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病気でしんどいことのひとつに、仕事ができない、できても通常の力を発揮しにくいというのがあります。
会社員、自営業、主婦。
みんな仕事です。
子供のためにお弁当を作られないお母さんのなげきも、会社を休職しているなげきも、自営業が成り立たなくなった人のなげきも、みな同じ。
今までのように働けない。
これは辛いことです。
一家の所帯をはっているから無理して働いて余計に身体を壊す人。
就職もできない人。
家事ができない自分に悲しむ人。
働けないということは、多くの人にとって、生活と関わり、そして重いことです。
それに加えて、働かざるもの喰うべからずという世間の視線が追い討ちをかけます。
働けなくても生きて、幸せに暮らす権利は誰にもあるはずです。
ところが働いていないというだけで、非常に肩身の狭い思いをする。
そして、自分がいなければ家族がもっと楽なのにとか考えてしまう人もいます。
病気だけでしんどいのに、暮らしの負担がズンとのしかかります。
格差社会などというグロテスクな言葉が流行っていますが、多くの病気の人は「負け組」よばわり。
みんなが治療に専念して、そして生活基盤も失わないような世の中になればと思います。
でも、現実は、弱者切り捨てに走る一方です。
働けなくても人には幸せに生きる権利がある。
このことをみんな改めて認識してほしいと思います。
そもそも働くために、人間は生まれてきたのではないということを。
幸せに生きるために生まれてきたのだということを。
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