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2006年04月06日 毎日ウイスキー水割りを4、5杯飲んでいます。アルコール性肝障害が心配なのですが。

 送別会で一杯、 花見で一杯、 新人の歓迎で一杯、と何かと飲む機会の多い季節です。肝臓を気にしながらも、口実をみつけては良い機会とばかりに飲んでしまっている人も多いのではないでしょうか。

 アルコール性肝障害は、通常エタノールとして平均75g/日以上のアルコールを飲む人に起きるとされています。これは、ウイスキーの水割りであればシングル6杯、ビールでは中びん3本、日本酒3合、焼酎2合に含まれるアルコール量に相当します。

 従って、4,5杯がシングルの水割りであればギリギリセーフの量ということになりますが、ダブルの濃い水割りであれば危険な量になります。1週間を平均して75g/日以下になるように、一日の量を減らしたり、飲まない日(休肝日)をつくるなど自分にあった方法で飲み方を工夫してください。

ちなみに、例えば缶ビール一杯とか、毎日の量が少ない人では、それ程休肝日にこだわる必要もありません。

 焼酎は沢山飲んでもすっきりしていることが多いために、焼酎は体に良い、健康に良いのではと、日本酒やワインから焼酎に変える人がいます。しかし、あくまでも蒸留酒はアルコール以外の不純物が少ないから悪酔いをしにくいというだけであって、肝臓への影響が少ないわけではありません。赤ワインのポリフェノールなど、むしろ、この不純物が健康を守る力がある場合もあるのです。

 アルコール依存症といわれる人も、最終的には、安い酒を大量に飲むためにと、焼酎やウオッカなどに行きつくことが多いのです。また、焼酎にすると飲酒量が増えるため、結果として健康への悪影響が出やすくなるという研究報告もあります。

 アルコール性肝障害のおきやすさは、あくまでも飲むアルコールの絶対量によるものであり、酒の種類とは関係ありません。

 どうしても飲みすぎてしまうという人であれば、高級な酒を味わいながらゆっくり飲むというのも、量をコントロールするための一つの方法です。まだ、味を楽しむことを知らない若い人でなければ、量にこだわらず、質にこだわって欲しいものです。


日刊ゲンダイより


アルコールと健康のあれこれは、私の監修している下記HPまで
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/guidebook/


投稿者 katos : 2006年04月06日 06:34
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