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わが国の肝硬変や肝がんの原因の7割以上がC型肝炎によるものであり、肝がんを撲滅するために健康診断でC型肝炎ウイルス(HCV)がチェックされています。
健康診断で行われるスクリーニング検査はHCVの抗体検査です。これで陽性と診断されても、必ずしも体内にウイルスがいるわけではありません。特に抗体価の低い人は、ウイルスがいなくて陽性反応が出る擬陽性のことも多いのです。
ですから、HCV抗体が陽性であれば、とにかく近所の医療機関を受診し、HCVそのものを測定する検査(HCV−RNA)を受けてください。これが陰性であれば、ウイルスはいないものと考えられますから、心配する必要はありません。
もし陽性であっても、AST(GOT)やALT(GPT)が基準値内(40IU/L以下)であれば、治療は必要としません。1年に3、4回、定期的に血液検査を受けるだけで十分です。
陽性であり、なおかつASTやALTが高い人はC型慢性肝炎ですから、肝臓専門医に治療の相談をしてください。現在では、インターフェロンとリバビリンの併用療法により、半分の症例でウイルスを排除することができます。
日刊ゲンダイより
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