無事1年間のODTS (Overseas Doctors Training Scheme) 研修が終わり、イギリス医師ライセンスであるGMC(General Medical Council)のFull registrationがもらえました(これまではLimited)。その後、言い訳ばかりのろのろとしていたせいでpaperの方が終わっていなかったので、それを終わらせたところでもあります。さて…。今後の身のフリを考えるのは考えなくてはいけないのですが、この機会にもう2度とできないかもしれないこと。長期の旅行。私にとっての未開の土地ーアフリカ大陸へ行く計画を今たてていますー日本に帰る前にね。
同僚のなかにはそういった長期の’休暇’は履歴書にマイナスになるんでは、と心配してくれる人もいて、お世話になった上司に相談してみました。私のこの上司は、一直線に’できるだけ早く’コンサルタントになったり教授になったり他のひとより何年か早く自分の目標にたどりついたとしても、そのあと25年コンサルタントの仕事をするのと30年コンサルタントの仕事をするのに大差はないじゃないかと。それより出来るときに寄り道しておきなさいと、のアドバイスをくれました。そうか。もう寄り道しっぱなしのようになってますが、いいことにしてしまおう。
Dalai Lamaの言葉、生きるための知恵の教えのなかで、こんな一説があるそうです。
Once a year, go somewhere you've never been before
一年に一回は、いままで行った事のないところへ行きなさい。
その理由は…、行ってみると分かる、のかもしれませんね。
アフリカは私にとってまだ足を踏み入れた事のない大陸です。東アフリカ(ケニヤ、タンザニア、ウガンダ)あたりを考えています。まず、やらなくてはいけないことはワクチン接種なんですよ。こちらではTravel Clinicが充実していて、旅行を決めたら旅行専門ナースに会いにいきます。そうすると、まず必要なワクチンの種類を列挙してくれるわけです。
私はA型肝炎、B型肝炎のほうがすべて有効期限内だったのでこの1ヶ月の間にうったワクチンは、黄熱、チフス、ジフテリアと破傷風とポリオ3週混合、狂犬病(3回シリーズ)で、黄熱のほうはきちんとワクチン接種証明書が発行され、アフリカの入国の際に求められる場合が多いのだそうです(写真)。

最近はワクチンの値段が個人負担になったようで、黄熱ワクチン7000円、3種混合とチフス3000円、狂犬病7000円が3回で21000円、と全部合わせると高額に。うーん。これでは若い学生さん等は只でもワクチン接種なんかに行きたがらないのに、ますます、足が遠のきそうで心配です。
次はマラリア対策。1週間に1回飲めばいいというメフロキン(lariam)をすすめられ、購入。はじめてなので副作用の幻覚や悪夢を見る人がいるということで1〜2週間のお試しコースを含めてという念のいれよう。一錠600円程度。日本では最近認可されたので、(ようやっと)購入できるようになったようです。
そして、緊急薬(写真)。

パラセタモール(パナドール)、イブプロフェン、ロペラミド(下痢止め)、抗生物質はCiprofloxacinをチョイスしました。これに下痢になったときの電解質を補給するパウダー(ポカリスエットの粉のようなもの?)とミネラルウオーターが購入できなかった時に使用する水消毒専用のイソジン液(クロールのような役割)ももっていきます。
夫の夢はケニヤのキリマンジャロ登山。ただあまりに観光地化されつつあるという現実もあり今回キリマンジャロに登るかどうかは分かりませんが、山へ出かける事は間違いなく登山用品も用意しなくてはいけません。特に暑さと寒さの気温差を考えると悩む。で、こんな感じ(写真)。

ロンドンのおおがかりなテロ未遂があったので、でかけるのも心配になるところですが、準備をすすめているところ。時間があってもお金がない現在の予算は全て込み(食事宿泊等)の50ドル/日/一人。いつか私もドクター典型のお金はあっても時間がないブルジョア旅行をする日がくるのでしょうか?
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