少なくとも6ヶ月以上にわたって痛みが持続していて、精密検査で痛みを説明できるような変化が明らかでない、またはあったとしてもその変化から予測されるよりも痛みが激しい「慢性痛」。
この「慢性痛」に対する特別な治療方法が模索されています
ブログの管理人さんellyさんがインタビュー記事をのせてらっしゃいますのでそこからの引用です
シドニー、St .Lenordにあるペインマネジメントセンターを訪ねました。
20年前までは「慢性痛」の患者に一番のトリートメントは安静だと思われてきたけれど、今は変わって来ているのだそうです
治療の中心は運動療法と患者教育。
目標は社会復帰。
多くの患者さんが長期に渡っての治療をしてきているせいで、「どうしたらいいのかわからない」という混乱した状態にあることが多く、痛みを完全に取り去る事が目標なのではなくて、どうすれば痛みをよくしてコントロールするかを学んでいくことで、痛くてできなかったことをまたやりはじめることができるようになることがゴール。
具体的にはオーストラリアの疼痛マネージメントセンターでは
10人がチームになってプログラムをこなしていく- 同じような症状のある他のひとと一緒に参加するという相乗効果も大事な治療の一環。ただ60歳以上の老人性の慢性痛もあるが、これはまたこれで別のアプローチということです。
運動療法と教育。
さらにellyさんは続けて書いていらっしゃいます 痛みに対する認知行動療法
「運動しなさいといわれてやったらそのあと余計に痛くなりました」と患者さんに言われるとドクター側も「それなら休みましょう」といわなくてはいけないような心理が働いて、お互いに混乱していくばかりです
不安になった患者さんはどうしたらいいのか分からず、痛みにおびえながらの毎日になってしまう。医療側は、この痛みは一時的なもので急に麻痺したり、それ以上痛みが進行したりはしない、ということをしっかり伝える事がなかなかできていなかったと思います。患者さんは最悪のケースを教える事、最悪のケースでどうなるという説明を受けないから、案外目に見えないものに怯えているのだそうですが、自分が患者だったらほんとうにそうだなあって思います。
この認知行動療法の詳しい内容は こちら
シドニーのこの病院ではこのプログラムは心療精神科医1人、フィジオセラピスト1人、特別にトレーニングされたナース1人。カウンセラー1人の4人を中心に組まれているとのこと。
日本でも腰痛やクビの痛みの「慢性痛」で長い間悩んでいる方が参加できるリハビリ中心のメニューができたらいいのにと思っています。
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