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医療者からの声
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・古泉秀夫
(薬剤師)

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  2007/06/24 『呼吸器外し』

 和歌山県立医科大附属紀北分院(和歌山県かつらぎ町)で、延命措置を中止する目的で80歳代の女性患者の人工呼吸器を外して死亡させたとして、県警が50歳代の男性医師を殺人容疑で和歌山地検に書類送検していたことが、22日分かった。

 患者は脳内出血で同分院に運ばれてきた女性患者。患者は緊急手術を受けたが、術後の経過が悪く、脳死状態になっていたため、家族が「可哀想なので呼吸器を外してほしい」と依頼。医師は2度に渡って断ったが、懇願されたため受け入れて人工呼吸器を外し、同28日に死亡したという。医師は3月1日に分院に報告、分院では射水市民病院での問題が発覚した直後の2006年3月末、和歌山県警妙寺署に届け出た。捜査段階の鑑定では、呼吸器を外さなくとも女性患者は2-3時間で死亡したと見られるが、県警は外したことで死期を早めたと判断、今年1月に書類送検した。

 紀北分院副院長は「呼吸器の取り外しについては医師個人の判断だった。医療現場の難しい問題なので、司法の判断を仰ぎたいと考えて県警へ届け出た」と話している。家族は被害届を出しておらず、「医師に感謝している」と話しているという。

投稿者 koizumih : 14:32 | コメント (0) | トラックバック (0)
  2007/06/10 『薬局・薬剤師への苦情-自費処方せん』

 H18.4.20.「自費の処方せんを調剤してもらえなかった」(患者の家族・電話)

 娘が薬局に自費扱いの処方せん(睡眠薬)を持って行ったところ、怪しまれ、調剤してもらえなかった(今回はたまたま普段とは別の薬局に持って行った。処方せんは自費扱いであるため、オリジナルの様式を使用していた。)。
 患者(娘)があきらめて帰ろうとしたところ、出入り口まで追いかけてきて、「処方せんのコピーを取らせてほしい」と求められた(コピーには応じた。また、薬局は疑義照会は行っていない。)。
 後日、私(母親)が当該薬局に電話し、「処方せんのコピーを返してほしい」と申し入れたところ、それには応じてくれたが、その際「あの処方せんじゃ普通は怪しいと思われても仕方ないです。調剤年月日の記載欄もないし」と言われた。
 単なる苦情というだけでなく、「今後の参考にしてくれれば」という気持ちから電話しました。
[事務局対応]御意見を伺うのみ。[薬事新報,No.2466:331(2007)]。

 睡眠薬や精神安定剤は、闇の世界で高く売れる。しかし、これらは何れも医師の処方せんが無いと手に入らないので、処方せんの改竄や偽造が行われる。まあ、背景としてはこういうことがあるため、前出のような話になるのであろうが、残念ながら基本的な対応の仕方は間違っているといわなければならない。

投稿者 koizumih : 20:48 | コメント (2) | トラックバック (0)
  2007/06/03 薬局・薬剤師への苦情-薬の入れ違い

 日本薬剤師会に寄せられた「平成18年度 薬局・薬剤師に対する苦情・意見について」なる記事が目についた。平成18年4月14日から平成19年1月25日に寄せられた内容の極々一部である。

H18.5.2.「薬を入れ間違えたのに対応が悪い」(患者・電話)

 1日3回のビタミン剤と1日1回の降圧剤(ノルバスク)を、薬袋に入れ間違えられた。ノルバスクの服用が1日3回なので、飲む前におかしいと気付き、薬局に連絡したが、対応が悪かった。対応した薬剤師はずっと無言だった。
[事務局対応]所属の県薬に連絡。

 薬袋に医師の指示した用法・用量を記載し、正確に薬を入れて患者に渡すまでが調剤で、上記の例は、正真正銘、明らかに調剤過誤である。服まないうちに患者が気付き、連絡をくれたということは、逆にいえば、事故を未然に防ぐことが出来たということで、感謝すべき事態で、薬剤師としては喜ばなければならない。このような事態に至れば、誠心誠意お詫びを申し上げるしか方法はない。にも関わらず何故この薬剤師は無言で対応したのであろうか。全く理解できない。沈黙していれば患者の苦情は通り過ぎてしまうと考えていたとすれば大間違いである。患者に実害があった場合、沈黙していたとしても何の解決にもならない。

投稿者 koizumih : 21:56 | コメント (2) | トラックバック (0)

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