日本薬剤師会に寄せられた「平成18年度 薬局・薬剤師に対する苦情・意見について」なる記事が目についた。平成18年4月14日から平成19年1月25日に寄せられた内容の極々一部である。
H18.5.2.「薬を入れ間違えたのに対応が悪い」(患者・電話)
1日3回のビタミン剤と1日1回の降圧剤(ノルバスク)を、薬袋に入れ間違えられた。ノルバスクの服用が1日3回なので、飲む前におかしいと気付き、薬局に連絡したが、対応が悪かった。対応した薬剤師はずっと無言だった。
[事務局対応]所属の県薬に連絡。
薬袋に医師の指示した用法・用量を記載し、正確に薬を入れて患者に渡すまでが調剤で、上記の例は、正真正銘、明らかに調剤過誤である。服まないうちに患者が気付き、連絡をくれたということは、逆にいえば、事故を未然に防ぐことが出来たということで、感謝すべき事態で、薬剤師としては喜ばなければならない。このような事態に至れば、誠心誠意お詫びを申し上げるしか方法はない。にも関わらず何故この薬剤師は無言で対応したのであろうか。全く理解できない。沈黙していれば患者の苦情は通り過ぎてしまうと考えていたとすれば大間違いである。患者に実害があった場合、沈黙していたとしても何の解決にもならない。
|