭状、茎状、指状の外観。浸潤を示し、低い進行度(グレード)又は高い進行度(グレード)になり得ます。膀胱がんの最も一般的な種類で、通常は低い進行度(グレード)
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage62.htm

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  2009年07月21日 膀胱癌診療ガイドライン2009年版

 ブログエントリー(記事)を書く材料をインターネットで探しているときに、スペシャリストによる膀胱癌のニュースタンダード、膀胱癌診療における国内初のガイドラインの次の画像の膀胱癌診療ガイドライン2009年版を見つけました。

膀胱癌診療ガイドライン2009年版
 医学図書出版(2009年4月30日発売) ISBN:978-4-87151-357-9 B5判90P 26cm 3,150円(税込)

 膀胱癌診療ガイドライン2009年版は、社団法人日本泌尿器科学会が編集した医師向けのものです。このガイドラインは、なぜか、社団法人日本泌尿器科学会の医療関係者向けのサイト及び市民向けのサイトには紹介されていませんでした。
 医師向けの専門書なので一般向けの販売はしていないのかもしれないと思って、インターネットを調べました。そんな思いに反して、多くのインターネット通販が、膀胱癌診療ガイドライン2009年版を取り扱っていることが分かりました。私は、期間限定の送料無料キャンペーンをしていたオンライン書店の楽天ブックス【楽天市場】で膀胱癌診療ガイドライン2009年版を注文しました。

 膀胱癌診療ガイドライン2009年版を読むことにより、膀胱がん全般の知識は深まるでしょう。このことにより、一方では泌尿器科医と患者の間の圧倒的な医学知識の落差は縮小するかもしれませんし、他方では経験不足の患者が膀胱癌診療ガイドライン2009年版で得た知識は不完全になるかもしれません。
 私は、自分の命がかかる判断をするためには、ある程度の医学的知識がないと医師の説明していることが分からないと考えています。難しいのは、説明よりも感情的な葛藤の克服かもしれません。

 膀胱癌診療ガイドライン2009年版の目次は、次のとおりです。

 [目次]
 I.疫学・診断はじめに
 1.罹患率・死亡率
 2.危険因子
 (1)喫煙
 (2)職業性発癌物質への暴露
 (3)膀胱発癌に影響しうるその他の医学的要因
 3.膀胱癌の診断
 (1)症状
 (2)初期診断
 (3)病期診断
 CQ1:膀胱癌の一次予防は可能か?
 CQ2:喫煙と膀胱発癌は関係があるか?
 CQ3:膀胱癌のスクリーニングに有用な尿中マーカーはあるか?
 CQ4:膀胱癌の(病期)診断に有用な画像検査はなにか?

 II.筋層非浸潤性膀胱癌の治療総論
 1.筋層非浸潤性膀胱癌の深達度と異型度分類
 2.筋層非浸潤性膀胱癌のリスク分類と治療指針
 CQ1:TURBT はどこまで切除するのがよいか?
 CQ2:TURBT 時に前立腺部尿道を含めたランダム生検は推奨されるか?
 CQ3:筋層非浸潤性膀胱癌に対して2nd TURBT(re-TURBT)は推奨されるか?
 CQ4:初期治療後の推奨されるfollow-upプロトコールはあるのか?
 CQ5:TURBT後に膀胱内に所見がなく尿細胞診陽性が持続した場合,どのような追加検査が推奨されるか?
 CQ6:低リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対して抗癌剤即時単回注入は推奨されるか?
 CQ7:中リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対して抗癌剤維持投与は推奨されるか?
 CQ8:高リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対するBCGの推奨される注入レジメはあるのか?
 CQ9:高リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対してBCG維持注入療法は推奨されるか?
 CQ10:低・中リスク筋層非浸潤性膀胱癌再発例に対してどんな治療が推奨されるか?
 CQ11:高リスク筋層非浸潤性膀胱癌再発例に対して2nd line BCG注入療法は推奨されるか?
 CQ12:高リスク筋層非浸潤性膀胱癌に対する膀胱全摘除術の推奨されるタイミングはあるのか?

 III.CIS の治療CQ1:CISに対するBCGの推奨されるレジメはあるのか?
 CQ2:CISに対するBCG維持注入療法は推奨されるか?
 CQ3:CISに対するBCG注入抵抗例あるいは再発例に対する2nd line BCG注入療法は推奨されるか?
 CQ4:CISに対する膀胱全摘除術の推奨されるタイミングはあるのか?

 IV.Stage II(T2a,bNOMO)および Stage III(T3a,bNOMO)の診断と治療総論
 CQ1:臨床病期T 診断の適切な方法は?
 CQ2:リンパ節転移あるいは遠隔転移を検出する最良の検査方法は?
 CQ3:Stage II,Stage IIIに対する膀胱全摘除術後の経過観察方法は?画像診断はどのくらいの頻度で必要か?
 CQ4:Stage II,Stage IIIに対する標準治療は何か?
 CQ5:根治手術と姑息的手術(TURBT単独あるいは膀胱部分切除単独)の治療効果の比較は?
 CQ6:膀胱温存治療の適応症例は?
 CQ7:膀胱温存に用いられる治療と治療成績は?
 CQ8:根治的膀胱摘除術+リンパ節郭清術による治療成績は?
 CQ9:術後再発の危険因子は何か?
 CQ10:根治手術後の再発の様式は?
 CQ11:尿道摘除の適応症例は?
 CQ12:根治手術における神経温存の適応症例と機能的結果は?
 CQ13:各種尿路変向あるいは尿路再建の適応は?
 CQ14:自排尿型尿路再建の利点と問題点は?
 CQ15:周術期化学療法の利点と欠点は?
 CQ16:根治手術+尿路変向に伴う合併症は?
 CQ17:高齢者に対する根治手術は可能か?

 V.Stage IV(T4bN0M0,anyTN1-3M0,anyT anyNM1)の診断と治療総論
 1.Stage IVの診断と治療
 2.治療抵抗性の進行膀胱癌に対する症状緩和
 CQ1:Stage IV膀胱癌に対する膀胱全摘除術や転移病巣に対する手術療法の適応はあるか?
 CQ2:進行膀胱癌に対する尿路変向術の適応はあるか?

 VI.全身化学療法総論
 1.M-VAC化学療法の適応,レジメ,治療効果,有害事象
 2.GC化学療法の適応,レジメ,治療効果,有害事象
 3.neoadjuvant, adjuvant 化学療法の定義,意義,治療効果
 CQ1:転移性,再発性膀胱癌に対して,M-VAC療法とGC療法はどちらが有用か?
 CQ2:新規薬剤による化学療法にはどのようなものがあるのか?
 CQ3:心,肺,腎機能に問題があるときの化学療法は?
 CQ4:再発,転移症例の予後と予後因子は?

 VII.放射線療CQ1:膀胱癌の治療における放射線治療の位置づけは?
 CQ2:Stage II,IIIにおいて放射線治療と化学療法の併用の至適なタイミングと効果は?
 CQ3:Stage II,IIIの膀胱温存療法を目的とした放射線治療の適応,至適線量および分割方法は?
 CQ4:Stage II,IIIの根治的放射線治療の適応,至適線量,線量分割および成績は?
 CQ5:緩和療法において放射線治療が有効な場合は?
 CQ6:骨転移に対する放射線治療の適応,線量および効果は?

 出典:膀胱癌診療ガイドライン2009年版

 なお、泌尿器科医の必携の書と思われる次の画像の膀胱癌取扱い規約(第3版)は、2008年4月28日のブログエントリー(記事)を御覧ください。

泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約第3版
 日本泌尿器科学会/日本病理学会編 金原出版(2001/11出版)99p/26cm/B5判 ISBN:9784307430326  NDC分類:494.95.価格:4,200円(税込)

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 栄養(その5)
 膀胱がんに対する食べ物のビタミンE
 最も多くのビタミンEを食べた人々――食べ物を含む又は血液中のビタミンEの最も高い水準の人々は、がんに最もかかりそうではありませんでした。ビタミンEのいくつかの異なる形態の中で、アルファトコフェロールはがん予防・健康の恩恵のための鍵であったことが発見されました。アルファトコフェロール(ビタミンE)はヒマワリの種、ホウレンソウ、アーモンド、カラシ菜及び緑や赤のピーマンなどの食物で発見されるけれども、サプリメントの中では発見されません。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage110.htm

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  2009年06月23日 参考図書:あたらしい皮膚科学(北海道大学医学部皮膚科)

 2009年6月18日のブログエントリー(記事)に書いた汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)や皮膚病について、さらにインターネットで調べました。
 調べた結果で驚いたことは、インターネット通販サイトのアマゾンで7,560円で販売されている北海道大学・医学部皮膚科の清水教授著作の次の画像のあたらしい皮膚科学が、□あたらしい皮膚科学 北海道大学医学部皮膚科のサイトにpdfファイルにより無料で全ページが公開されていたことです。

あたらしい皮膚科学

 あたらしい皮膚科学の無料公開pdfファイルの98ページに異汗性湿疹の項目に汗疱状湿疹のことが、次のとおり書いてあります。

 3 異汗性湿疹(dyshidrotic eczema):夏季に発汗部位に一致して手掌、掌蹠に発汗が貯留すると小水疱(汗疱)や角層がやぶれた皮疹が頻発する。それが刺激となり、さらに湿疹化したものを異汗性湿疹あるいは汗疱状湿疹と呼ぶ。

 掌蹠の読みがなは「しょうせき」、掌は手のひら、蹠は足の裏です。
 あたらしい皮膚科学には、異汗性湿疹(汗疱状湿疹)の原因を「手掌、掌蹠に発汗が貯留する。」と書いてあります。しかし、メルクマニュアル家庭版,皮膚炎・湿疹203章皮膚のかゆみと非感染性の発疹には、次のとおり「この病気と汗は関係ありません。」と書いてあります。

 汗疱

 汗疱(かんぽう)とは、かゆみを伴う水疱が手のひらや指の横にできるのが特徴の慢性皮膚炎です。足の裏にできることもあります。
 汗疱は、異常な汗による発汗障害と呼ばれることがありますが、実際にはこの病気と汗は関係ありません。汗疱の原因はわかっていませんが、要因としてストレスの影響、および、ニッケル、クロミウム、コバルトなどを体内に取りこんだことが影響している場合があります。思春期や若年の成人に多くみられます。

 一方ではあたらしい皮膚科学が異汗性湿疹は汗が原因と記載し、他方ではメルクマニュアル家庭版が汗疱と汗は関係がないと記載します。患者としては、皮膚科学を学ぶ学生だけでなく、研修医や一般臨床医、皮膚科専門医向けの教科書であるあたらしい皮膚科学の方が正しいと考えます。

 ところで、2009年6月8日に職場近くの皮膚科クリニックのアラフォー女医から汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)の診断を受け、アンテベート軟膏サリチル酸ワセリン軟膏を処方されました。しかし、症状はひどくなる一方で、初診後、これまでに2回通院しました。
 本日は、皮膚科クリニックのアラフォー女医の診察日なので、仕事の後に通院する予定です。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 看護師に聞こう(その12)
 化学療法と腎臓(2000/3/26)
 親愛なるシャロン様又は御存じの皆様 様
 私のBUN(Blood urea nitrogen(血液尿素窒素))とクレアチニンは、MVAC化学療法のために十分ではありません。
 新しい主治医は、私の尿を24時間収集することによってこれらの数値が改善されるのではないかと考え、検査室(明後日の予定です。)で検査するかもしれません。
 私は、この検査結果の数値は正確かもしれませんが、とにかく化学療法によって有害ではないかと思います。
 ヒルデガルト
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage50.htm

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  2008年08月05日 ウロトディと国内の泌尿器科専門雑誌

 2007年5月から翻訳している米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトのBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ(英語))は、膀胱がんの最先端医療技術として次のロゴマークのウロトディの記事を数か所引用しています。

ウロトディロゴ

 ウロトディについては、全く知りませんでしたが、膀胱がんウェブカフェの参考文献として翻訳していました。そこで、2008年7月の加療入院期間中にウロトディhttp://www.urotoday.com/をインターネットで調べてみました。

 これは、医師向けの前立腺がん、膀胱がんから性行為感染症に至るまでの泌尿器科全般にわたる最先端研究を無料で紹介する超立派なサイトで、モバイル専用サイト(英語)も用意されており、日本人の一患者では読み切ることができない質量ともに豊富なサイトでした。

 ウロトディの使命(Mission)(英語)がありましたので、次のように仮訳しました。 

 使命

 ウロトディの使命は、正確で、時宜を得た泌尿器疾患情報の世界中からの自由な情報接近方法の提供及び無料かつ信頼性のある参考文献表を付したオンライン出版物を提供することです。ウロトディは、マーケティング及び出版社により使用される販売戦略によって影響されない研究資料の入手可能性及び到達可能性を保証することに貢献します。世界的な図書館への自由な接近は、泌尿器学及び腫瘍学の教育及び研究への公平な接近方法を提供することにおいて必要であり、オープンソース科学は研究過程のすべての段階の研究情報の開かれた共有を通して研究分野のより急速な進歩を保証します。

 学術誌の費用は全世界の医師に対して抑制的です。WHO(世界保健機構)は2003年に調査を実施し、75の最貧国における医療機関の56%が過去5年間の医療雑誌をまったく入手していないことを突き止めました。オフィス・オートメーションなくしては、発展途上国は科学研究・開発に参加するための機会均等を持ちません。インターネット出版は、世界中の医師たちに教育への接近方法を高めるウロトディの目的に直接沿う良質な研究の全世界への配布及び自由に接近できる諸機会の範囲を拡充しました。

 ウロトディは、実務医療の現実の中に最先端科学を提供することに専念する泌尿器学の世界的な先導者によって制作されています。

 UroToday, 1802 Fifth Street, Berkeley CA 94710
 510.540.0930 (fax), info@urotoday.com

 translational scienceという言葉があり、「翻訳の科学」と訳していましたが、前後の文章の意味からすると変な訳なので、いろいろ調べて「最先端科学」にすると意味が良く通ることが分かりました。

 日本の医療情報専門サイトは医療職専用の会員制ホームページが多いことから、ウロトディのだれでも無料で閲覧できるという開かれ具合には驚きました。ただし、ウロトディは英語の障壁があることから、敷居は日本人には高そうです。

 ついでに、日本国内の泌尿器科の専門雑誌をインターネットで調べられるだけ検索して、次のようにまとめてみました(順不同)。

 メジカルビュー社:Urology View
 西日本泌尿器科
 排尿障害プラクティス
 泌尿器科紀要
 臨床泌尿器科
 泌尿器ケア

翻訳精度については細心の注意を払っておりますが、その情報の正確性、通用性、完全性について、明示的であれ黙示的であれ、いかなる責任を負うものではなく、保証をするものではないことを御了承ください。また、内容に関する正確な情報を得るためには、必ず原文を御確認ください。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 2007専門分野別ベスト病院検索(USニューズ)
 USニューズは17の専門分野における192の病院をランク付けしました。病院についての詳細情報は、ここで専門分野を選ぶことによって又は私たちのすべての病院のアルファベット順の索引を拾い読みをすることによって見つけることができます。子ども病院は、新しく強化された方法を使って、ランク付けされます。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage25.htm

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  2008年07月30日 ノーベル賞有力候補の故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

 2008年第4回入院の八日目です。

 2008年7月11日付けの読売新聞のホームページ(注)に「戸塚さん がん闘病 ブログ公開」という同月10日に亡くなったノーベル賞有力候補の戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログのことが掲載されていました。
 (注)2009年3月10日現在「お探しのページが見つかりません」の表示になっています。

 前記の読売新聞のホームページには、故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログのURLが掲載されていなかったので、探してみると次の画像がトップページのhttp://fewmonths.exblog.jp/でした。

故戸塚洋二東大特別栄誉教授のブログ

 2007年4月に私が診断を受けた膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんは大腸がんの治療が試みられています。したがって、大腸がんで亡くなった戸塚先生の受けた治療や収集・分析されたデータに関心があります。

 私は、CT検査では何も映っていないのですが、腫瘍マーカーCA19-9が異常高値を示しています。
 今のところは主治医の判断にしたがい、CT写真による病巣未検出及び腫瘍マーカーの正常値化という完全寛解を目標に加療入院を続けています。
 この解釈で良いのかと疑問に思い、故戸塚先生のブログを調べていると、The Fourth Three-Months : ある大腸がんの報告―4に次のとおり書いてあった解釈は、大変参考になりました。

 マーカー値の増大と腫瘍サイズの増大に間に比例関係はない。従って、抗がん剤の効果を判定するとき、安易にマーカー値増大を指標に使うべきではなく、CT写真による腫瘍サイズ増大を使うべきである。

 現在の私の加療入院はやりすぎと判断するのか、早期発見早期治療と判断するのかという分岐点ですが、CT写真に病変が写ってから化学療法を開始ししたのでは遅いという主治医の医学的判断に任せました。

 このほか、故戸塚先生の闘病記録の一部は、次の画像の文藝春秋2008年8月号のP.136~P.150に「ノーベル賞に最も近い物理学者が闘う生と死のドラマ がん宣告 「余命十九カ月」の記録 戸塚洋二/立花 隆」という記事が掲載されています。

文藝春秋2008年8月号

 また、故戸塚先生のブログの2008年5月27日のブログエントリー(記事) の「ステージ4大腸癌患者さんへの通信―2、正岡子規のコトバ」の印象的だった記述を次のとおり引用させていただきます。
 

 さてさて、今日は正岡子規の言葉を紹介しようと思い、ブログを書きました。
 正岡子規、ご存知ですか?
 明治時代の文学者ですが、病気がちなこともあり、書いている文章も多くが病との闘いを通したものが多いのですが、心に残った文章がありましたのでご紹介させていただきます。

 とても有名な言葉のようですが、私は知りませんでした。彼の『病牀六尺』 からの一節です。

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 悟りといふ事は如何なる場合にも平気で死ぬる事かと思つて居たのは間違ひで、
 悟りといふ事は如何なる場合にも平気で生きている事であつた。
--------------------------------------------------------------------

 故戸塚洋二先生のブログを読み、患者にとって、1共感ができること、2違和感があることを次のように整理しました。

【患者にとって共感できること】
 ・ 検査データを科学者の視点から分析されていたこと。
 ・ 「科学者たるもの、まずデータを分析してからものを言うようにしましょう。」をモットーにニュースを分析されていたこと。
 ・ 知的水準の高さ、病気や治療に対する知識の高さが、延命期間につながっていると解釈できること。また、知識を患者と共有されようとしていたこと。
 ・ 24時間のがん患ではなく、できるだけ学会や会議に参加されるなど、生活と闘病を両立されようとしていたこと。
 ・ 日本及び大学の将来を考えられていたこと。
 ・ 大学や研究者にエールを送られていたこと。
 ・ 伝える価値があるものをブログで伝えていたこと。
 ・ 世間の死者への賛歌、ドキュメンタリーの手法は、生者の観点から捉えたものであるという分析を打ち立てたこと。

【患者にとって違和感があること】
 ・ ブログを通じて、闘病生活の共有化を図られていたと思いますが、ブログを読みに来る読者は知的水準の高い人も低い人もいます。読み手となる読者との差がありすぎる場合、分かりにくいという感じもします。
 ・ 戸塚先生のブログには特定した新聞社説の論説委員は気楽な稼業というシリーズがいくつかありますが、これはノーベル賞に最も近いと言われていた学者だからこそ書き得ることだと思います。普通の匿名患者は、同じようなことはとてもできません。
 ・ 故戸塚洋二先生は、霊力(スピリチュアリティ)についてのブログエントリー(記事)をいくつか書かれていました。けれども、科学者であるせいか死後の世界については否定的でした。患者力の中心である「体力」、「(体力の)予備能力」、「免疫力」、「気力」、「知力」、「霊力(スピリチュアリティ)」のうち「霊力(スピリチュアリティ)」の分析がもう少しあればよかったと思います。
 ・ CT等の画像データをあまりにも簡単に入手されていますが、私が入院している病院では画像データを見せることはあっても患者に渡すことはないので、特別なルートがあるのかと思いました。
 ・ 主に物理科学で、世界の科学技術の大きなパラダイム変化を起こすきっかけになった発見や、戸塚先生私身が疑問に思われたり、またよく理解できない発見などをいくつか取り上げた「科学入門シリーズ」は、一般のブログには書かれることがないものです。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 転移性膀胱がん(その3)
 共通の転移及び合併症の診断、症状及び治療(その2)
 骨転移
 骨転移は病気に苦しんだ患者の最高70%において苦痛を起こすことは別として、骨転移の最も重大な意味は「病的骨折」の可能性を増大させることであるので、外的因子以上に骨そのものに内在する問題に起因することから、このように名付けられました。
 ↓(詳しくは)
   http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage85.htm

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  2008年07月25日 がんは治るは正しいか?

 2008年第4回入院の三日目です。 

 さて、私は2007年3月に同年4月から2年間の米国勤務の内示があり、渡米の準備を進めていました。
 渡米する直前に便秘がひどかったので、総合病院で検査を受けると、原因は膀胱がんのようなので、すぐに入院して精密検査を受けるようにと告知されました。米国行きの飛行機に乗る5日前のことでした。
 2007年4月の精密検査結果により、膀胱がんの中でもきわめて珍しい尿膜管がんと診断されました。

 主治医から遠隔臓器に転移はなかったのですが、病巣の広がり具合に照らし合わせると治療には長期間を要すると言われました。渡米を断念するのであれば、せめて渡米期間の2年以上は生き延びようと思いました。

 渡米できるのかどうかを判断するために、病状、病巣の広がり具合、治療法をできるだけ正確に把握することが必要になり、多くの本やインターネットで病気のことを調べました。珍しいがん患者にとっては、告知の衝撃もある上、情報は少ないことから厳しい判断を求められました。

 渡米を断念した後も昨年の9か月の入院中に多くのがんに関する本、ホームページ、ブログを読みましたが、がんは治るという趣旨のことが多いことに気付きました。

 しかし、がんは「治る」か「治らない」かは誰にも確言できないという趣旨のことが書いてある本が一冊だけありました。それは2008年7月23日のブログエントリー(記事)に書いた私のペンネーム・ハンドルのガンファイターの由来となった下の写真の文庫本「わたし、ガンです ある精神科医の耐病記 (文春新書) (単行本) 頼藤 和寛 (著)」で、読者に阿(おもね)って口当たりの良い物語を提供するものではなく、「素直に絶望すること」を試みた記録です。

わたし、ガンです ある精神科医の耐病記

 この本の110ページの「ガンは治るは正しいか?」という項目に次のとおり書いてありました。

 不特定多数を相手にした場合、「人々が知っておくべき情報」より「人々が信じたがる情報」のほうが遥かに売れ行きはよいのだ。このため、多くの人を悩ましている健康問題、たとえば難病としてのアレルギーやガンについての情報は「治る」というタイトルで語られることになる。なぜなら、そうした難病に関する情報を求めている消費者は、同時にそれが「治る」ことも求めているからである。

 そして、112ページには、次のとおり書いてありました。

 だいたい「ガン」と総称して一律に「治る」とか「治らない」とか判断することに問題がある。ガンにも種類や程度があるし、また発生した場所や拡がり具合、それに患者の身体条件、おそらくそれら以外にも多くのファクターを勘定に入れなければ「治る」か「治らない」かは誰にも確言できない。

 この本を読んでからは、新聞、雑誌、闘病記、ブログの見出しなどに「絶対治る」「治る」などと書いてあるものは、本人の気持ちと読者の期待に沿う内容だろうと考えるようになりました。

 メリットのガンファイターのブログは、がんに脅える不安な中高年が探し求める医療、がんは治るというような内容ではなく、あまり知りたくない情報、直視しがたいような情報、少ない尿膜管がんの情報、話題にならない膀胱がんの情報をできるだけ書こうと思っています。

 それと、闘病といっても日常生活のすべてではなく一部であり、退院すれば仕事もします。日本人の平均寿命まで生きていると思って定年後にしようと思っていたことを前倒ししたり、生きている実感を求めて旅行に行ったり、今を生きる消費行動もします。したがって、がん診断後のこうした人生についても書いてゆきます。

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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 非浸潤性膀胱がん(その1)
 膀胱腫瘍の80%が「表在性」(訳注:膀胱内の粘膜からカリフラワー状に発生したがんが粘膜やその下の粘膜下層にとどまっており、膀胱の筋肉にがんが達していない状態)として出現します。その専門用語は全くリスクがない何かと誤解されてはなりません。最近、泌尿器腫瘍学分野の専門家は、非常に可変のリスク及び病気の経過の予測によって腫瘍の細胞亜集団を示すために「表在性」という用語を使う常識に問題提起をしています(表在性膀胱がんの用語の削除;J Urol. 2006 Feb;175(2):417-8.Nieder AM, Soloway MS.)。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage72.htm

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  2008年06月11日 文藝春秋2008年7月号の膀胱がん記事

 2008年6月10日発売の次の画像の文藝春秋の2008年7月号の膀胱がん関連記事の「同時進行ドキュメント 第4回 がんという敵の正体 僕はがんを手術した【最終回】(立花 隆)」(P.296~P.309)を読みました。

文藝春秋の2008年7月号

 2008年4月号から始まって4回めにして同年7月号で最終回となる記事は、膀胱がんに絞らず、がん発生のメカニズム、泌尿器の機能など総まとめにふさわしい内容でした。
 講談社ブルーバックスの「がんはなぜ生じるか」(永田親義著)が紹介されていたので、読んでみようと思いました。
 立花先生は、文藝春秋のこれまでの膀胱がん記事に、世界の膀胱がん患者、膀胱がん治療の世界的動向、膀胱がんの希少な種類や私が診断を受けた尿膜管がんについて言及されませんでした。

 この理由を次のように考えました。

 一番興味があり関心があるのは、自分のことです。
 自分の仕事に興味がある、自分の好きな人に興味があり関心を持ちます。
 自分がかかった病気については、関心を持ちます。それ以外の病気については、自分が好きな人又は家族くらいしか関心を持たないと思います。
 もし、立花先生が珍しい病気にかかれば、関心がある自分のことなので、情報が少ない病気でも詳しい内容の記事になったと思います。

 病気を自分で選ぶことはできないし、珍しい病気は話題になることは少ないと実感しました。

●文藝春秋の立花隆先生の膀胱がんの記事に関する過去のブログエントリー(記事)は、次のとおりです。

 2008年5月11日 文藝春秋2008年6月号の膀胱がん記事

 2008年4月12日 文藝春秋2008年5月号の膀胱がん記事

 2008年3月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事

★★iPhoneの話題★★
 ソフトバンクとアップルがiPhone 3G(アイフォーン3G)を7月11日から日本で発売です。
アイフォーン.jpg

 購入する予定ですが、冷静に考えると、ソフトバンクの料金体系のどこに入るのか不明です。
 ネットサーフすると、iPhone 3G「ホワイトプランにするつもり」ソフトバンク孫社長 モバイル-最新ニュースIT-PLUSという記事が出ていたので、少しは安心しました。
 
 次は、関連サイトです。
 
  ニュースリリース(iPhone 3G日本発売)

  アップル - iPhone - iPhoneを購入するには
  
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【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんについて(その1)
 女性とアフリカ系米国人―より高い死亡率
 女性は男性よりも6~9か月間治療が遅れており、診断が遅れている女性の膀胱がん患者の死亡率を男性と比べると不均衡な死亡率との関連性がうかがえます。膀胱がんの死亡率は、黒人男性は白人男性より高いです。膀胱がんにり患した一親等の親族がある人は、こうした家族の病歴がない人と比べると、2倍ほど膀胱がんにり患するようであり、膀胱がんの発生と遺伝要因の関係があることがうかがわれます。膀胱悪性腫瘍に侵された非常に高い割合のアフリカ系米国人は、かなり低い生存率であることが分かっています。
 ↓(詳しくは)
  http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage37.htm

 携帯サイトの膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のQRコード
 ↓
膀胱がんウェブカフェ(仮訳)のQRコード

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  2008年05月11日 文藝春秋2008年6月号の膀胱がん記事

 2008年5月10日発売の次の画像の文藝春秋の2008年6月号の膀胱がん関連記事の「同時進行ドキュメント 第3回 膀胱にメスがはいったとき 僕はがんを手術した(立花 隆)」(P.286~P.301)を読みました。

文藝春秋2008年6月号
  
 膀胱がんに関する一般向けの本は少ないので、このドキュメントは膀胱がん患者向けの教科書だと思います。

 記事のP.286のリードの見出しのところに「ストレッチャーに乗って手術台へ。意識ははっきりしていた-」と書いてありましたが、私の入院先では、動ける患者は歩いて手術室まで行って、看護師に付き添われて自分で手術台に乗る仕組みだったので、違いに驚きました。

 それと、P.296で評論家らしく「手術がはじまってしばらくの間、ぼくはいろんな人に次から次に質問ばかりしていた。」と書いてありましたが、私の場合も同じ手術だったにもかかわらず、そんな余裕はなく、さっさと終わってくれと思うだけでした。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 2008年5月10日に「5治療の選択肢│浸潤性膀胱がん-概要」を更新しました。翻訳及びリンクを見直しました。
 米国では、2005年に膀胱がんの60,000件を超える新しい症例が診断されました。
 約25%のすべての新しい患者が診断のときに筋層浸潤性膀胱がんにり患しています。
 約75%は最初に表在性膀胱がんと診断された方ですが、そのうち10~15%は浸潤性膀胱がんに進展するでしょう。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage56.htm

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  2008年05月09日 がん患者にみられる精神疾患

 まずは、4月の加療入院の薬効です。
 昨日(2008年5月8日)の血液検査では、白血球は回復していたものの、腫瘍マーカーは下がっていませんでした。分かりやすく言うと、投薬は増殖するがん細胞を抑えるのに精いっぱいということです。
 来週から約2週間の入院し、もう一度投薬と検査を行うことになりました。

 次に、がん診療レジデントマニュアル第4版(医学書院(2007/04)¥3,990(税込))です。
 アマゾンで発注して2日後に自宅に配達されました。レジデントとは研修医のことです。一般人でも医師向けの本を簡単に入手できたことから、医師の説明テクニックが良く分かりました。

がん診療レジデントマニュアル

 上の写真のこの本は、肺がん、乳がん、胃がん、食道がん、大腸がん、肝・胆・膵がん、婦人科がん、泌尿器がん、造血器腫瘍、骨・軟部肉腫、皮膚がん、頭頸部がん、原発不明がん、脳腫瘍と代表的ながんを取り上げています。欧文の索引もあり、翻訳に役立ちそうです。

 泌尿器がんの項目には「尿膜管がん」の文言は、全くありませんでした。
 また、膀胱がんの死亡数(2004年)/罹患数(1999年)は、5,556人/15,056人と書いてありました(P.137)。
 
 このほか、精神的ケアという項目を読んでいると、がん患者にみられる精神疾患のところに「病期にかかわらず、がん患者の約半数に何らかの精神疾患が認められるが、見逃されやすい。」(P.312)とあり、5ページほど診断と治療が書いてありました。

 この点については、昨年(2007年)の入院期間中に同室で精神科の診療を受けている患者がいたので、がん患者の約半数が精神疾患であるといっても大げさではないと思います。私は、先行きはどうなるのかさっぱり分からないという不安感、自分が何で珍しい病気にかかったのかという怒りはあるものの、認めがたい現実を受け入れて、今のところ精神疾患の自覚症状は全くありません。

 膀胱がんウェブカフェの膀胱がんで亡くなられた方の霊に捧げる。という項目のスーザン・ミシェル・エバンスさんの「私を正気にしておいたがんの啓発組織は、膀胱がんウェブカフェのサイト(www.blcwebcafe.org)でした。」という言葉のように、Bladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ)の翻訳とメリット(MELIT)のブログが自分を正気にさせているのかもしれません。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんについて
 リスク、職業リスク
 米国がん学会は、全米で2006年に膀胱がんで約13,060名が亡くなり、新たに61,420名が膀胱がんと診断されるであろうと推計しています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage37.htm
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  2008年05月07日 ナース裏物語

 昨年9か月間入院したので、病棟の看護師のことはよく分かったつもりでした。

 しかし、連休中に「ナース裏物語~白衣の天使たちの素顔~」(出版社:バジリコ)を読んで、まだまだ、彼女たちの生態や危険な医師と看護師の見分け方までは十分に理解していないことに気付きました。

 次の画像は、この本の表紙です。

ナース裏物語

 この本によると、“トンデモ医師”、“トンデモナース”の共通点は、コミュニケーション能力不足又は勉強不足です。この二つの不足によるトンデモは、医師やナースだけが問題になるのではなく、私の職場でも同様のことが言えます。 

 参考になったのは、P.22とP.23のナース用語の秘密に掲載されていた次の用語です。
 

 アポる
 脳溢血をおこす。ドイツ語【Apoplexie】から。

 ネクる
 壊死する、壊死の英語、ネクローシス【Necrosis】から。

 ステる
 死亡する。“死亡”という言葉のドイツ語、ステルベン【Sterben】から。
 
 ゼク
 死後解剖。ドイツ語、ゼクション【Sektion】から。

 アッペ
 盲腸。病名のドイツ語【Appendizitis】から。

 ヘモ
 痔。病名のドイツ語【Hemorrhoid】から。

 コアグラ
 排液や尿に血塊が混ざっている状態。凝固するという意味の英語、コアグレート【Coagulate】より。

 ディスポ
 作業着、手袋など使い捨てできるものに使う。英語のディスポーザル【Disposable】から。
 ※2007年9月10日の初版第1刷では、disposableとあるべきところがdesposableになっていました。

 トンボ
 点滴に使う針のこと。形がトンボに似ているため。

 レベル
 主に“意識レベル”を指すときに使うことが多い。

 ムンテラ
 患者さんに対する病状説明。口で治療するという意味のムントテラピー【Munttherapy】から。ドイツ語

 婦人科
 ギネ【Gynaecology】

 泌尿器科
 ウロ【Urology】

 精神科
 プシコ【Psychiatry】

 プシコについては英語ではPsychiatryのPを発音しないので、この場合にPを発音するドイツ語読みが反映されているように思います。

 最後にiPod関連の記事です。
 ↓
 asahi.com:iPodに「著作権料」上乗せ 文化庁提案へ - 文化・芸能(2008年05月06日03時04分)
出典:http://www.asahi.com/culture/update/0505/TKY200805050202.html?ref=rss

 記事中の次の部分を読んで、パソコン、携帯電話への課金も検討しているのには驚きました。

 最近登場した携帯音楽プレーヤーなどについては、著作権団体の要望を受け、文化庁が文化審議会にはかり、05年から本格議論してきた。実演家著作隣接権センターなど著作権団体と反対するメーカーの両者の意見を折衷した制度改正の骨子案をまとめた。  同案では、携帯音楽プレーヤーとハードディスク内蔵型録画機器を挙げて「課金対象にするべきだ」と初めて明言する。一方で、メーカーに配慮して、録音・録画の機能がある機器でも、パソコンのような汎用性の高い機器や、携帯電話のように別に主な機能がある機器への課金は見送ることにした。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がん関連用語a-e
 adjuvant - A drug or agent added to another drug or agent to enhance its medical effectiveness. 
 アジュバント - 医薬品又は化学療法の医療効果を高めるために加えられる医薬品又は化学療法薬剤

 atrophy - When an organ diminishes in size.
 委縮症 - 臓器の大きさが縮小するとき。

 bilateral - Term describing a condition that affects both sides of the body or two paired organs. 
 両側性 - 二つの器官又は臓器の両方に影響を及ぼす条件を描写する用語
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage60.htm

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投稿者 fight : 06:12 | コメント (1) | トラックバック (0)
  2008年04月28日 泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約

 昨年(2007年)の4月に入院してから約3週間たって、入院先の病院では1年に一人いるかいないかという非常に珍しい尿膜管がんという膀胱腫瘍の診断を受けました。
 これまで、がんと言えば、胃がん、乳がん、肝臓がん、肺がん、大腸がんなどは周りに患者がいたので関心がありました。膀胱がんは考えたこともない病気だったので、膀胱がんを勉強するために業界最大手の書店で専門書を探しました。胃がんや外科の本は多数あったのですが、膀胱がんや泌尿器の本はありませんでした。

 そこで、主治医に膀胱がんの勉強がしたいので専門書をお借りしたいとお願いしました。主治医は、次の画像の「泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約第3版 CD-ROM付」を貸してくださいました。

泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約第3版

 この本は、日本泌尿器科学会日本病理学会が編集した医師向けの専門書でした。
 患者向けの内容ではないので、医師にしか販売していないのかとずっと思っていました。しかし、ネットサーフすると、アマゾンセブンアンドワイ金原出版考古堂書店などいろんなインターネット通販サイトで医師向けの泌尿器科病理膀胱癌取扱い規約第3版が販売されているので驚きました。

 livedoor ニュース - 任天堂栄えて本屋潰れる 旭屋書店閉店の衝撃度というニュースを読むと書店の厳しい経営状況がわかります。そうはいうものの、書店で本を注文しても1週間以上かかることはざらですが、アマゾンだと本もCDなども同時に注文しても売れ筋のものであれば数日で配達してくれるし、配送状況もすぐにわかるので病人には便利だと実感していました。書店も株式会社出版文化社のように本の販売戦略、PR戦略を立案し実行しないといけないとなると、本の販売ではなく、商品販売とか営業ということが重要になっていると実感しました。

 この本の目次は、次のとおりです。

 目次

 総説
 1.目的
 2.対象

 第1部 臨床的事項
 A.病歴記載法
 B.臨床所見記載法
 1.身体所見
 2.受診時の一般全身状態
 3.内視鏡的所見
 4.臨床検査
 5.X線診断記載法
 6.超音波断層法(US)所見記載法
 7.核磁気共鳴断層法(MRI)所見記載法
 8.双手診所見記載法
 9.生検所見記載法
 10.所属リンパ節転移所見記載法
 C.臨床(術前)診断の総合評価
 1.臨床診断
 2.TNM分類(UICC)
 3.TNM臨床病気分類
 4.臨床病期分類とTNM分類の比較
 5.pT分類
 D.治療方法の記載法
 1.手術療法
 2.化学療法
 3.放射線療法
 4.膀胱腔内注入療法
 5.その他の治療法

 第2部 病理学的事項
 1.基本方針
 2.検索材料の由来および施行された治療
 3.検索材料の取扱いおよび検索方法
 4.腫瘍の肉眼分類
 5.組織分類
 6.組織分類の説明
 7.組織像の優勢度
 8.組織学的異型度
 9.組織学的浸潤増殖様式
 10.組織学的深達度
 11.切除標本断端における癌浸潤
 12.膀胱壁内リンパ管侵襲
 13.膀胱壁内静脈侵襲
 14.所属リンパ節転移
 15.遠隔転移
 病理組織写真

 第3部 治療効果判定基準
 A.治療効果の判定
 1.原発病巣の評価法
 2.転移病巣の評価法
 3.効果判定法と奏効度の表現
 4.効果持続期間
 5.病変が複数臓器にわたる場合の奏効度の表現
 6.総合評価の判定における癌性体腔液の取扱い
 7.癌性体腔液に対する効果判定法
 8.主観的効果(subjective response)の記載
 9.膀胱腔内再発予防効果の判定基準
 10.組織学的治療効果判定基準
 11.RECIST評価法
 12.QOL
 B.転帰記載法
 C.治療成績の集計方法

 資料 FACT調査票

 出典:金原出版

 この本は、米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ) http://blcwebcafe.org/(英語【注】)の翻訳には役立ちました。
【注】 http://blcwebcafe.org/は、インターネットエクスプローラのメニューバーの「表示」-「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択して同サイトを御覧ください。 
 
【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 ウェブカフェの支持及び受賞歴
 膀胱がんウェブカフェを支持する世界的に有名な医師にDr. Donald Lamm(ドナルド・ラム)という方がいらっしゃいます。
 最初の主治医は彼を御存じないようだったので、本当に有名なのかよく分かっていませんでした。そこで、ネットサーフすると文献概要 59巻2号 臨床泌尿器科 MJ-Finder ~医学・看護雑誌のペイパービューサービス~の最後の方に「膀胱癌のセッションでは,あのBCG膀注で有名なDr. Donald Lamm」と書いてあり、やはり有名なお方なのだと確信しました。
  
 ドナルド・ラム医学博士は次のように膀胱がんウェブカフェを支持されています。
 ↓
 支援グループ、研究及び教育を支援する基金及び膀胱がん対策への支持は立ち遅れています。一つの例外は、膀胱がんウェブカフェです。現在も、何年間も、このウェブサイトは、膀胱がん患者への支持及び教育の情報源となっています。最先端の情報が入手可能になっており、一般の方向けに医学から専門用語まで分かりやすく書かれています。情報が時宜を得ており、かつ、最新なので、医師のための情報源として役立ちさえします。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage91.htm

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  2008年04月17日 ブログを「知的生産の道具」として使う場合の歩み寄り

 退院後の初日の勤務を終えて帰宅すると、筋肉痛がひどく、すぐに寝ました。いきなり全力疾走は無理だと実感しました。がんと向き合い前へ一歩 看護師とその卵、それぞれの春という記事(asahi.com)を読んで、治療を受けながら勤務をする人がここにもいることを発見しました。
 
 ところで、2月に購入した次の画像の「ウェブ進化論 ―本当の大変化はこれから始まる - 梅田 望夫 著(筑摩書房)」を読み返しました。

ウェブ進化論

 この本のP.166及びP.167にブログを「知的生産の道具」として使う場合の歩み寄りが、次のとおり紹介されていました。
 

 (i)対象となる情報源がネット上のものである場合は、リンクを張っておくだけでなく、できるだけ出典も転記し、最も重要な部分はコピー&ペーストすることである。簡単な意見や考えもあわせて書けばさらにいい。

 (ii)対象となる情報源がネット上のものでない場合(デジタル化されていない本や雑誌の場合)は、出典を転記し、手間は少しかかるが、最も重要な部分だけ筆写することである。なぜ筆写したのかもきちんと書けば、筆写部分を「引用」扱いにできる。筆写部分の分量を常識的な線に押えれば、著作権のことを心配することはない。(以下略)

 患者力の強化のために、上記をこのブログで実践しようと思います。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 手術後の痛み
 外科的介入は命を救い、がんに対する兵器庫の中で最も効果的な武器の一つです。しかしながら、度々、外科手術の候補者は、立ちはだかっているものについて何の準備もしていません。外科手術は、多分、あらゆるがんの治療の中で最も痛む部分であるかもしれないトラウマ(訳注:心的外傷(精神に持続的な影響を与える衝撃))を起こします。
↓(詳しくは)
http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage167.htm

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  2008年04月15日 2008年第1回退院と入院期間中に購入した図書等

 2008年第1回入院の14日目です。

 2008年4月15日(火)に退院することになりました。
 これで終わればよいのですが、通院、検査に加えてもう1回の入院が予定されています。昨年は9か月間ずっと入院していたのですが、今年は仕事をしながらの入院・通院なので、文字どおりガンファイターの「第2部 スーツという鎧(よろい)を着た闘い」です。

 入院は生活のすべてではなく、日常生活は続いています。モバイルブロードバンドのおかげで、入院していてもインターネットショッピングができます。今回の入院期間中に購入した主なものは次のとおりです。

 PDA版南山堂医学大辞典第19版(for Palm OS/Pocket PC) 製品版(ダウンロード販売) 15,750円(税込)
 医師・医学生、薬学・看護分野、そして法曹・行政・マスコミまで広く活用される、医学辞典のベストセラー「南山堂医学大辞典」。その最新改訂版(第19版)がPDA版になりました。PDA版では、収載の見出し語 約40,000語,外国語索引 約110,000語,図表 約900点を完全収録。最新医学大辞典をいつでも、どこでも、簡単に検索参照できます。
 昨年の入院のときは、私が医療関係者でないことと、値段が高いことを理由に買いませんでした。しかし、膀胱がんウェブカフェの翻訳を進め、勉強を深めるうちに少々値段が高くても、新規契約した予備携帯の情報携帯端末(PDA)のイーモンスター用に購入することにしました。

 専門辞書75万語収録、販売本数1位の翻訳ソフトの最新版 「本格翻訳6
 「本格翻訳」シリーズは、定番の翻訳ソフトで、業界トップクラスのNEC翻訳エンジンを搭載し、精度の高い翻訳が可能なものです。
 パッケージ版は3,970円(税込)ですが、ダウンロード版は5%OFFの3,770円(税込)です。
 翻訳の効率を上げるのと辞書代りに購入しました。翻訳ソフトの翻訳内容は変な日本語も多いので、日本語のチェック、用語の再整理、医学の専門用語の注釈をつけるなどしてからホームページを更新しています。導入するメリットは、タイプアップの手間が減ることと、辞書機能が便利で速いことです。
 このほか、翻訳には昨年の入院期間中に購入した次の画像の医学辞典ソフトの研究社医学英和辞典を使っています。

医学英和辞典

 3色ボールペン搭載USBメモリー 「PEN-M1G」
 ボールペン部はパイロット社製が使われています。USBメモリーはReadyBoost対応ではないので、書込速度が遅いです。標準価格は3,360円です。
 ボールペンにUSBメモリーが付いていると便利です。しかし、万が一ボールペンを失くすとUSBメモリーに記録されている情報が流出する危険があるので、情報流出防止ソフトにより保護をかける必要があります。

 オークリー・チタニウム(メガネ)
 短い人生かもしれないと思い、欲しかったオークリーのサングラスを買うことにしました。
 メガネはインターネットショッピングをせずに一時外泊期間中にオークリーの正規代理店のメガネショップで買いました。
 仕事用なのでサングラスのレンズを透明レンズに換えます。メガネショップで視力を測定すると、受け入れがたい事実として老眼が進んでいることが分かり、遠近両用レンズにすることにしました。すると遠近両用レンズは、インターネットで調べて決めていたオークリーのウィスカー(Whisker)というサングラスのカーブフレームに対応していませんでした。
 がっかりして、ほかのフレームを探していると、オークリーのメガネ専用フレームがメガネショップの別のコーナーにありました。メガネ専用フレームはオークリーのホームページには出ておらず、頼りの情報は店のカタログだけです。カーブフレームの湾曲度が少し緩やかで、遠近両用レンズがはまることを確認しました。メガネフレームはサングラスよりも10,000円以上高いのです。レンズ(22,050円)とフレーム(33,600円)の合計55,650円です。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 がんにならない食べ物の重要視
 蒸した野菜、生の野菜、生の果物及び新鮮なジュース、有機全粒粉、豆、ナッツ、種、味噌、海草及びシイタケが勧められます。すべての果物及びほとんどの野菜は、それらの重要な酵素を守るために生で食べられるべきです。[調理されたトマトの中のリコピン(トマトを赤色にするカロチノイド色素)についての最近のデータを考慮すると、良い助言の例外であるかもしれません。栄養を御覧ください。]
↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage95.htm

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  2008年04月12日 文藝春秋2008年5月号の膀胱がん記事

 2008年第1回入院の11日目です。

 さて、2008年4月10日発売の次の画像の文藝春秋の2008年5月号の膀胱がん関連記事の「同時進行ドキュメント 第2回 僕はがんを手術した―主治医との対話(立花 隆)」(P.304~P.319)を読みました。

文藝春秋の2008年5月号

 以下は、気になった掲載項目の感想です。

 【病室での生活】
 立花隆さんが入院されていた東大病院の病室のインターネット回線は、プロテクトがかかっており、また、回線が遅かったので、パソコン本来の使い方はされていなかったと書いてありました。この点については、私の選択肢のモバイルブロードバンドが正解だったと確信しました。

 【別れた妻のガン闘病】
 「自分にふりかかったあまりにも過酷な運命に対する憤懣が、医者に対する怒りとして爆発していたのだと思う」と書いてありました。入院先の若い看護師にこうした患者に出合った経験はありますかと尋ねると、たまにいるという返事でした。

 【ガンと闘うのか、医者と闘うのか】
 「(略)彼女のようにがんと闘うより、医者と闘うほうに熱中して、それでガンと闘っているつもりになるという大いなる錯覚を起こしがちだった。」という記述を読み、私がブログを書くのも病気と闘っているつもりになるという錯覚かもしれないと思いました。何とどう闘うのか、治すのは自分だと自覚する必要性を感じました。

 【手術前のインフォームドコンセント】
 東大病院のインフォームド・コンセント(説明と同意)を兼ねたムンテラ(患者への病状説明と手術の説明)と主治医による手術の概念図などは、著名なジャーナリストに対する説明にふさわしい重厚でありながら簡潔明瞭なものでした。

 【ダブリングタイム三ヶ月が意味すること】
 ダブリングタイムとは、ガンが倍の大きさになるのに要する時間のことです。
 「ここで大切なのは、どんなガンも何らかの検査にひっかかるのは、大きさが直径一センチ、重さ一グラム、細胞数が十億に達してからだということだ。それ以前のガンは肉眼で観察してもそれと分からない「見えないガン」なのだ。一個の細胞からはじまってそこにくるまでに、たいてい十数年から二十年くらいかかっているはずだが、その間ずっとガンは見えないのだ。」と書いてありました。
 これを読んで、今回の私の入院でMRI及びCT検査結果では何も映っていないのに腫瘍マーカー検査でその存在を裏付ける数値が出ているのは、前記のように大きさが直径一センチになっていないからだと認識しました。

 以上です。

 【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんについて
 米国がん学会は、全米で2006年に膀胱がんで約13,060名が亡くなり、新たに61,420名が膀胱がんと診断されるであろうと推計しています。現在、米国には600,000名の膀胱がんの克服者がいます。世界的には、毎年新たに350,000名以上が膀胱がんと診断されており、男性では4番目に、女性では7番目の最も頻繁に起こる充実性腫瘍です。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage37.htm

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  2008年03月16日 松田優作の膀胱がんを治療しない理由、事情及び認識

文藝春秋2008年4月号

 文藝春秋の2008年4月号の「同時進行ドキュメント 僕はがんを手術した(立花隆)」に膀胱がんで亡くなった有名な方の本として次の画像の「越境者松田優作」が紹介されていました。

越境者松田優作

 早速、アマゾンで購入して、読みました。

 書評は、ドキュメンタリー作家・映画監督の森 達也さんの松田美智子『越境者 松田優作』|書評/対談|新潮社が良かったです。

 この本を読み、松田優作の膀胱がんを治療しない理由は、松田優作の膀胱がんの症状悪化に合わせたかのように次の動画のブラックレインの撮影が進み、治療を受ける機会を逃したこと、膀胱がんの恐ろしさを甘く見ていたからということが分かりました。


 出典:http://www.youtube.com/watch?v=_4-SQCf84m4

 膀胱がんの闘病記は数が少ないようなので、膀胱がんのことが少しでも書いてあるこうした本のお陰で、膀胱がんを治療しない理由、事情及び認識、放置するとどうなるか、治療の術がなくなり亡くなる間際はどのような医療が行われるのか知ることができ、大変参考になりました。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんで亡くなられた方の霊に捧げる。
 この項目では、ウェブカフェのコミュニティは、私たちの倒れたウォリアー(戦士)に敬意を払いたいと思います。
 トレイル・ブレイザー(道を切り開く者たち)のあなた方が鼓舞する勇気及び希望に感謝します。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage246.htm

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  2008年03月16日 がん患者学

 少し古い話題ですが、「がん患者学」などで知られるノンフィクション作家柳原和子さんが2008年3月2日に亡くなったという記事がありました。
 今後の参考にしようと思い、次の画像の約600ページのがん患者学を図書館で借りて読みました。

がん患者学

 がんは治るという視点から書かれた入院先の病院、医師などはほとんど実名の迫力あるノンフィクションに勇気づけられました。諦めないとはどういうことかよく分かりました。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 新たに診断された方へ

 ・私は自分の意見を聞いてもらいます。
 ・私は脅えません。
 ・私は自分の体、兆候に従います。
 ・私は十分に説明を受け、最後の決定に加わります。
 ・私は最善の看護を受けます。
 ・私は希望が与えられます。
 ・私は同情が与えられ、尊厳をもって扱われます。
 ・私は私の最善の利益を擁護します。
 ・私はすぐれた看護を称賛し、悪い看護を報告します。
 ・私は助かります。(作者不明)
 
 さらに、患者は次の権利を持っています。
 - 選択肢及び看護・介護、リスク及び利益、起こり得る結果、起こり得る副作用、看護・介護を行う者及び費用についてのインフォームドコンセント(訳注:説明と同意・説明に基づく同意(承諾)(手術や実験的治療をうける場合、その詳細を知らされたうえで患者が与える同意))を行うために必要なすべての情報を与えられる権利
 ↓
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage24.htm

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  2008年03月12日 文藝春秋2008年4月号の膀胱がん記事

 2008年3月10日発売の次の画像の文藝春秋の2008年4月号に「同時進行ドキュメント 僕はがんを手術した(立花 隆)」という記事があり、チェックすると膀胱がんのことだったので、購入して読みました。

文藝春秋2008年4月号

 膀胱がんは話題になりにくいので、この病気について日本を代表する総合誌に掲載されるような記事やレポートはなかったと思います。
 高名なジャーナリスト・評論家の記事(文藝春秋2008年4月号P.152~P.165)は、御自身の病状や受けられた手術の内容を客観的に書かれています。また、図や写真を基に解説されている膀胱がんの医学的説明は大変分かりやすいです。
 記事の中に膀胱がんで亡くなった方で一番よく知られている松田優作のことも、最近出版された次の画像の「越境者松田優作」という本を引用して紹介してました。

越境者松田優作

 これにより、膀胱がんの啓発が進むことを期待しています。
 この記事を読んで、改めて「毎年1万5千人が膀胱がんの診断を受け、5千人がこの病気で亡くなっている。」と認識しました。
 なお、私が罹患した尿膜管がんは、立花さんの膀胱がんの種類とは異なる非常に珍しい膀胱外部の尿膜管残滓から発生するもので、悪性度は高いです。

 また、高名なジャーナリスト・評論家の記事なので、病院も主治医も実名入りで掲載されています。「(以下次号)」と書いてあったので、毎月の文藝春秋のこの同時進行ドキュメントを読むことに決めました。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんの啓発
 膀胱がんは、全世界では、男性では4番目に、女性では8番目に診断される一般的なもので、最もよくあるものですが、最も議論されません。最も一般的な警告の合図は、血尿で、それはしばしば痛みと切迫した排尿を伴います。
 膀胱がんは、ほとんど高齢男性の病気で、女性の3倍が罹患すると考えられていますが、毎年の女性の膀胱がん診断者数は、希であると考えられていない卵巣がん及び子宮頸がんに匹敵します。その数は、膀胱がんは男性だけの疾患(高齢者だけの疾患)ではないということを語っています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage132.htm

投稿者 fight : 17:22 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2008年03月11日 2008年3月15日(土)発売予定のきょうの健康4月号(NHK出版)

 2008年1月26日(土)に慶應義塾大学医学部キャンパスで開催されたMELIT(メリット)のオフ会は、NHK出版の「きょうの健康」による取材があり、私もインタビューを受けました。

 オフ会後、NHK出版の担当者から私のインタビュー内容の確認が電子メールで2回ありました。そのとき、きょうの健康4月号を送りますというお話があり、昨日、宅配便で送られてきました。

 読んでいると、オフ会の記事は、きょうの健康2008年4月号のP.114、P.115に「新連載1 応援しますあなたの患者力」という題名で掲載されており、私のこのブログのことも小さく載っていました。なお、このテーマの放送はありませんと書いてありました。

 詳しくは、2008年3月15日(土)に発売予定のきょうの健康4月号(定価500円)を御覧ください。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 「7化学発がん予防│尿のpH(ピーエイチ)」を更新しました。翻訳を見直しました。

 膀胱切除術を受けた患者は、弱酸性の尿が細菌の成長を妨害することに役立つことから、(均衡が取れている)弱酸性の尿が望ましいと言われています。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage113.htm

投稿者 fight : 21:41 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2008年03月05日 医師も信じる医学的俗説

 2007年12月20日のちょっと古いネタですが、いきいき健康 NIKKEI NETに医師も信じる医学的俗説という記事が出ていました。

 「健康のためには1日8杯水を飲むとよい」「人の脳は平均10%ほどしか使われていない」「暗いところで本を読むと目が悪くなる」などの話は、いずれも事実ではない。しかし、このような考えは依然として蔓延(まんえん)しており、医師でさえ信じる人がいる。

 私はこの俗説を信じていたので、この記事のコメントについて言及するいろんな人のブログを読む限り、どうも前記は医学的俗説だと確信しました。
 
 話題変わって、先月、がん取扱い規約、国内外の各種文献などから「いつも手元に必要なデータ」を収録した情報携帯端末(PDA)アプリケーションの「ザ・レジデント」を購入しました。

 先日、もう一つ新製品の情報携帯端末(PDA)アプリケーションであるPDA版メディクイックブックPART1 2008を購入しました。これには、検査法、治療手技、手術方法に関する書籍の全文・全図表に加え、収載内容に対応する約11,000剤の薬剤の一般名、商品名、先発後発品種別、薬価データ、薬価及び後発品の更新データを収録されています。
 
 使用後に、非医療従事者の私ですが、医者になった気分が味わえました。やはりビジネスは、モノやサービスを売るのではなく、満足を売るものだと実感しました。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 前記の記事では、「健康のためには1日8杯水を飲むとよい」は俗説とされています。

 膀胱がんウェブカフェでは、「マサチューセッツ州ボストンの公衆衛生のハーバード校のドミニク・ミショー博士が率いた研究者チームは、最近、ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディスンにおいて毎日の多量の水分摂取が膀胱がんのリスクを低減することに役立つことを示したという発見を公表しました。」と書いてあります。

 そうかと思えば、同じ項目の追加情報でThe Journal of Urologyの記事の「水分摂取及び腫瘍再発の間のどの関係も証明されませんでした。多変量解析は、いかなるレベルの水分摂取における再発に対して防御効果を示すことに失敗しました。」が紹介されています。

 賛否両論を併記し、公平を保とうとするところは膀胱がんウェブカフェの特徴ですが、いったい何が正しいのかさっぱり分かりません。私は、毎日多量の水分摂取をするよう努めています。
 ↓詳しくは
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage99.htm

投稿者 fight : 20:52 | コメント (2) | トラックバック (0)
  2008年03月03日 闘病記を読むときに求めるもの

 インターネット上には多くの闘病記や病気を解説するブログやホームページがあります。また、多くの闘病記が出版されています。

 人は、なぜ闘病記のブログを閲覧し、闘病記の本を読むのでしょうか。患者や家族は、なぜ闘病記を書くのでしょうか。いったん寛解した自分にとって、メリットのブログに何を書いたらよいのかについて整理しました。

 入院した病院の近くの図書館は闘病記コーナーを利用者に目立ちやすい場所に設けていました。
 2年ほど前にこのコーナーが設置されたので、その背景をインターネットで調べました。

 公共図書館の医療コーナーは、一般的な健康雑誌や家庭の医学情報が中心で、闘病記はあっても、「文学」などに分類され、題に病名がなければ探すことさえ難しいものです。そこで、闘病記を“患者発の症例報告”として体系的に整理し、誰もが気軽に手に取って活用できるようにしようという「健康情報棚プロジェクト」が2004年8月に発足しました。(出典:図書館に「闘病記文庫」の設置を進める 支えるきもち 共生 医療と介護 YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 この影響で、全国的に公共図書館では病記コーナーを設ける動きがあるようです。

 さらに、インターネットで調べていると、和田 恵美子. “「闘病記文庫」は患者・医療者に何をもたらすか : ―健康情報棚プロジェクトの多職種協働活動を通して”. 情報管理. Vol. 49, No. 9, (2006), 499-508 .を見つけました。
 
 これを自分なりに解釈して要約し、次のようにまとめてみました。

 「「闘病記文庫」は患者・医療者に何をもたらすか : ―健康情報棚プロジェクトの多職種協働活動を通して 情報管理. Vol. 49, No. 9, (2006), 499-508 .」の要約

 ≪闘病記の位置づけ≫
 闘病記は、「家庭の医学書」や健康雑誌などの一般書と、医学論文・専門書の間に位置し、患者が抱く病気の不確実性による不安に対し、重要な情報になると考えられる。

≪著者の背景≫
 病気になった過程について本人と家族両者が書くことは、病気の現実を違った側面からとらえることになり、読む者へのインパクトが強い。本人をどのように支えればよいのか悩む家族にとっては、むしろその視点が必要となる。

≪治療≫
 本来読み手が欲しい情報は、新旧の差はあれ、自分が受けたものと同じ治療に関するものであるはずである。

≪著者(闘病者本人)の転帰≫
 患者の立場に立てば、最終的にどのような転帰を迎えたとしても、死を意識しながら記した闘病記を多くの人に読んでもらいたいという気持ちがあったことであろう。今まさしく闘病中の患者にとって、自分の読もうとしている闘病記の著者が最終的にはどうなっていくのかということには大きな意味がある。

≪医療者教育への活用≫
 闘病記には、疾患に苦しむ患者の心情が赤裸々に込められている。障害受容や死に至る当人や家族の微細な心理描写が表現されている。医療者は、ここから学ぶことが大変多い。

≪人は闘病記をなぜ書くのだろうか。≫
 語りは、自分で背負いきれなくなった出来事が不意に降りかかってきたとき、これまでの人生史の流れを、つなぎとめようとして起こると言われる。闘病記を書く意味にはさまざまなものがあるが、 不意に病気に苦しんだとき、自分に語り、問いかけ、自分をまとめるように書く。昔、情報を探し回り、得られなかった後悔を後輩にさせたくないと、自らの体験を明らかにする。自が生きた証を残そうとして、子どもに向けて、家族に向けて、 闘病記を書く。書きながら、自分の人生を振り返り、社会に投げかけ、社会とつながる。この世に生き、存在している事実を実感する。

☆患者が闘病記を読む主な理由は、病気の情報収集、治療、転帰を知るためだと思います。☆

★健康な人は、いったい何を求めて闘病記のブログや本を読むのでしょうか。★
 
 前記以外に思いつくものを次のように並べてみました。
 
(1)ワラにもすがる思いの患者や家族の苦悩又は悲壮感
(2)別離の悲劇
(3)ガッツと根性で病気を克服した患者及び家族の奮闘又は家族愛
(4)患者や家族の名言、勇気、希望
(5)寛解や完治をもたらした薬、食事、代替医療、生活習慣、信仰のPR
(6)不老不死を求めてあらゆる治療や薬を探し求める情熱
(7)現代医療の問題点の告発
(8)職場復帰後の窓際生活又は死の恐怖を経験した後のがむしゃらな働き
(9)老後を心配し質素に暮らす人がうらやむばかりの今を生きる消費行動
(10)病気の撲滅や克服のための運動への参加
 
 いったん退院したものの、最終的な転帰に至るまでの過程は現在進行形です。
 前記を参考に今後もこのブログを「第2部 スーツという鎧(よろい)を着た闘い」として継続し、IT技術を活用して、同病患者との交流、米国国立がん研究所公認患者サイトの膀胱がんウェブカフェの紹介、同サイト管理者のウェンディ・シェリダンさんとの交流、米国の膀胱がん情報について書いてゆこうと思っています。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 「7化学発がん予防│栄養」を更新しました。翻訳及びリンクを見直しました。英語の原文が修正されているのですが、日本人なので、どこがどう変わっているのかについては、一文ずつチェックしないといけません。結局は、微修正だったのですが、修正とホームページのアップで5時間くらいかかりました。

 膀胱に刺激を与えるいくつかの共通の飲食物:アルコール飲料、炭酸飲料(カフェインの有無にかかわりません。)、牛乳又は牛乳製品、コーヒー又は茶(カフェイン抜きのものでさえも)、カフェイン入りの医薬品、高い酸、柑橘類の果物及び柑橘類のジュース*、トマト及びトマトベースの製品、高スパイス・辛い食べ物、砂糖、ハチミツ、チョコレート、コーン・シロップ、人工甘味料。*低い酸の果物は洋ナシ、アンズ、パパイヤ及びスイカを含みます。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage106.htm

投稿者 fight : 19:23 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2008年02月18日 国内の医療系の情報携帯端末(PDA)ソフト

 昨日(2008年2月17日)に海外のEpocratesという医薬品集のポケットPC(情報携帯端末(PDA))のソフトを扱っているサイトに行って、ユーザー登録して、無料のFree medical PDA software Epocrates Rxというアプリケーションをダウンロードして試してみました。

 国内版で有料でもいいからポケットPC(情報携帯端末(PDA))用のアプリケーションはないかとネットサーフして、次のものを見つけました。
 

ザ・レジデント (for Palm OS/Pocket PC)
 
resident08.gif

 販売価格
 製品版(ダウンロード販売) ¥4,200(税込)
 発売から2年、学会ガイドライン、癌取扱い規約、国内外の各種文献などから「いつも手元に必要なデータ」を収録し、大好評の「ザ・レジデント」。今年も皆様の声を元に、癌取扱い規約から大腸のリンパ節分類、がん診療ガイドラインから膵癌診断のアルゴリズムや前立腺癌治療のアルゴリズムなど約30点を追加収録し、収載内容のさらなる充実を図りました。

 出典:ザ・レジデント (for Palm OS/Pocket PC)

 私は、医療従事者ではありませんが、膀胱がんウェブカフェの翻訳の資料にしようと思い、購入しました。

 レジデントとは、形容詞は「在住の」、名詞は「専門医学実習者、実習生(研究室などでの手伝い・専門の研究などをする大学院生など)」で、日本では主に研修医のことです。
 結構、便利そうです。残念だったのは、膀胱がんの情報がないことでした。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんウェブカフェを翻訳するときには、ポケットPC(情報携帯端末(PDA))用のPocket PC版三省堂電子辞書 DicLand Ver.1.1LogoVista電子辞典シリーズ 研究社医学英和辞典を使っています。後者は、昨年の入院期間中にダウンロード版を6,720円(税込)で買いました。

  「2ウェブカフェとは│略語、医学用語及び用語」を更新しました。翻訳及びリンクを見直しました。
 あなたが、このサイト、掲示板、ディスカッショングループを読んで目にすると思われる一般的に使われる略語などは、次のとおりです。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage58.htm

投稿者 fight : 19:58 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2008年02月11日 現在進行形の現実とブログの語源

 これは物語ではなく
 現在進行形の現実である。
 (略)
 という文庫本の帯が気に入って、次の画像の「ウェブ進化論 ―本当の大変化はこれから始まる - 梅田 望夫 著(筑摩書房)」を購入して読んでいます。

ウェブ進化論

 このブログも

 これは物語ではなく
 現在進行形の現実である。
 ガンファイターの未来について、希望と不安が見えてくる。

 という帯がつくことになるでしょう。

 前記の本の136ページに次のとおり書いてあるブログのことは、メリットに書くブログエントリー(記事)の情報集をする上で役立ちました。
 

 ブログの語源はウェブログ(Weblog=ウェブの記録)で、個人が「ネット上で読んで面白かったサイトにリンクを張りつつ、その感想を記録する」ことをこう呼んだのがルーツである。何もないところから、つまり自分の頭の中から何かを生み出して毎日のように日記風に書くのは難しくても、「ネット上にこんな面白いものがあったよ」ということを人に知らせることから始めれば敷居は低い。

 出典:ウェブ進化論 ―本当の大変化はこれから始まる - 梅田 望夫 著(筑摩書房)136ページ


 
 退院後の闘病生活は、事後追跡調査を受けるだけで、何の治療もありません。これでよいのかという不安はありますが、自分の免疫力で何とかしていかないといけないのです。退院後のブログの内容について、2008年1月26日(土)のメリットのオフ会で、がんサバイバーとして書いたらどうかと加藤先生から助言をいただきました。
 しかし、医療関係の情報で毎日のようにブログエントリー(記事)を書くとネタ切れになることは明らかです。また、がんサバイバーとしての24時間の生活の中で検査や病気の継続管理は一部でしかありません。ブログは継続することに意義があるにしても、メリットのような医療系サイトで40代男性の闘病とは関係ないことを日記として書いたとしても誰も読まないでしょう。こうしたことから、医療健康関連の話題、珍しい尿膜管がんの情報について国の内外のサイトを調べたことや闘病記録を織り交ぜて、メリットの理念に反しないよう継続して書いていこうと思います。

 ところで、2008年1月16日のブログエントリー(記事)に、米国のグラミー賞とロリーナ・マッケニットという女性のAn Ancient Musicというアルバムが同賞にフォークという部門でノミネートされていることを書きました。

 2008年2月11日に発表されたグラミー賞の結果を調べていると、ロリーナ・マッケニットがノミネートされていたのはフォークではなく、Best Contemporary World Music Album (Vocal or Instrumental.)というジャンルでした。残念ながらロリーナ・マッケニットはこの部門の賞を逃しました。
 アンジェリーク・キジョーという女性がこの部門を受賞したのです。
 アンジェリーク・キジョーのジン・ジン / DJIN DJINアルバムのギミ・シェルターというミュージックビデオをiTune Storeで購入しました。

 第50回グラミー賞授賞者(英語)の情報は、http://www.grammy.com/GRAMMY_Awards/50th_show/list.aspxに掲載されています。
 「オバマ氏にグラミー賞朗読アルバム賞(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex 速報」が最初の見出しである次の記事もありました。

 グラミー賞 ワインハウスが最多受賞(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex 速報

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんの化学発がん予防を更新しました。翻訳及びリンクを見直し、参照を加えました。
 社会の広範囲に及ぶ支持に直面して、食事及び生活様式の変化は、ビタミン及びサプリメント(訳注:栄養補助食品)とともに、過去10年間に医学界により綿密で真剣に考察がなされてきました。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage28.htm

投稿者 fight : 11:28 | コメント (2) | トラックバック (0)
  2008年02月07日 防御的悲観主義

 2007年4月にがんの診断を受けるまでは、ポジティブシンキング(前向き思考)でした。また、これまでの入院中に何人もの見舞客から「ポジティブシンキング、つらいことがあってもくよくよせず良い経験をしたと思って前向きに生きよう。」と言われたり、電子メールをもらいました。
 しかし、入院中に次の画像の「世の中がわかる「○○主義」の基礎知識 書籍 PHP研究所(吉岡友治著 《小論文講座主宰》」という本を読んで、考えが変わりました。

○○主義.gif
 出典:http://www.php.co.jp/bookstore/detail.php?isbn=978-4-569-69276-0

 この本の206・207ページに防御的ペシミズム(悲観主義)という考え方が、次のとおり書いてありました。

 防御的ペシミズム(defensive pessimism)。何かするときに、考えうるなかでもっとも悪い予想をイメージする、あるいは非現実的なほど悲観的予想をしておくやり方だ。そうすれば、実際におこることは、たいていそれよりましだから、がっかりしたり落ち込んだりしないですむわけである。たしかに、これは、悪いことが起こったときに「結局、そんなに悪いことではなかったんだ」と自分に嘘をついてまで納得させるポジティブ戦略よりは、多少賢い方法かもしれない。なぜなら、無理に納得させるという努力はかえって不安をかきたてるからである。

 風邪のレベルなら、気合い、精神力、ポジティブシンキングで治るかもしれません。しかし、がんのレベルだと、あまりくよくよしたり、悲観していると家族などは心配しますが、薬効、手術の手技の巧拙が運命を大きく左右することを身をもって体験し、防御的ペシミズム(悲観主義)でいたほうが落胆しないですむと実感しました。

 退院後も引き続き防御的ペシミズム(悲観主義)をとり、血液検査の結果が最悪を想定して、心と仕事や生活の準備をしておけば、考えうるなかでもっとも悪い予想は、再発そして死なので、今後ともどんなことが起こっても、すべては起こるべくして起こり、事実を客観的に認識するようにしていこうと考えています。

 この本の209ページに書いてあった次のことが忘れられません。

 楽観主義(~略~)次から次へと現れる「悪いこと」を「悪いこと」として正しく認識せず、むりやりに美化することしか方法がないのだとしたら、それはむしろ人生として失敗だといったほうがよいだろう。

 さて、2008年2月7日の夕方に入院していた病院の事後追跡調査検査を受けに行きました。
 診療時間終了近くに行って処置室で腫瘍マーカーを調べるための血液検査を受けました。
 血液検査を行う理由は、次の事例があるからです。

 日本泌尿器科學會雜誌
 The Japanese Journal of Urology
 Vol.86, No.10(19951020) pp. 1587-1590
 社団法人日本泌尿器科学会 ISSN:00215287
 書誌情報

 CA19-9値が高値を示した尿膜管癌の1例
 A CASE OF URACHAL CARCINOMA ASSOCIATED WITH ELEVATED LEVELS OF CA19-9
 http://ci.nii.ac.jp/naid/110003088655/

 この病院は直営で腫瘍マーカー検査を行っており、約1時間後に結果が分かるのです。外来受診を受ける時間はたいてい遅れることから、主治医はこれを考慮して私のためにわざわざ遅めの受診時間及び血液検査時間を設定してくださいました。

 すると、受診時に主治医が、検査担当者から診療時間ぎりぎりの検査は、看護師や検査技師の労務管理上支障を来しかねないので、検査結果が判明する時間を考慮して、1時間早めに血液検査を受けてほしいという依頼があったので、これからは早めに検査を受けてほしいとおっしゃいました。
 主治医は、検査担当者に診療時間終了近くの外来患者の血液検査結果は出ずに翌日以降になるのか確認してくださり、何とかしますという返事を受けて、1時間後の診察時に私の検査結果は正常値内であるとおっしゃいました。

 この病院が掲げる患者様本位とは違うよなと思いましたが、看護師や検査技師の激務振りも分かるので、次回の予約はこれまでの夕方から昼過ぎへと早めになりました。
 
 昨年は260日間仕事を休みました。退院後の事後追跡調査を想定して、年次有給休暇を少し残していました。勤務先は、年次有給休暇を時間単位で取得できるので、1時間単位で取得して検査に行っていたのです。
 2007年度もあと2か月を切り、残り少ない年次有給休暇を心配していても、最悪の事態が起これば、年次有給休暇で対応できるものではなく、病気休暇を取得することになるかもしれないので、いっそのこと年次有給休暇の完全消化を目指そうかと思います。

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 リラックス、瞑想及びイメージトレーニング
 私たちは、楽しいものをつかもうとし、それは決して変わらないものとしてすがりつきたいと思っています。さらに、私たちは、恐ろしいもの、悲しいこと又は苦痛は追いやりたいと思っています。私たちの精神の中では追いやること、引き寄せることが続いていますが、苦しい経験は決して去らず、楽しい経験は決して大きくなりません。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage31.htm

投稿者 fight : 19:30 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2008年01月09日 闘病記

闘病記

 このブログは、膀胱がんの中でも珍しい尿膜管がんの治療を入院により開始してから約3か月後の2007年7月6日から始まりました。
 このため、入院したころのことをあまり書いていないので、これからそれを少し書きます。

 最初の主治医は、私がこのブログを始めたころに転勤になりました。私よりも少し若かった主治医は、若い人の膀胱がんの発病は珍しいが、膀胱がんで亡くなった若い有名人に享年41歳の松田優作がいると教えてくれました。 

 病院の近くに図書館がありました。
 病気に負けたくないという気持ちで、患者やその家族等によって綴られたものが闘病記ですが、図書館では、随筆や記録、伝記等を闘病記コーナーとして開設していました。
 この闘病記コーナーが取り扱う病気の種類は、次のとおりです。

 がん(乳がん、子宮がん、卵巣がん、脳腫瘍、舌がん、甲状腺がん、肺がん、食道がん、胃がん、肝臓がん、腎臓がん、すい臓がん、大腸がん、膀胱がん、前立腺がん、小児がん、骨がん、リンパ腫、白血病、その他)
 脳
 脳卒中
 腎臓病
 肝臓病
 心臓病
 小児病
 糖尿病
 膠原病
 ダウン症
 パーキンソン病
 エイズ(AIDS)
 アルツハイマー
 筋ジストロフィー(進行性筋萎縮症)
 ALS(筋萎縮性側索硬化症)
 自閉症
 うつ病
 介護記
 その他

 闘病記で数が多かったのは、乳がん、白血病、胃がん、大腸がん、肺がんなどで、いずれも10冊以上ありました。

 膀胱がんの闘病記は次の4冊しかなかったので、全部読みました。

 いい人はガンになる  吉川 勇一/著 KSS出版 1999
 オレは陽気ながん患者  山中 恒/著 ベストセラーズ 1995
 サイレント・ガーデン  武満 徹/著 新潮社 1999
 パパ、もう一度ユニホームを着て  牧野 茂/著 光文社 1985

 武満徹は、現代音楽の作曲家です。
 牧野茂は、元読売ジャイアンツヘッドコーチです。
 
 膀胱がんの闘病記が少ないのは、高齢患者が多く、闘病記を書くパワーが衰えているのではないか、また家族も高齢患者の無理をしない治療を心がけていて闘病記を書くネタがないのではないかと分析しました。

 残念ながら、自分がかかった膀胱がんの0.17~0.34%を占めると言われている尿膜管がんの闘病記は全く見当たらず、国内での情報収集はあきらめました。それから、海外のサイトを調べ始めて、2007年5月にようやく米国国立がん研究所が公認する患者運営サイトBladder Cancer WebCafe(膀胱がんウェブカフェ) http://blcwebcafe.org/(英語【注】)にたどりつきました。
【注】 http://blcwebcafe.org/は、インターネットエクスプローラのメニューバーの「表示」-「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択して同サイトを御覧ください。

 そして、2007年5月に下の写真の膀胱がんウェブカフェのサイト管理者であるウェンディ・シェリダンさんから翻訳公開許諾を得て、日本語仮訳携帯サイト「膀胱がんウェブカフェ(仮訳)」を作成しました(このサイトは、docomo、au、softbankに対応しており、PCからの閲覧もできます。)。

膀胱がんウェブカフェのサイト管理者のウェンディ・シェリダンさん

≪関連ブログエントリー(記事)≫(2011年4月4日追加)
 2011年2月18日 がん闘病記の系譜
 2008年7月6日 ブログ開始1周年とTOBYO(闘病)への登録
 2008年3月3日 闘病記を読むときに求めるもの

【膀胱がんウェブカフェ(仮訳)】
 膀胱がんの啓発
 膀胱がんは、全世界では、男性では4番目に、女性では8番目に診断される一般的なもので、最もよくあるものですが、最も議論されません。最も一般的な警告の合図は、血尿で、それはしばしば痛みと切迫した排尿を伴います。
 ↓(詳しくは)
 http://idomov4.netfarm.ne.jp/~bh001111/4644072b/i/newpage132.htm

投稿者 fight : 20:59 | コメント (0) | トラックバック (0)
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