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いつも冗談ばっかりいっていて優良健康児の友人から真鍋かをり調のテキストが届きました
「なんかさ〜最近疲れると思ったらヘモグロビンが6でオイラ入院になっちゃったよ (゜▽゜)」
ええええええええええ!!Σ( ̄□ ̄;
慌てて返信を打つも返事なし。携帯にも自宅にも電話するも返事なし。ヘモグロビンの値は血液検査をして貧血の検査に使うもので通常は女性で12〜13はあるので彼女の場合は半分しかないいうことになります。私のような整形外科の範疇ではヘモグロビンの値を気にするのは特に術後。股関節のような大きな関節の置換術後でも通常の12〜13から6まで下がるには大量出血。6まで放っておいたらドクターはもう真っ青、患者さんは真っ白でシーツと見分けがつかないくらいになるはず。だいたい8ぐらいで輸血を開始しています。
私は現在staff homeという病院の敷地内にある医療関係者用の寮に仮住まい、周りには内科のコンサルタントもいます。友達がヘモグロビン6で入院になっちゃったんだけど、いつもすごい元気な子でさ、トライアスロンとかマラソンとかしてて、考えられないんだけどなんでかなあ〜とカジュアルにきいてみると
1、生理が重い heavy period
2、鉄欠乏 (食事、ベジタリアンとか)iron deficiency
3、胃腸からの出血
4、白血病
とずばっと答えが返ってきました。彼女、やせていて小柄でとても生理が重そうにはみえないし、ベジタリアンではないし、出血だったら気づくだろうし、、、えーもしや白血病かと。一度思い始めたらもう頭の中は最悪のシナリオ。悲しそうに泣いているベッドの彼女まで見えてきます。心配で心配で彼女の彼氏にまで電話をかけてしまいました。
そうやってやっと捕まった彼女、電話の向こうで笑い転げています。
「やだ〜また母親からこうるさい電話だと思って携帯オフにしてたんだよね〜ごめんごめん。え〜入院?自己退院してきちゃったよ、だって輸血するっていうんだもん。日本だったらまだいいにしてもこっちで輸血受けるのはねえ、ちょっと。いや〜マラソン仲間ではトレーニングし過ぎで貧血になること有名で最初っからこれは貧血だなあってわかってたんだよ。全然走れなくってさ。でも最初、GP(家庭医)にいって私貧血だから血液検査してくださあいって頼んだのに全然とりあってくれなくて困ったよ。疲れるのは妊娠しているせいでしょうって(ぎゃはは)。妊娠検査をして陰性なんでやっとしぶしぶ検査してくれて、そしたら次の日慌てて電話くれて、急いで病院にいってくださいって。病院でもトレーニングし過ぎで貧血って説明しても信じてもらえなくて、今度内視鏡とか血液内科受診とか。え。私?大丈夫大丈夫。おかげで4週間のoff-sick(病欠)もらえて、ガーデニングしてるよ〜。鉄分もとってるし。これで回復したら私早いよ〜」
いやはや。
スポーツドクターならきっと常識なのかもしれませんが、私も(GPもきっと)そこまで貧血になるとは知りませんでした。
そんなわけでほっとしてさきほどのコンサルタントに報告すると、一言。
「医者はすぐ最悪のシナリオを考えたがるからなあ」
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